1521. ブラックブック
戦争映画ではあるけど、サスペンスとしての構成がよく出来ていた。 死なないことがわかっている2人の女性が真逆の処世術を披露するのが滑稽で実に面白かった。 ラストは後味の悪い感じになるのかなと嫌な予感がしたんだけど、なんだか味のあるいい殺し方だったので清々しかった。 まあ、殺された方にしてみれば、あれ以上の苦しみは無いのかも知れないけど、それだけのことをしたんだから仕方ないよね。 あと、おっぱいが綺麗だった。 [DVD(吹替)] 8点(2008-05-07 18:29:52) |
1522. レミーのおいしいレストラン
意外に面白かった。 ストーリーとしては在り来たりで新鮮味はなかったけど、素材が良かった。 料理に注がれる想像力が映像を通して感じられて説得力があった。 機会があったら、僕もラタトゥーユを食べてみたいと思う。 [DVD(吹替)] 7点(2008-05-07 15:31:22) |
1523. ネバーランド
まさにファンタジーといった感じの作品。 現実と空想の境目が曖昧な演出に好感が持てた。 舞台の開演にワクワクさせられつつ、お母さんの容態も心配でハラハラ。 欲を言えば、もう少し舞台のシーンを多く織り交ぜて欲しかった。 というか、この舞台を是非見てみたいです。 当時の舞台装置のままでね。 [DVD(吹替)] 8点(2008-05-03 13:53:26)(良:1票) |
1524. ザ・シンプソンズ MOVIE
映画版だから特別おもしろいかと言うと、そういうわけでもない感じ。 普段のテレビシリーズと似たようなことを時間掛けてやっているだけかも。 寧ろ尺の長さが仇となって、終盤はちょっと飽きてきた。 やっぱりテレビサイズの方がテンポよくて気持ちいいね。 わざわざお金を払って見るほどの作品ではないのかも知れない。 [DVD(吹替)] 5点(2008-05-02 10:39:19) |
1525. トランスフォーマー
映像は派手だけど、内容的にはつまらない。 コンボイの登場でちょっと面白くなりそうな雰囲気はあったけど、ごちゃごちゃした戦闘シーンが続くだけの終盤に飽き飽きしました。 [DVD(吹替)] 4点(2008-05-01 19:32:50) |
1526. バーバー吉野
この作品のどこがコメディなのかよくわからない。 滑稽な髪型をしているからコメディなのだろうか? 物語としても着地点が見えてこない印象で、結局何が言いたかったのかはっきりしない。 [DVD(邦画)] 4点(2008-04-26 20:27:36) |
1527. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 かなり面白い。 それだけに期待が膨らんでしまうのだけど、ラストは意外と平凡でちょっとがっかり。 あそこから歴史は変えられない顛末にきっちり持って行けたら名作だったと思う。 歴史が変わってしまった時点でなんでもありになってしまった。 [DVD(吹替)] 7点(2008-04-23 11:19:08)(良:2票) |
1528. クワイエットルームにようこそ
小ネタがいちいち面白いのはいいとして、作品全体のテーマもかなり興味深かった。 僕にもこの物語の主人公と同じような彼女が居た。 お笑いで気を紛らわしたり、夜眠れないと言って薬を服用していたのも一緒だし、死にたいとも漏らしていた。 今から思えば、彼女は僕に救いを求めていたのかも知れないけど、僕は彼女をその暗闇から救い出すことができなかった。 この物語のラストシーンに彼女の笑顔を重ね合わせて、僕は彼女が今もどこかで生きていてくれたらいいなと思った。 [DVD(邦画)] 9点(2008-04-21 10:55:13) |
1529. クローズド・ノート
そんなに悪くはないのだけど、もっと面白くなりそうな予感があっただけにちょっとがっかり。 最後の絵が凄く良くて、そのタイトル通りの温かな雰囲気に感動すらした。 でも、その絵に対するエリカ様の言葉が僕には意味不明でした。 結構似てるから私にしとけってことなんでしょうかね。 [DVD(邦画)] 6点(2008-04-19 11:10:29) |
1530. ウェイトレス おいしい人生のつくりかた
