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1.  シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸 《ネタバレ》 
導入部の主人公の「絵に描いたような田舎者ぶり」の時点で、底の浅さが透けて見える。それと対置されるモデルも、いかにもな人工美人というだけで、内面は何も掘り下げられていない。というかこの2人だったら、敵役っぽいリサの方が単純に魅力的に見えてしまうのだが・・・。最後には「瞑想タイム」という趣向もあったりはしますが、そこに突っ込む気力もおきませんでした。とにかく、全体として制作側が自らハッピーオーラを振りまいてしまっているので、表現がそれに追いつかなくなっているのです。
[DVD(邦画)] 3点(2025-04-24 00:41:00)《新規》
2.  キングダム(2019) 《ネタバレ》 
意外にきちんとした作りだったのでびっくりしました。サシのアクションシーンもこだわりを持って撮られていますが、それ以上に、役者をきちんと鑑賞できる内容になっているのが良い。山﨑君は、歴史物というよりも熱血スポ根モノの主人公みたいで、実は浮いているのですが(これ、演出側はどういう演技指導方針だったんだろう?)、脇役がしっかりしています。吉沢亮は、王位継承者の品位と、その下を流れる冷たい情熱みたいなものを体ごと表現していますし、敵役の本郷奏多も、悪逆非道オーラ全開で、ラスボスとして機能している。橋本環奈ちゃんはやや棒読み気味ながら、あのフクロウいでたちも使いこなして、コメディ・リリーフにきちんとなっている。出番はそれほどないながら(だからこそ?)そびえ立つ迫力を押し出す大沢たかおは言わずもがな。そしてそして、やっぱり長澤まさみさんですよ。討ち入りのところでバーン!と上衣を脱ぎ捨てる一瞬で、すべてが決まっています。強さと色っぽさをこれだけ両立させた例って、ほかでもあまりないんじゃないかな。ただ、いざアクションに入ってからはモブキャラ相手ばかりで、何か見せ場は作ってほしいところでした。全体としては、王位を奪われた側が仲間を集めて逆襲しました、という単純極まりない内容ですが、その基本を逸脱しないところには好感が持てます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2025-04-05 14:55:28)
3.  しあわせへのまわり道(2014) 《ネタバレ》 
生活に疲れた中年女性とタクシー運転手の交流、となればそれなりに面白い設定なはずなのですが、何かその後が弾まない。原因の一つはやっぱりキャスティングで、クラークソンはどうやってもこのようにあれこれ悩みそうには見えず、むしろさっさとてきぱき物事を片づけそうな気がしてしまう。運転手の方も、どうということのない平凡な(あるいはむしろ胡散臭い)人物と思っていたのが、実は主人公にとっては人生の含蓄深さとなって、というところに意味があるはずなのだが、ベンキンだともともと奥が深く教養ありそうに見えてしまうので、ひねりがなくなっている。また、ジャスリーン登場のくだりはなかなかトリッキーであったりもするのですが、それも今ひとつ生かしきれませんでした。最後、2人に何かが起こりそうで起こらなかった慎み深さに+1点。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2025-03-31 21:51:40)
4.  バーフバリ 王の凱旋 《ネタバレ》 
前作では、回想シーンが長すぎて1作では終わらなかった、という驚異のバランス感覚の無さがいかんなく発揮されていたのだが、2作目の本作に入っても回想が延々と続く。何と、約1時間50分!残り30分しかないのにどうするの?というさらなるバランスの悪さ!しかも回想のうち30分くらいは、父バーフバリとデーヴァセーナが出会って恋に落ちるくだり「だけ」に遣われるという徹底したバランスの悪さ!そして前作では命がけの滝登りまでしてめぐり会った運命のアヴァンティカは、回想で出ないのは仕方ないとしても、いざ現在に戻ってからは、ほとんど出番がない上に戦闘シーンでもほとんどモブ扱い!あと、あの伯父さんは、悪辣ぶりではバラーラデーヴァと大して差がないんじゃないかと思うんだけど、最後はしれっと宮殿に残ってなかった?等々、まあ、突っ込むこちらの気力の維持も試される作品です。その辺の迷いのない歪みぶりを愛おしく感じます。水増し感ありありのCG戦闘シーンなどはどうでもいいです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2025-03-24 00:59:04)
5.  バーフバリ 伝説誕生 《ネタバレ》 
