141. 風の谷のナウシカ
原作まで踏まえると、宮崎駿監督作品の中で最高峰。『ラピュタ』などエンターテイメント色の強いものを除けば、彼はいまだにこれを超えるものは作れていないと思う。映画を見て興味を持った人はぜひ原作も。 9点(2004-03-09 20:03:41) |
142. 太陽に灼かれて
牧歌的な前半とは対照的に、後半一気に収束されていく権力に圧殺されていく人間たちの肖像。われわれの世界はのんきだが、ある条件下ではこういうことも出来るのが人間、ということでもある。 6点(2004-03-09 19:57:59) |
143. ドラゴン危機一発
ブルース・リーの体裁きはさすがに見事、動きの切れること切れること。ただ、行動があまりにヒーローらしくなく、ラストの後味もあんまりよくない。リー先生が好きな人はどうぞ。 5点(2004-03-09 19:47:37) |
144. 仄暗い水の底から
ホラーとして見はじめると期待はずれに終わる可能性大。で、ホラーじゃないとしたら、焦点がぼやけていて、結局何をしたいのかよくわからない。ただ、ジメジメ感だけはすごく伝わってくる。ジメジメ…… 3点(2004-03-09 19:37:27) |
145. トッツィー
《ネタバレ》 展開はそんなに凝ったものではないけれど、プロットが上手に練られていて、飽きさせずに最後まで見れる。最後の種明かし場面は見ていてニヤリとさせられます。名前だけ知っていたけど、この作品であらためて思い知らされたダスティン・ホフマンの見事な演技にプラス1点。 7点(2004-03-09 19:31:56) |
146. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
「誰よりも深く潜る」ということをストイックに追求する二人の男の姿をロマンチックにまとめた作品。陸上と海中がそれぞれ「公的なものと私的なもの」、ないしは「人工社会と自然」のメタファーであるとするならば、海中を選んだジャックには共感を覚える。物語の舞台は地中海、あの青空と海を見ると行ってみたくなるなぁ。 8点(2004-03-09 19:22:39) |