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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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141.  結婚しない女 《ネタバレ》 
ポールマザースキーって良いですね。安定した生活から一転、いろんな模索の末、自立する人生を選ぶようになる、そんな女性のこれからの人生がラストの大きな絵を持って歩く彼女の姿に現れてて、とても良い映画だと思います。日本も結婚しない女性が増えましたが、彼女のようになるのかと思うと、ちょっと違うのかなと思いました。自由と自立。この二つはアメリカの個性ですが、アメリカ化している日本でも、この二つの概念はそう簡単に受け入れられるものではないと思うのです。やはり日本は共同体というのが強いと思うのです。島国だし、やはりアメリカと違う。日本はやはりみんなで助け合う国のような気がします。それでいいんじゃないでしょうか?この主役の女性のように、実験的に色んな男性と寝る。そして、男性に頼らない生き方を選んでいく。今、日本でも勝ち組の離婚が多いようですが、この映画のようにその後、自立を選ぶのでしょうか?再婚し、また同じような過ちを繰り返すような文化は創っちゃいけないと思います。映画を愛する者には時として、「現実」の孤独に耐えかねて、「勇気」を出して、過ちを犯す人もいるかもしれません。でもここは日本です。自立できるような強い人間ばかりじゃありません。縁を大事にし、大切な人生を送ってください。などと映画好きな自分(中年)は、徒然に同好の士を心配するのです。今宵はアメリカの自由と自立を考える上で、もう一本、この映画と同時期に創られた「ミスターグッドバーを探して」を今から観るつもりです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2011-04-02 20:51:09)
142.  ヘアー 《ネタバレ》 
ベトナム戦争時のミュージカル。ミロシュフォアマンのテーマは、自由人に向けられた愛情だと思う。それを描く結果として、体制や管理する側を悪者に描いてる、という感じがする。この映画のヒッピー然り、「カッコー」のジャックニコルソン然り、「アマデウス」のモーツァルト然り。
[DVD(字幕)] 7点(2011-03-22 18:50:11)
143.  チャイナ・シンドローム
原発の勉強のために観たが、鑑賞後、日本で起きている事態が怖くなった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2011-03-15 20:38:33)
144.  ダラスの熱い日 《ネタバレ》 
「ジャッカルの日」は史実を知らなくて観たので、最後どうなるのかドキドキして観たが、これは有名な、あまりにも有名な事件なので、緊張感はなかった。同じつくるんなら、暗殺の事実を知った人間が阻止しようと動いていたくらいのドラマも欲しかった。ただ黒幕が着々と暗殺を指示している話(セリフが多い!)だったので、ちょっと退屈だった。黒幕が大物ならば「ゴッドファーザー」くらいの格調ある雰囲気を出さしても映画的には面白かったのでは、とも思う。ドキュメンタリー風の仕上がりは当時は新鮮だったのだろう。評判になったので、自分もこの映画のタイトルは子供ながら覚えていた。でもケネディ暗殺の事実がうやむやにされそうな時にこんな映画をつくってしまえるのも、アメリカの良さなんだろうなぁ。
[DVD(字幕)] 6点(2011-02-04 00:15:04)
145.  フレンズ/ポールとミシェル 《ネタバレ》 
学校の授業で観せるのにいい映画。まさか、2人きりで子どもを出産するとは思わなかった。続編もあるらしいが、それは「現実」というものを見せつける映画らしい。そういう映画はたくさんあるので、このお伽話のような本作だけで充分だろうと思う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2011-01-20 11:35:11)
146.  刑事コロンボ/別れのワイン<TVM> 《ネタバレ》 
自分はこの作品を子供の頃見て、人と会う時は向こうの興味ある話題を勉強して、会う様になりました(もちろん浅~く、ですが)。犯人がコロンボの勉強ぶりに感心して、ラスト車の中でワインを交わす所なんか、コロンボシリーズで好きなラストの一つです。ちょっと猫背の犯人もオタクっぽくて良かったです。でもあの秘書、やはり年老いた孤独な女性は怖い。この事件で犯人に貸しをつくり、結婚を迫るところは中々珍しいパターンですね。
[ビデオ(吹替)] 7点(2010-12-20 21:39:10)
147.  夕陽のギャングたち
セルジオレオーネ。彼の西部劇は今回、色々機会があって観ましたが、どれも男くさくて面白い。この映画もタイトルからして、西部劇のあらくれをジェームズコバーンが演じているのだろうと思い、長い上映時間も「ウエスタン」のようにあっという間だろうと思って観たら、メキシコの革命が背景にあり、しかも全く正反対の主役2人をじっくり描いて、またウルウルくるモリコーネのBGM。これは昔、劇場で観た「ワンスアポンアタイムインアメリカ」の雰囲気の方に近かったです。良い映画でした。でもストーリーで気になったのは、回想シーンに現れる3人の男女。男の方は分かるのですが、女性が2人の男を同時に愛していたのでしょうか?3P?まるで、喉が渇いて、酒を飲んでて、俺にもよこせと言わんばかりに女性とキスする。娼婦ならともかく、あんな清純そうな女性を共有しているところがよく分からなかった。しかももう一方の男性とキスするのを笑ってみている。2人を愛するなら、それぞれ一方ずつ、見えないところで愛しやがれ!
