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あろえりーなさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 4669
性別 男性
年齢 41歳

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1921.  赤ずきん 《ネタバレ》 
人狼の描写といい、少女漫画っぽい恋愛の描き方といい、どことなく「トワイライト」に似てるなと思ったら、監督が「トワイライト」の人だったのね(笑)。それなら納得です。愛する人が、噛まれた事で狼になっちゃう。それで離れようとするもやっぱり一緒になるって展開が即視感ありありなんですが、この監督さんはこういう展開が大好きなんだろうな~。要は、「赤ずきんちゃん」のお話を、「トワイライト」ベースでやりましたっていうことですよね。全てにおいて可もなく不可もなくな出来でしたが、個人的には衣装なりセットなりがこ綺麗過ぎてリアリティがないのが残念でしたね。童話だからリアリティは要らないよと制作者は考えてるのかもしれないけど、全体が嘘くさく感じちゃって今一歩入り込めなかったのも事実。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2011-10-21 22:34:26)(良:1票)
1922.  モンスターズ/地球外生命体 《ネタバレ》 
「モンスターズ」という題名ではありますが、実際には巨大タコ星人はほとんど出てきません。登場シーン全部足しても3~4分くらい?エイリアンとの戦いがテーマではなく、男女の逃避行&恋愛劇を描きたいみたいなので、硬派なSFを期待すると肩すかしになるでしょう。低予算なので仕方のないことなのかもしれませんが。個人的には、この恋愛劇がどうにもピントが合わないというか、魅力を感じなかったんですよね。もっとぐっとくる展開が用意されていれば良かったものの、男も女もとりあえず空虚なだけでね。この作品で唯一感じた魅力は、エイリアンでも人間ドラマでもなく、環境映像でしたね。夜更け前の、遺跡の上から眺める「壁」の壮大さとか、廃墟の退廃さとか、列車や船や車から眺めるメキシコの自然とか。その「雰囲気」が良かったので、そこに5点つけときます。
[DVD(字幕)] 5点(2011-10-19 22:52:35)
1923.  SOMEWHERE 《ネタバレ》 
裕福だけど、虚無的な生活を送っている俳優の主人公が一人娘と短いひとときを過ごすうち、改心して新たな出発をするという内容。最初の「同じところをぐるぐる回る車」で彼の空虚な心情を表現し、また、最後の「車から降りて自分の足で進む微笑の主人公」で彼の心情変化を表現する。ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞だそうだが、いかにもそういう賞が好みそうな内容で、踊り子やらパーティーやらインタビューやら仕事場でのマスク作りやらが延々長回しで撮られている。それらのシーンは実に傍観的なのだが、これがまた主人公の心の虚無感を表現するためにこういう撮影をされていて、前半は特にこういうシーンばかりなので至極退屈。狙いとは言え、こりゃなかなか人を選びそうな映画である。もちろん、それに対して娘クレオとのゲームシーンやプール遊びシーンはなかなか楽しいのだけれど。
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-14 23:25:30)
1924.  エレクトリック・ミスト 霧の捜査線 《ネタバレ》 
吹き替えが酷いって聞いてたので、どれどれどんなものかと思って 見てみたのですが、なるほど、確かにこりゃ棒読みですね(笑)。 まぁ、吹き替えの話は別にしても、作品自体が正直微妙な出来。 盛り上がりに欠けるし、特に主人公に感情移入しずらい。 緊迫感も薄く、サスペンス映画というよりほとんどカントリームービーといったところか。 
[DVD(字幕)] 4点(2011-10-12 14:34:29)
1925.  ヒア アフター 《ネタバレ》 
題材にしろ津波の映像にしろ、80歳を超えてもなお新しいものに挑み続けるイーストウッドの心意気に敬意を表さずにはいられません。あるジャンルがヒットしたからといって、それに固執せずに常にチャレンジし続ける姿勢。この姿勢があるからこそ、彼の作品は常に進化し続ける。ただ、本作は賛否両論があるのもまた事実で、双方の意見共々、よく理解出来ます。「ヒアアフター(来世)」を取り扱った内容ではありますが、実を言うとこの来世というファクターは、単なる構成要素の一つにすぎず、この作品のテーマは死んだらどうなるかなどということではなく、「共感」にあるわけですね。人間というのは社会的な生き物ですから、人から認められたり、理解してほしいという欲求が誰しもあるわけで。