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1601.  ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン ネタバレ 
作中のニール・ショーンの台詞で、「単にYouTubeでアーネルを見つけたという話だけだったら、ここまで(の大成功のツアー)にはならなかった」という一言がありますが、この作品もまさにそのとおり。友人がアップした動画がたまたまメンバーの目にとまってスカウトされ、そのまま伝説のバンドのヴォーカルへ、という絵に描いたようなシンデレラサクセスも、あくまでも導入部にすぎません。カメラはその後も、ステージ、バックステージ、フィリピンの風景、ツアー中の何気ない光景などを地道に確実に積み重ね、その中で、一夜にしてスーパースターになってしまったアーネルの努力と苦悩を、そして周りの人達がそれをどう感じているかをあぶり出していきます。また、ジャーニーというバンドの歴史も短時間凝縮版ながらきちんとふれられており(90年代再結成以降も漏らしていないのも良い)、そこに新加入することの重みが伝わるようになっています。情報整理と編集と構築がきちんとされている、優れた音楽ドキュメンタリーです。●個人的にツボだったのは、ロス・ヴァロリー先生の渋い格好良さ、実はニール以上にバンド運営の中心っぽいジョナサン・ケインの静かな迫力、そして一瞬だけ登場するジェイソン・シェフとアン・ウィルソン。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-05 00:42:51)
1602.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 ネタバレ 
エニグマを解読してめでたしめでたし、と思いきやそうではなくて、今度はその先に進んで、対策を立てれば解読に気づかれて、もっと大きな壁ができてしまう。また、解読した情報をどう扱うかによって、人の生死まで左右してしまう。その本質の問題に明確に踏み込んだところに、この作品の価値があります。また、戦後は不遇な扱いだった主人公の行く末まで、簡潔に凝縮しながらもきちんと押さえており、しかもそこで3本の時系列が収束する構成が、作品に立体性を与えています。●ベネディクトの演技は、興味対象以外には何の興味も持たないオタクぶりを的確に表現しており、充実しています。キーラ・ナイトレイは、お姫様系の顔立ちが災いして雰囲気から浮いており、ややミスキャスト気味。もっと地味な人にした方がよかったと思う。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-11-04 00:51:37)
1603.  ヒット・パレード
歌や演奏をちりばめて華やかに賑やかに作ろうとした意図は分かりますが、それと脚本や演技がかみ合っていないので、勝手に盛り上がっているだけのように見えてしまうのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-31 01:33:32)
1604.  ニック・オブ・タイム ネタバレ 
これは凄い、いきなり導入部からして、「まさかここでこの男女がデップをナンパするがごとく引っかけて、そのまま犯罪計画に利用ってことはないよね?」と思わせておいて、まさかまさかのそのまんま。その後も、コメディすれすれのボケとツッコミが随所で繰り広げられるのですが(これだったらむしろ、ローワン・アトキンソンとかジム・キャリー主演で見てみたかったと思うくらいだ)、結果としては、ジョン・バダムならではの90分一気に突っ走り攻撃で、なぜか結構はらはら見られてしまうという困った作品。焦点を一つだけに絞ったシンプルダイエットな作りが、魅力を高めているのだろう。やはり映画の足を引っ張るのは、内容の不足ではなくて、内容の過剰なのだ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-27 00:59:46)
1605.  理由なき反抗
別に不良なら不良でいいんですけど、どんな不良なのかが表現側できちんと定まっていないと、見ていても面白くないのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-27 00:51:12)
1606.  ディス/コネクト ネタバレ 
全体としては、4本の脈をうまく絡ませ、またそれでいて緊張感を切ることなく最後まで突入しており、したがって脚本の水準は優秀だと思います。ただし・・・扱われているのが、少年ポルノ、個人情報ハッキング、なりすましSNS(とそこからの性被害)と、それ自体がすでに犯罪とも呼ぶべきもので、ネット上じゃなかったってもちろんやってはいけない。そうすると、その犯罪から生じる問題をどうやって解決するかという点に重心が移ってしまい、原題(邦題も)から表れている、ネットでつながる人間関係そのものという問題意識が薄れてしまうのです。あと、最後は結局家族だよねというありがちな方向に収束していくのも、それ以外にはあまり思いつかないとはいえ、何となく安易。
[DVD(字幕)] 6点(2016-10-25 02:27:49)
1607.  美しい絵の崩壊 ネタバレ 
