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プロフィール
コメント数 175
性別 女性
自己紹介 埼玉県出身 70年代生まれ A型です。



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1.  コーラスライン 《ネタバレ》 
あの大人数の中から、マイケル・ダグラス演じる演出家一人だけで、適役者を選ぶのか!?それも大変だ~!何てことも思ったけど。残った人たちが一人ずつ、自分について話すところは、たしかに自己啓発セミナーみたいですね~(^^)でも、なかなかリアリティのあるエピソードが多くて、自分がいちばん印象的だったのは、家庭に事情があったり、自分の容姿に自信が持てなかったりする女性三人が、バレエをやっているときが幸せ、誰でもきれいな姿になれるし。バレエだけが私の心のよりどころ…って歌うところ。とても共感してしまいました。自分はバレエの経験ないんだけど、バレエとか踊りや歌とか、ほとんど自分の体だけを使って表現できる芸を身につけるのっていいなあ。少なからず自分に自信も持てるし。それで人に感動を与えられるっていうのも素晴らしい。私もバレエやりたかった~、と密かに嘆いたわ(^^;)最終的に選ばれたのは8人だったけど、最後の場面ではもっとたくさんの人数で踊ってたね。それから、ダンスの監督みたいなラリー役を演じていたテレンス・マンていう人、ブロードウェイの「キャッツ」のラム・タム・タガーとか「レ・ミゼラブル」のジャベール、「美女と野獣」のビースト役などを演じていた人です。ブロードウェイ版のCDで彼の歌声が聴けます。素敵です!いや、個人的に…(^^)
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-16 01:15:39)
2.  ビッグ 《ネタバレ》 
トム・ハンクスのはしゃぎっぷり、もう楽しいったら!社長とぶつかった時の転び方なんか笑えた。あと、ベッドに走ってって飛び乗るなんてのも子どもならではのアクションだよね。子どもって、いつでも全身使って動き回ってるんだな、と改めて気付かされもした。彼女から、暗にプロポーズされるのを期待された時に、「どういうことか分かんな~い!」と答えたのは、実際本当で彼もまったく無心なんだけど、ちょっと彼女が気の毒にも思えた(笑)。あと、最後に、元の子どもに戻った後の彼は、現実ではやっぱり普通に大人になっていくんだろうなと思えて、ちょっぴり切ない気もしました(^^。
[地上波(吹替)] 8点(2005-04-24 23:24:03)
3.  ドラえもん のび太の海底鬼岩城
小学生の頃、毎年夏になるとこの原作の漫画を読み返していました。映画もビデオで何度も観ました。海が好きだけど、地元が埼玉で海がなく、見たことも行った事もあまりなかったので、この作品で海に行った気分に浸っていました。海底を冒険するストーリーにハラハラして最後は感動し、また、海辺に沈む夕日を見たり、海底に潜ってきれいな魚を鑑賞して優雅にすごすことだけじゃなく、バミューダ海域の伝説や、途方もないくらいの深い海溝とか、深海魚ってけっこう不気味だとか(笑)、深い海底では人は水圧に押しつぶされてしまうなど、海の神秘や現実の恐さもこの作品で知りました。そして、ますます海が好きになりました。ドラえもんの道具、テキオー灯も魅力的だけど、プランクトンを加工して食べたい料理が作れるっていうのも自分はかなり惹かれました(食い意地が張っているので)^^;
7点(2004-08-03 01:34:35)
4.  アマデウス
モーツアルトのヘロヘロ遊び人キャラにも意外で驚いたけど、サリエリという人が、あんなに多くの曲を作っているのにほとんど無名ということも意外で不思議に思えた(自分ももちろん知らなかった。)劇中に出てきた彼のピアノの曲、何となく硬くて規則正しくて、ピアノを始めて最初に習うバイエルの曲みたいだと思ったけど、それもそれで悪くないと思えるが、モーツアルトの曲と比べてしまうとどうしても打ちのめされた気分になるのかな。努力を積み重ねて真面目に生きてきた人間が凡人で、ひょっこり現れてきてたいした努力も苦労もしていないように見える人が天才というのは複雑だな~。サリエリの嫉妬や虚しさは自分も分かる気がする。生まれる環境や与えられる才能など、運命はみな平等なんかじゃないし、神様は不公平だと思うことってある(^^;その嫉妬から相手を陥れてしまう人間の愚かさ、哀しさは見ていて痛々しかった…。手塚治虫「火の鳥 鳳凰編」の我王と茜丸の二人の仏師の話も思い出します。 
