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 > たきたて さんの口コミ一覧。87ページ目
たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2262
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1721.  カリートの道 《ネタバレ》 
 普通の成り上がり系のマフィア映画かと思いきや、感動的な人間ドラマでした。この映画のアクション、サスペンスはもちろん素晴らしいのですが、何と言ってもカリートという人物の放つ魅力がたまらないのです。  裏社会で伝説のような人物になりながら、ここまで恋人や友情や信頼関係というものを大切にする人間がいるでしょうか。おそらくリアルな世界ではいないと思うわけです。これはフィクションの世界だからこそできた人物像であって、私たちが憧れるような人物像のひとつのモデルとも思えるんです。  だからこそ、カリートの一挙手一投足、ナレーションの一言一言に必要以上に感情移入してしまい、等身大のカリートをとにかく応援してしまいます。  ただ、カリートはちょいちょい失敗もします。彼は決してヒーローではないんです。ミスジャッジしちゃうんです。そしてそのミスのつけっていうのは、すぐには返ってこないのです。後半に向けて、少しずつ蓄積されていくんです。  蓄積されるのはそれだけではありません。時間が経過するほど、カリートの貯金も貯まっていきます。夢がすぐそばまで近付いてきます。彼女ともうまくいきます。子供ができ、3人の未来がよりいっそう現実味を帯びてくるのです。  そして終盤、もう夢がかなう、目の前にある、と同時に、次々と、今までの失敗のつけや、過去の亡霊が、不安要素として一気に噴出してきます。  それはサッソでありパチャンガであり、クラインフェルドであり、イタリアマフィアであり、ベニーブランコでした。  ただ、終盤は、「いったい誰が、彼の夢を砕いてしまうのか」ということが考えられないくらいカリートのハッピーエンドを本気で信じてしまいます。嫌な予感は全然なくならないのに。そして、イタリアマフィアをふりきり、ホームで彼女と再会してほっとした瞬間、最悪のデジャヴを感じるわけです。『・・あれ、このシーンって。』  そしてはっきり思い出す間もなく、最悪のラストを迎えます。  映画全体が完璧なひとつの流れを作っていて、最後はもの凄く感動的で、もの凄く最低な余韻を残してくれる素晴らしい作品です。  でもラストがやるせなさすぎて、悲しすぎて、もうこの点数が精一杯です。 
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-05-23 14:32:49)(良:5票)
1722.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 
 前半は「私は誰でしょう?」のノリに始まり、リアルかくれんぼで超ハラハラします。捜す方も隠れる方も本気モード全開。マクレーンが良い感じですぐ行き止まりにぶつかるのもナイス。「巨大ビルという密閉された空間」という状況設定が、もの凄く活かされています。  後半、正体がばれてからは、本格的な知恵比べ合戦+アクション開始。  とにかく、お互いがどこにいるのかよくわからないものだから、いつも誰かが潜んでいたり狙っていたりするんじゃないかっていう緊迫感がたまらないのです。  多くのアクション映画では、割りとおざなりにされがちなデティールにこだわっていながら、アクション映画としてのスピード感や軽快なテンポを損なっていないのも素晴らしい。  そして魅力ある脇役のみなさま。  味方の側で脇役が光る名作は数多くあれど、この作品のように悪役側で脇役に個性ありまくりの魅力タップリっていうのはおそらく珍しいんじゃないですか?  次々と華麗にその命を散らしていく悪役のみなさん。そのひとつひとつの命によってこの映画は輝いているといっても過言ではないですよ。  この作品ではトランシーバー使っていましたが、今だったらラインでつながっちゃうんですかね。そういった意味でも、この時代だからこそ創ることが出来た作品かもしれないですね。 
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-05-23 01:22:19)(良:2票)
1723.  マンハッタン殺人ミステリー 《ネタバレ》 
