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1.  いまを生きる 《ネタバレ》 
Golden 50'sそしてPax Americana、南部での公民権運動の混乱 は始まっていたがそれに対する北部白人の関心は薄く、やがて大統領が暗殺され、 ベトナム戦争で地獄を見ることになるなどまだ知る由もないそんな古き良き時代 の中で、ドラッグもいじめも同性愛もない至って健全な白人上流階級の子息が送 る高校生活を通した青春物語。この映画を観た年配白人層はさぞや郷愁を書きた てられたことでしょう。社会は全く変わってしまいました。 嘗ての日本の青春スポコンドラマと違って、押しつけがましさがなく後味も悪く ありませんでした。惜しむらくは日本人として欧米の詩人たちに馴染みが薄く今 一つ親しみを共有することができませんでした。  それにしても教え子たちを良い大学に進学させる為の詰め込み教育に熱心な先生 たちや、子供の人生を自分の思い通りにしようと過度に干渉する親たちには嫌悪 感を感じるものの、翻って6年一貫教育の進学校の男子校に通った自分に当てはめ てみるとこの真逆で、進学校であるにも関わらず無味乾燥とした熱意を感じない 授業を行う先生たちと放任主義と言えば聞こえは良いがほったらかし状態だった親 の自分への態度は、今思うと果たしてどちらが良かったのやらという感じではあり ます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-11-05 17:08:03)
2.  遊星からの物体X 《ネタバレ》 
エイリアン物というよりも「そして誰も いなくなった」のSFホラー版といった感じ。一体誰が人間か 物体Xなのか、次は誰が犠牲になるのかという感じで結構 楽しむことはできました。最後は何となく物足りませんで したが。  しかし10人の人物描写がほとんどなく、全員中年の男性であり 極地なので厚着をしているため誰が誰だか分からないのが難点 でした。極地に不似合いな美人である必要はないのですが何人 かは女性にするなり、それぞれの個性をもう少し出して欲しかった。  それにしてもこの種の映画では宇宙人は毎回不気味な怪物と して描かれているのだけど、遠い宇宙の果てから地球を訪れ るには、高度な文明・知能と繊細な加工技術が必要なはず。 ミミズの塊のような物体にどうやって宇宙船が組み立てられる のやらと思わざるを得ない。
[地上波(吹替)] 6点(2023-08-02 11:29:17)
3.  7月4日に生まれて 《ネタバレ》 
戦闘シーンや虐殺シーンは押さえて、戦場での悲惨さ よりも負傷した主人公のその後やその周辺の人々の心情描写に多くの 時間を割いて丁寧に描くことで戦争の悲惨さを訴えていたと思います。 映像もきれいでした。  今思えば米国はなんて馬鹿な余計な戦争を行い多くの若者を犬死 させたと思うのですが、当時は冷戦真っただ中で米国はソ連と対峙 すると共に世界の警察として世界を主導することを自負していた 時代。反共とマッチョな意見が礼賛される風潮の中ではまだ10代の 世界の状況に疎い若者が政府の方針に熱狂して戦地に向かうのは当然 の流れだったのでしょう。  似たようなことはウクライナに侵略したかの国でも今でも起きている ことで決して過去の話ではなく、これからもいつでも起こりうること であり人間の愚かさを改めて感じてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-05-22 09:25:12)
4.  新・刑事コロンボ/だまされたコロンボ<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボシリーズは若い頃に見た時はそれほど感じら なかったのだけど、改めて見ると相手は傲慢な有名人やセレブではある とはいえネチネチと追い詰めて行くコロンボの手法にはいい加減辟易と させられてしまう。 カミさんや親戚の話を持ち出す、一度帰ってからまた戻ってくる、あち こちのポケットを探し回る、というお惚けぶりもさすがに鼻についてき ます。まあそれがキャラなのでしょうがないとはいえ。  そんな中でこの作品は、いつもの倒叙方式を取らずに展開しているという ことに加え、コロンボ自身が犯人(当初は犯罪ではないが)に翻弄され 続けるというところが新鮮味があって面白かった。コロンボがしつこく 執拗な捜査をすればするほど犯人側の思うつぼとなるわけで、珍しく彼 の方を応援したくなりました。 ただ、時間枠の問題から終盤は皆さんが指摘しているようにあっけなく終 わってしまって、拍子抜け感は残りました。  遺体を隠すならば「パイルD-3の壁」のように一度徹底的に掘り起こされた 庭にするべきだったでしょうね。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2021-03-25 11:04:12)
