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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  座頭市(2003)
役者が違う、というのはこの映画の事をいうのだろう。座頭市といえば故勝新太郎のハマリ役として有名だがこれを後世の人間がどのように再現するのか。大きな重責が伴う役である。北野武が演じる座頭市は、結局のところコメディアンのコントに過ぎないということである。かつて「オレたちひょうきん族」という番組が放映されていたが、そこでは既存の番組や俳優を茶化すようなコントが横行していた。北野武もといビートたけしも「たけちゃんマン」として出演していたのだが、少年時代に同番組を観ていた筆者としては彼が映画監督兼俳優として活躍していても「所詮、お笑い芸人だから」という先入観で評価してしまう。彼に限らずこの世代は古い世代を全否定したり茶化す傾向が顕著だが、年を重ねてそのツケが回ってきたのではないか。若い世代は勝新など知らないと侮っているのだろうがメディアが発達している今、往年の勝新の演技をDVDやCATVで観る事ができるのだ。コメディアンがいくら頑張っても本物の役者には敵わない。「オリジナル」を茶化した芸風のツケなのだ。
[ビデオ(邦画)] 4点(2007-02-03 21:20:59)(良:2票)
2.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 
グレアム捜査官は、犯罪現場や証拠、被害者の写真等を見ることにより自分の心理を犯罪者のそれに重ね合わせる事ができるという稀有な能力の持ち主。エドワード・ノートンはさすがというかこの難役を見事にこなしていた。彼を逮捕した張本人が相手、ということで普段は紳士的なレクター博士の敵意・悪意を垣間見る事ができる本作を前作「ハンニバル」より高く評価したい。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-01-05 07:58:30)
3.  ハンニバル(2001)
原作はレクター博士の貴族趣味や彼とクラリスの過去のトラウマ等が綿密に描かれており非常に面白かったのだが、映画ではグロテスクな面ばかりが強調されているのが残念。あのラストを何故原作と異なる内容にしたのかが理解不能。
[映画館(字幕)] 4点(2007-01-05 07:51:41)
4.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
一言で言えば悪趣味の映画である。確かに悪趣味なのだがかといって俳優の仕事にケチをつけるわけではない。ジョニー・デップは「変質者」ウィリー・ウォンカを上手く演じていると思う。躾の悪い子供が苦しむ姿を見て冷笑し、一方で他人の子供に付き添われないと実の親にも会えない男。これを変質者と言わずして何と呼ぶのだろう。そんな複雑な男をジョニー・デップはプロの俳優としてきちんとこなしていると思う。筆者は、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演というだけで無条件に映画を絶賛する趣味はないが、少なくともプロの仕事には敬意を払いたい。
[DVD(字幕)] 5点(2006-02-04 20:24:44)
5.  ホテル・ルワンダ
「今更、遅い」これが私の正直な感想である。忘れもしない1994年の夏から秋、当時学生だった私は「アフリカのルワンダで虐殺が起こっている。このような出来事を見過ごしていいのか」と大学のキャンパスでビラを配布し東京・青山の国連大学に「国連は何をしているんだ」と抗議をしに足を運んだ。でも当時は皆が「こいつ、何言っているんだ」と冷ややかな反応であった。今では某IT企業でエンジニアをしているノンポリの私だが当時は、正義感に燃えた青臭い学生であった。当時は皆が無関心だったルワンダの虐殺に今更、このような映画を見せつけられて何を感動しろというのだろう。正直、心の底から腹が立った。あの時、抗議したにも拘わらず当時、皆、無関心だったではないか。今更遅い。私の言っていることが正しいかどうかは別としてもこれが正直な感想である。起こった後で涙を流して何の意味があるのだ。<追記>怒りにまかせて本コメントを執筆しましたが、この映画を観て感動した人たちを攻撃したり批判する意図は全くありません。あくまでルワンダをフィクションとして取り上げた本作の製作関係者に対して憤りを覚えただけでこの映画を観てどう思うのかは各人の自由だと筆者は考えています。
[映画館(字幕)] 0点(2006-01-21 20:15:27)(笑:2票) (良:9票)
6.  ヴェニスの商人
シェイクスピアのユダヤ人に対する無知、というより当時のキリスト教社会の価値観が作り上げたと言える原作。これがなぜ「喜劇」なのかはよく分からない。これをユダヤ人シャイロックの悲劇と涙を流したハイネの解釈がこの映画のベースになっている。周囲の理不尽さに打ちのめされた孤独な男をアル・パチーノは上手く演じている。裁判の場面で跪いて咽ぶ姿に思わず涙が出てしまった。余談だが、利息を取ることよりも人の弱みにつけこんで贖宥状なるものを売りつけたローマ・カトリック教会の方がよっぽど質が悪いと筆者は思うのだが。テレビに消費者金融のCMが垂れ流しになる昨今の日本を見てシャイロックは「ほれ見たことか」とほくそ笑んでいることだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2005-12-31 08:32:04)
7.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 
「リング三部作」では優等生的ともいえる映画作りをしていたピーター・ジャクソンが、本作ではオスカー俳優を端役に使ったり悪趣味ともいえる生物の群れといいやりたい放題である。(筆者は虫の類が苦手)B級テイストを盛り込んでおきながら監督の細部へのこだわりがうかがえる。ジョゼフ・コンラッドの「闇の奥」が途中で出てきた時は「大袈裟な」と思わず苦笑してしまった。ラストにおいてついに力尽きたコングが、エンパイアステートビルの頂上から落ちていく場面を凋落しつつある超大国アメリカの姿と重ね合わせたのは私だけだろうか。少なくとも入場料分は満足させてくれる映画。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-31 08:05:16)(良:1票)
8.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
私は、主人公の女に対してきれそうになりました。はっきり言わせてもらうとあの女、性根が悪すぎる。それを「可愛い」「自分に正直」といって許容するほど現実の男は甘くないですよ。それと前作でもあったがイギリス人の有色人種に対する差別意識が本作でも無意識に表れていた。本作とは無関係だがレニー・セルウィガーという女優、成功すればするほど人相が悪くなっているように見受けられるのだが気のせいだろうか???
