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1.  ある愛の詩(1970) 《ネタバレ》 
最初に映画館で鑑賞してから約半世紀を経て BSで再鑑賞しました。 当時の米国では旧来の伝統的価値観が崩れ性の乱れが世間を 覆っていた時期に、そんな風潮とは正反対の純愛映画という ことで注目を浴び、一方で現役のハーバード大生からはこき 降ろされていたのを覚えています。  まだ子供だった自分は世の中のことなどは良く分からず、この 映画を見て輝く大学生活での素敵な恋愛をただただ夢見たもの です。  ジェニファーは不美人とは思いませんでしたが、やたら眉毛が 太かったのが印象に残っています。但し、もし彼女がブロンドの 典型的白人女性であったら、そもそもこの映画は成立しなかった のではないかと思います。(ちなみに、かのスティーブマックイーン が彼女に惚れ込み結婚したけど彼は病的嫉妬深さで破局を迎えた そうです)  当時はそういうわけで随分と憧れをもって観た映画ではあります が、時を経て時代も大きく変わってしまった現在では、今ひとつ 物足りなさを感じなくもありません。 同じ恋愛映画でも「草原の輝き」あたりは不朽の名作と呼ばれる こともあるようですが、そのレベルにはならないような気がします (決してけなしているのではありません)  主演のライアン・オニールさんはつい先日お亡くなりになったそう でご冥福をお祈りしたいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-12-22 22:01:13)
2.  ザ・ドライバー 《ネタバレ》 
70年代のカーアクション物として 車の追跡シーンは確かに見ごたえはありましたが、物語 については放送枠でカットされた部分が多かったのか、 意味不明、つじつまの合わないシーンが多くて物語の 体をなしていなかったような。  最初のカジノ強盗もお粗末な犯行。 終わり方も両替屋に騙されたっていうけど、両替屋は アムトラックで撃ち殺され、金は警察が取返している し、そもそも何でコインロッカーに戻ってきたのやら。 既に金は両替屋が持っていっているのにまだそこにある と思ったのか。 電車の中で刑事は何で金の入ったカバンが見つけられた のか。 強盗の片割れはなぜ仲介屋のおねえちゃんの居場所が 分かったのか。 その片割れがなぜ謎の女が金を入れたカバンを持ってい てその居場所が分かったのか。謎の美女は何者なのか。 そもそもカウボーイの素性もなんだかはっきりせず。 カーアクションを撮りたくて物語は適当にでっち上げた 感が強くて、そちらに期待すると裏切られます。  やっぱりカーアクションだけではなく物語自体ももっと 完成度の高いものを考えてほしいですね。 その反省を踏まえて出来たのがトランスポーターでしょうか
[CS・衛星(吹替)] 5点(2023-07-30 14:04:28)
3.  日本沈没(1973) 《ネタバレ》 
長年食わず嫌いで観てはいなかったのを BSでの放送があったので初めて視聴。50年前の作品として評価すれば 頑張って作った感は十分ありました、その後の関西や東北の大地震を 経験し、首都直下型や東南海地震の可能性の高まりなどを受けて単な るSF作品以上のものではあると思います。 但し、はやり50年前の作品で全て模型と実写だと迫力の点では見劣り せざるを得ないし、壮大な物語を映画の尺で表現すること自体がそも そも難しかったのだと思います。 ヒッチコックのように小松左京さんが顔を見せていましたが、本人は この映画をどう思ったのでしょうか。  全編を通じて科学者の視線で日本の滅亡が描かれており、経済的な視点 が欠落していると思います。もし日本が近々水没するとなれば、国債は 暴落、円も暴落、株価も暴落し、人々の脱出パニックの前に経済パニック が起こるのではないかと思いますが、その部分が全く描かれなのはやや リアリティに欠けていたように思います。  原作では玲子ではなく母性の象徴のような麻耶子という別の女性を登場 させ彼女と共にシベリア鉄道で西に向かうところで終わったと記憶して いますが、映画では玲子に両方の役を演じさせて終わっています。 果たして作者の意図が見る側に伝わったのかどうか。  とにかく役者さんが皆若いですね。バブル前夜の高度経済成長期末期の 夢のある時代でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-02-16 20:18:12)
