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141.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
おすぎが大絶賛してたのでヤな予感してたのですが、よい意味で裏切られました。とっても楽しめた。脚本にポール・ハギスが参加してることがとてもプラスです。演出、カメラワーク、大道具、小道具すべてに細かい心配りが感じられます。ただし、楽しむためには付け焼き刃では歯が立たないくらい知識=教養が必要な作品ですね。ネットで調べたけど、いまだにヴェネツィア+ポンプ破壊+建物崩壊の関係がわからないもの。とくにポーカーのルール知らない人は中ダレが激しいかも知れない。コール、レイズなんかの用語は初回出るときにフリガナで説明してもよかったんじゃないでしょうか? 音楽は引っぱりすぎ。エンドロールまでメインテーマ出さないと逆に飽きます。中間で何回か2~4小節使ったほうが緊張感を保てたと思う。ということで大きく減点しました、個人的には満点ですけど… 冒頭の追っかけはまさに「映画の伝統」もう1回くらいアクションシーンがあってもよかったかな。笑えたのは、エヴァ・グリーンの横顔が山本モナ、カテリーナ・ムリーノがアングルによって山田優に見えたことですね。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-09 17:04:42)(良:1票)
142.  敬愛なるベートーヴェン 《ネタバレ》 
ロードショー公開されたのは「のだめ」効果でしょうか? ベートーヴェン3番目の写譜師が誰なのかわからないってことをうまく利用して創造された物語だと思います。原題名の"Copying"の意味、観るまで気づきませんでした。なによりも19世紀初頭のウィーンの風俗、生活が見事に再現されています。トイレがなかったってことを代表にしてね。また、コンサートホールのサイズ、当時生まれたばかりの初期のピアノフォルテのサウンドなど、実際見たり聞いたりしないとわからないものを見ることができてよかった。クラシック興味ない人には手放しで勧められないからこの点数。ダイアン・クルーガーって「トロイ」のときは美人なだけでクソみたいと思ってたんだけど、ちゃんと芝居できるじゃないですか。「戦場のアリア」借りてみようかな。
[映画館(字幕)] 7点(2006-12-24 14:15:24)
143.  ゆれる 《ネタバレ》 
マスコミで紹介されてた頃観たいと思い、ようやくわが街でも上映されたので行ってまいりました。手放しで絶賛はできないけど、佳作だと思う。なんか、明るい、台詞のよく聞こえる日活ロマンポルノ(エロじゃないほうの)観てるみたいでした。「色情めす市場」ほど突き抜けてはいませんけど、蟹江敬三もいたしね。弟の嘘を受け入れてまで逃げ出したいほどの「唾棄すべき現実」ってリアリティが、後になって滲みてきます。バスに乗ったでしょうね、彼は「もういい」んですよ。腕の傷、ちらっと見せといて最後にストンと落とすとは、西川やるなぁ。李鳳宇、是枝裕和が参加してるのは知りませんでした。
[映画館(邦画)] 7点(2006-11-02 09:33:06)
144.  ワールド・トレード・センター 《ネタバレ》 
とりあえず閉所恐怖症には辛すぎる映画ということで… NYの警官、しかもアイリッシュとヒスパニックで、ヒスパニックの妻がイタリア&ドイツ系なんて事実じゃなかったら出来すぎ、って設定なのにまず驚き。思ってたよりも淡々とした構成になってたので感心。でもね、ストーンが宗教的情熱で動いている元海兵隊員を描くとは思わなかった、実話であってもね。それに、不覚にも涙した自分自身にも減点です。それにしても、McLaughlinはマクラクリン、マクラクランまたはマクラフリンでしょ。配給会社の要求かも知れないけど、戸田奈津子の面子丸つぶれ× ドナ・マーフィ観れたので1点おまけ。
[映画館(字幕)] 7点(2006-10-23 16:29:02)
145.  ナイロビの蜂 《ネタバレ》 