マザー・テレサの名言に「人間にとって最も不幸なことは、自分が誰からも必要とされていないと感じることだ」というのがありますが、この作品の登場人物である霊能者のジョージ、ジャーナリストのマリー、少年ジェイソンは、まさにそういう境遇にあるわけですね。誰からも理解されない、とっても孤独な存在。でも、人の縁というのは元来不思議なもので、心の底から共感してくれる人を求めていると、自然とそういう人に巡り会うんですよね。それは超能力うんぬんということでなく、実際にこの世に生きる人たちは多かれ少なかれそういう「縁」を感じることがあると思う。類は友を呼ぶじゃないけど、人の強い欲求が同じ人を引き寄せる。そういうのをストレートに描いた作品なんだろうなと思います。ただ個人的にはあのラストはやっぱり少々唐突に感じたのも事実なので、とりあえず6点ということで。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2011-10-11 20:43:59)
1926.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 
X-MENシリーズは、これまで一応一通りは観ていたんだけれど、このシリーズってどうにも自分には入り込めない感覚というのがあったんですよ。それは監督のブライアン・シンガーが自分とそりが合わないというのも勿論あったんだけど、アメコミのやつは読んだ事ないし、そもそもこの化け物どもは一体なんなんやねん!という、根本的な疑問があったわけです。本作を観て、それがようやく理解出来ました。「あぁ、そういうことなのか~」という気持ちと同時に、これまで非現実的としか感じてこなかったキャラや物語も、実際の世界情勢を舞台にした、現実を比喩として作られた真面目なストーリーだったんだなと、本当の意味でX-MENのバックグラウンドを知り得た次第です。あの化け物たちも、生物の進化において突然変異は必要不可欠だから人類も~と言ううんちくで語られると、不思議と説得力感じて最後には「あ、こういう奴らは別にいてもおかしくないのかぁ」なんて思ってしまったり(笑)。このシリーズでは、本作が間違いなく一番面白かったです。次回作があるのなら、またマシュー・ヴォーン監督でよろしく。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-10-10 22:34:44)
1927.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ 《ネタバレ》 
ふぅ、、、、、なかなか凄かったですねぇ。この作品のテーマは、「目には目を」でしょうか。それをストレートに、直球に描いてます。確かに、下の方も書かれているように彼女の絶望感や復讐心などを、たとえばもっと映像的に見せるとか、映画的な見せ方を追加していくとより次元の高い映画になれたのではないかと思うし、終盤の男達一人一人に復讐していくシーンも、淡々と描き過ぎでもっと彼女には暴れてほしいかなと感じたのも事実。監督さんは、あくまでも直球にそれも淡白に作り上げたかったのでしょうか。でも、エグさは十分に伝わってきましたよ。主人公はじめ、役者さんはみんな体張ってるし、B級映画としてはなかなかの秀作でした。
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-10 13:05:30)(良:1票)
1928.  市民ポリス69 《ネタバレ》 
早見あかりちゃん目当てで観たのですが、 主人公は酒井敏也さんです(笑)。 パッケージにあかりちゃんが制服姿で出てるのに、劇中に制服姿は一つもなかったよ!(怒)。 数あるB級映画の中では、ストーリーはまだしっかりしているほうかとは思うが、 映像も演技もあまりにチープで目もあてられないです。 全編に渡るギャグが失笑もので、特に終盤のドンパチシーンでのトイレの駆け込みはいくらなんでもふざけすぎ。
[DVD(邦画)] 4点(2011-10-08 00:45:49)
1929.  アイアン・ドアーズ 《ネタバレ》 
こりゃまたどうしようもない映画だなぁ(笑)。 起承転結のうちの、起承だけで終わっちゃってるという内容。 単に密室ものを作りたいというワンアイデアだけで、 そこからどのように謎解きと脱出をしていけばグレードの高い作品になるかと制作者は考える余地すらなかったのだろうか。 ウジ虫食いや小便飲みなどの生理的な嫌らしさは伝わってはくるものの、 そもそもなぜ後ろ向きで見なければ扉が開くのか、その根本が意味不明なのである。 「『キューブ』『SAW』に続く、ソリッド・シチュエーション・ スリラー 」などというキャッチコピーがついてるが、 そんな名作達とは比べるほどもない、残念な代物である。
[DVD(字幕)] 4点(2011-10-08 00:44:02)
1930.  スカイライン-征服- 《ネタバレ》 