4.  病院坂の首縊りの家 《ネタバレ》 
監督の映像へのこだわりは部分的には感じられ ましたが、全体的には果たしてこれで満足したのだろうか、と 思ってしまうほどちぐはぐだったと思います。 戦後間もない時代の雰囲気を出すのが今や難しかったとは思う のですが、病院坂、古い家並み、ススキの原、おんぼろガレージ などの舞台がかみ合っておらず、継ぎはぎだらけの印象は拭えませ んでした。 犬神家では金屏風が金色に見えないと文句をつけて撮影を延期し て作り直させたという情熱は失せてしまったのでしょうか。  皆さんもおっしゃっているように、そもそもこの原作自体が大衆 向けの映画にするのにふさわしかったのかどうか。 あまりにも複雑な家系図と様々な要素をてんこ盛りにし過ぎた内容 は一度観ただけでは理解できないと思います。 最後の荒唐無稽な犯罪の再現フィルムを長々と見せられるのも正直 辟易とさせられました。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-06-16 09:31:28)
5.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 
単純なアクション映画かと思って観ていたのですが 終盤は急にヒューマンドラマのようになってきて引き込まれて しまいましたね。特に若き日の宇津井健の嫌味のない好演技が 光っていました。 終盤の部分がなければもっと低い評価にしようと思ったのですが 一応合格点にしました。  それにしても前半の警察の体たらくはどうにかならんのでしょうか。  犯人B(山本圭)の動静を探るだけのはずが、いきなりドアをノック してしまって本人が出てきたらどうするつもりだったんだ  金を受け取りに来た犯人C(織田あきら)を突然大学柔道部員に声 かけて捕まえようとしたけど、凶器をもっていたら大学生はどう なっていたのか  犯人Bを大人数で追いかけて見失いそうになっていきなり発砲。 凶器を持たぬ犯人に警告なしの銃の使用をどう正当化するんだ  高速道路上で金の受け取りにやってきた犯人A(高倉健)を屋上で 見張りにつく前に逃がしてしまったけど、配置につくまで時間を稼 げよ、などなど、いくらなんでもこれほどミスを犯すのだろうか  しかしよく考えると実は警察の捜査って実際もこんなものなのかも しれませんね。だから、三億円犯人も、怪人21面相も、世田谷一家 殺人事件の犯人も捕まえられなかったのかもしれません。 この映画、実は警察の無能ぶりを暴く映画なのか、というのは考え過ぎか  ラスト、武器も持たない犯人Aを警告射撃もせずに撃ち殺してしまい これはれっきとした殺人ではないか思うのだけども、そもそもこの映画 の数年前に起きた瀬戸内海シージャック事件でライフルを持って人質を 取った犯人でさえ、これを狙撃して殺してしまった警察には当時非難が 集まった。その後警察は基本的に犯人射殺には非常に慎重なのだが、 なぜこのような非現実的なラストにしてしまったのか疑問ではある。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-05-12 21:08:04)
6.  ガントレット 《ネタバレ》 
ずいぶん昔に見た覚えがあるけども、今観るとストーリーが単純で 黒幕があっさり分かってしまうけども、やたら筋が複雑で一度観た だけでは理解できないものが多い最近の映画の中で、なんか気楽に 観ることが出来てほっとさせられるような映画でした。  それにしても、まあドンパチやりすぎですね。 何年か前に、副大統領候補になった元準ミスアラスカのサラ・ペイリン が全米ライフル協会の集会で「鉄砲の弾は高価なものです。だから 警告射撃などで無駄にしてはいけません。悪い奴らには警告なしに どてっ腹にぶち込んでやりましょう」と演説してたのを思い出します。 あんだけ撃ちまくったら、警察の年間予算などあっという間になく なってしまうのではと心配です。
[地上波(吹替)] 6点(2020-05-08 12:53:51)
7.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 
