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ロイ・ニアリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 681
性別 男性
年齢 58歳
自己紹介 点数基準
芸術点、技術点、俳優点、個人的感情移入度の4要素の比重で決めています。
芸術点とは、主に脚本、演出が映画の各要素、美術、音楽、などをどれだけ高次元でまとめ上げたか
技術点とは、撮影技術、特殊効果、音響効果など、技術的な部分のレベル、完成度。
俳優点とは、出演俳優の演技、存在感、作品とのマッチングなど。
個人的感情移入度とは、作品テーマや登場人物などが自分自身の価値観や好みに対してどの程度影響するか。
これらの比重を勘案して点数を出しています。
有る項目が0点に近くても、別の項目が突出して良ければ点数は上がります。
映画としての及第ラインは6点です。それ以下は落第点、マイナス評価です。

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141.  ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 
レビューに当たって細かいケチをつけてしまうのがバカらしくなってくるほどほのぼのとしたいい映画です。登場人物はそれぞれ魅力的で愛らしく、極悪人が一人も出てこない。淳之介の実の父親はまあ、ちょっと憎まれ役ですが。昭和33年の世界を再現したビジュアルエフェクト、美術の努力には敬服するほかありません。現在出来るベストの映像ではないでしょうか。子供からお年寄りまで安心して薦められる映画ですね。 とはいえ、褒めてばかりではつまらないので、あえて気付いたことをあげるとすれば、この物語が昭和33年でしか成立しないのかといわれれば、そんなことも無いような気がします。六ちゃんの集団就職や三種の神器をとりまくドタバタはもちろんこの時代ならではなのですが、しかしそれもディティールであると思います。日本とは!戦後とは!なんて大上段に構える映画ではありませんが、もう少しこの時代だからという必然性が欲しかった気がします。そうすればもっと立ち上がっていく東京タワーも印象に残ったのではないでしょうか。 最後に「ALWAYS」という英語、要らなかったと思いますね。なんでALWAYSなのかもピンと来ないし、「三丁目の夕日」だけでいいと思いました。  そうそう、映画館での周りの反応ですが、年齢層は見たところ40代後半以上の方が多かったですね。きっとこの時代をリアルタイムで体験した人も多いと思います。そして皆さん大笑いしたり、手を叩いて喜んだり、最後はあちこちですすり泣きが聞こえてくるなど、いつも静かな日本の映画館とは思えないほどにぎやかでした。本当に皆さん楽しい時間を過ごしたのだと思いました。
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-30 07:43:41)
142.  バットマン ビギンズ
これはアメコミ版にも詳しいコアなファンにとってはどうなのだろうか。ブルースがバットマンとして立ち上がるまでのエピソードや葛藤が描かれているが、スーパーヒーローは何のために戦うのか。コミック登場当時とは人々の価値観も、世の中も大きく変わった。現代のように物事の善悪が相対化して語られる世の中ではなかなか苦しいと思ってしまう。だからバットマンの活躍を正当化させるには、あらゆる価値観に照らして全く同情の余地の無い悪の権化を登場させるしかない。本作はゴッサムシティという架空都市で、悪の権化と戦うという設定でそのような矛盾とギリギリのバランスをとっているように見える。
[DVD(吹替)] 7点(2005-11-02 17:16:11)
143.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
あの時こうしていれば、違う決断をしていれば・・・と後になって後悔することは誰にでもありますよね。過去を書き換える能力を持ったエヴァント、それでも彼の思い通りには行きませんでした。アンドレアとは違う人生を歩むしかない、彼女との愛を諦めるという私欲を無くした事で全てが丸く収まる。なんとも皮肉な物語です。しかし神がいるとするならば、彼にこんな過酷な運命を与えたのはなぜなんだろうと考えてしまいますね。「いま、会いに行きます」でもそうでしたが、このような超常的な現象を起こしてまで揺さぶられる人の運命の意味とは・・・。色々と想像をめぐらせられる物語でした。