導入部の赤子を救うシーンで早くも表れる仰々しさ(そしてそれを裏打ちする母の誇り高さ)。真剣に戦っているはずなのに、武闘に紛れて服を脱がせ(!)、さらには化粧まで施し、そのまま恋に落ちるという、ご都合主義というフレーズすらもどかしいくらいの都合の良さ(一直線の迷いのなさ、とも言う)。回想シーンが延々続いて本編を凌駕しているというバランス感覚の悪さ。まさにインド映画の本領発揮、と言いたいのだが、難点は、肝心のクライマックス戦闘シーンがCGまる出しで、作り物感満載だということ。それを溢れ出すほどのエキストラで何とかしていたのがインド映画ではなかったのか。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2025-03-12 00:56:25)
6.  ラブストーリーズ エリナーの愛情 《ネタバレ》 
で、こちらが「妻側から見たストーリー」というわけです。これはさぞかし、この場面を妻側から見たら全然違う景色に見える、とか、ただいなくなったと思われた妻には裏でこんな事情が!とか、同一場面多視点テクをフル活用した展開を期待したのですが、全然そんなことはありませんでした。教室から続くシーンなんかも、結局は両作品で同じ撮り方しかしてないので、あえて2作品にする意味もないわけだし・・・。ジェシカ・チャステインの存在感によってあちらよりはまだ質は上がっていますが、その分、彼女に負担が集中しているともいえます。
[DVD(字幕)] 4点(2025-03-05 01:07:24)
7.  ラブストーリーズ コナーの涙 《ネタバレ》 
夫婦間のあるストーリーを夫側から見た場合と妻側から見た場合という2作合体作品で、こちらは夫側。という冒険的な構成にいろいろ期待は高まるのですが、案に相違して、特徴のないストーリーが地味に続くだけです。こちらは、妻がいなくなって探し回る夫、ということなので、何もしなければただうろうろすることになってしまうのですが、さしたるネタもなかったので、本当にうろうろするだけになってしまいました。妻側版を見たら別の何かが見えるのかな、と思ったのですが、やはり単体ではどうにも評価できない(し、妻側版を見た後でも、結局印象は変わりませんでした)。
[DVD(字幕)] 4点(2025-03-02 02:37:26)
8.  彼女は夢で踊る 《ネタバレ》 
すごく切ない設定のはずなのに、何か感情が炸裂しない。大事なところでも強調せずに、さっさと先に行ってしまう。過去と現在の切り替わりが異常に激しい。と、文句はいくらでもつけられるのですが、それでも見た後の感触が悪くないのは、制作側のストリップに対する愛情と敬意が、とめどなく満ちているからです。1つの芸術としての崇拝の意思すら感じます。終盤のややトリッキーな種明かしも、浮かずに上手く作用しています。そうそう、導入部では肝心なところを見せず、「ええ~」と思わせておいて、ここぞというところでばしっと見せる、という演出も、実はストリップのあり方というかテクニックそのもので、このように描写の対象と手法が一致している作品には、やはり根っこのところで好感が持てます。●あと、細かいところでは、レディオヘッドが実はストリップに合っている、という慧眼的発見についても讃えておきたい。
[DVD(邦画)] 6点(2025-03-01 20:38:18)
9.  エージェント:ライアン 《ネタバレ》 
しかしこんなオーソドックスなスパイ・アクションで、監督がこの人で、あまつさえ嬉々として悪役で登場するとは・・・。しかし、中身にはまったく新鮮味はありません。会食抜け出しデータ抜き取りのシークエンスのじっくりした引っ張りぶりが心地良かったくらいでしょうか。大体、上司がケビン・コスナーだったら、何もしなくても何か裏がありそうに見えてしまいますし、超よくあるタイプの主人公の彼女にキーラ・ナイトレイって、何と無駄なキャスティングでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2025-02-27 20:59:52)
10.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 
最初は、列車内でテロが起こり、そこで居合わせた乗客との息詰まる攻防戦が・・・とか予想していたら、全然その本番に入らない(予告編的なインサートはあるが)。まず子供時代が延々と続き、続いて軍隊生活。そしていよいよヨーロッパへ移動。これはもしかして、あえて事件前の部分に焦点を当てることで、逆に事件の生々しさを感じさせる流れかな?と思っていたら(そういう作品も実際にある)、何と、その辺と事件との関わりはほとんどなし。観光のくだりなんて、それこそただ観光しているだけ。いや、これは逆の意味でびっくりしました。その辺のぽっと出の監督ならまだしも、イーストウッドですよ?それにこの人だったら、「チェンジリング」みたいに、実在の事件を元にした場合でも、いくらでも表現と演出を自在に拡げることもできるのにね。これならただの再現映像です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2025-02-16 01:49:30)
