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南浦和で笑う三波さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
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161.  慕情(1955)
アプローチをかけたとき「アタシ、クルマを持っていない人とはお付き合いしないの」と、手痛い断り文句を食らって地団駄を踏んだ経験がおありの方に強くオススメできる映画です。クルマにモノを言わせる男と、クルマに目がくらむ女の恋の結末なんて所詮はこんなものさと、大いに溜飲をさげられること必定と思いきや、結構泣ける結果になるかもしれません。 
6点(2004-02-13 09:57:28)
162.  ベン・ハー(1959) 《ネタバレ》 
文字通り大作。「序曲」の長さからしてまず圧巻。ガレー戦でたくさんの囚人が漕ぎをさせられる映像もその過酷さが手に取るように感じられ圧巻。誰もが指摘する競技場での戦車のレースは本当に圧巻。主人公とその家族につぎつぎとふりかかる出来事の悲惨さもこれまた圧巻と、4時間近くの長尺ながら圧巻、圧巻の連続で時間の経つのを忘れていた。これならばさぞかしラストも圧巻だろうと思っていたら、想像を超えて圧巻だった。ゆ、許し難い。最低。この結末だけは絶対にアッカーン(怒髪天)!! 
2点(2004-02-12 14:07:37)(笑:3票)
163.  カラー・オブ・ハート
面白い。発想のすばらしさに目を白黒させながら観た。何の予備知識もなく観始めて、最初、「これはアメリカの"Pleasantville"というTVドラマを見ていないとつらい映画なのか?」と心配になったが、全然そんなことはなかった。そのかわり、子供のころに読んだ「ハックルベリ・フィンの冒険」のストーリーを半ば忘れている自分には烈しく自己嫌悪した。色使いが目立つ映画であったが、忘れてならないのは、題名以外のページが白紙だった本の中身が蘇ってくるところ。色の変化だけでなく本の変化を並行的に見せたことで、ファンタジーながらも妙にリアルな説得力のあるストーリーになっていた気がする。一番のみどころは、やっぱり裁判のシーンで町長が主人公の挑発にのせられてしまい「色をなして」怒るところであろう。 
9点(2004-02-11 16:19:07)
164.  トム・ジョーンズの華麗な冒険 《ネタバレ》 
古きよき時代のイギリスの土地持ち階級の物語。イギリスのカン トリー生活がどんなものか垣間見せてくれるところや、美しい風景を見せてくれるのはよかった。が、乗馬に長け、会う女が皆一目惚れしてしまうほどの二枚目の主役が田舎からロンドンまで旅をしながら、本人はあまりそのつもりがなくてもとっかえひっかえ過ごせてしまい、しかも「金と力はなかりけり」だと思っていたら、実は金持ちだったという展開は、まるで若かりしころの私のことを映画にされているような気がして、とても気恥ずかしくて正視に耐えなかった。こんチクショー、羨ましすぎるぜ。男の嫉妬はこわいという思いを込めてこの点で。
4点(2004-02-10 10:42:52)
165.  恋愛日記
 恋愛日記の出版社の女性が主人公のことを「カサノバでなければ、ドンファンでもない」といっている。ならばこの主人公のことをどう評すればいいのか。読んでないけど好色一代男か。とにかくレビューしにくい男なのは確か。男と生まれたからにはかくありたいものだとは書きにくいし、羨ましいかといわれれば、そういう部分もあるとしか答えようがないし、ダメ男かと問われれば、そうなんだけど、かといって共感できるところがまったくないかというと、共感できるところが結構あったりするのである。どうにも歯切れが悪い感想しか残せないのだが、この主人公は多少病的に女好きではあるもののけっして変質者ではなく、普通の男とたいしてかわらない。ということは、すなわち、街にでるとき男から声を掛けられたくないときは、パンツルックにかぎることが、よくわかる映画なのである。