低予算の割にはCGは凄く頑張っていたと思うし、造形自体は目新しくはないものの、青い光を放って人をさらうエイリアンというコンセプトは個人的には魅力的に感じました。下の方も書かれている通り、要所要所ある引きの画がなかなか良い。ビルの屋上で、空から次々と光が落ちてくるのを目の当たりにする二人の画や、巨大なエイリアンに追いかけられる画など、実に印象的。そんなわけでビジュアル的にはなかなか評価出来るのですが、それに反して中身のほうはと言うと、まさしく無いに等しいわけですね。たとえば序盤で、セレブの黒人が主人公に仕事を与えようかという話をするけど、それが後でなにかに繋がってくるのかと言ったらなにもないし、浮気がバレるエピソードだってやっぱりなにも活かされてない。じゃあ何の為のエピソードなのっていう感じがしてきちゃう。一番驚きなのはラストですよ。「それで終わりなんかい!」って思わずずっこけちゃいました(笑)。あんだけ大風呂敷広げて無敵の宇宙人相手になかなか収拾つかないのはわかるし、予算的な問題もあるのかもしれないけど、にしても放り投げちゃったみたいな終わり方はやはり残念。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-10-07 21:03:20)
1931.  少年マイロの火星冒険記 《ネタバレ》 
ストーリーはと言うと、火星人にさらわれたママを連れ返すというただそれだけの内容なんですが、火星表面でマイロを助ける為に、自分のヘルメットをつけてあげるママの優しさにはジ~ンとくるものがありましたね。メッセージ性は凄く明確。総統率いる火星人達は全体主義そものもので、それに対して個人の自由や表現を大切にする民主主義が勝るということと、愛情は素晴らしいものだという内容。あとは、男性も子育てに参加しましょうということかな(笑)。同じCGアニメでも、ピクサーと比べると脚本がとてつもなく貧弱だし、ロバート・ゼメキスが関わってるだけあって人の顔の動きを取り込んだ独特のスタイルなんだけど、これがまた実に中途半端な出来なんですよね。妙に本物っぽい表情なのに、全然血が通ってないみたいな。だから、まだまだ発展途上だなという感じが致します。火星人が作った、大規模な地下施設のスケール感やクリーンさは個人的には好きでしたが。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-09-26 22:08:38)
1932.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
カーチェイスのシーンもそれなりにスピード感あって良かったと思うし、娯楽作品としてはまずまずの出来でしょう。妻が実は敵側の人間だというのは割と最初の段階でわかったけれど、主人公もスパイだというのは想像出来ませんでした。そういう意味では評価したいのですが、ただ後になって振り返ってみると凄く粗のあるシナリオだなと感じるのも事実です。主人公が記憶喪失になったのなら、仲間のスパイ達はまず彼に事情を説明するのが普通だと思うのですが、そんなことは一切しないし。特に残念なのは「愛する妻がなぜ私のことを知らないのか」という面白そうな展開から始まって、その妻役の女が自爆して終わっちゃうという、そのオチがもったいないと思うんですよね。主人公が、本物だと思っていた記憶が実は妄想とわかった時はもっと悲しさを描くべきだし、妄想で愛していた女性と対峙するシーンがあれば、ぐっとくるような内容にいくらでも出来たんじゃないかと思うんです。主人公が独りぼっちで、しかも異国で周りは言葉が通じない中で真相を突き止めようとする様はポランスキーの「フランティック」を思わせるシチュエーションで、サスペンスとしてもなかなかいい雰囲気に思えたのに。ジョエル・シルヴァー製作の映画はみんな娯楽に徹した大味映画ばかりだけど、この作品は「入り口」が興味を引く題材だっただけに、少しもったいなかったな、ていう気持ちもあるわけです。
[レーザーディスク(字幕)] 6点(2011-09-23 22:46:32)(良:2票)
1933.  アジャストメント 《ネタバレ》 
率直に言って、駄作と言わざるをえない。フィリップ・K・ディックは僕の大好きな作家だが、運命を調整するというこの面白そうな題材を全く活かしきれていないのだ。調整局は、ほとんど神に近いぐらいの存在だと思うのだが、にもかかわらずありえないほど張り合いのない連中である。それに、いくらあの女性が運命の人だからといって、トイレでたまたまあってすぐに濃厚キスとはいかがなものか。無理ある設定同様、恋愛自体もまた無理があって感情移入しづらい。よかったのは「どこでもドア」の実写化で、そのどこでもドアによって行われる追いかけっこは本作の唯一の見どころと言ってもいいのだが、それすらもやはりこじんまりとしていて物足りない。いっそ「インセプション」並みにイリュージョンでもしてくれれば多少は面白くなっただろうに。ジョージ・ノルフィ氏が手がけた初めての監督作だからなのか、より面白く見せようという独創性が乏しいように感じられた。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2011-09-18 21:07:46)
