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TMさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1492
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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161.  軽蔑(2011) 《ネタバレ》 
 主人公の男があまりにもチャラくて馬鹿すぎるのと鈴木杏の激しい変貌っぷりが恐らく賛否両論を巻き起こすであろうなとは思いますが、何はともあれ新宮を舞台にした中上作品の映画化はファンにとってはたまりませんでした。スクリーンに映しだされる新宮の街並を見て、死ぬ前に一度は訪れてみたいなと思いましたね。また、親子の対立・複雑な家族関係などを見ていると、誰か「岬」や「枯木灘」、「地の果て至上の時」を映画化してくれないかなと願ってしまいますね。   後半部分の展開はまさに往年の角川映画が蘇ったという感じで非常に懐かしさすら感じました。   それにしても、大森南朋の崩れっぷりは同世代の人間として参考にしたいくらいでしたね。  
[映画館(邦画)] 7点(2011-07-02 01:19:46)
162.  パーマネント野ばら 《ネタバレ》 
 どんなに苦しくても、どんなに辛くても、どんなに寂しくても人生は死なない限り続いていくわけですから、タフに生きていくことが一番なんだと思いますね。   この作品は、とにかく登場人物の殆どが生命力に満ちたタフな人たちなので、切ない物語ではありますが不思議と元気を与えてくれる映画でしたね。菅野美穂・小池栄子・池脇千鶴の3人がそれぞれの個性を生かした役柄を演じていて良かったと思います。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-06-21 00:32:11)
163.  キャタピラー 《ネタバレ》 
 「お国のため」「軍神」というキレイな言葉で、醜い傷やドロドロとした感情・トラウマ、そして己を現在の姿にしたものへの疑問・恨み等々が外に溢れ出ないよう包み隠し、泣き寝入りを強いる全体主義的な社会の恐ろしさを描いた作品です。   非常に考えさせられる作品でした。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-06-17 00:27:33)(良:1票)
164.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
 美しい戦争、美しい殺し合いなんて存在しないんです・・・・   延々と続く殺戮の映像が暴力の破壊性、虚しさを激しく伝えてくれます。また、忠義という「美徳」によって思考停止を余儀なくされ、視野狭窄に陥ることの恐ろしさを教えてくれる作品でもありました。    忠義に殉ずる事と、主君に無条件に従うことは同じように見えて全く違うものであって、主君たる座についたからその者を主君として仕えるというよりは、主君という座がありその座の存在に対し忠義を尽くすのが本当の姿なのではないでしょうか。   稲垣吾郎演じる殿様のような愚かなリーダーは、決してドラマの中だけに出てくる創作物ではないのだと思います。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-14 00:29:40)
165.  マイ・バック・ページ 《ネタバレ》 
 非常に見応えのある作品でした。60年代後半から70年代前半の社会の空気を山下監督が上手く作り出しています。自分を、社会を変革しなければならないという思いと、世の中の真実を伝えていきたいという思い、そして己の使命に忠実であろうという思い・・・様々な思いが上手く重なっていくように見えて少しずつズレていく展開は、まさに若者が「大人の世界」の前に挫折していく姿を映し出したアメリカン・ニューシネマの世界観に相通じるものがありましたね。   まあ、マスコミのあり方というものについても考えさせられる作品でしたね。  
[映画館(邦画)] 8点(2011-06-12 21:29:29)
166.  FLOWERS フラワーズ 《ネタバレ》 
 化粧品のCMをそのまま映画化した感じでしたね。内容については女性向けなので男の私がとやかく言えるものではありませんので・・・   今の日本映画界を支える主役級女優が6人もキャスティングされていますので見栄えはとても良いですが全体的にはやや散漫な印象を受けました。やはりメインディッシュは1品、多くても2~3品でいいかなというのが正直な感想です。   昭和初期から現在の流れの中で、画質もその時代時代のものを再現しているのが非常に面白い試みだと思いました。できることなら昭和の日本の街並をもう少し映し出して欲しかったですね。  
[DVD(邦画)] 6点(2011-06-05 10:30:04)
167.  不倫期限 《ネタバレ》 