7点(2004-02-09 16:19:38)(良:2票)
166.  華氏451
 本好きでないとこの映画はあまり面白く観ることができないだろうが、逆に、本好きには耐えられないような映像が頻出する映画であるのも事実。その意味ではMっ気があり、かつ、本好きな者向けの映画といえる。焚書を指揮する消防署の隊長が実は一番の読書家のようにみえてしまうのがエスプリという奴なのかもしれない。
7点(2004-02-09 15:55:34)
167.  ミスタア・ロバーツ
今日ケーブルで恐らくはじめてみ観たがこんなに心の底から笑った映画は久しぶり。ヘンリー・フォンダ、ジャック・レモンが共演の、爆笑人情噺の大傑作。物語は第二次世界大戦のドイツが降伏する前後、戦場とは最も遠い、トイレットペーパーと練り歯磨きを安全な太平洋の戦場に送り届ける退屈な仕事に従事する、「バケツ」という渾名のついた輸送艦「リラクタント号」の中で展開する。戦闘シーンは全くなし。私は冒頭のリラクタント号という船名で噴き出してしまってこの作品に大いに期待を持って観ていたが、最後までその期待は裏切られなかった。なんといっても脚本が素晴らしすぎる。落語が好きな人なら間違いなくハマる。座布団10枚でも足りない。20枚、それも錦の座布団を差し上げたい。男とはどういうものか映画を通じて手がかりを得たいと思っている女の人には強くオススメです。もし私が邦題をつけるなら「アラン・ドロンがいっぱい」でキマリ。 
10点(2004-02-09 10:20:22)(良:1票)
168.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 
今日はじめて観た。いろいろと思い出してしまってまとまらないので得点のみ。(以下2004/2/7追記)攻撃材料を与えることになるので奥さんには絶対に見せないほうがいい。なにしろこのストーリー、使用人を雇えるくらい裕福な男の妻になっていれば、自分は姑の面倒を全くみなくてもうまいこと回っていくという、この国のほとんどの嫁が憧れを抱く、まさに夢のような物語なのだから。
10点(2004-02-05 22:30:53)(笑:1票)
169.  サウンド・オブ・ミュージック
ベニー・グッドマンがよくかかる家庭で育ったためか中学・高 校とクラシック原理主義者の音楽の先生と相性がよかったため しがない。子供の頃見たときにはなるほど名作だと思ったもの の、その先生たちの一人に顔が似ている人がいたため、ジュリ ー・アンドリュースが好きになれず、何度も観ることなく過ぎ てきた映画。二十余年が過ぎ、音楽の先生との相性の悪さも思 い出に変わった今、本日のTV放映での久しぶりの再会が楽しみ だ。(再会後の感想)それまで規律を強いてきたが、家にはじめてやってきた男爵夫人を歌で歓迎する子供たちをみて、心を開く大佐のシーンは最高にグッときたし、三角関係の決着がつくまでは完璧なミュージカル。そこで終わっていれば文句なしに満点。その後の召集の電報が来てからラストまではどう考えても同じひとつの作品の流れとは考えられない。というわけで、8点のまま変わらず。余談をひとつ。パブロフの犬ではないが、紅葉の名所というと京都であると日本人がすぐ思い浮かべてしまうのは、この映画が世に出たおかげであるのは、ミュージカルファンか、JRの関係者であれば、周知のことですネ。
8点(2004-02-03 12:00:39)
170.  第七天国(1927)
涙もろさでは人後に落ちない自負があるが、これについては泣けなかった者の感想をば。神を信じるの信じないのという話が出てくるのにはどうもはいりこみにくい。ただ、ジャネット・ゲイナーの表情の変化を見ているだけでとても満ち足りた気分になったのは事実。原題は7階の天国という意味だろうけれど、11時のシーンが7回だったりもするのかな? TV放映で数え損なったのが悔やまれる。