1934.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
もの凄い地味でこじんまりした作品だけど、恥ずかしながらどもりの英国王の存在それ自体を知らなかったので、かつてはこういうこともあったんだなと歴史勉強みたいな気持ちで鑑賞致しました。「専門家ライオネルによる、型破りな治療法」とありますが、あくまでも国王が汚い言葉を使っている様が型破りなだけで、方法自体はそうでもないような気がします。それよりもむしろ、最初の段階でジョージ6世相手に「対等な立場」を説いてる点が特筆に値するでしょう。たぶん、王室御用達の医者が呼ばれたら、「対等な立場」なんて最初から無理だろうし、最後には「大切な友人」にはなり得なかったんじゃなかろうか。そういう意味では、飛び入りでライオネルに頼み込んだ妻エリザベスのお手柄なのもしれません。あ、そういえば、エリザベスを演じたヘレナ・ボナム=カーターは本当に幅の広い役者さんですよね。いつも感心しちゃいます。ジョージ6世が、映写機でヒトラーの映像を見ながら「彼がなにを言ってるかわからないが、演説は上手そうだ」というシーンがありますが、確かにヒトラーは演説の天才なんですよね。それに対してジョージ6世はどもりだから演説が出来ない。この対比が面白いなと思うんです。ヒトラーはその天才的な演説で国民を煽動する。ジョージ6世は、国民からすれば彼が演説出来ないことを知ってたんだろうけど、だからこそ最後のラジオ演説で、彼の頑張りと言うか努力を感じてより一層国民を勇気づけさせる結果になる。民を団結させるという目的は同じでもその違いは明白で、例えて言うなら旅人の服を脱がせようと競争したときの北風がヒトラーで太陽がジョージ6世みたいなものだなと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-14 21:36:49)(良:1票)
1935.  トイレット 《ネタバレ》 
この監督さんの作品は初めて観たのですが、なかなか独特な雰囲気がありましたねぇ。最初のほうは、オタクで淡々としたキャラの主人公にちょっとやんちゃな妹、ひきこもりの兄というその構成と語り口がいかにも紋切り型で、なにかのアメリカ映画の真似事のようにしか感じなかったのですが、全編に渡ってちりばめられるユーモアが凄く独自性があるなと思いました。クスクス笑っちゃったし、見終わった後はほんの少し元気を分けてもらったような気分。冷静に振り返って考えてみると、中身やメッセージ性はほぼゼロの内容なんだけど、しいて言えば日本のトイレは世界一ということかな、、、、(笑)。便座が温かいと最高だし、ウォシュレットは特に女性には必需ですし。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-11 22:57:10)
1936.  武士の家計簿 《ネタバレ》 
まぁ確かに、地味な話ではあります。実在の人物を元にしているだけあって制約もあるので仕方のない事ではありますが、七転八倒のドラマツルギーを期待するのでなく、この独特の「ぬるさ」を楽しんで観ると良いでしょう。そんなぬる~い本作の中でも、やはり一番の盛り上がりは「いやじゃいやじゃ」でしょうか(笑)。所有欲や、あるいは世間の目を気にする家族とは裏腹に、自分の信念を貫き通す直之の姿が印象的であります。後は、不正を見つけた直之がお上に報告するも、それを握り潰して別の地に飛ばされそうになる展開。江戸時代の話だけど、現代の改革派官僚や内部告発者と大いにだぶって見えて面白い。
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-10 22:18:14)
1937.  ブラック・スワン
主人公ニナは「白鳥の湖」でいうところの白鳥で、その純粋無垢な彼女が快楽やイケナイ遊びや母との確執などで形成される黒鳥に飲み込まれんとする、そのせめぎ合いのお話なのだが、率直に言ってしまえば至極個人的な内容で実に薄っぺらい話である。度々登場する、観る者の「痛覚」を刺激する様なシーンも、よく言えば効果的ではあるが悪く言えばB級ホラー映画が多用する古典的な手法でしかない。それでも尚、この作品は観客を終始飽きさせない魔力的な力を放っていると思う。それは勿論、ナタリー・ポートマンの熱演も多いにあるわけだが、やはり監督の才量によるところで、特に感心するのは「鏡」の使い方である。この作品、主人公ニナに負けないぐらい、鏡がやたらと登場するのだ。普通に撮影すればキャメラが映り込むシーンでも、そのキャメラを消してまで「鏡」でニナを映し出す。背中の異物や「もう一人の自分」など、化粧鏡や合わせ鏡で見せてくる。本当の敵は自分自身であるというのは、頂点を極める者の異口同音だが、その意図や狙いを鏡によって表現しているわけだ。ラストで、リリーを押し倒して殺そうとするシーンで、リリーを鏡にぶつけて鏡が割れるシーンも、自分自身を映し出しているという暗喩なわけだ。ストーリーは淡白でも、なにかの小道具で登場人物の内面を現そうとする映画的表現は、一人の映画通としてついつい感心してしまうのである。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-09-08 23:07:48)
