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ロイ・ニアリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 681
性別 男性
年齢 58歳
自己紹介 点数基準
芸術点、技術点、俳優点、個人的感情移入度の4要素の比重で決めています。
芸術点とは、主に脚本、演出が映画の各要素、美術、音楽、などをどれだけ高次元でまとめ上げたか
技術点とは、撮影技術、特殊効果、音響効果など、技術的な部分のレベル、完成度。
俳優点とは、出演俳優の演技、存在感、作品とのマッチングなど。
個人的感情移入度とは、作品テーマや登場人物などが自分自身の価値観や好みに対してどの程度影響するか。
これらの比重を勘案して点数を出しています。
有る項目が0点に近くても、別の項目が突出して良ければ点数は上がります。
映画としての及第ラインは6点です。それ以下は落第点、マイナス評価です。

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161.  バウンディン
ひつじ君へ。あのさ、君はやさしくてとてもいいヤツだと思うけど、どうしても君を愛せない。ごめんよ。毛皮刈られてもまた生えて来るし、雪も解けて春も訪れる。ジャンプしてジャンプして・・・それが人生かもしれないけど。
[映画館(字幕)] 5点(2005-07-08 22:48:15)
162.  宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 
久しぶりに背筋の凍る思いのする映画を観ました。普段どおりの平和な生活が突如全く未知のものに蹂躙され、徹底的に破壊される恐怖。あまりの力の差に人々は逃げ惑うほか無い。人間の本能に巧みに訴えるスピルバーグの演出は見事というほか無く、他の方も書いていますが、視点があくまでも人間の目の高さから外れないので、その場に投げ込まれたような錯覚に陥ります。そしてこの恐怖を倍増させるのが音響。トライポッドの「ブォオオオオオオ」という雄たけび(?)が鳴り響くたびに縮み上がり、隣に座ってる知らないおじさんと一緒にビクッとなてました。 原作が原作ゆえ、ラストはあっけないオチではありましたが、徹底的に破壊された文明社会の復興は容易なことではないでしょう。きっとこの恐怖はDNAに刻み込まれるが如く人類の思考パターンを替えてしまうと思います。スクリーンの向こう側の世界の行く末がとても気になります。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-02 15:07:17)
163.  ボーン・スプレマシー
前作にも増して凄まじいカーアクションには敬服するほか無い。しかも安易なCG処理に頼らない肉弾アクション。それをおそらく米国とは勝手も違うし撮影許可を取るのも大変であろうモスクワでやってしまうのだからスタッフの苦労は大変なものだっただろう。また観客を傍観者にしておかない激しいカメラワークは賛否の分かれるところだとは思うが、これは成功していると思う。アクション部分の技術面や演出だけなら10点献上したい所なのだが、きわめて優秀な工作員(しかもただの工作員ではない極秘組織)であるボーンは命令には絶対服従、特殊工作、暗殺が主要任務、その為には多少の犠牲もやむをえないことと刷り込まれているはず。その刷り込みが揺らぐほどの衝撃があの事件だったとしたらちょっと弱い。命令とはいえ誤って殺した人間にこれほどまでに良心の呵責を感じるという心の弱さを作品の大きな機軸としてしまうのがどうも製作者の甘っちょろさというか安っぽいヒューマニズムが出ているようで残念だった。
[DVD(吹替)] 7点(2005-06-24 22:24:03)
164.  いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 
