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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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1541.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
一寸先も見えない位真っ黒黒、強烈にブラックな喜劇。今日の核拡散の情勢を鑑みれば洒落にならないんだけど、次々繰り広げられる馬鹿者どもの狂気乱舞に笑わずにいられない。米国大統領に将軍、少佐に英国将校、元ナチ御用達博士とソ連大使。みんなのキャラ立ちが半端ない。うち三名を一人の役者が演っているなんて、神がかり的な人間離れした技に圧倒されるばかり。個人的に好きなのは、同士討ちになっちゃってる基地内部のやりとり。純血主義のリッパー将軍と、それをなだめすかすのに必死な英国将校。あろうことか公衆電話で小銭を調達しながら大統領に電話しなきゃならないシチュエーションの馬鹿らしさ。そこへ自販機会社に訴えられる、と主張する大佐。あーここにも馬鹿が~。さらにペンタゴンの地下では政府高官がずらりと顔を並べる中、いかにもソ連人な面構えの大使が盗撮(!)なんかして将軍と取っ組み合い。あと数分で核が落ちるんですよ?あっ、やっとつながったソ連首相、酔ってるってさ。極めつけの狂気はストレンジ・ラブ(なんて名前だ)博士、キワモノ中のキワモノ。この怪演に水を打ったように静まり返る作戦室。博士によって提示される地中の新世界構想。これがまた酒池肉林的な側面があってアヤシイことこの上ないんだけど、事ここに及んでも共産主義社会との格差を心配して声を張る馬鹿将軍。ここまでくると「もうお前ら死んでしまえっ」という気持ちになるわけで、果たしてソ連大使もそう思ったか人類滅亡スイッチをONする始末。キノコ雲にのせて「また逢いましょう」の調べが美しすぎる。なんという逆説。たらたらとあらすじ書きになってしまったけど、「こんな馬鹿みたいなことで絶滅なんてヤだろ?」とキューブリックの声を確かに聞いたような気がする私はこの映画を愛してやまないのです。
[DVD(字幕)] 10点(2013-02-14 01:15:25)(良:1票)
1542.  ビートルジュース
ティム・バートン入門編とでも言いましょうか、異界の者たちとこっち側の人間がウィノナを橋渡しにちょっとずつ交わってゆく奇妙奇天烈なファンタジー。暗くて陰気な佇まいの似合うウィノナ・ライダーと、対照的にカントリー調な野暮ワンピースの若いジーナ・デイビス。もうけっこう前になってしまった若々しい二人を見てるだけでも懐かしく楽しい。生と死をぽんぽんと軽く飛び越える、バートン流のダークなフットワークの良さに驚いたり感心したり。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-14 00:23:11)
1543.  イヴの総て 《ネタバレ》 
タイトルからは想像もつかないえげつないお話でした。対人関係を苦手とする人が観たら一発で人間不信になりそうな。アン・バクスター健闘してますけど、やっぱりここはベティ・デイビスの老練(は言い過ぎか)な演技に見惚れましょう。“老い”に恐怖する大女優の哀しさ、ほぼ演技ではないのかもしれない。夜中にかかってきた恋人からの電話、段取りをイヴがしていたと知った、その時の微妙な表情。心がざわざわと波立っているのが手にとるようだった。イヴの性根への疑念と、若い子が恋人の前に現れる焦燥感と。みっともないほどに乱れる往年の大女優の様を堂々演じたB・デイビス、言葉もないほどにあっぱれ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-14 00:08:16)
1544.  プロヴァンス物語/マルセルの夏
なんて輝かしく眩しい少年の夏休みであることか。荒地を楽園のごとく満喫する少年の心がわくわくと弾けている。父を尊敬し続けたい思いと、その父の黄金の獲物。少年の誇らしさではちきれそうな描写が微笑ましい。秘密を分かち合う親友リリィと“15歳の少女のよう”と表現される美しい母、調子の良い叔父さん、とマルセルの周囲をとりまく良き人たち。マルセル、キミは幸せだなあ。その幸せが嫌味なく伝わるのがこの映画の素敵なところ。緑色でさわやかな幸せをありがとう。ついでながら教職をつとめるマルセル父の板書の文字がレタリングの見本のようで素晴らしく美しいのです。この時代では当然の素養なのでしょうか。