9点(2004-08-01 01:07:55)
5.  モモ
とても綺麗に心に残るファンタジー、セットや特撮なんかが現在の映像技術と比べるとたしかにチャチなんだけど、舞台劇みたく一つ一つのセットを人の手で作ったハンドメイドのぬくもりみたいなのがあって、そういうのも含めて作品全体がとても暖かく感じられた。たくさんの人形が宙を舞ってトランクに吸い込まれるシーンがあって、そこで人形についてる釣り糸がチラリと見えたりするんだけど、むしろ、ほほえましく思えたり。CGを多く使っていたら、かえって大げさで味気ない感じになってしまいそう…。モモが時間の国で「命の花」を見せられるシーンや、最後の大団円のシーンは美しくてジンと来ました。頭がつるつるな灰色の時間泥棒たちには笑えもしたし、切実に考えると恐ろしくも思えてきた。時間に追われ、あげく灰色の心や表情になってしまっている人々に対して「時間とは命そのものなのです」というメッセージが原作には込められているようですが、かなり胸に響きました。余談ですが、以前、都心部のオフィスビル街にあるマックで、レジカウンターに砂時計を置いて時間内に必ず注文の品を用意する、という試みをやっているのを聞いた時、真っ先にこの「モモ」の話を思い出した。経営戦略とか事情はあるだろうけど、店員は大変だし、見ているお客のほうもハラハラしてしまうだろうし。何より、楽しく仕事をして楽しく食べることは、そこでは許されないことだろうな…などと、考えると虚しくなってくる…。
10点(2004-06-24 00:43:31)(良:1票)
6.  海と毒薬
太平洋戦争中に日本が行なっていた事実のひとつですね;学校の歴史の授業では教わることのない出来事で、話には聞いたことがあったけど、この映画を観て改めてショックを受けたという感じです。私も同じく、最後に医学生の戸田が言った「こんな時代の、こんな医学部にいたからやったまでだ。」のセリフが重く響いた…。あの頃の日本て、多くの人間の良心が麻痺してしまっていて、国全体が一つの過激なカルト集団みたいだったのかなと思ってしまう。原作は読んだことがないですが、遠藤周作の著作はキリスト教の思想を話の中に取り入れているのが多いようで、この映画でも「神っていうのはいるんだろうか」「神の罰が怖くないのか」といったセリフが出ていたのですが、私は少し強引にそういった思想を入れ込んでいるようで、ちょっと気になりました。あの現場の出来事を冷静に淡々と描いているところはすごく訴えられたけど、キリスト教の視点からその事件を考えてみるというところは、他の作品でもそうなのですが何となく余計な気がしてしまうんです…。生意気な意見です(^^;
8点(2004-03-19 18:11:19)
7.  いまを生きる
日本の「金八先生」はどうも苦手ですが、この映画は好きなんです!どこが違うのか考え込んでしまった…「金八」では、生徒の問題がみな解決して、最終回ではクラスの生徒全員が別れを惜しむのが大抵だけど、私には金八先生はとにかくイイ先生だということと、子どもは学校に行かなければいけないのだ、ということを押し付けられているように感じる…子どもたちが、結局はみんな同じさやに無理やり収められてしまっているんです。みんな同じでなきゃいけなくて、もし金八先生に同調しない子は、それぞれ事情があるだろうけど悪い子になってしまう…。今の日本の学歴社会と同じで、日本て、いくつかの島からなり各地方の特徴があって豊かな文化を持つ国なのに、全国の全ての中3生や高校三年生が受験生にならなきゃいけないって、何だか異常なことだと思う。もっと様々な道が特別なことじゃなく普通にたくさんあってもいいのに。みんな同じにまとめられ、周りと同じででなきゃ安心できなくなり、勝者は敗者をけなすし、レールに外れた人や遅れた人たちは惨めにみられてしまう。