 ウディ・アレン演じるラリー・リプトンがしゃべるしゃべる。奥さんもしゃべるけど、ラリーはすごい。絶対静かにしないといけない場面でもかまわずしゃべる。落ち着かないといけないところでは必ずと言っていいほどパニックを起こして、見ていてほんといらいらします。  いらいらするんだけど、とにかくちょいちょい面白いことを言うものだから、つい笑ってしまう。「うまいこと言うなー」と感心までさせられてしまう。でも、やっぱりいらいらもしてしまう。  本筋が全然読めなくて、ラスト付近までいったいどうなっているのか全然わかりませんでした。ストーリーが何気に面白くて、ミステリーとしてすごく良かったのだと思います。だから、早く真相を知りたくなったし、見ながらいろいろ考えていたのです。そこでラリーと奥さんがどーでも良いことをやんやと話しまくるもんだから、なんだか邪魔されている気分になってしまって・・・  もしミステリーがどうでも良いような内容だったらそこまでいらいらしなかったかもしれません。ですが、なまじ内容が面白いんですよ。だからストーリーの良さをコメディの面白さが若干邪魔しちゃってるよーな気がするわけです。  コメディ好きな人は楽しめるかもしれないですけど、ミステリーにのめり込みやすい人はいらいらさせられるかもしれないですね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-21 13:35:42)
1724.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 
 ジョージとレニーにはささやかな夢があり、まさにここぞという大事な場面では、必ずレニーがジョージに夢の話をねだります。  きっと、ジョージの夢の話を真剣に、目を輝かせて聞くのはレニーだけだったのでしょう。ジョージは、その夢が本当にかなうとは思っていなかったような気がします。ですが、唯一レニーの前でだけは、ジョージも本気で夢を見ることができたのかもしれません。そう、きっとジョージにとって、レニーは重荷であると同時に、希望でもあったと思うのです。だとすれば、レニーと離れられなかったジョージの心情もわかる気がします。  ところが、ただの夢物語にすぎなかった希望が、実現するチャンスが訪れます。それは財産を蓄えていた老人の存在。急に出てきた彼の存在によって、夢はもはやただの夢ではなくなってきます。はっきりとした形を帯び始めるのです。  人って不思議なもので、ゴールが遠ければ、転んでも立ち上がることができるのですが、ゴールが目の前にあるときに派手に転んでしまうと、体より先に心が折れてしまうものです。  ジョージにとってきっとレニーは夢の一部でした。そして皮肉にも、そのレニーによってその夢はまた夢のまま終わってしまいました。もし、老犬と、老人のエピソードがなければ、ジョージはレニーと再び旅を続けていたかもしれません。  ラストシーンで、ジョージはレニーに夢の話をします。いつもどおりに、途中からレニーが夢の話をいつの間にか代わりに話しています。そして、夢の話を話し終える前に、ジョージは引き金を引いてしまいます。  それは、レニーとの永遠の別れを意味すると同時に、自分の夢との決別をもはっきりと示したのではないでしょうか。  冒頭とラストで、一人真っ暗な列車に乗っているジョージの眼差しがしばらく忘れられそうにありません。  正直苦手だし、嫌いなタイプの映画ですが、これ以上低い点数はつけられないです。 
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-21 06:32:34)(良:1票)
1725.  デモリションマン 《ネタバレ》 
 スパルタン(スタローン)が冷凍される経緯や、思いのほか広がらなかった未来世界にちょっとだけがっかりしたことを除けば、個人的にはなかなか楽しい作品でした。  お金とCGの力があれば、いろんな夢の世界を描ける。それも映画の大きな魅力。だとすれば、この映画は「未来」という夢の世界を少しだけ覗かせてくれる素敵な映画ではないでしょうか。(この映画にCGが使ってあるのかどうかは知りませんが)  すごーく印象深かったのは、『この殺人事件は、2010年6月の殺人事件から26年ぶりとなります。』という一言。そうか、当時は1993年。17年後の近未来を想像したとき、凶悪犯罪はきっとなくなっているんじゃないかな、と製作者は思ったわけだ。もしくは淡い希望を抱いていたわけだ。なんかいいな、そういうの。  メインのストーリーは確かにいまいち。でもそれは仕方がないんだ、きっと。どんな未来にするか、そればっかり考えていたんだ。で、頭から煙出てきて、貝殻だとか、条例違反ワードだとか、面白いネタがいっぱい出てきたんだ。そしてその世界を、確かに僕は楽しんだんだ。だから、他のことはどーだっていいんだ。それがきっと、「頭をからっぽにして楽しむ」ってことなんだろーな。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-05-20 02:58:18)(良:1票)
1726.  ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ/烈火風雲 《ネタバレ》 