自分にはあまりピンときませんでした。記憶を失った澪が少しずつ巧や裕司と心を通わせていく過程がちょっと淡白で、彼女の心のひだがよく見えませんでした。巧にしても、死んだはずの最愛の妻が突然姿を現してあんな遠慮がちだというのもよくわからない。自分だったら最初は戸惑うだろうけど、きっと感情を抑えきれなくなると思う。澪と巧は大きな何かによって運命付けられていて、出会うべくして出会い、きっと澪が早くに死んでしまったのも、大きな力(存在)によって決められたことなのかもしれないけど、梅雨の短い期間、彼らの元に戻ることによって何が変わったのか、それほどまでに超自然的な力をもたらすほどに再び出会わなければいけなかったのはなぜなのか。結局自分には伝わってきませんでした。さらにエンディングのオレンジレンジのミスマッチな曲ですっかり現実に引き戻されてしまいました。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-21 20:21:59)
165.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
芸達者なハリウッドの一流スターを配したリメイク版、こちらも楽しんで観れました。かなりオリジナルに忠実なリメイクですが、よく見るとリッチな照明と贅沢なカメラワーク。さすが大予算の余裕を感じさせます。ちょっと羨ましい感じもしました。殆どオリジナルから手を加えていないとはいえ、主人公の微妙な心情は文化の差なのか、幾分単純化されているように感じました。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-13 07:49:23)
166.  電車男 《ネタバレ》 
2ちゃんねるに限らず、このサイトでも、モニタの向こう側、ネットワークの彼方には色々な人たちがいて、それぞれがそれぞれの人生を生きてるんですね。今までぼんやりと考えていたことが「電車男」の映像の中にユーモラスに、時に切なく描かれていました。非常に短い制作期間で仕上げたとは思えないほど脚本も演出も丁寧で、製作者には拍手を送りたい気持ちです。 何よりも主演の山田孝之のちょっとデフォルメしたヲタクぶりから、戸惑い苦しみながらもエルメスにぶつかっていく演技が素晴らしい。いや、演技という表現を使いたくないほど電車男に、22歳の心優しく傷つきやすい青年になりきっていました。 2ちゃんねるでリアルタイムで電車男に接していた人や、出版された本を読んだ人には違和感を感じる人もいるかもしれませんが、ひとつの恋愛映画としてうまく昇華されていると思います。  他の作品評でも言っているのですが、エンドロールの向こう側に登場人物が生き続けていて、彼らのその後の人生の幸せを願ってしまうような映画が自分にとってのベストな映画なのですが、この作品はまさにそうです。電車とエルメス、辛い思い出を紙飛行機にして飛ばした看護師りか、電車がきっかけで夫婦の間にちょっとした潤いと会話が戻った夫婦、勇気を出して外の世界への一歩を踏み出したヒッキーの青年。みんなに幸せになって欲しい。もちろん現実には色々あるだろうけど・・・  そうそう、劇場で隣に座っていた毒男風のおにいちゃんがラストシーンで嗚咽を抑えられなくなっていました。自分ももらい泣きしそうでした・・・・゚・(ノД`)・゚・   <<追記>> 自分が高得点をつけてる恋愛映画にひとつの傾向があることに気付きました。 ・主人公がダメ人間であること ・ヒロインが母性を感じさせ、心が広く、ダメ人間の主人公を受け入れてくれること 「パンチ・ドランク・ラブ」 「バッファロー'66」 「電車男」 「サイドウェイ」
[映画館(字幕)] 9点(2005-06-07 00:06:40)(良:2票)
167.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
フランキーと彼を見守りながら寄り添うように静かに生きるエディ。彼らの描写は丁寧で、決して成功とはいえない人生を背負いながら静かに生きる切なさを感じさせる見事な演出だと思う。しかしその割に娘を金ずるとしか見てない母親や勝利のためなら反則技もいとわない娼婦上がりのボクサー、彼らの悪役ぶりがマギーとフランキーの絆をより際立たせるための単なるコマになっているようで、そこだけ世界が薄く色あせてみえてみえる。彼らにも人生があり陰も陽もあるはず。フランキー、エディ、マギーを深く描くなら、同じ愛情で彼らも描写して欲しかった。 そしてあまりに救いの無いラスト。「ミスティック・リバー」といい、この人の近作は希望が無い。全体としてとても水準の高い作品だと思うし、これも人生だと思うが、僕は映画から希望や明日生きる勇気を与えてもらいたい。そしてエンドロールが終わったスクリーンの向こう側で生き続けているであろう主人公達の幸せを祈ってしまうような、愛を感じる映画に高い点数をつけたいと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2005-05-30 21:41:06)(良:2票)