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-17 15:47:07)
148.  ザ・ヤクザ(1974)
この頃のシドニーポラックは乗りに乗って、面白い作品を次々監督していたので、観てみました。伝説の任侠映画の健さんを初めて観た気がする。自分らは「幸福の黄色いハンカチ」位からの健さんしか知らなかったから。岸恵子もきれいだわぁ。最後、乗り込んでいく場面では、やはり日本家屋は外人には狭すぎるようで。ドタドタ動くミッチャムが隙だらけのように感じました。それにしてもあの銭湯。女性風呂もすりガラス越しに見えちゃうサービス満点です!色んな国の映画を観ましたが、あんなん風呂ははじめて見た。当時の日本にモデルになった銭湯があったのかな?
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-12-17 00:28:39)
149.  狼よさらば 《ネタバレ》 
これもニューシネマに属するのだろうか?今でこそ定着した復讐モノの、ハシリのような映画なのだと思う。でも何故かニューシネマ関連の本を見ても、この映画は取り上げられていない。ラストの政治絡みで主人公がニューヨークから出て行くラストもひねりが効いていて「ハッピーエンド?」って感じで面白いのに。不思議だ。有名な映画だったので、ストーリーはある程度知っていた。最初の幸福な家庭を描いている場面で、これが壊されるのかと思うと、怖かった。実際、壊される場面は酷い。この後、主人公がポーカーフェイスすぎて、普通の生活をするのがはがゆかった。もっと無茶苦茶に暴れてもらった方がすっきりするのに。犯人が分からないので、街のチンピラをすべて敵とみなして、それ故に「アマチュア刑事」として、市民から人気が出る演出はもっと派手にやってくれても良かった。何せ、この映画は盛り上がりに欠けている。ブロンソンのクール過ぎる演技に煮えきれぬものを感じたのが正直な感想。(レビュー読んでて知ったのですが、この映画シリーズもんなんですね。主人公の怒りに火がついた程度で第1作目は良かったのかもしれない。)チンピラにゴールドブラムに似てるのがいるなぁと思ってたら、本人だったのは驚きだ。彼のあのギョロッとした目はやはり中々いるもんじゃないなぁ。
[DVD(字幕)] 6点(2010-11-23 23:39:43)
150.  パララックス・ビュー 《ネタバレ》 
「大統領の陰謀」のアランJパクラらしく、静かなサスペンスである。物語は常に主人公の視点から語られ、組織の恐さがヒタヒタと伝わる。しかし、編集長が殺されてからの、主人公の心情がどうなるのかが描いてないので、あれ?とここで観ている者は取り残される。復讐?好奇心?正義感?最後の議員暗殺の場面は何のために主人公が動いているのかが分からない。だから主人公が殺されて、恐らく彼のせいにされるんだろうけど、そこが映画を観てて、主人公の無鉄砲さだけが印象に残り、「バカだなぁ」と思ってしまう。特に入り口に向けて走っていくラスト。誰かいるに決まっているよ!大体、あんな恐ろしい組織に単身乗り込むなんて無茶だよ。でも当時はそんな映画がなかったから、斬新だったかもね。ただ、殺しではなく、病死や単なる事故死にみせる暗殺集団のやり方に平和に見せかけてる今でも実はこのような暗殺が行われているのじゃないか?と思ったね。
[DVD(字幕)] 6点(2010-11-06 19:57:32)
151.  ひきしお 《ネタバレ》 
女性のマゾっちくな部分は、大自然の中で「自立」している男性への服従というか、守ってもらいたいという欲求なのか、男をワイルドに奮い立たせる演出なのか・・・最後、うっとり見とれてるカトリーヌの横で操縦桿をにぎるマストロヤンニは、空しくも飛ばない飛行機の中でどのような態度をとるのかが気になる。でも映画はそこで終り。彼女の気持ちが醒めていくのか、どうなるのやら。バカンス先で新たな「自分」を発見する映画は多いけど、これはその中でもちょっと変わった感じの異色の映画だ。当時、私生活でも愛し合っていたらしい二人のラブシーンは自然体のように違和感なく観れ た。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-11-03 23:32:37)
152.  シーラ号の謎 《ネタバレ》 