パイを食べたくなった。 [DVD(吹替)] 7点(2008-04-18 12:07:03) |
1531. 自虐の詩
単なるコメディかと思って見てたら、意外にもいい話で泣けてきた。 中谷美紀は流石の貫禄で素晴らしかったけど、中学時代を演じた岡珠希も味があって良かった。 コメディ抜きにして、人情話だけで構成してくれたら、もっと良かったような気もする。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-13 05:24:00)(良:1票) |
1532. ある愛の詩(1970)
白血病で死にますから泣いてくださいね。。。みたいなベタなストーリーには食傷気味で、この作品もなんだか退屈だなぁって思って見てたんですけど、いざその時が近づいてくると流石に泣いてしまいました。 ラストはなんだかあっさりで拍子抜けでしたけど、いい音楽といい台詞が印象的ないい作品でした。 邦題のセンスもいいですね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-06 17:15:40)(良:1票) |
1533. 英語完全征服
ヒロインが愛らしいし、そこそこ笑えるシーンもあったので結構楽しめた。 終盤は強引な感じでラブストーリーに持ち込んでたけど、最後までコメディで押し通して貰った方が好みだったかも知れない。 取って付けたような感動話にちょっと白けてしまった。 [地上波(吹替)] 6点(2008-04-06 00:13:07) |
1534. 春の日のクマは好きですか?
テレビの深夜放送で、しかも、録画もしていなかったので改めて見直すことも出来ないのだけど、僕は序盤に何か重大な見落としをしてしまっていたかも知れない。 ヒロインの女の子が本のメッセージを自分宛と思い込む根拠がいまいちよく理解できないままに何となく見ていたのだけど、それでもなんだかこの作品世界にのめり込んでしまった。 寧ろその根拠が曖昧だったからこそ、このファンタジーな世界観にすんなり溶け込めたのかも知れないのだけど…。 とりあえず序盤はコミカルな展開が楽しい。 ヒロインの愛らしさも手伝って、僕はどんどん彼女のことが好きになっていく。 そして、終盤はなんだか現実的な話にシフトしてきて、どんどん切なくなる。 ちょっと泣きそうにもなったけど、ラストは温かい感じの締め括りで良かったと思う。 The andの方ももう少し尺を使って描いてくれても良かったような気もするけどね。 [地上波(字幕)] 8点(2008-04-04 04:20:02) |
1535. シティ・オブ・ゴッド
子供が人を殺したり、子供が殺されたり、非常に残酷で気分のいい作品ではない。 それでも、主人公のいい人振りがその辺りのダークさをマイルドにしていると思う。 兄を殺されたり、彼女を取られたり、本当に不遇な主人公ではあるけど、何故かそこに深刻さはない。 たぶん周りがもっと酷い状況なので、主人公の不幸が不幸では無くなるんだろうな。 日本のような恵まれた国で生活していると、些細なことで落ち込んだりすることもあるけど、神の街に比べればマシと思えば、明るく生きていけそうな気がする。 [DVD(吹替)] 7点(2008-03-28 15:49:05) |
1536. シービスケット
ただの勝ち負けだけじゃなく、様々な人間ドラマが織り込まれていて、非常に感動的な作品に仕上がっていると思う。 映像も迫力があり、見応えがあった。 実話ということもあり、結末はわかっているんだけど、なんだかハラハラさせられました。 [DVD(吹替)] 8点(2008-03-26 22:26:47) |
1537. 幸せになるための恋の手紙
映画の内容に関しては、そこそこ感動的で悪くはないけど、邦題が明らかに詐欺。 この邦題だと誰がどう見てもラブストーリーを想像すると思うけど、実際の内容はトンガの孤島でキリスト教の布教に尽力する青年が体験した人間ドラマとなっている。 しかも、DVDのパッケージのど真ん中にでかでかと居座るアン・ハサウェイは主演でもなんでもない。 登場するのは最初と最後のほんのちょっとだけなので、アン・ハサウェイを目当てに観賞した人はがっかりだと思う。 [DVD(吹替)] 6点(2008-03-13 18:13:09) |