11.  夏の終り
それなりに人間関係の綾はいろいろありそうなのに、まったく平坦な進行、そして同じような芝居。役者は言われたままに動いているだけですし、段取りにしかなっていません。この設定と展開だったら、もっといろいろ登場人物は考えたり感じたりするはずなんだけどな・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2025-02-13 02:55:42)
12.  哭声/コクソン 《ネタバレ》 
序盤のところで、ひっそりとした田舎町に漂う不穏な雰囲気。その中でさっぱり進まない捜査。おおこれは「殺人の追憶」ばりでは、と思っていたら、後半は主人公の家族問題に完全にシフトしてしまって、捜査はどこかに行ってしまいました。それでも全体としてはぎりぎりで緊張感を保っているのですが、やはり韓国映画は、いったん出来が良くなると、途端にあれもこれもと盛り込んでしまうのですね。この作品だと、ゾンビの一幕とか、最後の神父見習い対決とかはいらなかったんじゃないかと思います。なお、それとは別に、子役のお嬢ちゃんの熱演(取り憑かれ場面だけではない)は見事でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2025-02-10 01:15:41)
13.  5年後のラブレター 《ネタバレ》 
画面がえらく安っぽいと思ったのですが、これ、もともとは配信用の連ドラだったのですね。●で、導入部は何かごちゃごちゃしていてしかも凡庸な出来なのですが、脇役が徐々に揃っていくに従って、流れも集中していきます。作中のヒロイン同様、周りの人に助けられています。それも、ここぞというときの決め台詞よりも、さらっとした何気ない会話の方が良くできていますね。●その上でラストも定石通りなのですが、普通ならエッセンス程度で済ませるであろうビデオレターの一幕も、しっかり時間をとってフルで流しているのが良い。そして収録を切った後の1シーンがさらに良い。ここで+1点。●ただあのビデオレター、深読みするとちょっと怖い部分もあり・・・ヒロインは30歳(よって死別時点で25歳)ということなので、年齢的にも「次」がそれなりの可能性で考えられるはずなのですが、あれを残すことによって、「俺はあの世からでもお前を見ているから、忘れないように」と言っているようにも思えなくもないのですよね。まあ、力が入った内容(作中作としても本作の一部分としても)だからこそ、そう感じてしまうとも言えるわけですが。
[DVD(邦画)] 6点(2025-01-20 00:41:33)
14.  管制塔 《ネタバレ》 
どう見てもどってことない青春モノの雰囲気が漂っているのですが、案外悪くありませんでした。主演二人の会話は、ぎりぎりのところで凡庸に陥ることを回避していますし、ある種の心地よさがにじみ出てきます。あと、ヒロインに興味津々なお母さんがいい感じですね。主人公が(そのときは)無力なまま終わってしまう展開にも好感が持てます。全体的には、尺の短さも手伝って、最低限のコンパクトなところだけまとめましたという感はあるのですが、時間つなぎがダラダラ続くよりはよほど良心的です。
[DVD(邦画)] 5点(2025-01-15 23:58:03)
15.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》 
アクション・コメディとしてはそこそこ出来は悪くないのですが、根本的な問題は、これだけ豪華なキャストだとほとんどドリームチームになってしまうので、どうやっても緩い雰囲気が漂いまくりという点なのです。そもそも敵が全然強そうに見えません(結局、あの若い兄ちゃん一人で全部担っていたのでは)。クライマックスのパーティー襲撃パートだって、あれだけメンバーがいたら、もっと手際よくできたんではない?ヘレン・ミレンのスナイパー役というのもなかなか斬新でしたが、凄腕の射撃手というふれ込みの割に、それを生かした活躍の場面はありませんでした。あと、ヒロインがワーワーうるさいだけで、さしたる魅力がないのも問題でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2025-01-14 00:58:14)
16.  殿、利息でござる!