 ストーリーが若干だらだらしているせいか、キレのあるカンフーアクションまでなんだかスピード感に欠けるような錯覚を覚えます。  あらためて、アクション映画こそ、ストーリーと脚本が大事なのではないかと思いました。気分が乗れないまま、どんなに凄いアクション見せられても、ある一定のラインまでしかモチベーションが上がらないみたいです。  脇のソーとフーもよく頑張っていたし、ボス級のキャラが二人いるのも良かったし、バランスも悪くなかったんですけどね。なんかかみ合っていないというか・・・獅子舞があまり好きじゃないのも原因の一つかもしれないです。
[DVD(吹替)] 4点(2013-05-20 02:11:12)
1727.  青春の輝き 《ネタバレ》 
 こればっかりは、いまだに感覚として掴みかねている「人種差別」の問題。  「ユダヤ人だから」というだけで、みんなのカリスマ的人物であったデイヴィッド(ブレンダン・フレイザー)が、手のひらをかえされる様子は見ていて辛いし、理解に苦しみます。  ですが、同時に、それくらい人種差別の問題がいかに根深いものかということを感じ取ることができます。  当たり前のことなんでしょうけど、差別意識には個人差があり、世代間の格差もあるということが、この映画を見るとよくわかります。『差別というものを第三者の視点で客観視するとこう見える』という教科書的な映画として見ると、非常に価値ある作品だとも思います。  この分かりやすさ、作品への共鳴のしやすさは、やはりディヴィッドがユダヤ人であることが判明する前と後でのギャップを、大げさなくらい描き分けたからだと思います。また、ラストのカンニング疑惑事件は、人種差別の意識が、物事の判断基準に、いかに影響を与えるかということのわかりやすい事例になっている気がします。  結局事件は解決しましたが、この出来事は禍根となってずっと関係者の皆さんに深い影を落とし続けるのでしょう。  「僕の顔を見るたびに、あなたたちは今回のことを思い出すでしょう。」と言ったデイヴィッドの一言が、この映画のすべてなのかもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-19 19:44:44)
1728.  岸和田少年愚連隊 《ネタバレ》 
 中身のない映画は苦手です。  中身がなくても、見ている間楽しめたり、爽快な気分になれたり、頭を使ったりする映画は大好きです。  この作品にはそのどれもありません。  言うなれば、雰囲気と会話の妙を楽しむ映画でしょうか。  報復→報復→報復→報復→報復・・・・  何回繰り返すねんっていうくらい、延々と仕返しが続きます。  その報復のシーンだって、過激な割りにリアリティを追及するためか迫力には乏しくて、何か毎回消化不良のまま終わる感じなんですよね。  もちろん、絶妙な会話の面白さと、登場人物たちのなんか憎めないふんわりとした雰囲気によって、暴力描写が見事に緩和されて見やすくなっている点は評価できると思います。  ですがそれだけなんですよ。  最後まで見終わっても、それぞれが何かのゴールにたどりついたとか、成長したとか、そんなエピソードは最後までないわけです。  もちろん、それが青春だよって言ってしまえばそれまでですが、「なんのために2時間近くもこれ見てたんだろ」って気持ちになります。  雰囲気は良いし、会話も面白いし、映画全体に漂う閉塞感と疲労感も何かを訴えてくるし、悪くはないと思うのですが・・・・  ナイナイの岡村の大ファンの妻が、途中で見るのをやめた・・・  それがこの映画のすべてなのかなって思いました。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-19 19:10:59)(良:1票)
1729.  サンダーハート 《ネタバレ》 
 主人公のリボイが、父親にインディアンの血が半分流れているFBI捜査官、というやや変わった設定が面白いです。その設定自体は、物語の中で主人公のルーツを辿ると共に、主人公が見る夢の謎解きにも関わってくるので、映画の中で大事な役割を担っています。設定がきちんと活かされている映画って、観終わった後に、なんかすっきりした気分になります。  映画自体は丁寧な作品づくりだと思いますが、いかんせん内容や時代背景が、私たち日本人にはなじみがないものなので、結構わかりにくい部分も確かにあります。その辺のわかりづらさがこの映画のネックと言えばネックかもしれないですね。  インディアンの保守派と改革派にいたっては、どの登場人物がどちらの派閥なのかがわからなくなったりして、中盤までは人物関係整理するので頭がいっぱいいっぱいになります。  もう一回見ると、もう少し映画に入り込めそうな気はしますが、今回は初見のみでの感想にして、わかりづらさを減点させてもらいました。ですが、ミステリー要素を含めた推理サスペンスものとしては、充分楽しめる内容だと思います。ラストの盛り上がりもナイスです。確かに鳥肌ものですね!