168.  隠し剣 鬼の爪
「たそがれ清兵衛」を観てしまったからこの点数です。観ていなくてもせいぜい6点かなあ。なぜここまで似たシチュエーションの物語を撮るのかちょっと山田監督の真意を図りかねます。それは細かい所を観ていけば違う話でしょうけど、それにしてもおおまかな設定がそっくりじゃないですか。まさかここまでとは思わなかったです。「たそがれ」では息を呑むような殺陣も今作では引きのワンカットで見せるには役者の技量が足りなすぎるため、腑抜けたチャンバラになってしまいました。真田広之の偉大さがわかりました。美術はあいかわらず素晴らしいが、役者の魅力、物語の厚み、どれを取っても前作には及ばない。「たそがれ」は何度も繰り返し観ましたが、これは1回で充分ですね。残念です。
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-03 23:19:07)
169.  ソウ
低バジェット、たった18日間の撮影期間というハードな環境でありながら、主演ふたりのすさまじい役者魂を感じました。特にゴードン医師役のケイリー・エルウィズはハリウッドの大型作品にも数々出演している実力派。それなのにここまでの汚れ役を体当たりで見事に演じている。素晴らしい。ワン監督の次回作にも期待します。
[DVD(吹替)] 8点(2005-03-14 08:16:05)
170.  コラテラル
あまり評判よくないですね。ビンセントが殺し屋として隙がありすぎるというのは確かにそうですが、僕は犯罪アクションというより、マックスに訪れた人生のターニングポイントの一夜の物語として観ました。夢を見ながらも踏み出せずになんとなく自分を誤魔化しながら生きている、マックス。俺もそうだよと思いながら・・・
[映画館(字幕)] 8点(2005-03-03 14:09:16)
171.  オープン・ユア・アイズ
本作を見て、先に「バニラスカイ」を観てしまったことを後悔。オリジナルはハリウッド製よりもおそらく低予算ゆえの映像の薄味加減が散見されるが、語り口の緊迫感はこちらの方が上かな。ペネロペ以外は自分の知らない俳優達だったので、先入観に惑わされることなく物語に集中することが出来たし、舞台が欧州というのも味わいがあっていい。
8点(2005-02-02 21:38:27)
172.  アイアン・ジャイアント
「Mr.インクレディブル」つながりで。物語はシンプルでロボットがどこからきたのかなどの謎解きは省略されているが、起承転結がしっかり考えられている。ただ、ロボットが少年と心を通わすまでの過程がちょっと唐突で、ひねくれ大人の自分にはちょっと物足りなかった。ブラッド・バードはメカニカルアクションに非常にこだわりを持っているということが「Mr.~」と本作を見てよくわかった。ロボの変身もそうだが、F86Fのシーンなどのディティールのこだわりに現われている。
6点(2005-02-01 08:54:26)
173.  北の零年 《ネタバレ》 
明治維新に翻弄される淡路の武家の悲哀と数奇な運命、テーマはとても面白いのに今ひとつ乗れなかった。まず吉永小百合が渡辺謙の女房役というのは無理がありすぎる。彼女の役は娘の年齢から想像するに物語の最初はせいぜい30前後だろう。しかし彼女のプロフィールは程度の差こそあれ日本人には知れ渡っているわけで、実年齢とのギャップを感じずに観る事が出来る人もあまりいないのではないか。邦画界期待の新鋭監督ということなので、今までの時代劇に無い新しい演出を期待していたのだが、相変わらずの大河ドラマのような過剰な演技。もっと土臭い生々しいリアリティを期待していったのが悪かったのかもしれないけど。それから面白くも無い旋律をさあ感動してくださいといわんばかりにしつこく流す音楽のセンスもはなはだ疑問。