[ビデオ(字幕)] 8点(2013-02-13 18:04:40)
1545.  マッドマックス2 《ネタバレ》 
私にとってマッドマックスといえばこっち。2です2。前作も良かったけれど、吹っ切れたような有無を言わさぬ押しの強さが格段にパワーアップ。最終戦争後の世界を造形したこのセンスはもうピカ一。一体どこをどう間違って凶悪パンク暴走族が跋扈する世界になっちまったのか。あまりのパワー押しにこんな疑問も一切挟む余地がない。終末はモヒカンなんだ。そうなんだ。・・そして当時脂の乗りきったメル・ギブソンのかっこいいこと。顔が細い!身体締まってる!この“語らず”な男がでかいトレーラーのでかいハンドルを片腕でぐいぐい操縦するんだもの。当時キレイ系好きの女子にもウケが良かったのが印象深い。荒野の一本道を疾走するマシン群と赤く染める夕陽。砂埃を巻き上げながら突き進む姿は美しい野獣にも見える。広大な大地を活かしきったロケと、美的センスあふれる(?)世界観と単純明快逃げ切れ型ストーリー。傑作ですわー。
[ビデオ(字幕)] 9点(2013-02-06 18:21:59)(良:1票)
1546.  シャレード(1963)
サスペンスといってもちょっと軽いタッチをねらったんでしょうな。命狙われてるわりにオードリーけっこう呑気だもん。J・コバーンのマッチ攻めなんてあいつ結構キレててそうとう怖いと思うんだけど。んーそれにオードリー何故にC・グラントにそんなにもご執心?今作でも相手はぐっと年上、父親に見えちゃう。等々、いまいち気持ちが乗れなかったのでした。オードリーのコメディエンヌぶりがなかなか冴えてる葬儀の場面はくすっと笑えましたが。
[ビデオ(字幕)] 6点(2013-02-06 17:51:30)
1547.  ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
まず出てきた率直な感想はといえば、「スウェーデン、変態多すぎ・・」。生理的嫌悪感を起こさせる露骨なシーンがけっこう多いし。北欧の雪景色の清冽さの浄化効果で作品が安っぽいグロに堕ちるのを防いでいるけど。ひとつひとつ謎を検証してゆくプロセスが、丁寧で観ていて分かりやすい。足で追うアナログパターンは昔の探偵物のわくわく感あり。スウェーデンにもナチの影響がこんなにあったんだ、などと北欧についての浅学さを思い知りながら真相にたどり着いてみれば出るわ出るわ変態犯罪者の山。いやはやスウェーデンで女が生きるのってなんかすんごい大変なことのように感じたりして。気のせいだといいんだけど。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-05 01:05:14)(良:1票)
1548.  灰とダイヤモンド 《ネタバレ》 
ああ、「地下水道」を生き延びた者たちの運命がこんなだなんて。終戦したというのに,今やかつての同胞に銃を向けているなんて。かつてはワルシャワ蜂起の使命感で燃えていたのが、これではただの殺人者。誤って殺した工員の、遺族の悲嘆の声に追われてもなお新しい人生に歩みだすのには勇気が必要で、その勇気にたりなくて結果ゴミが舞う中で絶命するマチェク。ダイヤモンドになれずに、無数の同胞たちと同じに灰となって散った彼。シーツが翻る、白い幕の中を縫うように逃げるシーンは、ダイヤの輝きはなくとも閃光のような一撃でもって強烈に脳に焼きついた。大国に引きずり回され、傷だらけになったポーランドと、かの国で人生を散らした苦い無数の青春。「地下水道」のような、重低音で迫り来るような迫力は無いけれど、ノルヴィトの美しい詩の印象もあって静かで哀しい、この映画はワイダ監督によるたくさんの同胞へのレクイエム。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-05 00:25:49)
1549.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 
友だち作りのためのツールを構築した本人が、そのために友人を失ってる。なんたる皮肉。だってねー、マーク駄目だもんこの人。劣等感が強くてでも頭の良いプライドばかり高くてそりゃー彼女にもふられるわ。裁判沙汰にまでなっちゃう、その原告側の二人がこれまたマークの劣等感をびしびし突いてきたであろうイケメンのクラブ会員でおまけに元彼女が憧れてたボート部だ。ああ言えばこう言う式にへらず口をたたいていたマークだけど、素直に言ってしまえば「こいつら大嫌い」ってことでしょ、マーク?話題ばかりがワールドクラス、時代の寵児なれどメンタリティーがサークル活動のノリで一昔前の"経営の神様”的な精神とはずいぶん遠いのだなあ。ザッカーバーグ本人が観てどう思ったやら。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-03 18:17:23)