5.  破獄(1985)<TVM> 《ネタバレ》 
脱獄がテーマなのでもっと殺伐とした映画 なのかと思ったら、刑務所での酷い処遇などは極力抑えた ヒューマンドラマ的な内容で、若かりし頃の(といっても 二人とも当時でも40代後半)緒形拳と津川雅彦の好演技が 光っていました。 TVMといえどもこんなクオリティの高い作品があるのですね。  また当時の世相がさりげなく描かれていましたが、なぜあんな 無謀な戦争を始めたのかと今だから思えるけども、その日の 食事さえ困難な不景気と貧困の中で、大衆が世の中を変えて くれる存在として軍に期待を持つしかなかったというあの時代 が理解できた気がします。  【追記】 網走の監獄博物館で白鳥元受刑者の独房を見てきました。 こんな小さなドアの窓から脱走したのかと思うと、何だか 窮すれば通じるということでしょうか、本人の執念のすごさ を感じずにはいられませんでした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-06-21 12:45:16)
6.  フランティック 《ネタバレ》 
ここでの評価は真っ二つに分かれているようですが、私はやっぱり評価できない方ですね。 トランクが入れ替わっていた段階で、トランクに何かヤバイものが入っていたためのトラブル というのは陳腐すぎるので、もっと何かあるのではと期待するもそのまんまのお話。  警察や大使館がいい加減なのはサスペンスを盛り上げるつもりなのだろうが、全くその効果 を感じない。追いかける二組?の方もなんか間が抜けていて、ドンパチやるくらい凶悪なら 女の部屋でもっと締めあげればいいじゃんとか思ってしまった。 そもそも最初の殺人を見つけた段階で、お医者さんには手に負えないと悟って警察や大使館に 改めて支援を求めるべきだったのに、何ゆえ自分で解決しようとしたのか不明。「警察に 言ったら妻の命はないぞ」とか脅かされているなら別ですけど。 最後に部品を川に投げ込んだ時点で、腹いせに夫妻ともズドンとやられてしまうでしょう。  最後のゴミ収集車って何か意味あるのでしょうか。 映画館でお金払って観なくて良かったと思いました。
[地上波(吹替)] 3点(2017-05-24 22:02:06)
7.  細雪(1983) 《ネタバレ》 
有名な作品なので一度は観ておこうと思ってみたのですが、女性たちの関西弁によるしょうもないおしゃべりで始まる出だしの部分で早くも興ざめぎみに。しかし何とも言えぬ趣のある雰囲気が醸し出されていてついつい引き込まれてしまい最後まで観てしまいました。これはやはり名作と呼べる作品だと思います。  原作は軍部により発表差し止めとなり戦後に発表されたというように、戦前の上流階級のまだ贅沢が多少なりとも残る時代の物語。 当時は格式や身分が重んじられる旧社会制度の因習の中で、息苦しさや窮屈さもあったのでしょうが、昨今のめまぐるしく移り変わるネット社会の中に身を置いていると、優雅で時間がゆったりと流れる当時の生活に、なんとも郷愁と憧憬をおぼえてしまいました。 戦争をはさんで今日までに、時代は大きく変わってしまいましたね。  四姉妹と養子の男性二人を演じる役者さんたちの演技が秀逸で、作品を引き立てていたと思います。市川監督が細部にまでこだわって作り上げた作品であることは納得できます。 特に岸恵子さんは、今までは気がつかなかったのですが、その美しさや存在感を改めて感じました。  古手川佑子さんは入浴シーンを監督の指示で何度も取り直したそうですが、役者さんというのは大変なのですね。
[地上波(邦画)] 7点(2016-11-22 12:38:18)
8.  アナザーウェイ D機関情報 《ネタバレ》 
原作の「D機関情報」(西村京太郎の初期の頃の作品には結構良い物があります)に感動して、都内のビデオ店を探しまわってようやく観ることができましたが、やはり原作には遠く及ばなかったというところです。折角の豪華キャストの割には深みに欠けていて、感情移入もままなりませんでした。映画としての時間的制約があるのは致し方ないところではありますが、それならば、前半の潜水艦のシーンは全てカットしてその分人物描写に時間をあて、スイスでの主人公の心の変化や必死の和平工作をもっと丁寧に描くべきではなかったのでしょうか。 ちなみに、映画では設定が1945年になっていましたが(原作は1944年)、この頃既にドイツは崩壊寸前で制海権を完全に失っており、潜水艦でのドイツ入国は不可能であったので、時代設定を1945年にするのには無理があると思います。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-29 09:17:04)
9.  ナビゲイター 《ネタバレ》 