6点(2004-02-03 00:36:59)
171.  戦場にかける橋
 最後の見せ場のシーンは英軍の特殊部隊のゴールと収容所捕虜 のゴールが通信手段がないためすりあわせができず衝突をしてい たために起きた皮肉な結果を描いている。これは戦争の愚かさを あぶりだしたともいえるが、もっと大きなものを暗示しているの ではないかと思う。軍隊の本質は官僚制だということを思い起こ せば、同様な総合調整が効いていないゴールの衝突による非効率、悲劇は今の日本のあちこちで散見されることに気がつく。すなわち、1957年の時点で現在の官僚制の問題点を示唆していたというのがこの映画の現代的解釈だと私は考える。もちろん、橋の納期という弱みを持つ収容所長とプリンシプルしか武器がない英軍大佐とのブラフ合戦、会議で示された英軍側の橋梁建築カウンタープロポーザルの圧倒的な説得力、なぜかひとりだけ現地にいて英軍兵士との態度の違いを際立たせながらユニークな働きをした米軍兵士、戦時国際法の原則で突っ張っていた英軍大佐がなぜか妥協して士官肉体労働どころか傷病兵の投入まで行う心の変化など、何も考えずに観てもみどころがいっぱいの戦争娯楽映画であったことはいうまでもない。
8点(2004-02-03 00:19:48)(良:1票)
172.  尼僧物語
オードリーを広告塔として使ってさんざんいい思いをしてきたジバンシーと美容院業界が、劇場公開時にこれを観たオードリーファンの女性がみんな尼さんになってしまい、それまで築きあげてきた顧客基盤を失った痛い経験があるために、裏から手を回してあまりテレビ放映されてこなかった映画。かわりに日本でテレビに映る尼というと瀬戸内寂聴であるため、あまり、尼になろうという女性が増えている傾向はみられない。という冗談はさておき、尼を演じているオードリー、美しいですなァ。ジバンシーを着れば、ロングからショートへのイメージチェンジをすれば、アタシもオードリーになれるという、どちらかというと根拠が薄いと思われる幻想を見事に打ち砕いてくれます。ジバンシーを着なくとも、スタイリングをキメなくとも、オードリーはオードリーだから美しい。(こんなのがトップバッターで申し訳ありません。でもオードリーの「演技」が満喫できるこの作品大好きなのでアリマス。)
9点(2004-02-01 12:45:12)(笑:1票)
173.  大脱走
小学生のとき野球少年だった私は、これ大好きでした。父親にはじめてグローブを買ってもらったときのあの嬉しさを思い出します。野茂も、松井も、イチローも子供の頃にこの映画をみて胸躍らせたのに違いないと勝手に想像してひとり悦に入っています。だから彼らはメジャーへ「大脱走」してしまった、と考えるのはさすがに飛躍のしすぎでしょうか。ただ、この作品のテレビ放映の回数が昔に比べ減るにつれて、サッカー少年が増えるようになったとは感じています。
9点(2004-01-31 07:07:07)(良:1票)
174.  猿の惑星
志らく師匠が「観るたびに悔しくなる。アイツら、猿のくせに俺より英語がうまい」とやって爆笑をとっていた映画。海の向こうではシラク首相が「観るたびにフランス語の優位を感じる。英語ってのは猿でもしゃべれる」とやって国際問題になったとかならないとか。
8点(2004-01-30 12:25:00)(笑:2票)
175.  ジャッカルの日
フランスの解放記念日が自分の誕生日と偶然一緒なので特別の思い入れがある映画。いつの日かドライブ旅行でジャッカルと同じコースを辿りパリでフランス国歌を聞きながら誕生祝いをするのが私の夢です。
9点(2004-01-30 11:21:16)(良:1票)
176.  明日に向って撃て!