1550.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
クリスマスに向けて愛を叶える人あり、叶わぬ人もあり。ずいぶん沢山のパートで構成されてるけど、それぞれのお話がどれもちゃんと厚みをもって着地してるのが凄い。全体を通して、人を見守る視線の温かさがこの映画を成功させてるんだと思うな。辛いことばかりだと人生耐え難いですもんね。病気の家族が恋愛の障害になっちゃう彼女には家族の繋がりを、友人の嫁に惚れた彼には新しく歩む第一歩を、この映画はちゃんと与えてる。優しいです。関係ないですがA・リックマンが話すたびにスネイプ先生が頭をよぎってしまう。特徴ある声も良し悪しですな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-02-03 17:50:58)(良:2票)
1551.  モーリス 《ネタバレ》 
男子間の色恋沙汰ですからね、"トーマの心臓”になるか"さぶ”になってしまうか観る前に注意が必要だなあと思ったりもしたのですが、監督がジェームズ・アイヴォリーなのでそこは安心。品があって格調高き香り。難を言えばJ・ウィルビーの落ち着きのない目が私は苦手で、彼の恋心の行方に今ひとつ親身になれない(?)のが我ながら心残り。でもラストは良かったと思うな。とりあえずあの二人はイタリアへ行こう。ご多幸を祈る。
[映画館(字幕)] 6点(2013-01-31 01:35:20)
1552.  インベージョン
なんたって主演がN・キッドマンと、D・クレイグですし子役が可愛い顔なので画的に観やすいです。何にでも手を挙げるニコール、今回は寝不足という美容に大敵なシチュエーションに挑むのですが、いやいつにも増してキレイねえ。なんだろう しげしげと彼女を見つめるうちに時間が過ぎちゃう。あーそしてダニエル・クレイグが地味な役割にも関わらず包容力と優雅な雰囲気でとても素敵。ぽん、とキーを投げてよこす仕草は必見。真っ黒パンケーキもベタ演出ながらくらっときます。あ、お話はどんなだったかな。そういえばハラハラとかは全然しなかったのは確かです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-31 01:12:07)
1553.  オーシャンズ11
ソダーバーグだ、豪華キャストだ云々といった大いなる期待さえ抱かなければそこそこ楽しめる娯楽作なんだけども。皆さんのレビューが平均して2~3行なのがなんか笑える。熱く語るほどではないってことが如実に伝わりますね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2013-01-31 00:55:09)
1554.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
鑑賞後あまりのやりきれなさと憤慨で気の滅入ること100%の暗黒映画だこれは。友人に息子の後見を託し、息子に光を与える選択をしたセルマが間違っているとは思わない。間違っているのは制作サイドだろーっ(怒)自分の命か息子の手術か、って二択?それも、そもそもが冤罪で。このあまりの理不尽にセルマを追い込む脚本に憤慨せずにいられない。「ちょっと待てやー」と何度叫んだことか。「この人冤罪なんですよー」と陪審員に訴える私の声は(当然ながら)むなしく画面に当たって砕け散る。完全にストーリー負けしているこのレビューは、映画の観方として根本的に間違っていると自分でも思う。でも感想としてはこんな話大嫌いだ。嫌いだけどビョークのはまりっぷりや観客を引きずり込む作品の暗黒パワーに敬意を表して真ん中の点数で。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-27 20:40:10)(良:2票)
1555.  都会のアリス 《ネタバレ》 