 ストーリーは極めて単純です。妻以外の相手と不倫している男が、妻と別れて不倫相手と一緒になろうとする・・・。これだけです。   ただ、これだけの物語ではありますが、日常描写のリアルさと会話の面白さ、そして巧みなテンポの展開が観ている者を心地よい感覚に導いてくれました。   なかなか、この監督から侮れない才能を感じましたね。  
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-01 21:46:33)
168.  悪人 《ネタバレ》 
 なんと言うか、淡々とした展開なんですが、じわじわと胸の奥からいろいろな感情がこみ上げてきましたね。まあ、人間誰しも悪人であり善人であり普通の人であることを痛感します。   この作品に出てくる人間たちはわかりあっているようでも、誰一人わかりあっていないし、皆探りあいながら他人にレッテルを貼って識別しその共通認識で連帯しようとしているような孤独な人たちなんですよね。   このどうにもならない孤独感を、妻夫木聡や深津絵里が演じ切れていたかというと正直微妙ではありますが、まあメジャー作品なのでそれは仕方ないところでしょうね(二人の演技はとても良かったですが綺麗すぎるんですよね)。これで、どこにでもいるような冴えないあんちゃん、ねえちゃんをキャスティングしていたら多分号泣していたと思います。   しかし、李相日という人は本当にヒリヒリするような映画作りをするのが上手いですね。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-05-31 00:43:33)(良:2票)
169.  ANPO 《ネタバレ》 
戦後の日本が、実質的にはアメリカの支配下にあり、日米安保による米軍庇護の下で高度成長を成し遂げていったことが良くわかるドキュメンタリーでした。   何というか、闘うアートの数々がその複雑な事実を我々に訴えかけてくるようで非常に興味深かったです。   アーティストの一人が「日本は戦争責任の追求を連合国に任せてしまい、日本人自身が行わなかった」と語っていましたが、このような複雑な状況に陥った一端は確かにこういうことなのかなと感じましたね。  
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-25 23:02:46)
170.  ブンミおじさんの森 《ネタバレ》 
 なんだか良くわからないけど、凄い映画であることはわかりました。なんと言うか、上映中ずっと自然の力に包まれるというか、胎内の中にいるような感覚(良く知りませんが)を味わえる作品でしたね。癒しや懐かしさのような不思議な感覚が心の奥底から呼び起こされるような感覚を味わえましたね。   ただ、非常に眠気を催させる映画でもありました。これで寝たら本当に気持ちいいだろうなと思いながらも我慢していましたが・・・・・・。  
[映画館(字幕)] 5点(2011-04-17 15:55:17)
171.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 
 哀しく切ないラブストーリーであると同時に、臓器移植やクローン技術の問題の倫理のあり方について考えさせる映画でした。内容的には差別問題にもつながるテーマですので非常に興味深く観賞しました。ある生命を犠牲にして他の生命を守る行為は自発的ならともかく、制度や慣習にしてはならないと個人的には思います。   まあ豪華キャストが揃っているのでエンターテイメントとしてもしっかりとした作品でした。   「私たちと私たちが助ける人たちとではいったい何が違うのだろうか・・・・」という主人公のモノローグがとても印象に残りました。  
[映画館(字幕)] 8点(2011-04-17 15:53:13)(良:1票)
172.  キック・アス 《ネタバレ》 
エグいし、イカれてるし、病んでるけれども何故か爽快なヒーロー映画でした。特にヒット・ガールのアクションシーンは凄いです、衝撃的です。  
[映画館(字幕)] 8点(2011-02-06 11:56:44)
173.  さんかく 《ネタバレ》 
 正直あまり期待せずに軽い気持ちで観ていたのですが、すっかり吉田恵輔ワールドにハマってしまいました。初めは登場人物のリアルなバカっぷりに苛立ちさえ感じていたのですが、妹が実家に戻ってからの展開の凄まじさに惹き込まれ、最後にはそのバカッぷりに笑わせられ、泣かされましたね。   まあ、子どもの領域と大人の領域の間は相互不可侵が一番ということですかね。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-01-16 17:08:50)
174.  ソラニン 《ネタバレ》 
 青臭いしグダグダだし決して完璧な映画ではないのですが、そこに「ロック」があることで凄く引き込まれましたし心を打たれました。刺激の無い平穏な人生を退屈と感じるか安らぎを感じるかが若者と大人の境目であり、その中で揺れ動く登場人物たちの姿が非常に共感できました(かつての若者として)。   それと、宮崎あおいが本当に役にはまっていて良かったですね。多摩川沿いの風景も非常に印象的でした。  
[DVD(邦画)] 8点(2011-01-11 00:40:41)