見終わってみるとET+浦島太郎+ホームアローンのようなB級の子供向けUFO映画なんですけど、前半部分では、デビッドに一体何が起ったのか、という謎に意外と引きこまれてしまってマジに見入ってしまった。後半になるにつれて、お子様向け丸出しでなんかアホらしくなってきました。結末もどこかで何度も見たような陳腐なものでしたし。デビッド役の男の子は嫌味がなく可愛かったし、小さな子供と家族で見るならばまあお勧めという感じです。
5点(2004-08-03 23:28:22)
10.  ブレックファスト・クラブ 《ネタバレ》 
うーん、ちょっと私にはこの作品の良さがわかりずらかったですね。皆さん評価が高いので、私が老け込んでしまったということなんでしょう。でも高校生の時に見ても、感動したかどうかちょっと自信がありません。そもそも先生は反省の色を全く見せない(しかもそれほど同情の余地もない)生徒のために土曜日に9時間もつきあわされては、生徒以上にキレてしまうんじゃないでしょうかね。なんかお互い時間の無駄のような気がする。見終わっても訴えたいものは?という感じ。日本語字幕は大分はしょっているみたいで、彼らの真意を十分に理解するのは難しいのかも。オフブロードウェーあたりの創作劇の趣。5人のうちの3人がセントエルモにも出ているので、何かセントエルモがこれの続編のような気がしてきます。評価困難の6点。
6点(2003-12-01 23:10:01)
11.  セント・エルモス・ファイアー 《ネタバレ》 
古き良き時代の青春映画という感じで、無難な内容ではあったけど、卒業まだ間も無いという設定だからか、それぞれが抱える問題もあまり深刻さが伝わってこず、社会人物としては重みが今一つだった。実社会での本当の苦労はまだまだこれからだと思うけど。ちなみに、テレビで放送された「愛と言う名の下に」がこれのパクリだという批判があるようですが、私は二つは全く別物でそれぞれ良い作品だと思います。確かに、仲良し7人組(男4人に女3人)、溜まり場になるバーがある(St.Elmo's Barとレガッタ)、最後に一人が去って行く、などパクリの部分はあるけども、内容は独立した話だと思います。
6点(2003-11-28 21:42:58)
12.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》 
やや荒唐無稽なお話ではありますが、ほんとうに野球の好きな人達が作り上げた映画という感じで、見終わった後なんとも言えない切なさを感じてしまいました。ラストシーンを、彼の作った野球場に向かうことを連想させる車の光の帯を映すだけにしたところが心憎い。
7点(2003-11-27 23:36:59)
13.  鷲の翼に乗って<TVM> 《ネタバレ》 
実話に基づいているので、派手なアクションや誇張された撃ち合いなどはないのだけれど、それだけにホメイニ革命の混乱の中の人質救出劇がリアルに描かれていると思う。
[ビデオ(吹替)] 6点(2003-11-27 23:00:25)
14.  ブルーサンダー 《ネタバレ》 
初めて目にした超ハイテクヘリはあまりにもインパクトがあり、その後ヘリコプターを見るたびにこの映画を思い出しました。無駄のないスピーディーな物語の展開はサスペンス映画の中でも秀逸だと思います。難をいうならば、軍の陰謀があまりにも荒唐無稽で現実味がない(そもそもなんでそんな計画を軍が立てたのか未だに納得できない)という点です。
7点(2003-11-24 11:38:42)
15.  ファイナル・カウントダウン 《ネタバレ》 
封切られた当初、「戦国自衛隊」のぱくりだとバカにする声もあったけど(実際パクリと言われてもしょうがないところもある)、映画の出来で判断するとこちらの方が数段良い(というより戦国自衛隊は評価の対象にならないほどひどい)。原題からすると、米側の真珠湾の恨みのこもった映画だと想像したのだけど、決してそうではなく大統領候補の失踪や過去に取り残された男の後日談なども交えてなかなか丁寧にリアルに描いている。ゼロ戦との交戦シーンなども入れて楽しませてくれる。 最後に、さあミニッツ対帝国機動部隊の対決か、と期待させておいて、直前で現代に戻ってしまうのはやや拍子抜けではあるけども、あそこで 一戦交えてしまったら、荒唐無稽の映画になってしまっていただろうからあれが限界というところだろうか。
7点(2003-10-29 13:52:11)
16.  デッドゾーン 《ネタバレ》 
サスペンス映画の傑作ですね。昏睡状態からさめた主人公が予知や幻視能力を身につけて、警察に協力して犯人逮捕したり、子供を事故からすくったり、という話が中盤で続くので、このまま終るのかと思っていたら、最後に意外な結末が用意されていた。よくありがちなサスペンスを盛り上げるためのしつこい過剰演出もほとんどなく、苦悩する主人公の姿が嫌味なく描かれている。デッドゾーンの意味の説明は多少強引と言えなくもないけど。ぜひテレビでの再放送をお願いしたい。
9点(2003-08-19 11:51:34)(良:1票)
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