1661. TRICK トリック 劇場版2
テレビドラマシリーズからのファンであり、仲間由紀恵が好きな私には、この映画も問題なく好きなのだが、周囲の評判の悪さが少しは気になるようになった。 したがって、このシリーズもこれでお終いかなと想いながら、じっくりと味わった。ところがところが、昨年「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」が出たと聞き、驚き桃の木・・・。はたしてこれも見るべきどうか迷っている。 堀北真希、平岡祐太の若手がどこかで見た顔と思いつつ、トリック2を見た時は思い出せなかった。 [DVD(邦画)] 6点(2011-04-15 07:49:49) |
1662. TRICK トリック 劇場版
テレビのドラマシリーズが結構おもしろかったので、この映画も当然のようにして見た。仲間由紀恵の山田奈緒子と上田次郎の阿部寛の凸凹コンビは依然として健在、それぞれにはっきりした個性キャラクターがあり、いつもながら楽しませてくれる。 [DVD(邦画)] 6点(2011-04-15 06:10:29) |
1663. 未知との遭遇
《ネタバレ》 スピルバーグは私と同年代、子どもの頃はUFOを見たとかどこかに現れたかなどがよく話題になっていたし、存在を信じていた人も多かった。だからこのような映画ができても少しもおかしいことではなく、私も興味深く見たことを覚えている。 しかし、後年DVDを買い改めて見てみると、前半部分に対して、家族を見捨ててまでUFOに執着し乗り込む後半部分が不可解でならない。 [映画館(字幕)] 6点(2011-04-14 21:33:47) |
1664. オペラハット
《ネタバレ》 前半部は非常におもしろい。ディーズ氏の家はどこだ?と尋ねると公園にいるのは知っていて家だけを教えたり、シンデレラ男と名付けた新聞記者が彼のそばにいる悩める女性だったり・・・。 最後はどのような結末だろうかと期待したが、以外にがっかり・・・。性格が十人十色というのはわかるが、それだけではね。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-13 13:14:36) |
1665. 巴里の屋根の下
《ネタバレ》 「私にも楽譜を1枚!」と言いたくなるような、古い巴里の屋根の下。一瞬サイレント映画のようで所々に会話や歌が入る、その頃の何でもないようなお話。それでいて音楽だけがいつまでも耳に残る。 [DVD(字幕)] 6点(2011-04-11 16:26:22) |
1666. トラ・トラ・トラ!
《ネタバレ》 陰謀国と無謀国の戦争がどうして起こったのか、なぜ回避できなかったかはこの映画ではほとんど説明不可能のように思える。 昔見た時は、日米合作で双方の国の立場を互角に表現した良い映画だと思っていましたが・・・ 今になってみれば、米国の楽観的な態度や日本の非道さが目立つと思う。またそれが眠れる獅子を起こし、米国の「パール・ハーバーを忘れるな」の反日感情を高めてしまった。 前半部分は、私たちが知っておかねばならない重要なエピソードもたくさんあるように思われる。しかし、それが短時間で余りにも断片的に流れるために理解するのが難しい。省略せずにもっと丁寧に時間をかけた演出が必要だと思う。(ハル・ノートに対する対応や戦争回避の外交など)逆に後半の戦闘部分はほとんど不要なくらいだ。 [映画館(字幕)] 6点(2011-03-17 21:34:20) |
1667. 死刑台のエレベーター(1958)
なつかしき映画、日本で最近リメイクされたと聞き、DVDで改めて鑑賞。エレベーターで閉じこめられたモーリス・ロネがどうやって出てきたのかさえも忘れていた。 映画の中の悲しげなトランペットが、即興演奏だったとは・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2011-03-17 11:03:26) |
1668. 点と線