175.  ヒーローショー 《ネタバレ》 
 ヒーローショーのように社会は単純に出来ていないし、悪いことをしてもセーフティーゾーンに逃げ込めば守ってもらえるし何とかなるなんて世の中そんなに甘くない・・・。そんなことを、井筒監督は世の若者たちに説いているような気がしました。   後藤淳平演ずる勇気は恐らく監督自身の思いを投影したキャラクター(非常に昭和的)なんだと感じました。そして彼をもう一人のユウキをはじめとする他の若者たちの起こす騒動に巻き込むことによって監督自身が感じている現代社会そして若者たちに対する苛立ち、怒りを表現しているのではないでしょうか?なので、合う人合わない人と別れる作品でしょうね。   主演のジャルジャルの演技も悪くなかったです。特に後藤の方は男前の役ということもあって本職の役者顔負けの存在感でした。福徳はまあ普段のキャラ通りでしたんで・・・・。  
[DVD(邦画)] 7点(2011-01-10 12:12:19)(良:1票)
176.  442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍 《ネタバレ》 
非常に衝撃的なドキュメントでした。そして日本人(日系人)のメンタルの強靭さを改めて実感しました。   そしてその日系人部隊が敵国人として人種差別にあいながらも欧州戦線で大活躍し、ユダヤ人収容所の解放にまで関わっていたという事実を初めて知りました。また、彼らとは逆にアメリカへの忠誠を拒否し刑務所に入れられた方々にも触れていて興味深かったです。   ただし、日系人が決して自分たちは日本人ではなくアメリカ人なのだという明確な意思も示されていてやや複雑な気分にはなりました。  
[映画館(字幕)] 7点(2010-11-26 00:45:35)
177.  妖精ファイター 《ネタバレ》 
映画に舞台を移しても、やはりロック様の魅力は衰えることはありません。はっきり言ってストーリーなんてどうでもいいんです。ピープルズ・エルボーのような予定調和に満ち溢れた展開をロック様とともに楽しめばいいんです。   そして、ロック様が身を持って伝えてくれる「夢を決してあきらめるな!」というメッセージを胸に日々頑張っていけばいいんです。  
[DVD(吹替)] 6点(2010-10-31 21:58:29)
178.  月あかりの下で ある定時制高校の記憶 《ネタバレ》 
いろいろな事情により傷つき疎外感を感じている生徒たちを不適合者として切り捨てることなく、まずは居場所を作ってあげるところからスタートしている点、そして、「見捨てない」姿勢(当然限界はあるとは思いますが)に非常に感銘を受けました。 どんな学園ドラマよりもずっとリアルに心に響いてくるドキュメンタリーでした。  
[映画館(邦画)] 8点(2010-10-31 10:27:55)
179.  酔いがさめたら、うちに帰ろう。 《ネタバレ》 
 良い映画でした。酒を嗜む人間として、アルコール依存症の問題についていろいろと考えさせられました。アルコール依存症は、「だらしない人間が酒をやめられないだけ」ではなくれっきとした心の病気(しかも誰にも同情されることがない)であることを教えていただきました。   ユーモラスな雰囲気の中で物語は進んでいきますが、その奥底にはドス黒い心の闇が隠れていることに気づかされます。でも、そんな中で「どんなに悲惨な人生であっても、生きていたほうがいい」というセリフは印象的でしたね。   しかし、「風花」の時にも感じたのですが、浅野忠信の酔っ払いの演技は本当に上手いですね。本当に、酔っ払いの姿、心理、言動を的確に演じています。  
[映画館(邦画)] 8点(2010-10-31 00:55:33)
180.  人の砂漠 《ネタバレ》 
学生時代、沢木耕太郎の本を読み漁り彼の描く世界観に影響を受けたこともあり、その中でも好きな作品である「人の砂漠」の映画化と聞いて非常に期待してたんですけどね・・・・・。あまりに稚拙な解釈にがっかりしてしまいました。はっきり言って失敗作だと思います。   学生の作品なんで仕方ないといえば仕方ないんですけどね。でも、これを映画館で上映して、客から金をとったらダメでしょう。   それと、特殊な人生を送っている登場人物たちへの思いが全く感じられず、見世物的な感じで表面的に描いているのもなんだかなあという感じですね(まあ、上から目線なのはある意味原作もそうなので若者特有の「青さ」ということで理解できますけど)。この「思い」こそが沢木耕太郎の作品の肝なんですけどね・・・・・。   あと、各ストーリーでやたらと登場人物たちへ警官や地域住民、親類等が蔑視の視線や嫌悪感、憎しみをぶつけていますけれども、実はそれこそが作り手の本音なのが丸わかりで気味が悪かったですね。「屑の世界」の反対運動なんて、あんなあからさまなことをしたら大きなニュースになりますよ・・・・。   やたらとキャストが豪華なのがまた内容の拙さを強調していますね。
[DVD(邦画)] 1点(2010-10-19 23:46:24)
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