[DVD(吹替)] 7点(2005-11-02 16:54:36)
144.  ショーン・オブ・ザ・デッド
英国映画に出てくる俳優っていうのは同じ白人でも米国映画に出てくる人となにか雰囲気が違いますねえ。なんというか、美男美女とは違うあくの強い顔つきとキャラクター。それがとても印象に残ります。それは「28日後」を観ても思ったことですが。ところで本作は基本的にコメディなんだけど、ギャグがまたひねくれてると言うか、いかにも英国風。ところがおふざけで終わることなく、怖がらせる所はしっかり演出してます。観て損はなかったと言う感想ですが、絶賛されるほど面白くも無かったです。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-29 17:34:13)
145.  炎のメモリアル 《ネタバレ》 
うーん、悪い映画じゃないです。製作者の映画に対する愛情や真摯な映像作りが画面に溢れています。ただ、脚本がなあ。消防隊員の仕事は過酷で、現実には命を落とす隊員も多いのだろう。しかし、映画として主人公を殺すのなら、物語のプロットや映画全体を貫くテーマと密接に繋がっている必要があるし、主人公の存在、死が触媒となって何かに影響を与えたり、物語を大きく動かしていくものではないだろうか。そこがいかにも弱い。
[DVD(吹替)] 6点(2005-10-18 19:59:15)(良:1票)
146.  大脱走
史実を元にしていながら、娯楽映画のつぼを見事に押え隙がない。あまりに有名なテーマ音楽、個性派スターの競演、3時間を開きさせない見事な脚本。確かに今観るとオールドスタイルだけど、60年代ハリウッドの王道を行く映画ですね。戦後20年で製作されたので、半世紀を過ぎた今作られる戦争映画よりも何かリアリティを感じます。皆さんおっしゃる通り、これは劇場の大画面で堪能したい作品ですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-14 23:51:09)
147.  コンスタンティン
うーん、キリスト教圏の人にはまた違った感想があるのかもしれないですねえ。僕にはどうにもこの世界観がピンときませんでした。その上天国、地獄、そして現世。およそ全ての世界を股にかけた戦いなのになにかスケールが小さい。特製の銃でバンバン撃ちまくったり、悪霊ボカスカぶん殴ったりとなにか現世的な戦い方も面白くない。もっと人智を超えたようなスピリチュアルな所で見せ場を作って欲しかったです。それから映像はさすがですね。もうハリウッドに不可能はないという感じですね。
[DVD(字幕)] 0点(2005-09-10 08:00:08)
148.  THE JUON/呪怨
折角ハリウッドでリメイクするのなら舞台を日本にする必要なかったのでは。キャストを米国人に置き換えても、日本を舞台にすることに無理がある。スタジオに一軒家をそのまま建築して撮影に臨んだようだが、それがかえってあだになっていないだろうか。照明が整いすぎて真実味が薄れてしまった。監督は「暗がり」ということばが好きだとインタビューで語っていたが、暗い部屋でも隅々まで綺麗に光が行き届いていて全然ライブ感がない。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-09 11:11:12)
149.  呪怨 (2003)
怨念がテーマだったら、その怨念がいかにして生まれたのか、その怨念がどれだけ恐ろしく、悲惨で、おぞましいものなのかという所に説得力がないと、全て台無しになってしまう。この映画は映像的な脅かしやドッキリばかり先行して、物語の背景や怨念にまつわる悲劇を軽視しすぎたと思う。それに加えて真実味のない役者の演技、チープなメイクが更に足を引っ張ってしまった。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-09 11:01:29)
150.  ローレライ
原作を知らないのだが、おそらく映画化に当たって物語を相当端折ったなというのはよくわかる。パウラの存在、その必然性、そして折笠の気持ちが彼女に移っていく過程があまりに雑に感じる。きっと原作ではそのあたりをきっちり押さえているのでは。架空戦記ものの醍醐味のひとつは、フィクションでありながらマニアをもうならせる時代考証とディティールの積み重ねにあると思うが、これも皆さんご指摘のように割り切りすぎだ。この部分の労力を惜しむと、メインの顧客であるその筋のヲタクから総スカンを食ってしまう。CGの出来もかなり雑。予算と時間もなかったのだろうけど、おそらく経験不足もあるのでは。とはいえ、旧来のトホホな邦画に比べたらかなりの進歩。アニメーションに逃げずに実写映画化を成し遂げた関係者の皆さんには拍手を贈りたい。これにめげずに邦画もどんどんこういう映画を作って技術部門も経験を積んで欲しい。
