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kiku☆taroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 175
性別 女性
自己紹介 埼玉県出身 70年代生まれ A型です。



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1.  ノートルダムの鐘
重厚なオペラみたいな音楽に初めから惹きつけられた!フランスっぽい感じを出すとああなるのかな!?吹き替え版も好きです(劇団四季の役者さんたちがやってる)。カジモドは、背骨が曲がっていて、成長するにつれて背中が痛んだり、呼吸が苦しくなったりしないか?と気になった(余計なことかな;)あと、原作は知らないんだけど、フロローは、カジモドをずっと閉じ込めておいて確かに無慈悲で悪なんだけど、一応は彼を育ててきたわけだし、ジプシーを無頼者と決め付けて追い払おうとする融通の利かない頑固者だけど、街の治安を守ってきたマジメ人間でもあるんだよね。途中からエスメラルダを探すために次々と暴挙を犯すようになったのは、恋に狂ったからってことにも見えた。権力や法律が自分の絶対的な正義で、少しでもそれを犯すものは許さず、かえって冷徹な人間になっているみたいなところは、「レ・ミゼラブル」のジャベール警部と似てると思った。原作者が同じなんだ~。あと、ノートルダム寺院は実際に行ったことあるんだけど、石造りの重厚で壮麗なたたずまいに圧倒されましたよ~!バラ窓も神秘的で美しい。キマイラの像を見たときは、あの石のトリオを思い出した(^^)
[DVD(字幕)] 8点(2005-10-01 00:23:08)
2.  エビータ(1996)
この作品、有名な「アルゼンチンよ泣かないで」以外の曲も、バラエティーに富んでてけっこう面白い!タンゴや、ギンギンのロックもあれば、「ハロー、ブエノスアイレス!」みたいなサンバ調もあるし、エヴァがペロンに接近して誘惑する時の二人のデュエットなんか、日本の歌謡曲とおんなじ!スナックやバーのカラオケで男女がデュエットする姿が浮かんでくる(笑)この映画ではチェが少し歌っただけだったけど、ミュージカル版のCDで聞いた、軍人、政治家たちの世間の渡り方を歌った「エリートのゲーム」っていう曲も、ゲーム音楽みたいな感じで、また変わっていて面白かった。それらの曲が映像に乗ってテンポ良く流れていくから、楽しく観られた。マドンナって、けっこう透明感のある歌声だと思った。ハスキーな歌声でワイルドな演技のバンデラス様も素敵だったし、ペロン役のジョナサン・プライスも渋い魅力が!エヴァとペロンて、所詮はお互いに利用し合っているだけの仮面夫婦なのかと思ってたら、そうでもなくて、この映画の中では、互いに愛情もあって、けっこう信頼しあっていたように見えた。ちなみに、この作品の周辺知識まったく知らなくて、チェ、とかペロンとか、初めは、変な名前~、どんな人!?と思ってました(^^;)
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-14 01:11:32)
3.  ポカホンタス 《ネタバレ》 
音楽が大好きです!初めのほうのインディアンたちが唄う曲から、風のささやく声や柳の木の歌や、テーマ曲の「カラー・オブ・ザ・ウィンド」の場面では、歌もその場面の映像も鳥肌が立ちました!英語版も良いけど、吹き替えの日本語版の歌も良かった。歌詞もイイし!キャラクターもみんなけっこう大人なんだね。ポカホンタスとスミスはもとより、ポカホンタスの女友達や、堅物で笑わない部族の英雄や、いつも肝心な所でドジッてしまってイイ働きができないで悩む開拓団の若者とか、どの人たちもおちゃらけて描かれなくて、マジメです。開拓団の提督だけが、単純でおマヌケなおなじみの悪役キャラだったけど(笑)。内容も、壮大で劇的なラブロマンスで、ありがちであるのかもしれないけど、ラストシーンでポカホンタスが考えたあげく、自分の土地に残ると決断したところや、スミスの船を追いかけて行って、最後に二人がインディアンの別れの挨拶を交わすところは、かなり感動しました(;;)。今度、「ターザン」がアメリカでミュージカルになると聞いたけど、この話も舞台化にしてほしいな~。ターザンと雰囲気似てるしできそうじゃないかな…(^^;)
