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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456789
投稿日付順123456789
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141.  太陽を盗んだ男 《ネタバレ》 
突っ込みどころが満載で、荒唐無稽な漫画のよう。 一人でプルトニウムを盗み出し、設備もろくにないちゃちな自室で原爆を作る。 製作の過程で爆発のアクシデントが起こってガイガーカウンターが跳ね上がっても、鎮火すればなぜかすぐに収まってしまう。 放射能漏れなんぞ知ったことかとばかりの破天荒なトンデモ系ストーリー。 警察の警備網を一人で破って原爆を取り戻すという、ジャック・バウアーでも困難なことを一介の教師がやってのける。 菅原文太が何発弾をぶち込まれてもゾンビのように迫ってきて、挙句に沢田研二が屋上から落とされて奇跡的に無傷で着地したときは、思わず吹き出してしまった。 サスペンスというより計算されずに偶発的にできたコメディのようで、当時の制作サイドにはそんなつもりはなかっただろうけど、今の時代に観るならばどうせならはっきりブラックコメディとして狙って撮ってくれたほうが面白かった。 あの時代の中で犯人の持っていた孤独感、無力感、閉塞感や、絶対的な力を持った時の高揚感は伝わってくるものの、全般的にハチャメチャすぎて肩肘ついてニヤけてしまう。 勢いだけで乗っていくほど前のめりにはなれなかった。
[DVD(邦画)] 4点(2014-09-25 20:51:59)
142.  華麗なるギャツビー(1974)
ギャツビーのあまりにひたむきな愛が哀れを誘うが、男のすべてを賭けて追いかけられるヒロインにそれに値する魅力のないのが致命的。 ミア・ファローではこのストーリーに乗りきれない。
[ビデオ(吹替)] 4点(2014-09-15 00:57:02)
143.  冬の華
健さんはいつもの健さん。 不器用ですから。 倉本聰脚本ならもっと違うものを期待したけど、普通の任侠ものだった。 殺した相手の娘を足長おじさん的に育てるのもベタな展開。 やたら物悲しい音楽はかえって耳障り。
[ビデオ(邦画)] 4点(2014-04-25 21:51:47)
144.  戦国自衛隊
角川映画全盛期の豪華キャストが目を引くものの今観ると、ちゃちな生首、わざとらしいアクション、違和感のある挿入歌や臭い演出など古臭さを感じさせる突っ込みどころは幾つもある。 やっぱり半村良の原作のほうがずっといいけど、時間的な制約から省略されて設定が弱くなったのは仕方のない面も。 細かいことにすべて目をつぶればそれなりには楽しめる。
[DVD(邦画)] 4点(2014-03-01 15:20:28)
145.  刑事コロンボ/黄金のバックル<TVM> 《ネタバレ》 
犯人に魅力がなく、話も散漫で印象に残らない作品。 二人も殺した動機があまり伝わってこない。 美術館を失いたくないにしては弱いし、婚約者を姉に奪われた復讐としてはあまりにも回りくどい。 ラストの犯人とコロンボの二人だけにしかわからない取り引きは、過去の殺人を封印するかわりに今回の殺人を認めるものだろう。 シンプルで明快な描写が多い本シリーズの中で、こういうオブラートに包んだ曖昧な描写は珍しい。 屈折して陰気なストーリーと家族間の複雑な確執は、2時間のサスペンス映画ならともかく、コロンボには向いていないし旧シリーズの中では最も浮いている。
[DVD(吹替)] 4点(2013-11-25 19:52:17)
146.  刑事コロンボ/毒のある花<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボシリーズの良さが出ていない。 トリックや推理などにハッとするようなものがなく、キャラにも魅力が乏しいので印象にあまり残らない作品。 夢の若返りクリームがかぶれるような代物だと商品にならないのでは? ラストのかぶれも逮捕の決め手としては弱いのでスッキリとはしない。
[DVD(吹替)] 4点(2013-11-01 21:43:47)
147.  ファントム・オブ・パラダイス
『オペラ座の怪人』に『ダークナイト』を調味料で加えてパロディ仕立てにしてみましたみたいな。 もっとも『ダークナイト』よりずっと前にできたので、影響を与えたのは本作のほうだろうが…。 個性の強い独特のテイストはやみつきになる人もいるだろうけど、ロック調ミュージカルの味が濃すぎて胸焼けしそう。
[DVD(字幕)] 4点(2013-10-26 20:49:33)
148.  刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM> 《ネタバレ》 