これは「青臭い」と「分別ある」の葛藤を描いた作品ですね。テッサとジャスティンの出会いからしてそれをアピールしてました。最初は「この女、ウザイ」という描写をくり返し、結婚のきっかけもその青臭さを発展させるため、と解釈できるような演出。身持ちの軽さを匂わせる台詞。それでもジャスティンが彼女を全身全霊で愛していたという事実。テッサの死後自問自答をくり返したあげく、ひとつの確信を得る。ジャスティンというキャラクターから演繹すると、この結末しかないでしょう。ジョン・ルカレの原作ですから、もっと謀略が複雑に絡みあってるのかと思いましたが、よく考えてみると骨太な作品です。つまりね、ストーリー自体は、よく考えると「それは世間によくある話」だし「私に何ができる?」なんです。たぶんね、青臭さを忘れて、したり顔の大人になるってことへの警鐘を込めたんですよ。普通に考えたら、テッサって相手したくない人ですもん。テッサがアングロサクソンという設定だったら成立しないでしょうね。もっと嫌悪感が出て、底に流れているものを覆いかくしてしまうから。私、事象は異なりますが、よく似た体験を最近しているので意味がよくわかります。声高に叫ぶことによって変わるならば、恥じることなく叫びましょ。
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-26 00:12:04)
146.  RENT/レント 《ネタバレ》 
楽曲はすばらしいの一言!!! ブラック・ミュージックとロックンロールをうまく舞台に昇華させた作品だと思います。ただ時代設定が89年なのでアレンジが「産業ロック」しててそれが残念。ま、時代を描いてるんだからしょうがないですけど。ここまで歌うなら「シェルブールの雨傘」みたく、すべて歌でもよかったのでは? 冒頭の人海戦術だけでも観る価値ありです、舞台ではどう表現してたんだろ? エンジェルが素敵でしたね。トム・コリンズに「一緒に暮らそう」と持ちかけるシーン、ゲイだとわかってても美しかった。ということで、葬式シーンでは不覚にも涙出てしまいました。万人に勧められるとは思わないのでこの点数ですが、サントラよりDVDで所有しておきたい作品ですね。歌詞の意味とシーンを結びつけるためにも。↓ふ~ん、アメリカでコケたんだ…
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-23 17:02:01)
147.  ヒストリー・オブ・バイオレンス
オープニングから「これは暴力の映画です」と始まってしまいました。深作欣二、それも若山富三郎の子連れ狼やKill Bill観てるから身体のパーツがくっついたままの暴力には鈍感な私ですが、スピード感は最高かも知れません。考えてみたら、クローネンバーグはそういう監督でしたわ。奥さん役のマリア・ベッロ、前回のジョニー・デップといい、今回のヴィゴ・モーテンセンといい、最悪の旦那に振り回される役どころですな。たとえば、運動神経のない息子が、キレたからといってあんなに素早く的確に相手殴れないだろ、とか突っこみたいところは多数あります。それから、二重人格なのか?精神力で感情押さえてるのか?などよくわからないところもあります。それらに眼をつぶって、巻き込まれによって自分の環境が瓦解してしまう物語と、それに立ち向かう「男たち」の映画として評価します。たぶん、大藪晴彦作品を映画化するとしたらこの手法しかないでしょう。角川はひどかったもんな。
[映画館(字幕)] 7点(2006-03-31 22:06:08)
148.  ミュンヘン 《ネタバレ》 
スピルバーグのユダヤに対するこだわりは、SSを追い回したモサドのように執念深いようですね。ミュンヘンでの出来事は高校時代のことで、ディテールを知りたくて観に行ったのですが、こんな後日談があるとは知りませんでした。パレスチナとイスラエルの問題に関心を持ったのは鉄腕アトム「青騎士」の回ですが、レバノン紛争が終わるとは思ってなかっただけに、まだ希望を棄ててはいません。アイルランド、ユーゴも、その他多くの地域の問題も〈血の連鎖〉からどうやって脱却するかでしょ。ホテル・ルワンダも期待してます。家族、仲間、同胞、民族への愛が、結局すべての他を破壊してしまうんだと思いますよ。劇中に登場するマフィアにも似た「パパ」がすべてを語ってると感じました。映像的には、暗殺の日が必ず雨/雨上がりなのはそういう記号処理にしたかったのかな? それから、フィルインしてくる当時のヒット曲の使いかたがうまいっ!!! Al GreenのLet's Stay Together、詞の内容もあのシーンにピッタリです。セックスとバイオレンスの使いかたはシナリオからいってしかたないでしょうが、私の趣味ではなかった。ただ、3時間弱は長く感じませんでした。