タイトルもそうですが、設定からしてもこれは本来コメディ素材でしょ。いや、やりたかったのはシリアスドラマなんです、ならそれでもいいけど、だとしてもそっちの方向に振り切れてもいない。登場人物の造形はみんな中途半端でありがちだし、同じようなやりとりが繰り返されているだけで、せっかく目標を提示していながら、それに近づいているのかどうなのかも分からない。何よりもまずいのは、こういった経済や経営の事象をテーマとしていながら、それぞれの(藩も含む)の「商売」が見えないこと。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2025-01-13 01:29:23)
17.  少女が大人に変わる夏 《ネタバレ》 
子役から成長してきたダコタと、この後ワンダ・マキシモフ役で一躍スターになるオルセンの貴重な取り合わせ!と興味津々だったのですが、およそこの二人を投入するレベルに達していませんでした。まず主人公自体、終始ウジウジ考え込んでいるだけで、何かを打開する前向きな意思もなければ、周囲に対する配慮や想像力もありません。つまり、人間的な魅力がありません。また脇役にも結構な豪華キャストを投入していながら、まったくの無駄遣いに終わっています。何よりがっかりするのは、最後に「私たち親友よね」の一言ですべてを片づけているその安直さ。いや、親友なんてそんなに簡単に語れるものではないし、この作中程度の経験でそれを言っても、何の説得力もないでしょ。
[DVD(字幕)] 3点(2025-01-02 23:14:42)
18.  マンデラ 自由への長い道 《ネタバレ》 
序盤からえらくたったか進んでいくのだが、ペース自体は最後まで変わらず。しかし、「闘争篇」「監獄篇」「政治篇」としっかりやろうと思ったら、こうでもしないと収まらなかったのだろう。一つ一つのシーン自体は丁寧に撮られているし(だからこそ、もっとじっくり見たかったという気もするのだが)、作品としての尺の長さを感じさせない。また、こういう作品では、逆境にめげずに家族は主人公を支え続けました、となることが多いところ、年月につれてむしろ妻との関係はすれ違いを深めていった、というところに生々しさを感じる。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-12-26 01:02:57)
19.  エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に
いろいろと実験的な手法にも挑んできたリンクレイターが、なぜに今さら「アメリカン・グラフィティ」や「初体験/リッジモント・ハイ」の焼き直しのようなことを・・・とか、そもそもあなたは「バッド・チューニング」でとっくにそういうことはやってるんじゃないかとか思いながら見始めはしたものの、やっぱりこの辺は安定のリンクレイター印なのでした。馬鹿な連中を馬鹿のまま暖かく見守る眼差しは、この人ならでは。青年たちがやたら見た目が老けすぎなのは気にはなりましたが(ウィリアム・ハートにしか見えないのもいる)、これは意図的でしょう。かつての青春映画でも、今見るとオッサンにしか見えないのはいくらでもいますよね。ただ、そうは言っても、80's前後のあの辺の作品と比べると、やはりアホぶりというか突き抜け度は減少しており、何となく無難にまとまってしまった感はありました。●ヒロインのゾーイ・ドゥイッチという人は初めて見ましたが、若き日のリー・トンプソンのような和風テイストも感じさせる美しさで、いい感じ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2024-12-02 01:43:14)
20.  健さん 《ネタバレ》 
まあとにかく、あの高倉健のドキュメンタリーを、映画として作ろう、などという無謀な志については、十分に評価したい。とはいえ、まともに全部やろうとすると際限ない分量になってしまうわけで、対象は健さんのキャリアの中でもごくごく一部に限られているのだが、それはそれで、きちんと作れる範囲に収めようという謙虚さも感じられて、悪くはない。内容的には、ダグラスとヤン・デ・ボンの丁寧な語りが特に印象的で、むしろ健さんがどうこうよりそっちの方が新鮮だったりして。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-10-08 23:57:52)
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