この映画の存在はずっと以前から知っていたけど、あらすじ は単純なものだと分かっていたので、わざわざ見るまでもないと食わず 嫌いを決めていたのですが、いざ観てみると意外と面白かったです。 もっと過剰演出で荒唐無稽な展開だと思っていたけども、かなりリアリティ に徹していて、現実でも十分起こりうる話だと思えて引き込まれました。  トラックの下から見えた相手の男の靴とレストランにいた男たちの靴を比べ て主人公が疑心暗鬼になるシーンはヒッチコックを彷彿とさせていました。 (ヒッチコックならさらにサスペンスを盛り上げる一工夫を加えていたと 思いますので、そこいら辺が若いスピルバーグの限界だったでしょうか)  クリミナルマインドなんかを見ればこの程度のサイコパスはアメリカにごろ ごろいそうだし、最近では日本でも煽り運転による事件が多発しているよ うですので、遠出のドライブの際はせいぜい気を付けたいと思います。
[地上波(吹替)] 6点(2020-03-15 11:16:43)
8.  帰らざる夜明け 《ネタバレ》 
偏屈で独り者の女性のところに謎の男が現れて恋に落ちるという設定には新鮮味はないけども、二人の大物役者の共演による男女の心の機微の細かな描写は見ごたえはありました。  フランスの田園風景を色々な角度から丁寧に撮った映像も美しい。孵卵機が動くようになって夢を膨らませて無邪気にはしゃぐ二人のシーンが印象的でした。警察隊によって無残に打ち砕かれるひとときの平和な生活を、壊わされ燃えてしまう孵卵機が象徴しているような切ないラストでした。シモーヌ・シニョレはいつもちょっと怖いおばさんの役のイメージがあるのですが、この映画の彼女はとても良かったです。隣家の若い娘に嫉妬したり、男のために新しい寝間着を買って男を待ったり、いじらしい女を好演しています。 オッタビア・ピッコロのオッパイ丸だしにはちょっとびっくりです。
7点(2004-05-28 23:03:08)
9.  さらば夏の日 《ネタバレ》 
当時人気絶頂だったルノー・ベルレー主演のラブロマンスもので、舞台がパリや地中海ということで当時結構話題にはなったけども、ストーリー的には新奇さはなかった。フランシスレイの美しい曲もさることながら、モニカの豊満な肉体がやたら印象に残った。
[映画館(字幕)] 6点(2004-04-26 11:27:35)
10.  おもいでの夏 《ネタバレ》 
男の子3人組もその相手の女の子2人もあまりにもありふれているというか、魅力がないし、ストーリー自体もよくありがちな年上女性と未経験男の子のお話で、内容自体はそれほどでもないのですが、なんといっても切なすぎる音楽が良いです。自分も10代の頃こんな経験したかったですね。
6点(2003-12-09 00:14:51)
11.  フレンズ/ポールとミシェル 《ネタバレ》 
初めて見た時同年代だったのですが、あまりにも自分の現実と違い過ぎていて遠い世界の絵物語を見るようで、自分の生活と比べることすら困難であった記憶があります。海辺で漁師が棄てた小魚3匹をポールが拾ってきて、それを焼いて二人で分けるときに最初ポールがミシェルに2匹与えると、ミシェルが1匹を半分に切ってポールの皿に移すところは、見え見えな話なのになんか切なかった。嬉しそうに側転しながら仕事に出かけるポールを幸せそうに見送るミシェルと、それを遠くで見守る追っ手の影のラストは印象的だったので、続編などは作らないでほしかった。
6点(2003-12-08 23:59:23)
12.  いちご白書 《ネタバレ》 
学園紛争ものにしては、ちょっと甘っちょろい感じもするのですが、キム・ダービーの可愛さに免じて合格点。それとやっぱりサークルゲームがいいです。ちなみにかつてこの映画を私の大学の文化祭のイベントで上演したのですが、上演が大学が許可した時間を過ぎてしまったということで、途中で大学側が一方的に電源を落してしまったことで大騒ぎになったことがありました。映画の内容が内容だったために抗議する側に一層火を注いでしまって騒ぎが広がったようです。今となってはなつかしい話ですが。
6点(2003-11-27 23:26:26)
13.  …YOU… 《ネタバレ》 
赤いりんごが人から人へと渡されて行くイントロのシーンが印象的。挿入曲「Getting straight」のアメリカ国歌をモチーフにした反体制的な歌詞がまだ若かった私の心に心地よく響いたものです。
6点(2003-11-27 22:56:20)
