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ひかりごけさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 134

評価順1234567
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121.  犬神家の一族(1976)
金田一シリーズは、原作では『獄門島』が一番の傑作だと思うが、映画ではこちらにゆずる。何といっても池から突き出た「助清」の死体は、小学生がプールでギャグのネタにしたほど認知度が高かった。これが成功していなかったら、金田一耕介の名前はもっとマイナーなものになっていただろう(孫も誕生しなかったかも・・・(笑))。
7点(2002-03-24 02:39:56)
122.  アパートの鍵貸します
ワイルダーの映画には傑作が多いが、その中でも最高の一本。実際にアカデミー賞もとっている。同賞の「格式ばって娯楽性の乏しい大作に贈られる」というイメージは見事に吹き飛ぶ。白黒映画なんて・・・と敬遠する人には特におすすめ。現在のコメディが失ってしまった空気がここに生きている。
10点(2002-03-24 02:31:47)(良:1票)
123.  あなたが寝てる間に・・・
絶対に傑作ではない。しかしほんのりと心に残る。こういう映画もたまにはいいかもと思わせる。サンドラ・ブロックが最高に可愛いので余計にそう思う。
6点(2002-03-24 02:25:11)
124.  穴(1960)
ジャック・ベッケル監督の遺作で、脱獄ものの傑作。やや残念なのは、パッケージの文章が的はずれなこと。「新しく牢獄に加わった男、やつは信用できるのか?」というものだが、物語は9割以上そういう展開はしていない。最後の鏡のシーン(小道具の使い方がすばらしい)にはぎょっとさせられる。白黒、昔のフランス映画と地味な印象が強く、おそらくあまり多くの人が見てはないと思うが、お金をかけたハリウッドでは絶対でない面白さがこの映画にある。
9点(2002-03-24 02:21:08)
125.  007/黄金銃を持つ男
「スカラマンガの正体は誰も知らない。ただ奴には乳首が3つある」この脚本何で通ったのかなあ・・・
5点(2002-01-29 02:15:34)(笑:2票)
126.  シベリア超特急
交換殺人を「走る密室」列車の中でやってもしょうがない。「いや、彼はもう死んでいる」の一言で忘れ去られたロシア人将校。つっぱしる監督を誰も止められなかったという悲劇の超特急。巻末のNG集とタイトル・ソングも収録されたビデオ版は必見。
1点(2002-01-29 02:08:10)(笑:6票) (良:1票)
127.  地獄(1960)
天地茂が地獄で死んだ女房に会う。女房は子供を身ごもったまま母子ともに交通事故死していたのだ。女「赤ちゃんが生まれたのよ」天「そうか俺の子が・・・」女「あなた名前をつけて」天「え、・・・(考え込む)」女「ハルミってつけたの」(つけとるやんけ!)女「あ、たいへん」天「どうした」女「私一人じゃ育てられないから、ハルミをハスの葉に乗せて、三途の川へ流しちゃったの。あなたつかまえて」(何でやねん!)かくて天地青年は娘ハルミを追いかけて地獄の業火に焼かれ・・・
4点(2002-01-29 02:02:56)(笑:1票)
128.  ケープ・フィアー
この時期はサイコ・サスペンス全盛期で、たぶんその流れからリメイク企画がでたのだと想像する。が、そもそも直接的な「力」で攻撃してくるという点で、デニーロには容易に感情移入できる。つまりただの人間なのだ。そこに得体の知れない怖さはない。
5点(2002-01-29 01:56:40)
129.  サスペリアPART2
映画でやるべきではない、絶対に漫画でやったほうがはまるトリック。カタカタ人形を子供時代に見てたら、絶対トラウマになってたと思う。
7点(2002-01-29 01:48:16)
130.  ロープ
レオポルド&ローブ事件を題材に作られた作品。ヒッチコック作品の中でも代表作に挙げられることはほとんどないが、そもそも死体すら写らない一室の描写で緊張感を持続させるということ自体並大抵の技量でできることではなく、さすが「サスペンスの神様」と膝を叩く。個人的に最も好きなヒッチコック作品。(みんなの評価が割りに高くて安心しました)
10点(2002-01-29 01:43:19)
131.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
ロメロのゾンビ3部作のうち『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と『ゾンビ』は表裏一体の作品。前者は一軒屋に閉じ込められた主人公たちが、ゾンビから身を守りながら助けと夜明けを待つというものだったが・・・『ゾンビ』を見れば答がわかる。人間の集団はバラバラ、夜が明けても、世界のいたるところにゾンビがいる。『ナイト・・・』の主人公が抱いていた希望などどこにもありはしなかったのだ。本作の主人公は軍隊兵士で、弾薬もある、ゾンビの倒し方も熟知している、しかしふと疲れたときに、ガラス越しに見える生ける死者の群れに抱く絶望感、それが観客にダイレクトに伝わってくる。普段こういう映画を見ない人たちにも、この世紀末的な退廃感を感じてほしい。もちろん文句なしの満点。映画史上に残る大傑作です。
10点(2002-01-29 01:18:55)(良:1票)
132.  ハチ公物語(1987)
この映画は、史実を忠実に映像化したものではないようだ。(1)先生には子供がいなかった。(2)上野家には当初他の犬もいて、先生の生前見送りにいっていたのはハチだけではなかった。(3)ハチ公の銅像は彼の生前に作られ、彼も序幕式に出席した。などが本当のところらしい。これを削っている、変更している部分は物語の中でよく生きている。だから「泣けるのは史実の素晴らしさであって、映画の出来とは別」という意見は少し違うと思う。惜しむらくはハチの愛想のなさで、もう少し先生といる時嬉しそうであれば大傑作になったと思う。
7点(2002-01-29 01:02:13)(良:1票)
133.  バーニーズ/あぶない!?ウィークエンド
6年ほど前にビデオで見たが、かなりよい出来だったという記憶がある。要は死体を生きているように見せかけることから起こるドタバタコメディ。いかにもばれそうでばれない綱渡り的な描写が絶妙。ただ女とベッドをともにしたら絶対にばれるとは思うが・・・。2も作られているのでヒットはしたのだと思う。(ただしこっちは駄作。死体が主役だけに、鮮度がもたなかったようだ)
7点(2002-01-29 00:44:14)
134.  サンゲリア
この映画は『ゾンビ』(J・A・ロメロ監督)と見比べることをお勧めしたい。『サンゲリア』の原題は『ゾンビ2』というのだが、これはフルチ監督が『ゾンビ』に「インスパイア」を受け、本人の許可も得ずに勝手に作ってしまった続編なのである(ただしストーリー的なつながりはない。和歌でいう本歌取りに近い?)。本家より気合が入っているのはゾンビの造形で、腐った死体がよりリアルに作られており、そのぶん余計な残虐度が高い。本家が世紀末的退廃の趣を残しているのに対し、「ゾンビに襲われる!ひー!!」という監督の趣味の部分だけを肥大化させた『サンゲリア』は、そのぶんパワーに満ちた出色のゾンビ映画となっている。だからホラーとしての高級感は期待してはいけません。それは『ゾンビ』で味わいましょう。(ただ、ブードゥー教のゾンビってゴーレムみたいな「死体の召使」で、人は襲わないのだが・・・)
8点(2002-01-29 00:31:15)
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