考えの足りない女の稚拙な犯行なので、コロンボとの対決が盛り上がらない。 いつもの推理ものというよりは、バカな娘が権力を得て思い上がって破滅するという人間ドラマ。 めちゃくちゃ嫌な勘違い女なので最後にやりこめられると溜飲は下がるから人間ドラマとしてはそれなりに見どころはあるが、推理ものとしてはレベルが低すぎる。 決め手となったベルと銃声の順番も、事情聴取ですぐにわかりそうなものだ。
[DVD(吹替)] 4点(2013-10-21 01:20:19)
149.  女ガンマン・皆殺しのメロディ 《ネタバレ》 
ストーリーはわかりやすい復讐劇で、最後は悪党どもをやっつける単純明快な西部劇。 子供の頃に観たときは肌を露出したポンチョ姿の主人公が妙にセクシーに思えたけど、今観るとエロ度は全然たいしたことない。 悪党兄弟とそれに復讐する女、女に好意を寄せてサポートするガンマンという人物関係はわかりやすいが、謎の牧師の存在だけがよくわからない。
[地上波(吹替)] 4点(2013-09-22 20:41:05)
150.  アニマル・ハウス 《ネタバレ》 
これぞアメリカンドタバタ学園コメディーか。 笑いの種類が合わないというか、アメリカンジョーク並みに笑いどころがなかなか見つからない。 ラストのリベンジも、パレードに乱入してブチ壊しにするだけでは物足りない。 それに当時は新しかったかもしれないけど、今みるとさすがに古く感じる。 ただ、どこかで見たような既視感は、先駆的なこの映画に影響を受けて作られたものが少なくないからかも。  公開当時に大学生になる前に観たなら、もしかしたらこういうハチャメチャな大学生活に憧れたかもしれない。 今の日本なら差別的表現や倫理的に問題とされかねないシーンがあったけれど、このあたりに当時のアメリカ映画の寛容さを感じる。 B級映画っぽいのにお色気シーンで意外とかわいい子が脱いでたりする。
[DVD(吹替)] 4点(2013-08-16 01:07:00)
151.  復讐するは我にあり
苦手なタイプの邦画に特有の要素をしっかり感じてしまう映画。 この湿気のある暗さが好きになれない。 緒方拳と三国連太郎の面会での対峙は緊迫感があふれているが、それまでに中弛みがあって長く感じた。
[地上波(邦画)] 4点(2013-08-08 23:49:29)
152.  エースをねらえ! 《ネタバレ》 
アニメも好きだったが、原作のコミックは何度も読み返したほど大好き。 90分じゃ何も描けないのではと期待しないで見てみたところ、コミックやアニメにないシーンもあって、それなりには楽しめた。 木製のラケットやゲームセンターのゲームの種類に時代を感じさせる。 ひろみとマキのやりとりは軽妙だし、声もアニメと同じでイメージぴったりでよかった。 ただ、やっぱり時間的な制約で、テニスを続けることの葛藤や藤堂との恋愛感情など省略が多くて描ききれていない。 原作は非常によくできた名作漫画だけど、映画はどうしてもダイジェスト的になってしまった感は否めない。 ジュニアの代表選抜をかけて、お蝶夫人との試合が最終テストとして課されるが、その試合がクライマックスとなっていた。 ラスト、宗方コーチが倒れてベッドで死ぬ場面まで、駆け足すぎて感情が全然乗っていかない。 90分では仕方ないとはいえ、『エースをねらえ!』のファンとしてはやっぱり全然物足りなくて、こんなもんじゃないよという気持ち。 コミックを久々に全巻読み返したくなった。
[ビデオ(邦画)] 4点(2013-01-13 23:36:37)
153.  人間の証明 《ネタバレ》 
主題歌と飛んでいった麦藁帽子ははっきりと印象に残っている。 ただ、話はそれほど感動しなかった。 連ドラに相当する内容を2時間に詰め込めば、あらすじを追うようなものにしかならない。 母の殺意を知った黒人が自らナイフを深く突き刺すあたりが泣き所なのかな。 泣かそう泣かそうとしているのはわかるが、これでは泣けない。 それでも当時は角川映画全盛期で人気はあったようだが、内容よりもプロモーションの成果か。
[地上波(邦画)] 4点(2013-01-08 00:43:15)
154.  O嬢の物語
『エマニエル夫人』を大ヒットさせたジャカン監督が次に送り出した作品。 主演のコリンヌ・クレリーは、シルビア・クリステルよりキレイだったのに前作ほど話題にならず。 二匹目のどじょうはいなかったということか。 芸術的に見せようとしているようだけど、ストーリーはピンと来ない。 もともとフォトグラファーなので、映画監督としてはストーリーで訴えるのに限界があったのかも。
[ビデオ(吹替)] 4点(2012-12-31 11:26:08)
155.  わらの犬(1971)
平和主義のどこか頼りない主人公が、村人たちの理不尽な暴力に巻き込まれ、最後は暴力で対抗して皆殺しにするさまはやるせない。 妻や自分を守るために、どうすればよかったかを考えさせられる。 ただ、救いのないバイオレンスの嵐に後味が悪い。 暴漢どもをやっつけたカタルシスもない。