14.  姉妹(1970) 《ネタバレ》 
いわゆるレズものなんですが、成人映画ではなかったのでナタリー・ドロン見たさと好奇心から見に行きました。当時まだ子供だった私にはちょっと難しいお話ではありました。
6点(2003-11-26 18:10:42)
15.  抵抗の詩 《ネタバレ》 
戦争を子供の視点から描いた秀作だと思います。戦争という現実が理解できない子供達の屈託のない姿と残酷な現実がよく描かれていたと思います。ラストは噂で知っていてもやっぱりショックでしたし、映画館ではすすり泣く女性が結構いました。
7点(2003-11-26 18:07:35)
16.  さよならを言わないで 《ネタバレ》 
当時売りだし中だった二人の俳優を使った割にはストーリーとしてはありふれた内容だけども、やはり逃げられないことを悟った二人が、秋深いホテルの中庭で拳銃自殺するラストはまだ若かった私には衝撃的でした。若手男優として期待されていたクリストファー・ジョーンズはその後あまり見ませんがどうなってしまったのでしょう。
6点(2003-11-26 18:01:47)
17.  セルピコ 《ネタバレ》 
自分の正義感を押さえられず、勝ち目の無い組織浄化の戦いにつきすすんでいって、恋人には次々と去られ、仲間に裏切られて重症を追い、最後に警察の腐敗を世間に暴露して改革は行われたけれども、結局セルピコ本人は警察をやめ、アメリカを去ることになる。なぜ全てを失ってまで潔癖さにこだわるのか。それは世渡り上手でこずるい人達には到底わからないだろう。なんか自分の人生とダブってしまって切ない。しかしアメリカを去ったセルピコは全く後悔しなかったのだろうか、愛する人と平凡だけど平和な家庭を築く道を選ばなかったことを。
7点(2003-10-31 16:23:43)
18.  戦国自衛隊 《ネタバレ》 
封切当時、テレビの宣伝で「歴史は我々に何をさせようとしているのか」というようなコピーがあったと思います。早速原作の小説を読んだらこの意味が納得できたし、それがそのままこの話の重要なプロットになっていて感動しました。映画は映画館では見ずに大分経ってからテレビで見たけれども、あっさりと期待は裏切られました。あまりにもヒドイ内容で肝心のプロットがどこにも描かれていない。監督はこの原作が理解できなかったのではないかと思った。半村良は原作がこんなに惨たらしく映画化されたのになぜ怒らなかったのか不思議だった(版権料もらえればいいのか)。いっぺんに角川映画が嫌いになってしまった。映画だけ見た人には単なる変種のチャンバラ映画としか映らなかったのではないかな。ちなみに、自衛隊がタイムスリップした戦国時代では、何かの手違いで織田信長が生まれず、従ってその後の歴史が本来のものとは大きく変わってしまう恐れがあった。そこで歴史は自衛隊に織田信長の代役をやらせるためにタイムスリップさせた、というのが原作のポイントなのです。
1点(2003-09-10 10:50:50)
19.  小さな恋のメロディ 《ネタバレ》 
私が最も感動した映画の一本。高校生の時に この映画を見て、ああ、なんて自分は汚れてしまったのかとショックを 受けてしまった。 ビージーズやクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの挿入曲も非常 にマッチしていた。 当時テレビで流されていたこの映画のシーンを織込んだ旭化成のコマーシャル が毎日楽しみだったのを覚えています。屈託のない生き生きした子供達を通して、 おたおたする俗物的な大人社会への批判を描いたところは「ぼくらの7日間戦争」 と通じるとところがあるかも。  しかし大人社会にどっぷりつかってしまった人にはただのガキのドタバタコメディ としか思えないかもしれません。 実際当時、映画雑誌におばさん評論家が、オーンショー君(ジャック・ワイルド) も内心はメロディちゃんが好きだったけどもダニーに譲ってあげたんです、なんて とんちんかんなコメントを書いていてえらく腹がたったのを覚えています。 見る人の感性が試される映画といえるでしょう。  おそらく私も今みたら昔のようには感動できないと思う。 ああ、なんて私は汚れてしまったのでしょう。
[映画館(字幕)] 9点(2003-08-19 11:35:21)(良:2票)
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