[DVD(字幕)] 2点(2005-09-18 20:59:59)
9.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
ちょっと視点を変えたレビューを書かせて頂くと、服装文化の違いというものをを感じた。必要な場面でウィングカラーのシャツにブラックタイにタキシードを着ることが求められるアメリカとそのような格好をすればお笑い芸人かホテルマンに間違われる日本。「作業着」としてスーツを着る日本と「普段着」として着る欧米文化の違いなんだなあと思いました。
[映画館(字幕)] 5点(2005-05-28 19:45:27)
10.  ラスト サムライ
「サムライの時代は終わった!」あのーニンジャの時代も既に終わっていたと思うんですけど。。。
3点(2005-01-03 21:24:44)(笑:1票)
11.  ホワイト・ライズ
昨今のハリウッドはよほど原案・脚本のネタ切れに困っているらしい。アメコミ原作もの、人気作品の続編もの、ヨーロッパ/アジア映画からのリメイクものといったものばかりだ。この映画も96年のフランス映画「アパートメント」がオリジナル。元々の脚本が良いのだからこのリメイクもそれになぞって焼き直せばいいだけのこと。最後はハリウッドお得意のハッピーエンドへ見事に「リメイク」。ローズ・バーンにしてもロマーヌ・ボーランジュの魅力には敵わず主役のジョシュ・ハートネットがまあまあのところ。こういう映画を出すものだから最近のハリウッドは馬鹿にされるのだ。
1点(2004-12-30 21:58:11)
12.  華氏911
なんというのだろう。これを観て「衝撃の事実を知った。ブッシュけしからん!!」という単純さはいかがなものかと思う。正直、知性を疑いたくなる。ムーア本人が「恣意的に編集した」と言っている以上、そういうことを踏まえた上で観ないと容易にメディアに翻弄されてしまう。「石油利権で戦争するなどけしからん」と主張するのならイラクが闇市場で石油を売却しそれを軍事費に補填している事実をなぜ批判しないのだ。カンヌで賞を取ったというのも多分にフランスの積もり積もった反米感情が、ああいう形で反映されたのではと思う。(かつては「かくも長き不在」という素晴らしい反戦映画にグランプリを与えたカンヌも語るに堕ちたものだ。)ブッシュが優れた大統領とも思わないしダーティな側面があるのも事実であろう。それでも卑しくも民主的な選挙で選出された政治家を批判するならば、まず政策で論争するべきではないか。そのためにはまず国際政治の基礎から勉強しなければならない。人格攻撃で溜飲を下げても何の解決にもならない。20世紀初頭のロシアでユダヤ人迫害の口実として「シオン議定書」なる怪文書が出回ったが、大衆の愚民化の手法という意味で本作は「シオン議定書」と何ら変わりは無い。そういう訳でシネマレビュー二作目の0点。
0点(2004-09-03 07:47:26)(良:1票)
13.  スパイダーマン2
二時間の間に遊園地で一日遊びつくしたような気分にさせられる映画だ。内容盛り沢山、サービス精神旺盛である。派手な特撮もさることながらトビー・マグアイアの俳優としての成長ぶりに感心させられたりキルステン・ダンストが前作以上に美しくなっていたりドック・オク役の俳優が実は「ショコラ」の伯爵だったりと出演陣もいろいろな面で楽しませてくれた。オープニングの絵コンテが何気になく前作のおさらいをしてくれるのも面白い。そして監督のサム・ライミ。大作でありながらどことなくいい意味でのB級映画を感じさせるその手腕に感服。久しぶりに前作以上に面白い続編映画を観た様な気がする。
8点(2004-07-28 01:05:24)
14.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
筆者はかつて「ハリー・ポッターと秘密の部屋」に対して厳しい評価を下したのだが、本作はそれ以上に厳しい。ある程度、原作を変えるのはやむを得ないとしてもちょっとこれはどうだろう。とにかく説明不足というか不親切だ。原作の魅力(例えばハリーの父親と同級生との友情談)がほとんど全くといっていいほど活かされていない。製作者としては「第三作目まで観に来るのは原作ファンばかりだからある程度内容を知っているだろう。だったらそれを踏まえた上で話を進めればいいだろう」という考えだったのではないだろうか。原作者のローリングは、映画化に際し「原作通りにしないで」という旨の要望を出したそうで、映画製作者としてはやりやすかっただろう。正直、小説を映画化するというのは原作者が直接、脚本にかかわるぐらいの姿勢(その最たる例がゴッド・ファーザーpartⅠ及びⅡ)でやらないといい作品は出来ない様に思う。主役の三人の脇を固める出演陣がとても豪華なのに脚本がこれではもったいない。これだったら原書の朗読テープを聴くほうが楽しい。