《ネタバレ》 中学生の時数学の先生が松本清張の「点と線」について話して下さった。たぶん図形の問題から脱線してその話になったのだろう。私は非常に興味を持ち、本を買い求めた。その後ゼロの焦点や眼の壁など、松本清張の小説にのめり込んでいくのだが・・・。 映画を見たのはずっと遅く、砂の器公開よりも後だったと思う。しかしポイント(14番ホームから16番ホームが見える4分間など)はしっかり覚えていたので、見る時すでに懐かしく感じたくらいだった。 映画では謎解きに終始しているが、加藤嘉の老練な刑事役、花沢徳衛の果物屋の店主、高峰三枝子の安田の妻が良い味を出している。山形勲の安田は恰幅が良すぎたかな。 小説に較べると映画はいまいちだと思う。 [ビデオ(邦画)] 6点(2011-03-12 11:09:05) |
1669. 夏の庭 The Friends
偶然テレビ(CSだったかもしれない)で途中から見たが、「夏の庭」だとすぐにわかった。実はずっと前、演劇で見ていたからである。 演劇の印象が強くレビューにはならないかもしれないが、映画では三國連太郎のおじいさんが大変良かった。子どもたちとおじいさんとの心のふれあいが何とも言えない。 もう一度見てみたい映画なのだが・・・。 [地上波(邦画)] 6点(2011-03-06 09:03:54) |
1670. ケイン号の叛乱
《ネタバレ》 ハンフリー・ボガード出演の映画はたくさん見たが、どれもが格好いい役ばかりだった気がする。ところがこの映画の艦長役は格好悪いばかりでなく、部下から信頼されず、嵐の場面では精神錯乱になって艦長を解任されるというとんでもない役である。 その一筋ではいかない艦長役を実に見事に演じていたと思う。 さて映画だが、上官に逆らえないはずの軍隊で、信頼される艦長となるのは大変なことである。威張り散らしたり、無理難題の命令ばかり出していてはもちろん部下はついてこないが、部下に媚びていては士気を高めることはできない。 また逆に艦長の言動がおかしいと思っても、部下が勝手な行動をとるわけにもいかない。 この映画は戦艦が寄港した後、裁判になるのだが、実にいろいろな要素があって考えさせられる。簡単にこうだと決めつけられないところに、考えさせられるものがあると思う。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-04 21:12:24) |
1671. ピアノ・レッスン
ふとしたことで、この映画の音楽を知り虜になった。またその映画がアカデミー賞の主演女優と助演女優の賞を得たことも・・・。探し求めてDVDを購入し、鑑賞。 映画の中のホリー・ハンターはすばらしかった。アンナ・パキンもかわいかった。しかし、ニュージーランドの暗い荒波のように、私の心はすっきりしなかった。 この映画の脚本・監督は女性、登場人物で好感を持てるのも女性、キャストで賞を得たのも女性、さらにこのレビューで高得点を付けているのも女性・・・。男の私は入り込む隙間すらないのだろうか。 浜辺にポツンとおかれたままのピアノ、運ぶ荒くれものの男たち、ピアノは大丈夫だろうかと別の方が気になってしまった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-03-02 08:02:19) |
1672. 激突!<TVM>
最初何気なくテレビで見た時は大変怖かった。映画の題名もわからず、しかも途中から見た映画だったのに、ずいぶん気になった。数年後またもテレビで同じ映画を偶然見て、「激突!」という映画だとわかった。 登場人物もきわめて少なく、とてもシンプルな映像だったのに、惹きつける魅力は何だったのだろう。 [地上波(字幕)] 6点(2011-03-02 06:10:09) |
1673. 卒業(1967)
《ネタバレ》 この映画を最初に見たのは学生の頃、主人公ベンとほぼ同年代だった。(役者ダスティ・ホフマンは10も上、彼は新人ながら30歳でこの役を演じている) この頃は、アメリカン・ニューシネマという波に乗り、反体制反倫理(暴力、セックス、ドラッグなど)の映画が多く作られた。この映画もまた「俺たちに明日はない」や「イージーライダー」などと並び称されるものかもしれない。 映画は花嫁を奪って逃げるラストシーンももちろんだが、私はその直前の教会の屋上から「エレーン! エレーン!」叫び、それに「ベーン!」と答えるシーンの記憶が忘れられない。 映画の後、二人はどうなったかはわからない。少なくともハッピーエンドではない。両親が敷いたレール、社会常識や規範を卒業した二人は、二人だけの新しい世界へと向かっていく・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2011-02-28 13:18:02) |