他人の個性を理解せず、人の心もすさんでゆくし、人の多様性も無くなってゆく。そんな社会の国って日本だけだと思う…話がそれてしまいましたが、この映画で、二ールが我慢して大学に行き医者の道を進んでいれば、それで良かったと思える日が来るかもしれなかったし、キーティング教諭には責任がある、という意見も分かるけど、私はニールも先生も間違っていたとは思えないです。ニールは元々決められた道を進むことが辛く、抜け出したいと感じていて、先生に相談してアドバイスを受けたのをきっかけにそれを実行でき、結果哀しい結末になってしまったけど、もし自分がニールだったら先生に出会ったことを後悔はしないし恨みもしないな~。我慢して医者になっていたら、生活は平和だけど心の中ではいつも後悔している空しい人間になったと思う。決められた道を選ぶかそれを拒否するかは本人に託されることで、彼が本当に望んで実行した事を愚かだったと思うのなら、彼自身を認めていなくて、彼の死も惨めで意味のないものになってしまうと思う。キーティング先生は、一人ひとりの生徒を尊重する情熱的で温かい人で、彼は「みんな同じにならなくていい、自分の心を見つめ、自分という存在を見失わないで生きろ」と教えてくれたと私には思えるんです。長くなってすみません(^^;
9点(2004-03-13 05:53:27)(良:2票)
8.  魔女の宅急便(1989)
この作品、好きではあるのですが、公開当時、事前の過剰な宣伝や特番をたくさんやっていて、それらを見すぎたせいもあるけど、実際に映画を観たときには感動が半減してしまったという思い出があります。ユーミンの主題歌も好きだけど、オープニングでキキがラジオで「ルージュの伝言」を聞いているところは違和感を感じました。制作側がちょっと悪乗りしてるような…エンディングで「やさしさに包まれたなら」がかかるのはとても好きです!個人的にその曲だけを使ってくれれば良かったと思う。この映画の久石さんの音楽、ほかのジブリ映画の曲とちょっと毛色が違うような、一曲一曲がコミカルで楽しい曲でこれまた好きです。
8点(2004-03-11 19:44:25)
9.  フィールド・オブ・ドリームス
自分は大リーグにも野球そのものにも疎いし、男性でもないけど、この映画には感動しました。初めて観たのは確か12、3歳の頃だったけど、この映画の幻想的で温かい世界観に魅了され、父親と息子の絆みたいな、作品のテーマもしっかり感じ取れましたよ(^^。トウモロコシ畑の向こうはどうなってるんだろう?と楽しく想像力を掻き立てられたり、境界線を越えて子供を救ってくれた若者だったじいさんや、最後のキャッチボールシーンなど、今これを書きながら、それらのシーンを思い出して泣けてきます。温かくて優しくて、心が洗われる映画。 
10点(2004-02-07 01:52:12)
10.  竹取物語(1987)
この映画、懐かしい!当時小学生で、アニメ映画以外で初めて、自分で「観に行きたい!」と思って劇場で観た映画です。かぐや姫の話が、大人向けに難しくなっているのかも!?と感じていたけど、けっこう同じ年頃の子どももたくさん観に来ていたのを覚えています。内容はSFファンタジーで、かぐや姫が宇宙人だったということにされていて、月から迎えに来たのが円盤だったときは、子どもながらちょっと引いてしまったけど。かぐや姫が昇天するシーンは(死ぬのじゃなくて)けっこう幻想的できれいだと思ったけど、十二単姿のお姫様が吸い込まれていく先がUFОというのは…ちょっと夢が壊された感じだったなぁ。あえてそういう設定にしたんだろうけど、もう少し、幻想的で神秘的な展開にしてほしかった…と思いました。そのほかは、衣装や背景も豪華で見惚れるし、最後の洋楽の主題歌も、何かこの映画に合っていて好きでした。
6点(2004-02-02 18:52:35)
11.  セロ弾きのゴーシュ(1982)