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-19 18:36:51)
1730.  ジェイソンX 13日の金曜日 《ネタバレ》 
 ホラーの要素も多少は含めつつ、戦闘員やアンドロイドとのアクションが満載で、予想以上に楽しい作品でした!  「蟻をつかったマシーン」で、人もジェイソンも良い感じで復活したり、仮想バーチャルの世界でジェイソンを混乱させたり、未来ならではの設定も良かったのではないでしょうか?  ただただ、ひとつだけ!  バージョンアップを遂げた後のジェイソン!  撃たれても「カキーンカキーン」って!  そんなのジェイソンじゃないやい!  あくまで、銃弾や敵の攻撃をその身に受けて、傷つきながらも何度も立ち上がる。  そのジェイソンの姿が感動を呼び、涙をさそうのに。  ラストでやっぱり湖に還っていったみたいですから、もう一度湖底で『自分は何者なのか』ということを、頭冷やしてじっくり考えてほしいです。  自分を見つめなおし、本当の自分を見つけたら、また元気な姿を見せてほしいです。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-17 14:28:19)
1731.  リーサル・ウェポン4 《ネタバレ》 
 シリーズラストということで、卒業式を見るようなテンションで見ていたら、劇中で展開される人間ドラマ(マータフとバターズ、リッグスとローナ、そしてレオ)全部に気持ちがいっちゃって、メインのストーリーに集中しきれなかったです。  それでも火炎放射器男にはじまり、ビルの中のカーチェイスから、史上最強のカンフー男の登場と、思いつく限りすべての娯楽アクションを詰め込んでくれた作品づくりに大満足。まるで、花火のラスト、一斉にこれでもかと打ち上げるあの瞬間に近い感慨を覚えました。  ラストのハラハラ感(特に水中、間に合うとわかっていてもドキドキ。)はシリーズ中最高な気がします。また、ローナが読んでいたベストセラー恋愛小説の作者がマータフの奥さんっていう地味な伏線があるのもグッド!メインと関係ない、どーでも良さそうなエピソードに、思いっきり知恵や工夫を取り入れている映画は大好きです。  1~4まで通しで見ることができて、何とも言えない達成感が・・・  よーし、次は「ダイハード」見るぞー。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-17 04:40:55)(良:1票)
1732.  許されざる者(1992) 《ネタバレ》 
 見始めてすぐに感じる違和感。  そう、なぜ止めようとしたもう一人が一緒に縄でしばられ、裁かれようとしているのか。現場にいたはずの誰もが、なぜ彼をかばおうとしないのか。それどころか、娼婦のリーダーのような女性は、「二人とも縛り首にして」と言い放っている。  当時の時代背景を知る由もありませんが、女性の敵意は個人ではなく、娼婦を物扱いする「カウボーイ」という人種に向けられたものであったのでしょうか。  この若いカウボーイ、もう一人の暴挙をやめさせようと必死になり、その後謝罪のために馬を差し出し、その行為には確かに誠意を感じるにも関わらず、結局は女性たちから賞金稼ぎを雇われて最後は殺される運命で、まったく腑に落ちません。  彼をふくめて、殺されて当然の人、そうでない人、悪人、善人、すべての人が「銃」という暴力の前に次々と命を散らしていきます。それぞれの正義や道徳、思いといったものが、暴力の前には何と無力で何とあっけないものなのかということは、ものすごく伝わってきます。  そういった意味では、西部劇の姿をかりた、人間ドラマということで、見る価値はあるのかもしれませんが、『西部劇を見よう』と思っていた立場からすると、「これ、面白いか?」っていうのが正直な感想で、見る前のスタンスによってその映画の評価って変わるものだと思いました。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-16 17:07:49)(良:2票)
1733.  [Focus]/フォーカス(1996) 《ネタバレ》 