[映画館(字幕)] 5点(2005-01-15 20:45:28)
174.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
ジョバンナの身勝手さが許せないと言う意見はすごく良くわかります。そうやって見てみると彼女の行動は自分のアントニオへの愛だけでいっぱいになってしまっていて、他者への思いやりに欠けているかもしれません。でも自分は彼女への怒りは湧きませんでした。怒りというよりも身勝手で不器用な彼女の生き様がとても哀しく胸に迫りました。そしてアントニオがミラノまで逢いに来て、自分の家族のことも振り切って一緒に行こうといってしまうその弱さにも。人間って弱い生き物ですね。 ろうそくのの中にぼんやり浮かぶジョバンナのうつむいた顔、息を呑むほど美しかったです。
8点(2005-01-08 13:44:00)
175.  ドッグヴィル
正直この映画の意義を見いだせなかった。人間の醜い面をこれでもかと見せつけられる。そして何の救いもないラスト。極端に簡略化された前衛的なセットも疑問。余計なものを排除して狭い村での人間の相関を際だたせたかったのだろうと想像するが、それならば舞台を見に行けば充分。手持ちのカメラワークも活きてるとは思えない。
4点(2005-01-05 17:11:31)
176.  Mr.インクレディブル
映画の楽しさがいっぱいに詰まった傑作!愛らしいキャラクター、息もつかせぬ展開、圧倒的なビジュアル。素晴らしい音楽。そして観終わった後、すがすがしく爽快な気持ちにさせてくれる。そばにいてくれる人を大事にしようと思う。エンドロールの向こう側にはまだ彼らの世界が続いていて、あの家族達の活躍が続いているに違いない。そんなことを思いながら映画館を後にした。そしてもはやCGの出来がどうのというのも野暮な話だが、触れずにはいられまい。凄まじくクオリティの高い造形、動き、ビジュアルセンス、美術、非の打ち所が無いとはこのこと。1カット1カットがこれでもかと言うほど念入りに作りこまれていて、それを惜しげもなく短いカットでバッサバッサとつないでいく。圧倒された。
10点(2004-12-28 23:26:06)(良:2票)
177.  ターミナル 《ネタバレ》 
公開前から本当に楽しみにしていた一作だったが、期待しすぎたかな。ビクターが空港に足止めを食らう冒頭はテンポも良かったのだが、彼が英語を覚える過程も、空港の友人のために伝書鳩を買って出るのも、アメリアと恋に落ちるのもどうにも唐突感がぬぐえなかった。そして肝心の「約束」があまりにささやかというか・・・まぁ、それがビクターの素朴な人柄を表しているのだろうけど。サインをもらうシーン、いらなかったんじゃないかな。スピルバーグらしい絵で語るカメラワークやユーモアもあったし、周りの席じゃ皆笑ってるし、楽しそうだったのに自分は途中で集中力が萎えてしまって、自分はもう映画に対する感受性が衰えてしまったのではないかとちょっと落ち込んでしまった・・・。
5点(2004-12-28 00:17:14)
178.  ブラウン・バニー
ギャロなりの美学があっての愛情表現だろうし映像にも拘っているのだとは思うが、これは失敗してると思う。
4点(2004-12-13 04:59:22)
179.  エレファント
延々と長回しのカメラとともに登場人物の後を追っていくうちにすっかりスクリーンの中に放り込まれた。登場人物のセリフからはなかなか物語の主軸に繋がるものが見えてこないが、少しづつ悪夢を予感させる断片が形となってくる。恐怖と言う意味では今まで見たどんなホラー映画よりも恐ろしかった。しかし製作者の主張を徹底して排除した映像は賛否両論だろうというのはわかる。
8点(2004-12-11 23:05:43)
180.  スパイダーマン2
娯楽映画としてほぼ欠点のない出来。普通の人間としての幸せとスパイダーマンの使命との間で揺れ動くピーターの心情もよく描かれている。特殊効果も完璧。ただ悪役にもうひとつオーラを感じることが出来なかったのが残念。
8点(2004-12-04 21:25:25)
030.44%
171.03%
250.73%
3131.91%
4365.29%
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