1441. 蛇にピアス
《ネタバレ》 吉高由里子の魅力で何とか最後まで見通せましたが、正直、自分と全く価値観の違う人たちが子供のように欲望の赴くに行動する様を延々と見せ付けられるのは苦痛でした。 [DVD(邦画)] 4点(2011-11-19 12:31:23) |
1442. 日本沈没(2006)
《ネタバレ》 「アルマゲドン」や「インディペンデンス・デイ」を思わせるような、ハリウッド映画のような作風だったのがやや意外でした。なんと言うか、全体を通して良く言えば分かりやすい、悪く言えば薄っぺらい作りで、大スクリーンでCGの迫力を楽しむには丁度良いのでしょうが、テレビやDVDで観るにはやや物足りない出来ですね。 まあ、最後に政治家が個人を英雄として称えるような演説をするのには、とても違和感を感じましたね。 [地上波(邦画)] 4点(2011-07-29 22:35:09) |
1443. 音符と昆布
《ネタバレ》 まあ、池脇千鶴のキャラで勝負の作品という感じで、キャストの魅力で最後まで見ることができましたけど、内容的には底が浅すぎて面白くなかったですね。とりあえず、ハンデキャップ背負った人間を幻想的というか風変わりに描きゃ深みがでると思ったら大間違いだといいたいですね。 ちょっとPVみたいだなと思ったら、映画と音楽の融合を目指す映画ということで納得しました。 [地上波(邦画)] 4点(2010-08-13 00:10:08) |
1444. 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌
《ネタバレ》 何というか、後の「学校」シリーズの原点とも言える作品ですね。その分、ギャグは控えめで「男はつらいよ」シリーズとしては正直物足りませんでした。 ストーリーも身勝手な寅さんが身勝手な若い娘に振り回される展開でイマイチでしたし・・・・。 [ビデオ(邦画)] 4点(2010-01-04 12:23:45) |
1445. パール・ハーバー
《ネタバレ》 日本が完全に悪役として描かれているので、観ていて気分は良くなかったですね。まあ、戦闘シーンは迫力があったとは思いますけど。 ただ日本人としてのバイアスを除いたとしても、この映画の物語の核となる主人公たちが繰り広げる三角関係に全く感情移入ができませんでした。どうみても身勝手でドロドロなのに、なんかあっさりとしたタッチで美しくまとめているのがどうなんだという感じです(まあ、真珠湾攻撃でそれどころではなかったということなのかも知れませんが)。戦闘シーンと恋愛シーンのアンバランスさが気になりましたね。 しかし、戦艦アリゾナが今もまだ1000人以上の遺体とともに真珠湾に沈んだままになっているんですね・・・・ [地上波(吹替)] 4点(2009-11-11 23:16:45) |
1446. プライベートレッスン 青い体験
《ネタバレ》 つうか、何でそんなに深く重く思いつめるんだ・・・・なんて感じてしまうのはオッサンになった証拠なのですかね・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2009-09-26 00:09:56) |
1447. ニンジャ・チアリーダー
《ネタバレ》 いかにもアメリカっぽい愛すべき馬鹿映画(ほめ言葉です)ですね。点数は4点ですけど。 まあ、全体的に安っぽいし、ストーリーも薄っぺらだし、シーンの転換時になぜかチアリーディングやポールダンスがしつこく挿入されていて意味不明だし、日本文化の描き方もいい加減だし・・・・と突っ込みどころが多すぎて、逆に楽しく時間を過ごすことが出来る映画でした。何か、続編がありそうな展開でしたが、もし製作されたならば観てみたいですね。 それにしてもニンジャ強すぎ(笑) [インターネット(字幕)] 4点(2009-09-12 00:03:00) |
1448. だいじょうぶマイフレンド
《ネタバレ》 ジュリエット・ビノシュのような 広田玲央名と、スーパージルバ(80年代ニューウェーブ!)は良かったですね。 ちょっと頭でっかちな若手文化人が、お金をたくさん使って、有名な俳優や音楽家なんかをいっぱい呼んで、盛大にスクリーンに自分の書きたいようにいっぱいお絵かきをした。そんな感じの映画です。 ある意味、凄く贅沢な映画ですね。当時お金を払って観ていたら確実に後悔してたでしょうけど、今ネタとして、そして80年代文化の検証資料として見ると結構楽しく観ることができました。 [DVD(邦画)] 4点(2009-08-27 18:19:18) |
1449. プラトニック・ゲーム
《ネタバレ》 「難しい年頃」と「難しいテーマ」が融合してよくわからない青春映画になっています。 何というか、回想(妄想?)と現実が行き来する様はまるでフェリーニの『81/2』のようでした。 ラストもなんか後味が悪いですね。「これが現実だ!」というものを見せたいのでしょうか・・・・ [ビデオ(字幕)] 4点(2009-03-23 18:21:09) |
1450. 青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~
《ネタバレ》 まあ、ラブコメ全開の前半は結構楽しく観ることができましたけど、後半の突然の悲劇~お涙頂戴という韓流映画お得意の展開にはちょっとうんざりしてしまいました。まあ主演の2人が非常に息が合ったコンビだというのはわかりましたが・・・・。 [地上波(字幕)] 4点(2009-02-12 19:15:41) |