長年の友人だった二人の母親が、それぞれ相手方友人の息子と恋愛に陥ってしまう・・・となれば、どれだけ重層的な心理の綾が構築・展開されるのかと期待してしまうのですが、案に相違して中盤前には早々に互いにネタばらしがされ、全員が相互に状況を知っている状態になってしまう。あら何とももったいない。そのまま作品は何事もなかったように(!)、淡々と進行していくのですが、終盤に今度は新たな枠組みでのひねりが待ち構えています。ただ、そのラストの崩壊に突入するためには、導入部分でもっと葛藤や波乱が必要でしたね。それを抑え込んだ収束感があってこそ、終局部分の展開も重くなるはずです。
[DVD(字幕)] 5点(2016-10-24 01:21:12)
1608.  パーマネント野ばら
揃いも揃って登場人物の描き方が平坦で観念的、演技もみんな(男女問わず)似たような感じ。ロケ地を探してそれらしいパーマ店のセットを作って、そこで力尽きてしまった、という感がありあり。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2016-10-23 22:15:24)
1609.  郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946) ネタバレ 
前半はとにかく雰囲気がのんびりしてて、殺人計画云々というスリルはほとんど感じられなくて・・・法廷シーンのあたりからは大きく盛り返してきますが、ラスト近くのたたみ込むような強引な展開で、元に戻ってしまいました。不倫倒叙犯罪系の源流としての意味はあるかもしれませんが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-18 02:13:44)
1610.  闇の狩人 ネタバレ 
これだけの豪華キャストを、よくもまあこれだけ無駄遣いできたものだな・・・脚本があまりにも適当で、どの役にも見せ場らしい見せ場がないので、演技力の発揮のしようがありません。またそれ以前に、ここに出てくる俳優陣は、あまり業を背負った闇の仕事人っぽくありません。そして本職(?)の藤田まことは、本筋と全然関係ないアホ男役という皮肉。それっぽく見えるのは、原田芳雄くらいかな・・・。あと、夏八木さんは、関西弁も違和感なく演技の上で使いこなしているのは、さすがでした(最初、誰か分かりませんでした)。
[DVD(邦画)] 3点(2016-10-16 00:27:35)
1611.  キャプテン・フィリップス ネタバレ 
これだけの堂々たる貨物船を海賊が襲うというから、どうするのかと思っていたら、とにかく小舟で横付けして、梯子をかけて、登る。ただそれだけ。いや、言われてみればそれ以外にはないんですけど、その一点に絞った攻防で一気に見せ切る序盤戦。確かに一艘の小舟でしかないんだけど、貨物船側が武装していない以上は、いったん梯子を登られたらもう終わりなんだね。中盤では乗組員の機転といった知能戦の部分もあるが、後半では一転して米海軍の物量作戦と情報作戦が展開される。その際にも、余計な背景や説明をごちゃごちゃ入れず、何かがあると間髪入れず指示→即実行、を貫いているのが、作品の緊張感を維持しています。この手際の良さは誰だろうと思って脚本家を見たら、「ニュースの天才」や「アメリカを売った男」でもそういった頭脳的ドライブ感(?)を満喫させてくれたビリー・レイ。なるほどね。あと、交渉担当の人が、答えているようで実は何も答えていない(適当に嘘も混じっている)絶妙なやりとりをびしびしと決めてくれていて、なるほど事件進行中の交渉というのはこうするのかと参考になりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-14 01:05:16)(良:1票)
1612.  踊るマハラジャ★NYへ行く ネタバレ 
マリサ・トメイのノリノリのボリウッドダンスが見られるというだけで、すでに大いなる意義のある作品。ヘザーちゃんの潔いポルノ女優っぷりも楽しい。コメディの部分は、設定上のギャップを押していけば、もっと笑いがとれたのではないか?という気はしますが。せっかくのオチの部分が割とあっさり過ぎている箇所も多く、ちょっともったいない。
[DVD(字幕)] 6点(2016-10-13 02:39:56)
1613.  男はつらいよ ぼくの伯父さん ネタバレ 
マドンナも世代交代で満男君が恋の主役というのは聞いていたのですが、思ったほどゴクミフューチャーが強いわけではなかった点にはほっとしました。ゴクミや檀ふみはもちろん、この作品では寅さんですら添え物でしかなく、肝はあくまでも満男君の青春成長譚、そして両親の成長。ただそれだったら、「僕は全然美しくなくて、醜いんだ!」と悶えるあたりとか、告白に失敗して「俺の馬鹿馬鹿~!」のあたりとかはもっと突っ込んで見たかった気はするけど、その辺もあっさり風味なのが、やはりこのシリーズなんだな。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-10-13 02:31:07)
1614.  トゥルー・グリット ネタバレ 
特にひねっているわけではないストレートな復讐譚を、ここまで安定した運びで一気に見せ切る脚本の腕はさすが。ただ、あれこれ引っ張った割に、最後の復讐はほとんど「ただ撃ってるだけ」に近く、えらくあっさり終わってしまいました(メインはその後なのかもしれませんが、そうだとするとそれまでの運びからは浮いている)。ヘイリー・スタインフェルドは長台詞の応酬もなかなかの技術で乗り切っていますが、全体にどのシーンでも演技が一本調子なのが気になりました。ラビーフはもうちょっと若くて向こう見ずな感じの人の方がよかったかなあ、マット・デイモンだと雰囲気が安定しすぎです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-10-10 01:26:07)(良:1票)