[地上波(吹替)] 4点(2012-12-31 00:25:58)
156.  ソドムの市(1975) 《ネタバレ》 
ファシスト残党である4人の権力者たちが、美少年美少女を狩り集めて、秘密の館で徹底的に辱めを与える。 強制的に性交させたり、裸で犬のように四つんばいで歩かせ餌を与えたり、人糞を食べさせたり。 酷い目に遭わせることで、自らの優越感や支配欲を満たす。 SM的なプレイや支配欲ならまだわかるが、スカトロシーンは気分が悪くて早送りしてしまう。 エロはいいけど、グロは勘弁。 舌を切り取ったり、頭皮を剥いだり、目玉をくり出す拷問も、目を背けたくなる人は多いだろう。  監督のパゾリーニは、間違いなくイカれてる。 映画の完成まもなく惨殺されて、これが遺作となったようだが、それも必然の結末か。 邪悪なものを呼び寄せる妖気が漂ってくるようで…。 監督は寓意をいたるところにこめてメッセージ性の強い作品を作ろうとしたようだ。 ただ、それを汲み取るのは難しいし、無理に汲み取ろうとも思わない。 消費社会に対する批判だとかなんだか言ってるようだが、それも後付けで、根底にあるのはパゾリーニの嗜好だと思う。 三菱銀行人質事件の犯人・梅川が、この映画を真似たことは有名。 サディスティックな性癖を刺激する内容なので、梅川のような人間が作り手の意図を別にして、この作品に傾倒したのも頷ける。  エログロの世界は、下品なB級テイストに仕上がりがち。 ところが、耽美的な映像、優雅なピアノの旋律、どこか宗教的な香りにまとわれ、そうしたテイストが抑えられている。 それがまた悪魔のような狡さを感じさせるのだ。 特異な映画ということで、一度は観たほうがいいが、二度とは観ないで封印すべき作品なのかも。
[ビデオ(字幕)] 4点(2012-12-10 19:06:23)
157.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 
ソラリスの海自体がひとつの生命体で、人間の潜在意識を物資化してしまう。とても面白い設定で、謎も多いのでどうなっていくのかと引っ張られる。ところが、その謎も解釈を委ねられたように放りっぱなしだったり、全般的に哲学的で難解、すっきりしない部分が多い。  論理的に理解するよりも、わからなくても芸術的に感じることが重要なのかも。見る人を選ぶ映画で、こういう作品が大好きな人もいると思うが、自分にとっては最も苦痛で苦手なタイプの作品。なので、この手のものは一般的な評価と自分の評価がいつも乖離してしまう。  ラストの場面がソラリスの海に出来た島の家だったのも衝撃の真実となってもいいはずだけれど、そこまでにすっきりしないことが多すぎて取り残された感があったのでボンヤリとしか受け止められなかった。
[DVD(字幕)] 3点(2020-10-04 22:54:35)
158.  サブウェイ・パニック 《ネタバレ》 
緊張感のないサスペンスで拍子抜け。 犯人グループが色で呼び合うのは、後の「レザボアドックス」に影響を与えたらしいが、「レザボアドックス」のような緊張感やカッコ良さのほうが好き。 ラストのくしゃみオチも含めた全般的な空気感やキャラが合わなかった。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2019-12-23 23:33:40)
159.  ギャンブラー 《ネタバレ》 
賭博場と売春宿を経営する主人公にも売春宿を仕切るヒロインにも惹かれるものがない。 なので、その二人の寂しい恋の結末もあまり響いてこない。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-12-03 20:18:10)
160.  ロング・グッドバイ 《ネタバレ》 
レイモンド・チャンドラー原作は未読だが、映画はいろいろアラが目につくし古さも感じる。 ロジャーの妻アイリーンが怪しいのは早くから想像がつく。メキシコで金を握らせたくらいで検視官が犯罪に加担した真相を告白するのも安易。 裏切ったテリーがマーロウをわざわざ負け犬呼ばわりして怒らせるように嘲笑するのもありえないし、マーロウがあっさり親友を射殺するのもありえない。 裏切りに気がつかないほど巧妙にしてやられたので親友の無罪を確信したのも無理はない、とマーロウを擁護する気にもなれない。 探偵なのにどれだけ人を見る目がないマヌケな主人公なのかと疑うようなストーリー。 マフィアの手下の一人がシュワちゃんにやたら似てると思ったら本人だった。収穫はそれくらい。
[DVD(字幕)] 3点(2017-12-26 22:46:13)
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