1674. 白い巨塔
《ネタバレ》 白い巨塔と言えば財前五郎、財前と言えば田宮二郎、まさに映画の財前と役者田宮が重なってしまうほどだ。 白い巨塔は、私が学生の頃見た山崎豊子原作最初の映画であり、それまで物の裏側まで見ることのなかった私には、強烈な映画となった。 野心に燃え傲慢不遜な財前、東教授ならずともまったをかけたくなるだろう。そこに渦巻く策略、利用できるものは何でも利用し、用済みともなれば捨ててしまう、医大病院の裏側の汚れた部分を見事に描いている。 この映画の後のテレビドラマも、もちろん見た。田宮二郎だけでなく、小沢栄太郎 、加藤嘉も映画と同役で、映画で描ききれなかった細部や続編を付け加え、より完成されたものとなった、。 [映画館(邦画)] 6点(2011-02-26 06:32:09) |
1675. 野ばら
《ネタバレ》 子どもの頃間違いなく見た(見せられた)映画ですが、ウィーン少年合唱団が出演していたということだけしか覚えていませんでした。DVDを買って、改めて見ました。 「歌声ひびけば」というよく知っている曲が、この映画のために作られたということも初めて知りました。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-25 21:31:53) |
1676. 続・菩提樹
やっと続編を見ました。米国へ行っても苦労はつきものですが、なかなかすんなりうまくいかないところが、実話らしく良いと思います。男の子のボーイソプラノはきれいですね。うっとりしました。 ただ映画全体としては少々平坦で、苦労している割にはその苦労が余り伝わってこず、前作よりも魅力に欠けていると思います。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-23 21:32:42) |
1677. キューポラのある街
私の少年時代のあこがれは吉永小百合、歌に映画に大活躍で当時のアイドルとしての人気は高かった。 「伊豆の踊子」「青い山脈」「泥だらけの純情」など次々と小百合さん映画を見ていっのだが、「キューポラのある街」はあまり記憶がなく後にビデオで改めて鑑賞。結構内容があると思う。川口市の鋳物工場や在日朝鮮人のことなど当時の風情をよく反映しているからだ。しかし、何となくお嬢様イメージの吉永さんと鋳物工場の貧しさがしっくりこなかった。 [映画館(邦画)] 6点(2011-02-22 23:52:10) |
1678. 下町の太陽
私たちの少年時代は、吉永小百合や倍賞千恵子はあこがれの的だった。そのころ、吉永さんの「寒い朝」や倍賞さんの「下町の太陽」といった歌が、ヒットし、「寒い朝」は映画「赤い蕾と白い花」、「下町の太陽」は同名映画のそれぞれ主題曲となった。 吉永さんの映画はもっと後から見始めたのだが、この「下町の太陽」は高校生の時に見た思い出の青春映画として今も記憶に残っている。 [映画館(邦画)] 6点(2011-02-21 22:20:09) |
1679. 一日だけの淑女
先に「ポケット一杯の幸福」を見ていたせいか、少々物足りない感じがした。役者の魅力も今一歩、こっちを先に見ていれば、もっと感動していただろう。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-19 06:58:02) |
1680. リトル・ロマンス
《ネタバレ》 監督はジョージ・ロイ・ヒルだし、ローレンス・オリヴィエも出演しているということで見に行きました。若い男女のペアが多い中、30過ぎの男が一人映画館に入るのは大変勇気がいりました。 映画は少年と少女の駆け落ちの物語ですが、ヴェネツィアにある「ため息の橋」の下で日没の瞬間にキスをすれば永遠の愛が結ばれるという言い伝えは、何とロマンティックなことでしょう。 ただ、少年の異常なほどの天才ぶりには、少々鼻につき好きになれませんでしたが・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2011-02-17 08:55:05) |