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-02 16:00:42)
151.  アビエイター
ハワード・ヒューズの凄まじいまでの生きるパワー、カリスマ性、時代の寵児となるもやがて精神を蝕んでいき、スキャンダルに翻弄される様を、スコセッシはゴージャスな映像、テンポのいい演出で169分の長丁場を全く飽きさせずにまとめ上げた。さすがだ。ディカプリオは童顔でヒューズ本人とはあまり似ていないので、これはミスキャストではと思ったが、素晴らしい演技力でそんな杞憂も吹き飛ばしてしまった。やはり彼はただ者ではない。
[DVD(吹替)] 8点(2005-09-02 15:46:54)
152.  クライシス・オブ・アメリカ
ジョナサン・デミ監督ということでかなり期待しました。サスペンスの盛り上げ方はさすがでとても水準が高いと思うが、果たして大統領(まだ候補者だけど)ひとりを操ったところで国を思い通りに牛耳ることなどできるのだろうか。大統領は強大な権限をもっているが独裁者ではない。ブレーンもいるし、党の意向もあるし、議会を無視するわけにも行かない。巨大企業が利益の為に国を誘導したいというのはリアリティがあるが、もしそうなら、もっと広範に工作を巡らすでしょう。チップを埋め込むのなら、大統領だけでは足りないと思う。と、根本的なプロットに無理を感じたが、デミとベテラン俳優陣のプロフェッショナルな演技で最後まで飽きずに観ることが出来た。
[DVD(吹替)] 7点(2005-09-02 15:44:29)
153.  アレキサンダー
オリバー・ストーンがどんな史劇を撮るのかと思ったが、やはり彼らしい生真面目なつくりだった。アレキサンダーの陰も陽も遠慮せずに暴き出している所が彼らしい。近年作られる古代劇もそれなりのリアリティを追求しているが、生々しさでは一番だったのではないだろうか。「グラディエイター」も良かったが、本作は更にスケールが大きく、その時代の空気や匂いまで感じさせる映像で製作者の苦労が偲ばれる。ただ残念だったのが肝心のコリン・ファレルがどうしてもらしく見えなかったところ。今まで現代劇の出演作ばかり観てきたせいだろうか、彼のハの字眉毛を見るとどうも現実に引き戻されてしまった。
[DVD(字幕)] 7点(2005-08-28 22:25:23)
154.  ナショナル・トレジャー
チェイス博士がすぐにノリノリになって謎解きの旅に出る所が萎え。荒唐無稽な冒険物語も楽しいが、登場人物の心理や行動にリアリティが無いと一気に作品のレベルが下がって見える。 まあブラッカイマー作品だから「んな細かいことはいーんだよ!勢い勢い♪」ていうノリで作ったんだろうな・・・暇つぶしにはいいかもしれないです。
[DVD(吹替)] 5点(2005-08-28 22:10:41)
155.  アメリカン・スプレンダー
「アメリカン・スプレンダー」というコミックのことは全く知りませんでした。自分の平凡でつまらない人生をコミックにしてそんなに面白いんだろうか。もし原作コミックを知っていたらもっと見方が変わるのかもしれないが、映画の彼はネガティブで、悪態をつき、不潔で・・・あまりに生々しくて、ちょっと気分が悪くなりました。変人でありながら成功する物語では「マン・オン・ザ・ムーン」を連想させましたが、トニー・クリフトン程の魅力を、僕はハービーに感じることは出来ませんでした。 ただ、曲者の中年男を演じさせれば右にでるものがいないジアマッティのぶよぶよの体からすえた体臭が漂ってきそうなほどの役作りが凄まじくて、彼の役者魂を感じられたのは収穫でした。
[DVD(吹替)] 6点(2005-08-22 18:07:54)
156.  亡国のイージス
