161. レナードの朝
現実の厳しさを改めて感じさせられます。少しの間でも意思を持って行動できたことがレナードにとって幸せだったのかどうだったのかは本人にしか分かり得ないけれど・・・誰にもどうすることが出来ない病気は何のための試練なのか、神様に教えてほしいです。切なくて、やりきれなくて、悲しすぎます。 8点(2003-12-04 17:18:23) |
162. 日の名残り
《ネタバレ》 おぉ~、これがあの有名な『執事』なのかー!いつも脇役でしかないのでワクワクしちゃいました。同じ召使いでもメイドとの違いとか、プライドとかこだわりとかちょっとしたライフワークとかが覗けただけでも見る価値ありました。静かで長い恋愛の終わりを意味するような雨のシーンが印象的でした。 8点(2003-12-04 17:05:46) |
163. フローレス
《ネタバレ》 デ・ニーロ相手に堂々と渡り合ってるホフマンの、過剰過ぎない、でも巧いドラッグ・クイーン姿がいいー!こういうじわじわ~な打ち解け方、好きだわ。ラストまで観る喜びってのがある。「恋愛」じゃなく、「友情」でよかった・・・(ホッ) 8点(2003-12-02 17:49:12) |
164. 永遠の愛に生きて
ワトソン君が観たかっただけだったのだけど、恋するホプキンスもよかったです。『日の名残り』の時よりもストレートで、可愛い。そこにはレクター教授の狂気などなく、名優と誉れ高いのも納得でした、サー!デブラの「死ぬ時もあなたに寄り添っていたいの。その時の苦しみは今の幸せの一部だと…」という言葉、わかり難いんだけどなんか感動した。 8点(2003-11-28 19:16:23) |
165. サタデー・ナイト・フィーバー
あんな女に振り回されるトラヴォルタなんて、らしくなーい。友達に電話しなかったのもなんだかなーだしで、いい役とは言えないよなー。ダンスが出来りゃこんな映画でもよかったのか・・・というか、トラヴォルタのカッチョよいダンスがなきゃ、絶対ヒットしてないようなストーリーだと思う。それにしても、あの動きにはため息が出るので、点数は良くなっちゃいます。 8点(2003-11-28 18:32:19) |
166. ブルー・ストリーク
マーティンは、エディー・マーフィーとキューバ・グッティングJrのいいとこ取りキャラだと思う。もうそろそろ、日本でも大ブレイクしていいのでは?・・・バッド・ボーイズ2以後の情勢に期待してます。 8点(2003-11-28 15:45:24) |
167. 秘密の花園(1993)
《ネタバレ》 お母さんの死因とか、父親の実の息子に対する態度とか、残酷だったり理解できなかったりする箇所があるのは外国の名作ならでは・・・。だからこそ子供の無垢な行動の愛くるしさや、花園の美しさが際立つのだろうか。前半のダークな部分が頭の中から一掃されてしまうラスト、大人の話じゃこうはいかない。御伽噺(童話)の心地よい妙。 8点(2003-11-25 19:48:30) |
168. 君が眠るまえに<TVM>
《ネタバレ》 邦題から恋愛の話だと思って観てたんだけど、思ったより話が発展していき、予想以上にヒューマニズムだった。原題を知ってナットク。どんな病気でも死を受けいれるのは本人にも、周りの人間にも容易に出来ることじゃない。だけどそれに背を向けないで、「生きた証し」を誰かの心に残せたら・・・。一人で生きれてるわけじゃないんだから、日々を人を大切に思う気持ちを忘れないようにしなきゃと思った。 8点(2003-11-21 19:24:04) |
169. この森で、天使はバスを降りた
途中までは、ちょっと『フライド・グリーン・トマト』っぽい田舎のノリが心地よく、いいな~と思いながら観てた。後半がちょっとね・・・人間の感情が露出しすぎな感があって残念な部分が。でもまとまりとしては、やっぱり好きな部類。悲しいけど・・・ 8点(2003-11-13 18:47:58) |
170. TINA ティナ
復活後のティナ・ターナーしか知らなかったけど、あのパワフルな歌声と、ライオン頭と美脚の裏にこんな壮絶な人生があったなんて・・・。夫の暴力のヒドさに開いた口がそのまま硬直してしまった。最近は表立った活動が聞こえてこないけど、「がんばれ、ティナ!」と応援したくなること必至の軌跡の映画です。 8点(2003-11-13 15:11:14) |
