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たましろさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 369
性別 男性
年齢 44歳
自己紹介 旧大河内です。最近全くレビューしてません。そろそろ復活したいです。


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1.  自由を我等に
脱獄に成功した男が会社の社長となり、「刑務所」というべき会社を経営しているという皮肉がまずおもしろい。「自由」というものはなかなか易々と答えを見出せない言葉であるが、この映画では本当の意味での自由とは何かということを問いかけているような気がした。そういった意味で、ラスト、唄を唄いながら歩く主人公二人は刑務所から出て初めて、自由を手にしたように思えた。しかし、この自由に対する投げかけは、決して説教臭くなく、コミカルに社会を風刺しながら自由を唄っている点がなんとも気持ちよく、この映画を、ましてや、ルネ・クレールを好きになった一つの要因といえよう。サイレントとトーキーの絶妙なバランスと勇気と希望を与えてくれる音楽も大好きである。
9点(2004-02-16 15:18:07)
2.  巴里の屋根の下
まず、何より音楽が素敵だ。巴里の下町を舞台としてユーモラスに温かみもあるが風刺も利いているという絶妙なバランスのフランス映画であるが,主題歌がこの映画の雰囲気とベストマッチしていて実に気持ちがいいのである。演奏をうるさがるおっさんなど、コミカルな脇役も好きだ。しかし、なんといっても、アルベールが逮捕されている間にポーラがアルベールの相棒とできてしまい、最後、ポーラの元から離れていくアルベールがなんとも切ないわけだが、その後に再び流れる主題歌が、その若者達の恋の行方の切なさを唄い流すというか、若者達を、そして、巴里の下町の人間を暖かく包んでくれているような気がし、なんとも印象的だった。
10点(2004-02-15 17:21:38)(良:1票)
3.  新学期 操行ゼロ
子供の気持ちを実にうまく表現した作品。ジャン・ヴィゴのセンス、人間の描き方がうまく表されているなーと驚嘆してしまった。子供なら誰でも持っている反乱の心、決してシリアスなものではないその心を温かく描ききるとこはさすがの一言、映像も高いセンスが随所に散りばめらていて、観ていて飽きることがなかった。若干29歳で死んだ非凡の才能の持ち主、ジャック・ヴィゴという監督が世に送り出した作品は、いまでも色褪せることが泣く、私の心を捉えた離さないのである。
9点(2004-02-14 23:06:53)
4.  我が家の楽園
BSのアカデミー特集で観ました。フランク・キャプラのヒューマニズムはいつ見ても自分を勇気付け,元気にさせてくれる映画である。この作品も、登場人物の言葉の軽快なやり取り、自由主義、楽天主義といったキャプラの魅力が存分に発揮された傑作でしょう。そして、上流社会に対するチクッとした皮肉と、人生とはなんたるものかという問いかけも見逃せない。いやー、いい映画を観たという気分にさせてくれました。キャプラとジェームス・スチュワートのコンビはやはりいいいですねー。 CG全盛の今の時代にこういう映画がほしいです。
9点(2004-02-11 00:10:42)
5.  巴里祭
観終わった後の気持ちよさ、なんともいえないものがある。モーリス・ジョーベールの音楽も素晴らしいの一言、若い二人の運命の恋を綺麗に歌い上げている。ジャンとアンナをはじめ、酔っ払いの金持ち紳士、タクシー運転手と、あのなんともかわいい犬、いたずら好きの下町の子供達、アパートの住人、教授とその家族、ポーラ、ポーラの仲間、などなど、この映画に出てくる登場人物は憎めない存在である。一つ一つの行動や言動に温かみがあり、観ていて飽きさせない。それでいて、ただ面白いだけではなく、しっかりと社会や大人に対する風刺もこめられているとこが素晴らしい。ラストシーン、口論の途中、雨が降り、教授の家の前でジャンとアンナがキスをして終わる場面が爽やかで温かみがあリ、大好きである。あの雨を観ていると、なんだか温かい雨、幸せを降り注ぐ雨に観えてきた。二人の新しい船出、未来へと降り注ぐ雨、なんともロマンチックである気がした。 最高の映画であるでしょう。
10点(2004-02-08 18:07:26)(良:2票)
6.  アタラント号
ジャン・ヴィゴの愛に包まれた作品であると思った。なんといってもジュールというおっさんがミソでしょう。彼のやること全てが観ていて楽しかった。ジュールがいるからこそ、ジュリエットが輝いて見える気がした。最後、ジュリエットをジュールが見つけて旦那のとこに連れ戻し、二人が抱き合うラストは、綺麗で爽やかな感動を私にもたらしてくれた。旦那がやけになり、飛び込んだ河の中にいる花嫁姿のジュリエットなど、幻想的なシーンも愛に包まれていて好きだ。音楽もまた、この映画の幻想的な空間を作り上げるのにうってつけの音楽だ。爽やかな、そして、愛と夢がある映画である。
9点(2004-02-06 22:11:22)(良:2票)
7.  街の灯(1931)
やはりすばらしいですね。わざとらしくない感動こそがほんものの感動だ。
9点(2003-12-18 23:17:55)
8.  ゲームの規則
なんという素晴らしい映画なんでしょうか!ルノワールの愛が映画全体に流れている一方で、今後押し寄せてくる貴族階級の没落に対する憂いや、英雄的存在のアンドレだってちっぽけな存在なんだという人間考察が素晴らしい。人間の愛に満ち溢れた大傑作です。
10点(2003-12-18 21:09:57)(良:1票)
9.  大いなる幻影(1937)
ヒューマニズムと戦争批判が主題であるのは当然ですが それが説教臭くなく 国とはなにか 戦争とはなにか 境界とはなにかを深く考えさせてくれる映画です。ラ・マルセイエーズを捕虜が高らかに歌ってる場面でとても気持ちが高揚してしまいフランス人の誇りを見た気がしました。第一次世界大戦のさなかこんな映画作ったルノワールの功績は大きいです。
10点(2003-12-11 21:18:08)(良:1票)
10.  スミス都へ行く
さわやかな映画だ。ジェームス・スチュワートが光ってるねー。まさに古きアメリカの正義といったところか。
8点(2003-10-15 21:28:51)
11.  大人の見る絵本 生れてはみたけれど
子供から見る大人社会が繊細な子供の視点でうまく表されている。こういった子供映画はマジ好きだな。すっげー古いのに観てて全然飽きない。
9点(2003-10-13 20:26:59)
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