原作未読なのだが、この映画の決定的な弱点はヨンファ、そして宮津と部下達の反乱の動機が不明瞭かつ弱いことであることだと思う。原作を読めばそのあたりは明確にされているのだろうが、ヨンファのその行動に至る背景や心理が今ひとつ伝わってこない。また宮津の動機もあまりに個人的過ぎはしないだろうか。それが日本全体を敵に回すようなテロ行為に走らせる原因とは、どうにも安っぽい。そして何かあると匂わせながらも結局本筋に何ら影響を与えずに死んでしまう工作員ジョンヒの存在も疑問。きっとこれは原作からの未練を断ち切れないまま残したキャラクターなのだろうが、未読の僕には彼女に何の意味があるのかさっぱりであった。結局脚本が原作をうまく再構成出来ていないと思われ、仙石や渥美が深く含蓄のあるセリフを言った所でいまひとつ上滑りしていて現実感がない。 精鋭の工作員であるヨンファの部下が仙石が艦内に侵入して計画を阻止しようとしているのになんとも危機感の薄いこと。しかも特殊工作員ともあろうものが一介の海上自衛官と白兵戦を戦ってあんなに苦戦するものだろうか。 もっと重箱の隅を突かせていただくと、如月が腹を打たれて瀕死の中で言うセリフが思い切り腹から声を出していること。腹を撃たれていれば声に力など入らないのだから、もっとか細い声になると思うのだが。 そしてとどめが劇場でもため息が出ていたのだが、いそかぜが撃沈する特殊効果があまりにしょぼいこと。 唯一息を呑んだのはイージス艦同士の戦いだろうか。現代戦がどのように戦われるのかということの一端が見えて緊迫感もあった。
[映画館(字幕)] 6点(2005-08-02 19:51:29)(良:1票)
157.  スーパーサイズ・ミー
以前仕事でアメリカに行った時、タクシーに乗ったら運ちゃんがスーパーサイズのコーラ飲みながら運転していた。コーラ飲みながら仕事するってのにもびっくりしたけど、スーパーサイズのカップの大きさにはもっとびっくり。バケツかよ!! さて、本作の最大の見物はスパーロック氏がマクドナルドのメニューのみで一ヶ月間過ごしたらどうなるかというものだが、あわせて極端な商業主義がアメリカ人の食生活、健康をも破壊している現状を告発していて、その部分の方が興味深い。何より驚き呆れたのがアメリカの学校の昼食。スナックとかポテトとかジャンクフードばっかり。しかもバイキング形式で自分で選べって、子供だったら好きなものしか食べなくなるでしょうが。親は何も言わないのだろうか。 しかし日本も笑っていられない。マヨラーなどといって何にでもマヨネーズかけて食べる輩がいたり、珍妙な食べ合わせが流行ったり。ファーストフード店は至るとことにある。子を持つ親には一度観てもらいたい作品だと思う。
[DVD(吹替)] 7点(2005-07-19 22:21:23)
158.  バッドサンタ
アル中で誰にでも悪態ついて、気に入らないことがあれば大暴れ。そして泥棒稼業のどうしようもない男。ダメ人間を描いた映画は好きだが、この人物には共感できなかった。自分のダメさ加減を他人に当り散らしたり、騙したり、傷つけることで解消しようとする人間はたとえ物語上の人物であっても好きになれない。それなら最後まで悪人に徹して欲しい。無垢な子供に出会ったからて、自分の善なるものに気付かされましたなんて、偽善もいいところ。しかも落ちであんなふうに丸く収まってしまうのか?辛辣であるようでご都合主義に過ぎる。
[DVD(吹替)] 5点(2005-07-19 22:04:52)
159.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
本作の見所はいうまでもなくアナキンが暗黒面に墜ちていくドラマ部分にあったと思う。ダイナミックでゴージャスな戦闘シーンは素晴らしいが、もう少し整理してその分人間ドラマに比重を置いて欲しかった。ほかの人も指摘しておられるが、アナキンがダークサイドに墜ちる大きなキーとなったパドメとの愛も、それだけではなんとなくアナキンが小物に見えてしまう。それから、ジェダイ評議会の面々もあまりにあっさりと殺されすぎ。 とはいえ、これでSWサーガがひとつの線で繋がったという感慨は大きい。 僕が映画にのめりこんだ原体験はSWだし、30年にわたって楽しませてくれたジョージ・ルーカスにありがとうといいたい。
[映画館(字幕)] 9点(2005-07-12 12:07:23)
160.  サイドウェイ
文化は違えど、だめ男の境遇や心理は皆共通なのか!マイルスのヘタレぶりがあまりに自分と重なるので思い切り感情移入できました・・・勿論彼ほどの教養は僕にはありません。しかもジャックの節操の無い言動が大学時代の悪友に、マヤの美しさと繊細さは大好きだったひとそのものでした。 でも自分には彼女の部屋をノックする勇気はありませんでした・・・  マイルスの人生はマヤのドアの向こうに開いたけど、僕の人生はまだ足踏みしたままです。
[DVD(吹替)] 10点(2005-07-09 19:03:04)
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