1938.  SP 革命篇 《ネタバレ》 
前作はアクションが多かったですが、本作はより人間ドラマにシフトしていますね。もちろん、国会内であれだけ爆弾を仕掛けたわけですから、あちこち破裂でもすりゃ見た目は派手なアクション映画になるでしょうが、そうさせないのは無用に死人を出してしまうと革命派のSPが完全悪役になってしまうからでしょう。彼らの行いは、当然許されるものではないのですが、それでも政治家たちの悪行を暴き、日本の政治の空虚さを訴えようとする点は観る者を共感させてくれます。勧善懲悪でないところにこの作品の良さと言いましょうか、面白さがあると思います。国会議事堂の中も、見事なまでに作られたセットで再現されており、これもまた作品の説得力に一役買っています。ただ唯一、あれだけ見事な計画を持ってして国会を乗っ取るのに成功しているのに、井上率いるSPたちをそのまま議事堂内に放っておくのはあまりに不注意で、彼らの優秀さを熟知している尾形ならそんな不用意なことをするはずはないと思うので、その点だけ納得いきませんでしたね。それ以外は上々。格闘シーンも前作同様よく出来てるし、全体としては秀作だったと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2011-09-07 19:56:31)
1939.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 
まずはじめに、主役のベイビードールちゃんがキュートで可愛らしい。これ、凄く重要。そして脚本。ロボトミーとか、自由を欲する為に脱走を図るとかそれ自体はありふれた要素だが、設定が凄く斬新なのだ。ザック・スナイダー監督の真骨頂は、やはりあのアクションにあるわけで、それをとことんまで披露するために考えだされた、実にオリジナリティあるシナリオだと感じる。単なる妄想じゃなく、それによって彼女が見事なダンスを踊りだせるというその組み合わせが素晴らしい。そして数々のアクションシーン。これでもかという怒濤の映像を見ていると、スナイダー監督の一人の作家としての信念を感じずにはいられない。それはすなわち、「これが格好いいんだ」「格好いいものは素晴らしいんだ」という彼の考えがとことんまで貫き通されていて、それが観る者にビリビリ伝わってくるわけだ。私は、恥ずかしがることなく、直球でその信念を見せてくるスナイダー監督を素直に賞賛せずにはいられない。思えばこの作品のメッセージは、全てを決めるのはあなただ、ということである。このストレートなメッセージは、この強い信念を持ってして表現される映像だからこそ説得力を持つのだろう。余談だが、邦題とDVDのパッケージが、よくあるZ級まがいものムービーにしか見えないのは凄く残念である。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-08-30 20:45:22)
1940.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》 
コメディアクションとしては実に王道な作りで、例えば手榴弾を打ち返して相手を撃沈させてみたり衛星に中指をおっ立ててみたり回転する車からするりと抜け出て銃を撃ってみたりと、思わず「ぷぷっ!」と吹き出しちゃう様なノリで観客を楽しませてくれる。完全に荒唐無稽というわけでもなく、バランスのいいほどほどの無稽さが元エージェントとしての彼らの超人さに説得力を持たせてるわけです。ブルース・ウィリスも相変わらずの渋い演技で威風堂々キャラを見せつけて格好いいのですが、個人的にはドレス姿でマシンガンをぶっ放すヘレン・ミレンが最高に格好よかったと思います。ストーリー自体は3日もすれば忘れるような内容ですが、まぁ、難しいこと抜きに楽しむアクション映画ということですものね。現役を退いたご高齢の皆様方ですが、恋愛は卒業せず、いつまでも恋心は芽生える。だからこそリタイアしてもあれだけやり合える。恋は人を若返らせるのです。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-24 21:08:56)(良:1票)
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