171. リトル・ロマンス
ヴェネチアを描いた恋愛モノはいろいろあるけど、今まで観た中じゃこれが一番ロマンチック~。純な恋への憧れは大人になっても変わりません・・・。 8点(2003-11-13 14:58:28) |
172. リトルマン・テイト
ちょっと辛口、ちょっとほのぼの。なんだかんだ言ってもやっぱり子供には専門家よりお母さん、だよ。頭の成長は個人の能力だから速すぎても仕方ないけど、心の成長はゆっくりがいい。子供でいられる時間は短いんだから・・・。 8点(2003-11-13 14:48:54) |
173. ノーバディーズ・フール
プルート・テイラー・ヴィンスは主人公のお友達役がお約束だな。今回もいい味。豪華な顔ぶれなのに、お金のために作った大作とは明らかに違い、それぞれが“役者”な人生を楽しんでる背景が伺えて、作品に深みを与えてると思う。誰かの為ばかりでなく、ときには自分のために仕事するのも大事。高齢化社会を迎えつつある今、こういった映画は心強い。 8点(2003-11-13 14:34:07) |
174. 愛に迷った時
《ネタバレ》 寝巻きで街をうろつくのを見た時は「大丈夫なのか?」と不安になったけど、ヤケになるわけじゃなく、自分の人生を見つめ直し、しっかり地に足をつけていく女性を、ジュリアが力強く好演。安易でないけどよかった、と思わせるラストも好き。人任せな人生じゃ、ちょっとつまらないもんね。・・・しかし、男って何で愛してる人がいるのに他にも欲しがるんだ(怒)?! 8点(2003-11-13 12:25:19) |
175. ムトゥ/踊るマハラジャ
笑いのツボはちょっと外れるけど、楽しくってたまらない。すごいなー、インドの底力って感じ。踊りも圧巻だけど、女優の美しさに目が釘付け。でもちょっと長過ぎかな・・・。 8点(2003-11-11 19:22:46) |
176. 戦火の勇気
大役でもないのに(sorry)、ちゃんと役作りをしてるマット・デイモンに改めて感心~。メグの、子供を産んだ女の強さ、は迫力。華奢だけど、カッコイイー。でも、ストーリー上デンゼルとの絡みがないのがちょっと残念。 8点(2003-11-11 19:17:08) |
177. 嵐の中で輝いて
《ネタバレ》 「えっ?」と思わせてラストに家族全員が出てきちゃう演出、ベタだけどこういうのに弱くって・・・。照れるマイケルが可愛い!メラニーはコメディーでのキレ役もいいけど、『ワーキング・ウーマン』や本作みたいな可愛くてデキる女もピッタリ。もうちょっと評価されてもいい女優さんだと思うんだけど…。 8点(2003-11-10 19:00:03) |
178. ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
《ネタバレ》 ジェシカのこともあったし、やっぱりこういうの実際ありそう~。しかし、さすが徹底してるなー、嘘一つにも。「へ~っ!」って感心して観てたのに…気持ちは解らないでもないけど、ダスティン、あの最後は・・・。尻尾に振られる犬にはなりたくない!と思った。 8点(2003-10-31 19:56:33) |
179. ブロンクス物語/愛につつまれた街
《ネタバレ》 あくまでも主人公は少年なんだけど、お父さんデ・ニーロの存在感はさすが。お葬式のときの会話で、あーそうだったんだ・・・とすごくナットク。ボスも、少年と話す時は組織の人間相手の時とは違う顔を見せて、私達をも安心させてくれる。まさに“愛につつまれた”映画。 8点(2003-10-31 18:46:49) |
180. ヤング・ブラッド
《ネタバレ》 ティム最高カッチョいい!悪役が好きだとこういう映画も楽しく観れちゃう。死に様までとことんティム!「息子と観に行きたい」ってインタビューで言ってたけど、ここまで非人情なお父さんを見てどう思うんだろー?!それにしても、主役のはずの俳優がメディアにあまりとりざたされない(このレビューでもノー・クレジットだし)のは何でだ? 8点(2003-10-22 14:35:24) |