1451. 地下鉄(メトロ)に乗って
《ネタバレ》 昭和の風景は非常にノスタルジーを感じさせますし、出演者の演技も中々良かったのですが、設定やストーリー展開に粗が目立ち、もう少し丁寧に作り上げても良かったのかなと思いますね・・・・。 まあ、それでも途中まではおかしな点を突っ込みながらもまあまあ観れたのですが、「階段落ち」シーンの前後当たりで全てが台無しになりましたね。まあ、あの展開はいくら作り話とはいえ酷すぎます。唖然としてしまいました。自分の父親やそれぞれの愛人に余計な苦しみを与えておいて、自分は不倫が無かったことになり後ろめたさが消え、父親を許せる気持ちにもなりました目出度し目出度しではね・・・・・・。 [地上波(邦画)] 4点(2008-07-29 17:31:05) |
1452. ヒョンジェ
《ネタバレ》 まあ設定は悪くないし興味深いものではありました。ただ「差別があったから」「酷い目にあったから」と言ってシージャックを起こした人物に同情的な視線を投げかけるのはいかがなものでしょうか・・・・。「確かに世間は悪い、ただ、世間が悪いといって悪いことをする奴が一番悪い」という「野良犬」(黒澤明監督)での三船敏郎のセリフを捧げたいですね。 [DVD(邦画)] 4点(2008-06-28 23:40:36) |
1453. 夜のいそぎんちゃく
《ネタバレ》 渥美マリの立ち位置が今ひとつよくわからなかったです・・・・。妹の身代わりになったエピソードもそんなに重要ではないような感じでしたし。まあ、難しい理屈とかをごちゃごちゃ考えて自分を縛り付けたりしないで、己の欲望は欲望として受け入れ人生楽しもうぜ!ということなんでしょうかね。 [地上波(字幕)] 4点(2008-04-17 19:46:26) |
1454. 太陽の墓場
《ネタバレ》 物語の設定は非常に面白そうだったんですが、やや期待外れでした。全体的に古さを感じてしまい、ちょっと作品の世界に入り込めなかったです。 あと、一部出演者の下手な関西弁が非常に気になってしまい、ちょっと醒めてしまった部分もあります。(どうでもいいような話ですけど、結構気になるんですよね。) [DVD(邦画)] 4点(2007-03-26 12:57:28) |
1455. 歌姫カルメーラ
《ネタバレ》 旅芸人一座の悲劇を通してスペイン内戦の悲惨さを描いています。 コメディ調のストーリー展開が逆にラストの哀しさを増幅させているような気がしました。 しかし、あの最後に出てくる寸劇というかコントのレベルの低さは、ファシストというものを揶揄しているんですかね?(まあ、捕虜を侮辱するという意味なんでしょうが、それにしても酷すぎでした。) 解説等を見ると、旅芸人一座がファシストに抵抗したかのような印象を受けますが、あまりそういう感じでも無かったですね(結構取り入ってたりしてるし。葛藤はあったのでしょうが・・・・・)。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-02-02 16:12:44) |
1456. 殺しの烙印
暗く重い雰囲気の中、独特な流れで物語が進んでいきますが、正直言って付いていけませんでした。何というか、アクションものを期待した人は戸惑うんじゃないでしょうかね? [DVD(邦画)] 4点(2006-09-24 20:39:22) |
1457. 自由な女神たち(1997)
正直、あまり興味の持てる内容では無かったですね。ただ、アメリカにポーランド系の人が結構いるんだなと言うことはわかりました。(ただ主な出演者はポーランド系じゃないみたいですが・・・・)。最後のオチもちょっと強引だったような・・・・。 しかし、ポーランド人はあんなにピクルス好きなんですかね? [DVD(吹替)] 4点(2006-09-03 15:54:15) |
1458. if もしも....
《ネタバレ》 何というか、テロリストに憧れた学生の妄想を現実化したような映画でした。厳格な伝統校で銃を乱射するというラストは衝撃的でした。(コロンバインの事件を思い出してしまいました。)ただ、ラストに至るまでのほとんどが男子校の寄宿舎での話ばっかりだったので、正直むさ苦しかったですね。 しかし、映画の中での「if」が、革命思想無しで現実に起こっている今の状況は良く考えると恐ろしいですね・・・・・・。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-07-22 21:51:32) |
1459. 六月の蛇
モノクロ画面、降り続く雨、熱演する黒沢あすかと雰囲気は良かったです。しかし、出てくる男達が神足裕司にしても塚本晋也にしても余りにも生々しくて、まるでこの作品を見ている自分の姿を映し出されているような感覚に襲われ、非常に嫌悪感を感じてしまいました。 [DVD(邦画)] 4点(2006-06-30 12:56:42) |
1460. 斜陽
《ネタバレ》 この映画は「斜陽」というタイトルはついていますが「斜陽」ではありません。やはり、「斜陽」の設定を現代に持ってくるのは無理があります。この物語は、敗戦や貴族制度の廃止等当時の時代が抱えていた喪失感があってこそ光るものであると実感しました。 敗戦により失われていくかつての日本、貴族制度の象徴が直治であり、連合国の占領下で喪失感や絶望感が漂う中、新たな道を進んでいこうと立ち上がっていく日本人の象徴がかず子であるわけですから・・・・・。 [DVD(邦画)] 3点(2010-05-13 00:20:26) |