2点(2004-07-20 17:45:53)(良:2票)
15.  猟奇的な彼女
実行する度胸も無いくせに軽々しく「ぶっ殺す」なんて言葉を使われると生理的に嫌悪感を持ってしまうので本作は受け入れられません。男と女の立場を逆にして「猟奇的な彼氏」なんて映画を作ったら非難轟々になること間違いないのになんでこの映画はOKなのだろう。日頃ストレスが溜まっている女性には受けるのかもね、この映画。
1点(2004-05-02 07:31:58)(良:2票)
16.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
世評の悪さを前もって知っていたので鑑賞前は全く期待していなかったが、意外に面白かった。コミカルな場面が多く人類消滅というストーリーの割には少々シリアスさに欠けると感じたが、あのラストで帳消しである。1及び2のファンの人が文句を言うのも気持ちは分かるが、このラスト、私は結構気に入ってしまったのだ。人間ってそれぞれ使命を与えられてこの世に生を受けているのだなあと思わされた。<追記>人類消滅の未来は変わらなかったが、主人公の顔は変わったのには笑ってしまった。
6点(2004-03-20 16:49:42)
17.  I am Sam アイ・アム・サム
うーん、この映画ほど「批判しただけで叩かれる」映画というのも珍しい。障害者といっても只の人間なのだから嫌な奴だって山ほどいるだろうに。そもそもスターバックスの店員の給料ぐらいで親子が養えるものなのだろうか。僕にはあの父親が「純粋な子供」というよりはカマトトぶっていながらやることはしっかりやっている「マセガキ」に見えるのだが。この映画が偽善かどうかは分からない。しかしいくら純粋な障害者が主人公だといわれてもつまらないと思った映画はつまらないとしか言えないんです。(僕はかつて大江光の音楽を「下らん」と罵倒して周囲から散々非難された経験があります。)あの子供もこましゃくれていてどうにも好きになれないし。あの娘、10年後ぐらいに「私たちが貧困生活を強いられているのは適切な生活保護を与えてくれなかった福祉局のせいだ」とかいって訴訟を起こしそう。
3点(2004-03-19 22:56:09)
18.  ブラックホーク・ダウン
映画を喜劇や悲劇をひっくるめたエンターテイメントとして定義している筆者にとって、これは映画ではない。これは、映画ではなく再現ドキュメンタリーである。リドリー・スコットのBBCで働いていたという経歴が影響しているのかどうか分からないが、とにかくドキュメンタリー番組のように淡々と戦争を描いている。決してアメリカ万歳を謳ったものではない。軍隊における指揮系統の硬直化、他国の内戦に軍事介入することの是非もさることながら、単なるアメリカ批判に終わらない何かを訴えるものがある。アメリカを批判することは容易い。だが、自分が当事者になった場合、どのような代案を提示できるのだろうか。現在の国際情勢を考える上でこれは重要な点ではないかと思う。よく作られている作品だとは思うが、冒頭に述べたようにエンターテイメントとして評価はできないのでこの点数。
5点(2004-02-07 15:32:14)
19.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
「ディズニー」「子供向け」だからかあまりに毒気が無さ過ぎるように思える。海賊というのは本来、殺し、略奪、強姦となんでも有りのならず者集団ではないか。主演のジョニー・デップが賞賛されているが、彼は元々、抑えた演技にこそ魅力がある俳優だと思う。「ギルバート・グレイプ」しかり「フェイク」しかり「耳に残るは君の歌声」しかりである。本作では、でしゃばり過ぎというか無理に道化役を演じているように見えたのは私だけだろうか。本作でアカデミー賞にノミネートされたものの結果的にオスカーを逃したのは彼にとっても彼のファンにとっても幸いだったのではと思う。
3点(2004-01-11 17:19:54)
20.  ギャング・オブ・ニューヨーク
これは鑑賞者を選ぶ映画ではないか。劇場公開当時、「歴史に詳しくない日本人には分かり難い作品」などと言われたが、ニューヨーク市の歴史に詳しい人って当のアメリカ人でもそれほどいないんじゃないかと思う。マーティン・スコッセシという人は、観客に媚を売らずに自分が本当に作りたい映画を作ったのだろう。その姿勢は評価できるのだが、どうも空回りしていたように思う。(構想何十年、制作費何百億円とか宣伝している映画ってつまらないパターンが多いし。。。)これにめげずに今後も「問題作」を撮り続けて欲しいものである。
5点(2004-01-01 16:29:26)
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