 いわゆる『オタク』という枠にカテゴライズされる人達っていうのは、普段スポットライトを浴びたことがないので、ふいにそういう機会に恵まれると、虚栄心や自尊心というものが本当に子供じみたかたちで現われることが多いんです。  そういった意味では、浅野さん演じる『金村』は、非常にリアルでかつ『ありがちな』オタクの、ひとつのモデルを見事に体現してくれていたとおもいます。それは手撮りの臨場感に更に拍車をかけることになり、見る人によっては一緒に車の中に乗っているような錯覚さえ覚えてしまうかもしれません。  個人的には白井さん演じるレポーターや、音声のヨーコさんもかなりリアルな演技をされていて、時折はいってくるカメラマンの声にいたってはもはや演技とは思えません。  日常から少しずつ非日常へと変化していく様子、そして一線を踏み越える瞬間まで不自然さを感じさせないストーリーも、単純ながら素晴らしいの一言。  一線を踏み越えてしまったあとからは、多少ありがちなサスペンスものなってしまいましたが、一線を越えるまでは、『いつ何が起こるかわからない』という不安感や緊張感を常に感じさせていて、見終わった後には徒労感と何とも言えない後味の悪さしか残りません。  冷静に考えれば、白井、おまえが一番悪いんだよって言いたくなる。  金村君とヨーコさんは、個人的には犠牲者にしか見えないです。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-16 12:09:29)(良:2票)
1734.  リバー・ランズ・スルー・イット 《ネタバレ》 
 評価が分かれるのもうなずける作品。なぜかって、これは男兄弟の家庭で育っている人にとっては、シンクロする可能性は非常に高いと思われるからです。言ってしまえば、こういった家庭というのは世間一般にはよくあって、だからこそ自分や自分の家族と重ね合わせて物語に入りこんでしまう人は少なくないと思うんです。  もちろん、それはこの映画の完成度が高いから成せる業であって、クレイグ・シェーファーやブラッド・ピットだけではなく、トム・スケリットとブレンダ・ブレッシンの迫真の演技があってこそ成り立つものだと思います。  特に両親、父親は弟のほうに愛情の天秤が傾きがちなのに対し、母親は中立で平等に愛情を注ぐ存在。兄にとって母親は救いであると同時に心に平穏をもたらしてくれたはずだし、父親にはもっと『自分のことだって認めて欲しい』と思っていたのが伝わってきます。  兄は少なからず不公平感を感じ、弟に多少なりとも嫉妬していた。そしてそれ以上に弟と両親を愛していたのです。  兄に転機が訪れたのが、シカゴの大学での教授職に採用が決まったこと。そして恋人との恋愛がうまくいき、結婚を考えていること。いままで、弟に偏りがちだった両親の愛情、弟に対するコンプレックスを払拭した瞬間。  父親が食卓で、いつものように『弟』の話を聞こうとします。「今日のニュースはなにかな?」って。借金で首が回らない弟、心ここにあらずといった感じで、「そうだなぁ」と考えていると、兄が「じゃあ、今日は僕がニュースを話そう。」と言って、教授職に就くことを報告します。父親は感動し、ただ一言、「素晴らしいニュースだ。」と。弟も「兄さんを誇りに思う。」と。  本当に感動的なシーンです。いつもマジメに、地道に頑張ってきた兄が、とうとう家族全員の祝福を一身に受けるシーン。  ところが、その直後、兄がシカゴに出発する直前。弟は右手を砕かれたうえに殺害されます。弟はきっと家族の中で神格化され、二度と兄が弟を越える(越えるという表現は適当ではないかもしれませんが)ことはないだろうということが、ラストの母親の表情と父親の台詞から感じられました。  ラストの年老いた兄が一人で釣りをするシーン。  感動的なラストであると同時に、もしかするとあの事件以来筆者の心は孤独だったという暗喩的な意味もあったのかもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-15 13:29:09)(良:4票)
1735.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー 《ネタバレ》 