1615.  男はつらいよ 寅次郎物語 ネタバレ 
子連れ狼的なロードムービーの部分や、そこですれ違うマドンナとの切ない交錯(今回は、出会ってから別れまでが推定36時間前後という超ハードスケジュールだ)は、安定の定番として。その反面でちょっとぞくっとしたのは、子供が熱を出したときに一瞬物凄く面倒くさそうな顔をしたり、おねしょのときに露骨に引いていたりする寅の反応。寅は家庭人には到底なりえない、という断定が、改めて宣告されている。この裏での現実的部分の容赦なさが、作品に筋と節度を確保している。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-10-06 02:52:55)
1616.  オズ ネタバレ 
冒頭部分からいきなり、精神異常児扱い・拘束・強制手術と、前作から続く内容とはとても思えないほどの暗さと陰鬱さ。つまり、寓話性をなくしてしまっているので、いくらそこからオズの国に舞い戻っても、前作の続編とはいえないのです。あと、サブキャラもいろいろ出てくる割にはどれも弱いかなあ、かかしさんの登場一発で全部霞んでるよ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-03 00:49:28)
1617.  ロック・オブ・エイジズ ネタバレ 
この監督は「ヘアスプレー」でも豪華絢爛楽曲洪水ミュージカルを提供してくれたんだけど、こっちの方はちょっと空回ってしまいました。一番まずいのは、選曲がどのシーンもどのシーンもあまりにもそのまんまなところで、これでは当時のその辺の高校生が作ったポエムストーリー付オムニバスカセットテープみたいなものです。同じバンドからの重なりが妙に多いのも気になりました。●トム・クルーズは暴走していてなかなか面白いんだけど、周りとの演技のやりとりはまるで念頭になく、勝手にどこかに行っちゃってるだけ。キャサゼタは、やっぱり老けちゃったな-、ダンスシーンの切れも「シカゴ」の記憶で見てしまうと悲しくなります。アレック・ボールドウィンは、いかにもライブハウスのマスターのオッサンにいそうで、いい感じ。●あとそれと、主人公が途中で血迷って加入してしまうださいディスコのグループ、あれはあれでそれなりに格好良くないですか?80年代後半から90年代初頭のフリースタイルっぽくて。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-10-01 00:42:50)
1618.  デコレーション・デイ 30年目の勲章<TVM> ネタバレ 
彼はなぜ、勲章の授与を拒むのか?というたった1つの奥深そうな謎。を、一つ一つ解き明かしていく物語かと思ったら、間に1/3くらい全然別の話が挟まっていました。肝心の謎そのものも、何ともあっさりとネタばらししてしまうし・・・。あと、2人の人間関係も、昔は親しかったのが今よそよそしくなるまでに何か、と思わせておいて、別に何もありませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2016-09-30 00:29:01)
1619.  華麗なるギャツビー(2013)
ラーマン&ディカプリオによるリメイク作といえばもちろん「ロミオ&ジュリエット」が思い浮かんでしまうのだが、あの古典をグシャグシャに崩しまくった「ロミジュリ」は、まあ、それはそれで面白くはあった。こちらの方は、ただひたすらゴテゴテした絵面があるだけで、一体何が作りたかったのか分からない。必然的にディカプリオも、演技力や表現力を発揮する場はなく、ただ画面内に存在しているだけ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-09-29 00:09:02)
1620.  男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 ネタバレ 
寅さんと芸者の相性の良さは、すでに第17作でも示されている。本当のことを言わなくてもよい、いつでも冗談で紛らせられる、お互いに内心に踏み込まない、という暗黙のお約束が、寅にはどこまでも心地よいのだ。しかもそこに、当時29歳・スター街道まっしぐらの松坂慶子を当て(とらやでの背の高さにはびっくり)、旅先を早々に引き上げさせることなくじっくり二人きりの時間を(見る側に)満喫させ、実は久々かもしれない寅の正面恋愛一直線を突き進ませる。しかしその世界は、ふみが寅の部屋に突入した瞬間から歪み始め、そして寅が別室へ移動した時点で崩壊する。この裏からの冷めた視線が、シリーズ内での作品のオリジナリティを輝かせている。●吉岡君初登場としても有名な作品ですが、実はマキノ佐代子さん初登場であるのも忘れてはなりません。レギュラー登場はもう少し先ですけどね。それと、源ちゃんの出生がさらっと語られているのも重要かも。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-09-26 03:22:07)(良:1票)
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