小学校の頃に学校でこのビデオを見せてくれて、最初に登場した猫がちょっとかわいそうだと思ったり、最後のほうの「インドのトラ狩りを弾いてやるから!」で、みんな笑っていたのを覚えてます。今になって観ても、やっぱり良い作品と思えます!動物達のキャラクターも面白いし、明治・大正の、今は貧しいけど夢を追っていて、ちょっと頑固でイキがっているようなゴーシュの書生風キャラとか、厳格な楽団長、同僚のおしとやかな女性など、当時の日本人像がリアルに表されているカンジで、声優さんの話し方も当時っぽくてなんだか良かった。田園や街並みの風景も綺麗で、ほのぼのとさせられます。原作は読んだことないけど、宮沢賢治の出身地近くの東北の都市部、仙台あたりの城下が舞台地なのかな!?と考えたり、この当時の日本に行ってみたいと思えました。あと、「インドのトラ狩り」の実際のチェロ演奏を聞いてみたいとも思いました。
9点(2004-01-10 01:58:18)
12.  ドラえもん のび太と鉄人兵団 《ネタバレ》 
最後に登場人物が消えたり死んでしまう話は、観たばかりのときはすごく感動するけど、だんだんと何か味気なくなってきて、美しい話として心に残らないものが多いんです…でも、この映画は違います。ラスト、リルルが消えてしまうときにしずかちゃんが言う、「リルル、あなたは今、天使になってるわ!」のセリフ、ドッと胸を打たれます。自分を犠牲にして世界を救ったリルルに対する最高の賛辞です!そのシーン全体の演出も美しく、ドラマチックに仕立てて感動させようというのでなく、この作品を純粋に良いものにして伝えたいみたいな、作り手の意図が感じられるようにも思えるんです。ちなみに、私はこの映画の主題歌「私が不思議」がどーしてもほしくて「ドラえもん映画主題歌集」のCDを、たしか17、8歳の時に買いました。買うときかなり恥ずかしかったけど(笑)今でも大切に持ってます!
9点(2003-12-22 19:08:38)
13.  風の谷のナウシカ
初めて見たのは子どもの頃だったけど、舞台になっているあの未来世界がちょっと不気味で怖く(漂流教室の世界にも似ていて)、それから巨神兵が気持ち悪い…という印象ばかりが強く残ってました。内容の深さを感じ取ることは、私にはすぐにできなかったってことか^^;。余談だけど、宮崎監督がナウシカのモデルというか参考にしたのが、古典説話の宇治拾遺物語(だったかな!?)の中の「虫愛づる姫君」という物語の主人公(虫が大好きでいろんな虫を集めているお姫様)だという話をきいたことがありますが、昔、古典の授業でその話を扱ったときに、ウチの古典の先生はその主人公のことを「頭のおかしな子ども」と言っていたのを覚えてます。人によって物語の感じ方は自由だけど、宮崎監督はその子をユニークだと思い、ヒーロー性を見いだしたってことか…と思いました。
8点(2003-12-20 03:47:00)
14.  火垂るの墓(1988)
子どもの頃、クリスマスにもらったプレゼントがこの映画のビデオで、喜んでウキウキしながら観てみると・・・次の日、一日中ドンヨリしてました。絵も内容も良いモノだとは思うけど、クリスマスに観るべき映画じゃないです(笑)。そういうちょっと苦い思いでもあってか、個人的にこの映画はあまり良い印象が持てない…。戦争の悲惨さを知るのは大事なことだと思うけど、どうしてもこの映画はちょっと押し付けがましい気がしてしまいます。戦禍よりも、周りの人たちの冷たさが身にしみて、観たあとちょっと他人が怖くなってしまうし。それと、他の方たちのレビューにある、兄の清太がだらしないせいじゃないかという指摘は確かにそうでもあって、もしかして戦争中じゃなくても、例えば江戸時代に親を亡くした兄妹が生き抜こうとする話だとしても、あの兄妹だと同じ結末になってしまうと思います。それとも、少年達にとって生き抜こうとする希望も失わせる戦争ということかな!?
6点(2003-12-06 02:17:34)
15.  となりのトトロ
この間、小さい子どもがいる近所の家からこの映画のセリフが聞こえてきて、妙にうれしくなってしまった。ずっと後の世代にまで伝えていってほしい作品と、心からそう思えます!あの世界がなぜか懐かしいと感じる人が多いのは、子どもの頃の感覚を少なからず思い出すからでしょうか!?たとえ、どんなにビルばかりの都会の中で育っていたとしても、子どもの頃って、季節の移り変わりとか周りにある自然の事物を体中で、めいっぱい!感じ取っていたんですね(^^。子供向けの作品だから、というのは減点する理由にはならないと思うので!