 さいっっっこうですね!  こんなに爽快でこんなにパワーバランスのとれたカンフーアクションはめったにないのでは?  アイアン・モンキーやウォン・ケイインだけではなく、子供も、おねーさんも、みんな強い!速い!美しい!速い!(あ、速いって2回言ってしまった。)  それぐらい技が速い!  相手の悪っぷりも最高!適度に強いレベル設定も最高!  ストーリーも笑いどころがちりばめてあって楽しい。ウォン・ケイインの「まだ出来ないのか」で爆笑!  終盤、結構えぐいアクションになってきたのはちょっとだけびっくりしたけど、それもまた良い。  最後の炎の中でのアクションだけはちょっとしつこかったけど、許す!  一緒に見た人は、あろうことか途中で寝ていたけど、この映画は10点です!  もってけドロボー☆
[DVD(字幕)] 10点(2013-05-14 01:40:07)
1736.  リーサル・ウェポン3 《ネタバレ》 
 3作品の中では一番好きかもしれないです。(4は未見)  路線がはっきりしていて、コメディとアクションにかなり力を入れてくれている分、人間ドラマは控えめになっている印象です。  とは言え、息子の友人ダリルを撃ち殺してしまったことを後悔するエピソードは見応えがあったし、若い警官が、『警官キラー』でドラムカン越しに撃ち殺されるシーンも強烈なインパクトがありました。  もし、ストーリーが本当に適当であれば、どんなにアクションが光っても、物足りなさを感じるんですよね。  アクションはカタルシスを感じるためのツールの一つだと思っています。ですので、説得力のあるストーリーあってのアクションじゃないかなーと思うわけです。そういう意味では、リーサルウェポンシリーズは、悪いやつがもう本当に胸糞悪くなるくらい悪いやつばっかりなので、素直にリッグス達を「がんばれ!」って気持ちで見られます。だからアクションがより爽快に、コメディな演出はいっそうおかしく感じられるわけです。  このシリーズはなかなか楽しいですね。 
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-14 01:23:56)(良:1票)
1737.  ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌 《ネタバレ》 
 銃がもう一人の主人公と言っても過言でないくらい、あらゆる種類の銃がでてきます。ストーリー上も、よくある「麻薬密売組織の壊滅」ではなく、「兵器密売組織の壊滅」というのが徹底していて良いです。  また、こちらの映画では銃火器が凶悪なので、それにあわせて出てくる人達の耐久性が2割増しくらいであがっております。普通のガンアクションのように1発くらいじゃ倒れません。たとえ通りすがりの雑魚キャラでも、かなり撃ち込む必要があります。だいぶ根性があります。メインの人達につきましては、多少撃たれても跳んだりはねたりしているので驚愕です。  それから、個人的に粗がありまくりのストーリーってそんなに嫌いではないので、この映画のストーリーは結構好きです。わかりやすいし。彼が実は潜入捜査官っていうのはびびったし。  それにこの映画は、やはり純粋なガンアクションを楽しむタイプのようですから、ストーリーに粗がありまくりなのはスルーしちゃっていいんでしょう。  と、いうわけで、ガンアクションが好きな人であれば、わけ隔てなく楽しめる映画なのかなと思いました。   
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-13 01:44:18)(良:1票)
1738.  愛に翼を 《ネタバレ》 
 まだ10歳の少年ウィラード(イライジャ・ウッド)が、夏休みの間、母親の友人のところへ預けられるというお話。  ウィラードを預かる母の友人リリー(メラニー・グリフィス)。その夫ベン(ドン・ジョンソン)。リリーは親切だし、ベンも少し無愛想で冷たい印象があるものの、やっぱり根は優しい。  この二人、以前はとても仲が良い夫婦だったらしいのですが、ある理由により、現在はうまくいっていない様子みたいです。  実はこちらの映画、メインのストーリーがふたつありまして、ひとつはウィラード自身の成長の物語。もうひとつはリード夫婦の絆の再生の物語。これに、ビリーというウィラードの1つ年下の女の子や、そのお母さんもちょっぴり加わって、きれいにひとつのまとまったストーリーを織り成しています。  ただ、あまりにすっきりまとまりすぎているため、刺激は少なめかもしれません。