よく並べられて語られる“ペーパームーン”と“アリス”だけど、“ペーパー”が大人の男と少女が並列なのに比べて、"アリス”は男の、少女への依存度ぐっと高いのですよね。警察からアリスが逃げてきたときの嬉しそうな顔。"この子に選ばれた”、自らの内面を放浪していた彼にとってこのことがもう決定的な指針となったはず。そんな微妙な心の内を「どういうことっ?」と怒るお巡りさんに説明するのは難しい。最初から最後までテンション高く突っ走る"ペーパー”と違い、こちらは徐々に人間関係が熟成されてゆく感じ。どちらも好きです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2013-01-26 16:39:41)(良:1票)
1556.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 
おお、今観てもやっぱり怖かった。シッターが首を飛び吊るシーンと、神父が絶命するまでの公園の不吉な描写、風がびょうびょうと吹きだして葉が舞い散り、黒い雲が迫る。ここはワタシにとっての二大最恐場面で、しっかりトラウマ化しました。加えて音楽、この不安をかきたてる陰鬱な合唱が雨あられのように頭から降りそそぎ、写真に写し出された凶兆には人智を超えた禍々しい力を感じ、よくわかんないけどキリスト教ってこわいよう~と子供心に刻んだものでした。
[地上波(字幕)] 8点(2013-01-26 16:20:49)(良:1票)
1557.  バグダッド・カフェ
この映画、音楽が合ってなくないですか?いやこんな発言聞いたことないので世界中で承認されているのだろうけど。この有名な、アンニュイなメロディー。音楽単体だけで印象強烈なのでおのずと“そんな感じ”の話を予想しながら観に行ったらほのぼのコメディーだったですよ。なんか腰掛けたらベンチじゃなくてガードレールだったみたいなすわりの悪さを感じてしょうがなかったんですが。音楽さえ軽快な、ラグタイムみたいのだったらブレンダのヒステリーもそんなに辛く感じずにすむし、ジャスミンのヌードにもマジ引きすることはなかったと思うんだけど。ワタシだけですかね、やっぱり。ああ勇気いる。
[映画館(字幕)] 6点(2013-01-18 23:41:59)(良:2票)
1558.  シュリ
韓流コーナーがレンタル屋さんで結構な幅をとっている今観直したらずいぶん垢抜けないんだろうな。俳優陣がイケメンとはとても言い難いし。でもアジアのアクション映画といったら香港およびJ・チェンの連想しかなかった当時は力の入った銃撃戦やこてこてのラブロマンスに度肝を抜かれたもんでした。日本人と見分けのつかない顔なのに日本映画じゃ見たことのない熱量で仕上がっている、斬新でしたねえ。
[地上波(吹替)] 6点(2013-01-18 23:24:13)
1559.  ダウン・バイ・ロー 《ネタバレ》 
ジャームッシュ、この人の映画はこの人しか撮れない。そのオリジナリティあふれる手腕が鮮やかな傑作。映像はシャープな触感のモノクロ、でも人物も話も逆ベクトルにゆるゆるでシュール。今回の3人、見るからに身持ちの悪そうなDJ崩れのアーチストT.ウェイツに相変わらず茫洋としれっとしているJ・ルーリー、そしておかしな禿げ方をしている人畜無害なイタリア人のロベルト。この3人の絡みが化学作用を起こして何ともいえない味わいを醸し出す。一番呑気そうなロベルトが殺人犯と分かったときのおかしみ。食堂に入ったきり出てこないロベルト、覗いてみたら女主人と懇意になってる、この人を食ったような、そんなのありか的な脱力感。なにしろ“出来事”を深く掘り下げないのはジャームッシュの際立った個性なので、脱獄といった重要場面も物凄くカットしちゃうのだ。ああ脱力。でも心地よい。それに、ゆるい中にもセンスはおしゃれ。音楽はもとより冒頭の荒れるバーキンに向かって「靴だけは投げるな」というトムの台詞とか、ラストシーンでリス撃ちとごみ集めの体を避けるべくジャケットを交換する場面とか、私はいちいち呻ってしまいます。
[映画館(字幕)] 9点(2013-01-18 00:54:24)
1560.  ヒトラーの贋札 《ネタバレ》 
ナチの作戦に加担することを潔しとしない人間と、信条は棚上げしても生き延びようとする人間。両者の確執が描かれていて、ユダヤ人収容所を舞台とした話としては目新しかった。収容所の過酷な環境下にあって、ナチスに一矢報いてやろうとする彼の怨念めいた気力に驚く。尊敬はするけど一緒のグループにはなりたくない。生きるのが先でしょ、どう考えても。贋札作戦が成功しようが失敗しようが戦況がどう動くかなんて一個の人間には計り知れないことだし。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-18 00:28:38)
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