[映画館(字幕)] 7点(2006-02-07 18:06:21)
149.  キングダム・オブ・ヘブン 《ネタバレ》 
十字軍の背景、経緯を知らない人にはつらい作品かも知れませんね。イスラム側をちゃんと描いてはいるんですけど、これは現実へのアンチテーゼでしょう。ここでイスラム側が使った武器が200年後のフランスで使われるということで「ジャンヌ・ダルク」もよくわかる。城や城塞都市を責めるときの櫓はイスラムから、おおもとは中国から学んだってアメリカ人なんか絶対に知らないよね。でもエピソード増やしたら3部作くらいになっちゃうか。ってなことで当時のヨーロッパは野蛮地帯=文明は停滞してたわけです。しかし、ドラマとしては弱すぎるんじゃないでしょうか。登場人物全員が狂言回しみたいで、いじくった史実自体がメインみたいな。あ、そのためのオーランド・ブルーム主役かも。エヴァ・グリーン、トロイのダイアン・クルーガーほど大根じゃないけど弱いよね。結局みんな弱いキャラクター扱いなので、登場人物の誰かに感情移入して観るってことができない作品です。そう、ほかの皆さんも指摘されてますが、字幕最悪。端的に表すと、リチャードはthe Lionheartedだから「獅子心王」獅子王じゃないよ。歴史の知識ない人って一発でわかっちゃう。それからストーリー的に絶対おかしいのが、当時は教皇権絶頂期付近ですから、司祭を殺害した人間が故郷の村に帰って普通に暮らせるのはありえない。私は楽しめましたけど、万人には勧められないかも。
[映画館(字幕)] 7点(2005-05-19 22:31:29)
150.  交渉人 真下正義 《ネタバレ》 
鉄ちゃん予備軍で、東京地下網の秘密に関心があって、踊る見続けてるのでこの得点。踊るの細かい小ネタ、ZIP、JAZZなんていうPC小ネタなんかは関心ない人には無駄な時間でしょうけど、わたしは楽しめた。途中で出てきたリチャード・レスターの作品、見たくなりましたし。犯人の実像が最後までわからなかったのは、今後に引っぱるための布石だと思います。そこが残念。あくまでエピソードの作品ですよ。TVの「歳末警戒スペシャル」は超えられなかったけど、THE MOVIE2よりはちゃんとしてるんじゃない? 公開時期が宝塚線の事故後ってこともあって変にリアルなのもマイナス要因になりましたけど… なお、このシナリオなら本広克行じゃなくて澤田鎌作演出のほうがよかったと思うのですが、制作がROBOTじゃ無理か。
[映画館(字幕)] 7点(2005-05-16 20:16:51)
151.  Ray/レイ 《ネタバレ》 
映画の出来としてはこんなもんすかね。たんなる伝記映画ですもん。ジェイミー・フォックス、コラテラルのほうが好きかも。ただ音楽の評価はメチャ高いです。単純にヒット曲盛り込んだだけじゃなく、そこに持って行く手法、スタジオやライブとのつなぎかた、とてもすばらしい。個人的にはなんといっても「アトランティックレコード物語」の部分が最高。アーメット・アーティガンがあらわれて、コンソールの中央にトム・ダウドがいて、ジェリー・ウェクスラーに紹介されて、「メス・アラウンド」が生まれて、マルチトラックで音を重ねる技編み出して。再現ドラマとはいえビジュアルで表現してもらえただけでうれしかった。「好きにならずにいられない」が、照明の効果で観客に受け入れられていくってシーンは、ショウビズの真髄見せられているようでゾクゾクしました。
[映画館(字幕)] 7点(2005-02-08 11:25:08)
152.  TAXI NY 《ネタバレ》 
私はオリジナルのほうが好き。署長や課長のキャラクターを「ペトラ」役のマータにすべて振るの無理あるし、テンポダウンするところがあるのも残念。それにペトラはデカイ女じゃなきゃ。しかし、見事なまでにおなじシナリオ。強盗団のクルマがブラジル製、たとえばメチャメチャ改造したビートルだったりしたらもっとよかったのに。母親役がアン・マーグレットだったのは最後まで気がつきませんでした。顔に見覚えあったんだけど、もっと大きな人だったってイメージがあって。でもね、音楽は最高!!!! エンドロールのNG集で明らかにされる、窒素ガスのネタが「バリー・ホワイト」ってのは本編に加えてほしかったな。サントラとあいまって最高のギャグになったのに。