リリーの告白のシーンはその迫真の演技に涙を誘われることもありますが、全体的には、いたって普通。  例えば、夫婦仲の再生にしても、『なにか感動的なサプライズを通して、二人の関係が大きく変わる。』とかいうパターンではないのです。ウィラードと二人が接していくことで、小さな影響を少しずつ二人が受けていくわけですよ。これといって大きな出来事はないんです。(まあラストに少しあるっちゃあ、あるんですけど・・・)ですので、すごく自然なそれぞれの成長・再生を見届けることができて、そこは満足なんですけど、ちょっと映画としての物足りなさは感じてしまいましたね。  ラストは明るい未来や希望を感じさせてくれるような余韻が残ります。  
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-13 01:09:31)
1739.  ドクター 《ネタバレ》 
 病気になったとき、けがをしたとき、今までと同じはずの風景が、まるで違う景色に見えてくることは確かにあります。ですがその感覚っていうのは、当事者にしかわからないもので、非常に言葉にしづらい抽象的なもののはずなんです。その感覚をこんなにリアルに感じ取ることができるなんて、すごいことだと思います。  検査や診察の結果を妻に言い出せないでいるジャック(ウィリアム・ハート)。車椅子に乗ることを拒否するジャック。不安、プライド、孤独、焦燥感。ジャックの複雑な感情の起伏が、時にはジャックの目線で、時には妻や患者仲間のジューンや同僚の目線を通して画面から絶えず発信されてくるのです。  この映画では、1シーン、1シーンが、どれも重要なメッセージを伝えてきます。ものすごく丁寧で、ものすごくリアルで、ものすごくアツくて、それでいてものすごく静かなドラマです。心揺さぶられる物語です。  そして、ラストの屋上のシーン。  ジューンから届いた一通の手紙。  それをわざわざ屋上へ行って読むジャック。  そしてその手紙の内容が・・・。  うわー。やられたー。  この手紙・・・一生忘れることのない手紙になりそうです。  今まで見たことがある中でも、ベスト3に入るラストでした。   
[DVD(字幕)] 10点(2013-05-09 04:27:29)
1740.  ポリス・ストーリー3 《ネタバレ》 
 前2作に比べ、随分とストーリーが練りこまれ、作品の印象がかなり変わりました。登場シーンの警察の制服も全然違うんですよね。現代っぽくなってきたなぁという印象です。  潜入捜査というシチュエーションのためか、3作品の中では一番緊張感があり、一番ストーリーを楽しめるのではないかと思います。ただ、ストーリー重視にしているため、アクションはあくまで必要最低限の範囲内で行われ、わざわざ『銃を使わずにみんなでカンフーで大暴れ』なんて合理性のないこともしていません。  よって、必然的にガンアクションが増え、カンフーアクションはやや少なめに。ただ、カンフーアクションのシーンはいつも以上にキレとスピード感が増したように感じられたので、ジャッキーファンの方に充分満足していただける内容に仕上がっているものと思われます。それに、任務遂行上必要なカンフーが多いので、気持ち的にも盛り上がります。  今作ではミシェル・ヨー演じるヤン指揮官が大活躍。潜入先の妹として登場したときはびっくり。(潜入先、架空の家族をあれだけ大規模に、本格的に作っていることに感心しました。このあたりから映画にのめりこみ始めた気がします。)  女性は線が細いので、視覚効果のためかやたら動きが早く見えるので、爽快感が半端ないです。ジャッキーとのコンビアクションも完璧。車にぶらさがったり、バイクで列車に乗ったり、恐ろしい女優さんです。  難を言うならば、やはりラストでしょうか・・・そこで終わっちゃうんですか?これって任務達成になるのかどうか、みんながその後どうなるのか、よくわからないまま終わっちゃって、なんか不安な気持ちに。  上司の面々が出てきて、笑顔で一言「お疲れ。」くらい言ってくれたらさ、ほっとした気持ちでスッキリ終わることができたんですけど。 ねぎらいは大事ですよ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-08 13:34:35)
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