「評決」で悪役として私の頭の中にあったジェームズメイソンが、ラストのどんでん返しを仕切るところは楽しかったです。そして、ラストのラスト。金持ちはただでは転ばないというとこでしょうか?そんな彼ではなく、デビュー作「さよならコロンバス」でも嫌な結末のリチャードベンジャミンが犯人だったというのが痛快です。限られた人数。犯人役は絞りやすいのに最後まで、この怪しい2人ではなく、一番可哀そうなリー役の人を犯人だと思っていました。きっとこやつは女装した男性に違いないと思ってたんだから、まったく我ながら推理のセンスのねえなぁなんて・・・でも、こういうミステリーは大歓迎です。創り手も犯人の意外性にばかり凝らないで、知的な香りのする、こんな作品を待ってます。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-03 14:43:08)
153.  ペーパー・チェイス 《ネタバレ》 
講義の初日からハイペース、ハイレベルの質疑応答が始まる。うはぁ~これはたまらん。いきなり血祭りにあげられたのが、主人公のハート。でもこの講義についていくための猛勉強の末、試験前、パニックになっている寮の中での質問攻めにあうハートは軽くそれに答えていくほどの実力がついてくる。噂に聞く、入学してからも大変と言うアメリカの大学(大学院?)生活が覗ける。図書館にもぐりこんで教授の学生の頃のノートを見たり、講義の質疑応答についていけない挫折感から自殺を図る友人がいたり、なんだかんだで勉強と教授の娘との交際を両立させちゃったり、とか色んなエピソードがあって、2時間退屈せず観られた。主人公のハート君はてっきり落ちこぼれるのだろうと思っていたが、A評価の優秀な成績をとっちゃう。ニューシネマには落ちこぼれ映画が多い中、これは珍しいサクセスストーリー。面白い!でも全部の法律を一人の教授(この人、変人なのか?偉人なのか?)が教えるのかなぁ。ハーバード大学の大学院ってそうなの? 
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-10-21 09:03:38)
154.  大統領の陰謀 《ネタバレ》 
地味な映画。でも有名な映画なので、公開された当初は話題を呼んだのでしょう。視点が二人の記者に絞られていたのが良かった。これが色んな人物が出たり入ったりだと、多分ついて行けなかったと思います。ダスティンホフマン演じる記者の記事の裏の取り方が映画的だった。「うなづくだけでいい」「10数えるまでに電話を切れ」とか、本人の負担を軽減させるためのやり方でしょうけど、でもこんな記者、家に来られたら困るなぁとか思いながら観てました。他にも不確実な情報を取材先にぶつけてみて、その反応で嘘か真実か見る。こんな人間の良心をついてくる取材などがあるから、皆、心を閉ざすのだと思います。小心者の自分には負担を感じてしまうなぁ、きっと。役者ではジェイソンロバーツの上司役がカッコよかった。どっかり構えてて、中々の反骨ぶり。それにしても、この映画、もしディープスロートがいなけりゃ、この大きな事件は暴かれなかったですよね。そのディープスロートが誰かは最後まで分からない。これは謎解きなどのサスペンスと言うより、新聞記者の地道な仕事ぶりを丁寧に描いたドラマですね。コツコツとネタの裏を取る地味な仕事だというのが分かりました。自分は日本の「クライマーズハイ」やロンハワードの「ザ・ペーパー」のような地味な仕事を映画的に描いた作品も好きなのですが、こういう静かな映画も好きです。当時としてはギリギリの演出だったのかもしれないですね。
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-19 15:05:18)
155.  地球爆破作戦 《ネタバレ》 
ええ!?これで終りですのん?人間側の巻き返しがないじゃないですか?これじゃあ、あんまりだ!そう思いました。創られたのが70年。これもバッドエンドでニューシネマと言えるのじゃないですか?皆さん、レビューされてるように「2001年宇宙の旅」とかぶりますね。でもメカのセンスはこちらはイマイチでした。コンピューターの脅威が広く言われるようになると「ウォーゲーム」や「ターミネーター」など生まれてくる下地になるんですね。でもこの映画、最後まで見せる演出は中々でした。最初、タイトルから「ウルトラQ」のような映画だろうと思ってましたが、イヤイヤ、スパイスの効いたブラックな映画でした。面白かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-27 15:24:19)
156.  ウエストワールド 《ネタバレ》 
主役は「ジャグラー」のジェームズブローリンだと思って観ていたので、あっさりやられてしまった時には驚いた。しかしテーマパークの発想とか、「ターミネーター」のように不死身のロボットなどこの時代にもう映画化してるんだねえ。「ブレードランナー」も混じっている。古典として、一度は観るべき映画かも。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-27 11:41:35)