7点(2005-01-13 13:27:31)
153.  connie & carla コニー&カーラ 《ネタバレ》 
「お熱いのがお好き」のリメイクですね。ジャック・レモン、トニー・カーティスの二人はいまいち後世に“コンビ”として語られていませんけど、名コンビだったと思います。この二人にマリリン・モンローをぶつけたのですから一触即発な状態ですけど、結果的にうまくいきました。このリメイクでは相手が弱かったね、デイヴィッド・ドゥカブニーじゃ。はっきり言って、押しの効かないジョン・トラボルタ以外の何物でもない。最大の難点は、MGMミュージカルネタがまったく使えなかったこと、ブロードウェイをスクリーンに昇華して表現できるのは50年代までのMGMだけです。たぶん契約の問題でしょうが、ここをうまく利用できなかったことで「華のない」作品になりさがったかも知れません。せっかくデビー・レイノルズ出てくれたのに、台詞でデディケイトしたってダメだよ。テンポが極端にスローダウンすることも多かったし、終わった後考えてみれば「整合性が取れない」展開もあったし、出来としては今年の日本映画「スウィングガール」と同列です。やってる内容が評価の対象で、映画としての出来は留保ってことでね。ただ、おもしろかったですよ、“Born to Be Wild”のシーンは「イージー・ライダー」と見事にシンクロしてましたし、主演の二人もとってもよかった。
[映画館(字幕)] 7点(2004-12-15 22:42:33)
154.  スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 《ネタバレ》 
う~~~ん、評価に困るっっっ!!!!! どーしょーもない作品でしょうけど、好きです。一番感じたのはビッグX。んで、鉄人の影もチラホラ。このページで今のところで触れられてない「オズの魔法使い」の使いかたもグッドでしたね、フィルインで「カンサス…」って聞こえたとたん、多分そうだって気がしました。エンディングにJane Monheitの"Over the Rainbow"あしらってたので思わずニヤリとしてしまいました。カメラネタでずっと引っぱってのオチ、最高の表情だったと思います、これだけで「気持ちとしては」9点なんですが。カーティスP-40のペイントも素敵だったし(逆さ文字のネタ、秀逸だよね)、だけど前置きエンジンで旋回性能の悪いマシンがメインって… 。メッサーシュミット、スピットファイア、飛燕を使えるシナリオにできなかったのでしょうか? 結果としてのの評価が低いのは、観る側のバックグラウンドとしてこんな世界への関心がなければ「なんのことやらわからない」って状態で終わってしまうってことです、特に女のひとは。だけど、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」みたいにご都合主義なんだけど、幸せな感じがする作品でしたね。
7点(2004-12-09 21:50:58)(良:1票)
155.  キル・ビル Vol.2 《ネタバレ》 
点数はこんなもんですけど、もう二度と見たくないっ。私閉所恐怖症の気があったのですが「生きながら葬られ」のシーンで呼吸が浅く、荒くなって苦しくなり、今は完全な閉所恐怖症です。MRIに入らなきゃならなくなったら、全力で逃げるでしょう。あと、パイメイのエピソードってデビッド・キャラダインが「燃えよカンフー」の主演だったってことがおおもとだと思うんですが…
7点(2004-09-07 09:21:11)
156.  ヴェロニカ・ゲリン 《ネタバレ》 
淡々と話が進む作品。冒頭とラストの組み合わせかた、映像的にもう一捻りほしいな。ブラッカイマー制作の事実に基づく話はドキュメンタリー的に作りすぎてて、エンタテインメントになりきれていない気がする。でも好きな作品でした。ギリガン役の人の暴力シーンはおそろしく現実的で、メチャメチャ怖かった。私の住んでいる街では現実にあんな人いますから。
