1421. ライフ・イズ・ビューティフル
《ネタバレ》 本当に素晴らしくそして哀しい作品でした。もう、あの最後の戦車の登場シーンは、本当に今思い出しても感情のスイッチが入ってしまい、涙がこぼれてしまいます。こういうサプライズがあるから映画鑑賞はやめられません。 [映画館(字幕)] 10点(2006-04-27 21:49:44) |
1422. フォレスト・ガンプ/一期一会
《ネタバレ》 アメリカの戦後史をフォレスト・ガンプの人生を通じて描いていて、非常に興味深かったです。(だから、アメリカの戦後史の知識が無いと、多分面白さがあまりわからないと思います。) フォレスト・ガンプと幼馴染のジェニーの人生がアメリカの明と暗の歴史を対称的に表していて、その2つの人生が時折交差していくストーリーが非常に切ないです。おそらく、フォレスト・ガンプとはアメリカの理想を人間化したものなんだと思いました。そして、ジェニーこそが実際のアメリカの姿であって、フォレストに対し尊敬はするものの、ついていけず反発し、そして堕ちていく様は現在のアメリカに通じているような気がします。(まあ、そこまでアメリカの事を知ってはいないのですが。) [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-24 20:16:24)(良:2票) |
1423. ブラックホーク・ダウン
映像的には凄くリアルで迫力のある作品でした。しかし、戦場に赴いたアメリカの兵士達は何の為に戦い、何の為に死んでいったのか・・・・・。非常に考えさせられます。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-24 19:54:24) |
1424. スターダスト・メモリー
まさに、「81/2」のウディ・アレン版という感じの作品でしたね。随所にフェリーニっぽさが出てきて、それを見つけるのも面白い作品です。 「81/2」同様、非常に観念的な世界を美しい映像と美しい女性と共に描いている作品なのですが、それにウディ・アレン独特のユーモアが加わっています。(まあ途中で宇宙人との交流シーンも出てきますし・・・・) 『我々はみな神の映画館で上映されている映画の登場人物だ』というセリフが一番印象に残る作品でした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-23 17:34:15) |
1425. レオン(1994)
もう、ナタリー・ポートマンに尽きますね、この作品は。彼女の演技を見ているだけであっと言う間にエンディングまで行ってしまった感じですね。(もちろんジャン・レノも良かったですけど) 見終わった後、牛乳が飲みたくなったり(もちろん2パック買いました)、腹筋を始めたりしてしまいました・・・・・。軽くハマってしまったかも。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-23 17:32:39) |
1426. ピンポン
《ネタバレ》 松本大洋の原作の世界をそのまま映画に持ってきた感じでよかったです。しかし、中村獅童の存在感・インパクトは凄いですね。ストーリーは単純ですが、登場人物のキャラがいい味出しているのでとても楽しめました。 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-21 22:28:10) |
1427. GO(2001・行定勲監督作品)
《ネタバレ》 非常に爽やかな気分になりましたね。結構タブー的な扱いをされてる問題ですが、この作品で窪塚扮する主人公が叫ぶ言葉は非常に痛快です。「俺がそんな朝鮮人の魂なんか持ってたら20円で売ってやるよ おめえ買うか?」 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-21 22:21:42) |
1428. グッバイ、レーニン!