157.  候補者ビル・マッケイ 《ネタバレ》 
結局、父親への反発心から従来の政治家に対して、批判的だっただけで、候補者マッケイには中身は無かったのだ。いや、あったかもしれないが、選挙戦の中で、人形みたいに従っていくうちに見失ってしまったのだ。海岸で若者たちに語りかけていた頃の彼が一番良かった。そこを育てるのが本当の選挙屋じゃないのか?テクニックばかりが重要視される。そして大物政治家に勝つのがありえない話ではなくなってくると、スタッフの中にも緊張感が薄れてくる。マッケイに至っては、テレビ番組の途中で笑いが止まらなくなるのだ。選挙に勝つということだけで、テレビ局の約束に間に合わせようと交通ルールを無視して車を走らせる彼ら。これは何のための政治家なんだ?という考えから考えてみると不真面目な態度だ。政治家には色々いる。この敵だった大物も森林火災の時に見せた対応振りは見事だったし、一番最初に映画に出てきた、選挙には落ちたが、「本物」の候補者もいる。この時代、あえてそういう「本物」を主役にせず、マッケイのような若者を主役にしたかといえば、やはりニューシネマの影響だろう。最後、途方にくれた彼を見て、「大丈夫かよ!」と言いたくなってしまう。これが創り手の狙いだったんだろうね。ニューシネマ好きの自分にはそれが楽しい。でもそういう「本物」の政治家映画を創るとまた面白かったかもしれない。ゼロ年代の「スミス都へ行く」みたいな話も観てみたい。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-09-14 18:27:34)
158.  アルタード・ステーツ/未知への挑戦 《ネタバレ》 
科学者の悲しい性で、自分自身で実験せねばと、やっているうちに、体がゴリラ並みに退化していってしまう。でも最後は愛が勝つ。そんな内容だが、この作品のキモは体が変化していく様子。当時は衝撃となったことだろう。これ以降、マイケルの「スリラー」や「ハウリング」などで出てくるおなじみの特殊メイクだ。もう一つの肝は幻想シーン。宇宙の誕生から地獄のイメージまで、様々な映像の嵐が巻き起こる。「2001年宇宙の旅」の映像に挑戦したという感じ。この映画、自分は人生初めての招待試写会で観た。その頃は主人公が冒頭のドラム缶の中で漂ってたりして、気持ち良さそうだなぁと思っていた程度。今、観ると、ウィリアムハートが出ていたりして、当時流行のB級SFとは違った風味の映画だった。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-14 11:35:12)
159.  愛のメモリー 《ネタバレ》 
見事などんでん返し。ヒッチコックの「めまい」と同じラストか?と思っていたから、このラストは驚いた。まさに映画的な面白さである。それにしても一人二役(三役?)のこの女優さんには見事にだまされた。奥さんのときは落ち着いた、エレガントな役で、生き写しの美術史家の卵役では、目がクリクリしてて、いかにも世間知らずと言った感じで、娘のエイミーと分かってからは、本当まだ幼いパパ大好き女の子といった感じで、見事に演じ分けきっていて、デパルマの計算どおりの配役だったのではなかろうか?それにしても悪役のジョンリスゴーは「ガープの世界」で売れ出したんだろうと思っていたが、若い頃にこんな映画に出ているとは・・・これまた驚いた。映画の時間もちょうどいい長さで、映画の面白さはかくありなん、といった作品だった。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-14 11:26:23)
160.  カンバセーション・・・盗聴・・・ 《ネタバレ》 
地味な映画との思い出があるが、再見。こんなによく出来た映画だったとは。後の「エネミーオブアメリカ」に出てくるジーンハックマン役の人は、この映画の主人公とダブった。続編じゃないかと思ったくらい。まぁ「エネミーオブ~」の方は完全に娯楽作品だったが。ジーンハックマンってニューシネマでいい仕事たくさんして、それでも今尚がんばっていて(さすがに2000年代になると出番が少なくなるが)いい役者だなぁ。この映画、サンフランシスコで撮ったとのことだが、あまりそんな感じはしない。オフィス街映しても、坂があまり出てこないし。静かな演出なので、最近の映画に比べると、ちょっと眠くなるかも。でも映画全体の統一感があって、完成度が高い。コッポラの異才ぶりがよく分かる。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-07 16:24:43)
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