7点(2004-09-02 10:21:09)(良:1票)
157.  オーシャン・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 
う~ん「アニーよ銃をとれ」観てる人(最近まで封印されてたから少ないでしょう)なら、背景がよくわかったでしょう。「カスター将軍」「ソルジャー・ブルー」も必須の基礎知識かな。個人的にその背景への思い入れがあるので2点加点。いろいろ絵空事な展開がありますが、納得はできました。スー族殲滅=インディアン討伐完了に関わったフランク・ホプキンズは西へ行き、オールグレン(ラストサムライ)は東へ行き、それぞれ自分のアイデンティティを取り戻すってことで。ところで、マスタングはスペイン人、英国人などが持ち込んだ馬が野生化したもので、もともと南北アメリカ大陸に馬は棲息していません。ということで、血統をたどるとアラブ種、バルブ種が入ってるはずですね。
7点(2004-08-19 06:31:27)
158.  ワイルド・レンジ 最後の銃撃 《ネタバレ》 
ケビン・コスナーの姿勢はダンス・ウィズ・ウルブスから変化してないのでしょうが、決闘を描いてしまうと現在の現実のアメリカがどのようにして形成されたかが解り、結構複雑な思いで観続けることになってしまいました。アメリカの言う民主主義と正義、南部に今も残る閉鎖的な風土、これらの萌芽がそこかしこに見受けられます。そんなとこが肌に合わないだけで、映画としてはよかった。まるで暗転のごとく切り替わるシーン展開も小気味よいし、なんと言ってもカウボーイの生活がめちゃリアルです。ポーク&ビーンズ食ってるシーンが欲しかったな。スー役のアネット・ベニングがなぜ東部からやって来たのか?ってことがちゃんと語られてれば、1点加点だったのに。エンディングは古くからの西部劇ファンなら納得しないでしょうが、まぁよしとしましょう。決闘のリアルな描写、コスナーとデュバルが決闘場に向かうところ、そして主人公が死なない、など深作欣二的、網走番外地的東映の印象も少し。
7点(2004-07-16 21:40:15)
159.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 
アメリカ人じゃないと共感できない「米軍」「アメリカのキリスト教」がベースにある話なので、わたしは入っていけない。時制の行ったり来たりで、現在と彼らの来し方を見せるやりかたはよかったと思う。制圧シーンはよかったんじゃないかな、リアリティ満載で。現実がよくわかったし。ところで、ベルリンでの自転車観光シーン、なんか見たことあるって思ったら「帰ってきたヒトラー」の冒頭シーンの場所。ガイドが語るドイツ解放の話と、アメリカ人が知ってる歴史の乖離は興味深かった。その後ガイドが歌ってた曲、歌詞がなんか記憶にあるなと思っててエンドロールで確認したら「プロデューサーズ」のヒトラー讃歌だったので溜飲を下げました。音楽にうるさいイーストウッドがこれに決めたってことは、絶対にギャグかまそうとしたってことだよね。
[映画館(字幕)] 6点(2018-03-06 06:56:04)
160.  フライト 《ネタバレ》 
副操縦士の病室でのシーンから怪しさがだんだん出てきて、どういうオチにするのかと思ってたら「いい人」になっちゃうんだもん。「神の御心」振りかざされても困る。私、キリスト教は受け入れられないので… 背面飛行をやった理由が曖昧すぎて腑に落ちませんでした。さてさて、流れるオヤジなロック、ソウル、ブルースが力一杯ベタなのには笑ったなぁ。ストーンズ、トラフィック、マーヴィン・ゲイ、ジョン・リー・フッカーなどの超代表曲使ったのはゼメキスの趣味かな。AE86の勇姿見れたのもよかったね(トヨタの言う「リフトバック」なハッチバックが開閉するところも映ってたし)。そうそう、冒頭のシーンで「トリーナ」って呼んだからって、その後の字幕をすべてトリーナにするのは変じゃない? 台詞はちゃんとカトリーナって言ってんだから。
[映画館(字幕)] 6点(2013-03-07 17:34:33)
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