10点(2003-12-06 01:02:19)
16.  銀河鉄道の夜(1985)
子どもの頃に一度観て、不思議な印象がずっと残っていた作品です。その頃は、あの独特のセリフもほとんど理解できなくて、おおまかな内容が分かった程度だったけど、不思議とつまらないとは思わなかった。最近、久しぶりに観て、静かに淡々と話が進んでいく様子や、暗くて不気味なのに、恐怖を感じさせない幻想的な世界や背景に流れる音楽など、この作品の世界にすっかり惹き込まれてしまった。特に音楽、ハレルヤコーラスや新世界交響楽など、実際に死後の向こうの世界でもあんなふうに流れているんじゃないかと思ってしまった。音楽って不思議なもので、この世の人間が作ったものだけど、あちらの世界にもあって、いつも流れているんじゃないかって思う時がある。詩を朗読しているようなセリフも聞いていて心地よく、言い回しは難しいけど、日本語の響きって綺麗だと思った。この映画、見る人の年齢層を定めているのか不明だったり、宮沢賢治の作品を見事に映像化してやろうという、作った人たちの野心なんかが感じられなくて、純粋に魂に響くような、ほんとに不思議な作品です。 
10点(2003-11-24 16:41:11)(良:1票)
17.  天空の城ラピュタ
この映画を初めて見たのは、86年当時、地元の市民会館の上映会でした。(たしか300円くらいで見られた)上映会といってもけっこう劇場並みの大きなスクリーンで音も迫力があったし、今になって思うと、子どもの頃にこの映画を大画面で見られたのは本当に幸せなことだったと思えます!ちなみに、その頃は「天空の城」の天空という熟語が読めなかったな~(笑)この映画を観て泣いたという感想も聞くけど、そこでの自分はただただ圧倒されて、涙も声も出ないような状態でした。始めの、シータが飛行船から落ちるシーンやオープニングの壮大な音楽から、もう惹きつけられっぱなしでした…。そして、これまでにも何度も観てきて思うのは、最後の、崩壊して木々の根がむき出しになり、ある意味無残な姿になったラピュタが、自身の役割はすべて終えたというように上空をゆっくりと昇っていくところから、パズーとシータがラピュタを飛び立ち、崩壊した城を無言で眺めながら離れて行くシーン、なんていうか、人が創作したものとは思えない…監督本人にも笑われるかもしれないけど、神様が監督に乗り移って作らせたんじゃないかと思ってしまう…もしくは監督が神様かも!?私にはあの場面がどうしても、そういう表現しかできないです。
10点(2003-10-17 17:53:23)
18.  ネバーエンディング・ストーリー
昔、ビデオが擦り切れるくらい何度も見ました。映画全体のファンタジックでちょっと不気味な雰囲気にすっかりハマりました。主演の三人も魅力的で、特に幼心の君役の女の子の気高さと清廉さに、自分も女ながらウットリしてしまい、主題歌も、訳せないけど英語の歌詞を全部覚えました(笑)原作も読みましたが、エンデさんがこの映画を批判したのは、特にラスト場面の、バスチアンが勇気を持ってファンタージェンを救ったのに、現実世界のいじめっ子を倒すのにファルコンを使って懲らしめた箇所が、自分の伝えたい話のメッセージを全く無視され、ぶち壊されてしまったということで気に入らないそうです。確かにそれはそうですね~。でも、原作とは違っていても、この映画はこれとして、嫌いにはなれないんですよねっ(^-^) 
8点(2003-10-14 02:01:33)
19.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
小学生の頃、まだ洋画なんてほとんど見たことなかったときに、テレビでやっていたこの映画を見て大ウケしたな~っ!パパとインディが椅子に縛りつけられてて、横の岩壁が回転扉みたいに動いて思いがけず敵のアジトに入ってしまう場面なんか、「8時だよ全員集合」の舞台コントみたい!と思って可笑しかった。ただ、最後にヒロインが死んでしまうのが、それまでコミカルで痛快だった雰囲気を、一瞬、壊されて暗くさせられてしまったようで、子どもなりにもショックだったし惜しかったですっ。
7点(2003-10-08 00:11:58)(良:2票)
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