1538. すんドめ
映画の出来栄えとしては、最低の部類。 たぶん基本はコメディだと思うのだけど、全体的に笑えない。 感動的なラブストーリーというようなものでもないし、単なるエロ映画という感じでしょうか。 しかも、そのエロ部分も映画ならではの官能的なエロではなくて、下着を見せたり、放尿したり、視覚的なエロシーンがあるというだけのもの。 もう少し心理的なエロを追求するような方向性にした方が良かったんじゃないだろうか。 まあ、ヒロインが堀北真希や夏帆だったなら、視覚的なエロシーンだけでも満点付けますけどね。 あと、どうでもいいことだけど、巨乳がブームという位置付けにされているのは斬新で良かった。 しかも、過去形にされてしまってるのがなんだか妙に納得。 確かに大きいだけのおっぱいの時代は過ぎ去ってるような気がします。 [DVD(邦画)] 3点(2008-03-13 17:58:04) |
1539. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
期待していなかったけど、意外に面白かった。 登場キャラが個性豊かで、動きに違和感もないし、最近のCG技術の高さに感心した。 戦争シーンも迫力があって良かったと思う。 特に動物が大活躍するのがいい。 でも、小さな子供に刃物を持たせるのはどうかと思う。 まあ、あんまり血生臭い映像にはなってなかったから、許せる範囲ではあるけどね。 第1章ということだったから中途半端に終わるのかと思っていたら、きちんと完結していたので、ちょっと驚いた。 第2章にどう続くのかよくわからないけど、楽しみではある。 あと、どうでもいいことだけど、薬は傷口に使うものだと思っていたので、飲み薬だったことに驚愕した。 それから、エンディングテロップの長さにも驚愕した。 [DVD(吹替)] 7点(2008-03-07 16:00:12) |
1540. 歌謡曲だよ、人生は
オムニバス作品ということなので、一応それぞれのレビューを・・・。 まず最初にオープニングがあるんだけど、とりあえず意味不明。 僕はここで何度も停止ボタンに手が伸びたけど、まだ本編も始まってないのに見るのを止めたら完全な敗北だと思ったので、なんとか頑張って本編に突入しました。 というわけで、第一話『僕は泣いちっち』はつまんない。0点。 第二話『これが青春だ』もつまんない。でも、第一話と比べると少し許せるつまんなさだったように感じる。2点。 第三話『小指の想い出』も基本的につまんなくて、特にオチがつまんないんだけど、ここまでの漠然としたよくわからないつまらなさに比べると明確に意味のあるつまらなさという新境地を切り開いたような気がする。3点。 第四話『ラブユー東京』はつまんないだけじゃなくて、気持ち悪い。-1点。 第五話『女のみち』は惜しい。面白くなる要素はあったものの成功はしていない。2点。 第六話『ざんげの値打ちもない』は映像的にはちゃんと作られていて、まともな映像作品の様相を呈しつつ、やっぱりつまんない。2点。 第七話『いとしのマックス』は面白い。既に感覚が麻痺してしまってるのかも知れないけど、かなり面白く感じた。ここまでの作品がつまらなすぎたので、この馬鹿馬鹿しさが妙に嵌った。特にオブ・ジョイトイが最高。8点。 第八話『乙女のワルツ』は高橋真唯が可愛い。内容的にはどうかと思うけど、高橋真唯を鑑賞するという意味では損はしてないと思います。6点。 第九話『逢いたくて逢いたくて』は短編という制約の中できちんと起承転結があって、よく出来た作品だと思う。テーマである曲の使い方も素晴らしかった。8点。 第十話『みんな夢の中』はいい役者を揃えた割にはつまんない。2点。 エンディングは瀬戸朝香の無駄遣い。 というわけで、あまりのつまらなさに精神的な限界を感じつつも、僕としては頑張って見続けて良かったと思いました。 たぶん最初につまんない作品を並べておいて、後半の面白い作品とのギャップを楽しむという構成だと思うので、早送りとかせずに頑張って耐えることをオススメしたいと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2008-03-04 14:49:44) |