東ドイツ市民から見たドイツ統一を描いた作品で非常に面白かったです。時代が新しく生まれ変わる際に捨て去らなければならないもの(価値観等)への郷愁が母親の姿を通して描かれており、すこし切なくなりました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-18 12:55:08) |
1429. レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ
《ネタバレ》 学生の頃、今は無き五反田の川沿いにある小さな映画館で最初に見て以来繰り返し楽しんでいます。(ストーンズのライブ映画の2本立てでした。) とにかく、全てが格好いいです。(「ロックンロール」なんかはこちらのバージョンの方が好きです。)ダブル・ネックで「天国への階段」を奏でるジミー・ペイジにはしびれました。ZEP好きは必見の作品です。 [映画館(字幕)] 8点(2006-04-17 10:44:48)(良:1票) |
1430. トレインスポッティング
この作品はちょうどブリット・ポップ全盛時の作品で、まずはサントラから入った作品です。イギリスというと上品なイメージを持っていたのですが、この作品はその思い込みを一気に壊してくれました(笑)もう、最初のイギー・ポップの曲が流れた時点でこの作品の世界にはまってしまいました。 [映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 23:09:40) |
1431. キッズ・アー・オールライト ~ディレクター・カット完全版~
《ネタバレ》 ザ・フーを好きなものにとってこの作品はバイブルに近いものがあります。本当にこの作品を見ると、ライブの格好良さが光りますね。後は、キース・ムーンの変人ぶりがたまらなく哀しいです。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 23:05:30) |
1432. さらば青春の光
《ネタバレ》 本当に好きで好きでたまらないWHOの名作ロックオペラ「四重人格」の映画版です。私の青春時代に大きな影響を与えてくれました スティングが、プライベートは格好いいんだが、仕事はホテルのベルボーイという役柄で出ています。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 23:03:07) |
1433. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 病めるアメリカ社会を見せてくれる作品ですね。銃弾がスーパーに売っている社会って・・・。何かが狂っていると思うのは私だけでしょうか。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 22:59:22) |
1434. 華氏911
《ネタバレ》 我々が知っているようで実はあんまりわかっていない、アメリカ社会の現実を教えてくれる作品でした。まあ、ブッシュ批判に偏っているとは思いますが、そういう視点から今のアメリカを見ることがあまりない私にとっては非常に貴重な作品でした。もし、あの時ゴアが大統領になっていたらあのイラク戦争はあったんだろうか・・・・。 [映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 22:55:01) |
1435. 座頭市(2003)
《ネタバレ》 最初は軽い気持ちでみていたのですが、だんだんと美しい映像と躍動するリズムに惹かれてあっという間にラストシーンまで見きってしまいました。 物語自体は、勧善懲悪・仇討ちと時代劇の王道なので非常にわかりやすいのですが、結構、こちらの想像を裏切ってくれるので飽きませんし、面白いです。 [地上波(邦画)] 8点(2006-04-16 22:49:33) |
1436. スウィングガールズ
《ネタバレ》 ジャズに限らず音楽の力って凄いなとつくづく思いました。途中でスーパーの前で「Make Her Mine」(リーバイスのCMでおなじみの名曲です)を演奏するシーンや最後の音楽祭の演奏シーンなんかは本当に格好良かったですね。また、観たくなる映画でした。 [地上波(邦画)] 8点(2006-04-16 22:47:26) |
1437. 血と骨
《ネタバレ》 壮絶な作品です。主人公の金俊平は原作者である梁石日の父親がモデルということですが、ほんの数十年前に現実に実在していたと言うこと自体が信じられない位凄まじい世界です(おそらくノーカットでのテレビ放映は無理なんじゃないかと思います。)。その金俊平をビートたけしが熱演しています。(原作での金俊平は怪物的に描かれていますが、映画版の方が等身大の人間としてリアルな感じがします。) この作品については是非原作を読んでもらいたいです。正直、映画は時間的な制約があるせいか原作のダイジェスト的なものになっていますから、おそらく映画だけ見た人は暴力的なシーンばかりが印象に残ってストーリーは良くわからないままなんじゃないでしょうか。 あまり、万人にお勧めできる作品ではありませんが、戦前に海を渡って日本にやってきた一人の在日朝鮮人の壮絶な生きざまに惹きこまれてしまう不思議な魅力を持つ作品です(ただ、身内や周囲にいたら絶対に嫌な類の人間ですけど)。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-16 22:45:50) |
1438. スーパーサイズ・ミー
《ネタバレ》 最初は、アホなアメリカ人の映画かと思ってましたが、実際は体を張ってアメリカ人の食生活に対して警告を唱える、大変まじめな面白い作品でした。(まあ、1ヶ月もの間1日3食マクドナルドというのはアホといえばアホですが)しかしこういう作品をみていると、我々はアメリカについて知ったような気がしているだけで、実はあまりわかっていないと言う事を思い知らされますね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-16 22:44:26) |
1439. LIVE FOREVER リヴ・フォーエヴァー
《ネタバレ》 何というか、あのブリットポップのムーブメントにどっぷりハマっていたものにとって、あの時代がこういう過去の記録として描かれているのを見て個人的にはつい最近の話だと思っていただけに正直ショックでした。あと、この作品を見て、時代背景的には、英国の長年の保守党政権から労働党への政権交代期という変化の時代に起こったムーブメントだったというのは良くわかりました。また、ああいう熱いムーブメントが起きて欲しいなと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-16 22:42:40) |
1440. ウェルカム・トゥ・サラエボ
《ネタバレ》 この映画は、ボスニア紛争時のサラエボで実際にあった話をもとにした作品です。あらすじだけ見ると、感動的な作品のようにも思えますが、実際はそうではありません。正直、後味はあまり良くありませんでした。流れてくる映像は、凄惨なものが多く目を背けたくなります。ただ、「戦争とはどういうものであるのか?」ということを考えるとき、これらの凄惨な状況をしっかりと見ておくべきだと思います。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-16 22:40:56) |