冒頭「これは実話に近い物語である」と訳された英語フレーズだけの場面がある。男の主人公二人の役柄は確たる根拠はないが実話に近いのだろうと感じる。では実話に近くないのは一体何か。私はエッタの役柄だと思う。整理してみるとこの作品の時代背景の19世紀の女性とは思えない。学校の先生という職業をもっており、どうやら一人住暮らしできるほどには経済力があって、外国語であるスペイン語をしゃべることができる26歳の独身女性として描かれている。すなわち今の言葉でいえば、キャリアウーマンであり、自立した女性である。そう考えるとサンダンスとベッドを共にしたその朝にブッチと自転車遊びをしていいムードになってしまうほど奔放なのも、結婚とかを言い出さずにボリビア行きを即決するのも、また、行く先見込みが無いと悟ればあっさりと男を捨てられるのもエッタが男に依存しなくても生きられる現代女性の象徴とみればすべてが腑に落ちるのである。まったく手強い映画だ。(以下2004/3/7追記)エッタ以外のことも少し。この作品がわれわれの心をうつのは、平家物語だから。おごれるものは久しからず。二人はどうみても「落武者」です。壇の浦が現代まで日本人の間で語り継がれてきたように、このラストシーンも、映画ファンの間でずっと語り継がれていくことでしょう。
9点(2004-01-29 16:15:30)
177.  フォー・ウェディング
アンディが記憶力のよさを披露する例のシーンに強烈なショックを受けたのだが、勇気のない私は話が話だけに身内や数少ない女友達に「女ってそういうもの?」と聞くわけにもいかず悶々とした日々が続いていた。だが、悪友によると、キャバクラでこの映画の展開をひとくさり説明してから「アメリカの女性って全員のことを事細かに覚えているみたいなんだけど、日本の女性はどうかな?」とあくまで「一般論」として聞きまくったところ、驚いたことに十中八九「個別論」が返って来るのだそうだ。しかも豊富に。その意味で楽しい時間を過ごすために、とっても「実用性」の高い映画だと激賞していた。エッ、そこのアナタ、もしかして悪友じゃなくてオマエだろうと思ってます?いいえ、英国国教会に誓ってそんなことは。ワタクシメの感想はイギリスのコメディは冗談がキツクて最高というごくごく平々凡々なものでして、ビデオレンタル代だけで済むのであればけっしてこの映画はお金のムダ使いということには、、、。  
8点(2004-01-28 15:22:33)(笑:1票)
178.  十二人の怒れる男(1957)
 4番陪審員がヘンリー・フォンダに問われて、たった四日前に夫婦で見た映画の共演者をよく思い出せなかったシーンがあり、「なにしろ低予算の三流映画でね」と言い訳をいわせている。この科白が台本にあることが当時出演者の気持ちを大いに引き締めたのではと想像する。自分がほれ込んだ作品だからヘンリー・フォンダの気合がはいるのは当然だが、あとの11人の役者陣が「たとえ低予算でも、たとえフォンダ以外は名前を覚えられなくても、三流ではない、一流映画を作ってみせる」と揃って奮起し、渾身の演技をみせたからこそ、秀逸な脚本、カメラワークとも相俟って、四日どころか、何年にもわたって記憶に刻み込まれる名作が生まれたのだと考えたい。若いころとは違って、今の私が一番感情移入するのは、理不尽に突っ張っていて最後の最後でNot guiltyと叫んだ3番陪審員。だって男って、たとえ自分が間違っていると内心わかっていても、面子をつぶされたと感じる形で自分の意見を180度変えるのは徹底的に嫌いな生き物だもの。それをさせられた辛さがよく出ていた。だからこそ帰り際にそれをやらせてしまったと自覚していたヘンリー・フォンダが3番陪審員に上着を着せてやり、いたわりを示すところがグッと来る。女の人にはわからない世界かもしれない。
10点(2004-01-27 16:06:40)(良:3票)
179.  ハリウッド的殺人事件
大物が出ているコケ作品のレビューを書きたくてうずうずしている失敗作ハンターの皆様、お求めの新作はこれです。そうでない方はご用とお急ぎでなくとも観る必要はないかと。一応コメディなのですけれど、失笑と苦笑以外の笑いは期待できません。ハリソン・フォードはいい歳なんだからもっと自分の体を大事にしてほしいです、ホントに。
2点(2004-01-26 20:25:21)(笑:1票)
180.  ラブストーリー
アジア映画でついやってしまうのが、出てくる俳優が日本の誰に似ているかという遊び。主人公の四人は長塚京三、山本太郎、中村獅童、将棋の高橋和に似ている。こんな遊びをやってしまったのは前半部分がちょっと出来が悪いように感じたため。しかし中盤、シンメトリックな人間関係のからくりがわかってきてからは一気に内容に引き込まれ、終わってみればよく出来た脚本だった。韓国の現代史を全然知らなかったのでびっくりする部分もあった。日本ではこの時代を題材にしたこんなストーリーは絶対に成立しないのがいいことなのか悪いことなのか複雑な気分になった。
9点(2004-01-26 20:02:56)
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