[ビデオ(吹替)] 9点(2005-09-03 00:18:11)
4.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 
この映画は、今までテレビで何回かやっていたのをチョコチョコ観ていたけど、初めから最後まで観たのは今になって初めてです(^^;フォレストのお母さんの深い愛情や、ダン中尉とのエピソードなど、それらは初めて見たときから感動的だったけど、ジェニーのキャラは私もそんなに好きじゃなかった。でも、今になって印象が変わりました。荒んだ子供時代を過ごして、大人になってもどう生きていいのか分からず、荒れた世界をがむしゃらに進んできたけど、後半フォレストのところに戻ってきてようやく落ち着くのかと思った。でも、今は空家になっている自分の実家に向かって石を投げつけたり、その後またフォレストのもとを去って行き、数年後に彼と再会した時には病気で余命わずかだった(たぶん、エイズだったってことだよね!?)。それを思うと、彼女は、子どもの頃の傷も癒えないまま、ずっと独りで生きる道を模索し続けていって、無垢なフォレストの存在が一服の清涼剤で心の支えにはなったけれど、最後までとても苦しい人生だったんだと思った。でも、それも一人の人間の生き方で、ダン中尉が幸せになったのは、一旦は絶望しても、その後また、自分でいい方向に人生を切り開いて行った結果だからなんだ…。この映画は、人間にはみんな心や意志があって、一人一人に人生があって、それらが偽りや奇麗ごとなく描かれていると思った。また、夢を持っていても突然死んでしまうかもしれないし、絶望していても、希望が戻ってくるかもしれない。そんなことも起こる…。こういう生き方が、いちばん素晴らしいことだとは言われていないように思えて、私自身、一般的に見て決して順調な人生ではないんだけど、なにかとても安心できた。そして、自分の行動については何にも考えてないけど(笑)純真でまっすぐで、知らずと出会った人たちを癒してくれるフォレストも大好きです。この先も、いろんな時にこの映画を思い出すと思うな~。行き当たりばったり風に吹かれながら(^^)
[DVD(字幕)] 10点(2005-06-19 00:49:04)(良:5票)
5.  アラジン(1992) 《ネタバレ》 
A whole new worldの主題歌は好きでCDを持っているんだけど(買ったのはもう12年も前になるのね;)、映画を観たのは今年の今回が初めてでした。ディズニー映画って、音楽は好きだけど物語はどれも似たような感じで大好きではなかったけど、この「アラジン」は違った。悪役やヒロインは、おなじみのキャラという感じなんだけど、アラジンが良かった!食べるためにパンを盗んだり、好きになったお姫様に好かれたいけど自分に自信が持てなくて、素性を偽って彼女に近寄ったけど、かえって嫌われたり…そういうところがとても人間くさくてイイ!白雪姫や眠り姫の王子様には感じられない親近感が持てましたよ~。あの大きなドングリまなこもチャーミング、というか面白い!ラストで、ジーニーを救うために智恵を使って解決したのも、思わず感心させられてしまったわ(^^それから、アラジンの歌の部分の吹替えをしたのは、ミュージカル俳優の石井一孝さんなんですね(今、レ・ミゼラブルのバルジャンをやってる人ですね)。
[地上波(吹替)] 9点(2005-04-16 15:37:03)
6.  ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ!
この映画、描き方を変えればすっごく暗くてドロドロした話にもなりそうなのに、それをコミカルにおかしくしているところがとってもイイ(^^!あの主人公の先生、とんでもないことしているのに、どこか憎めなくて、その結果すべてを失ってもまたやり直して頑張って、最後にはけっこう幸せになったところなんか、良かったな~と思えた。優秀で小生意気な生徒にムカツくところなんか人間臭い(笑)けど教師としてはイカン(大人としても)。選挙戦のお人よしな坊ちゃんと、あのキレ者の妹もそれぞれハッピーになって良かった。ただ、リースの野心家の女子生徒は、実は母親の影響であんなふうに踏ん張っていて本当の自分をさらけ出せず、ラストでも変わらずそのままで人生を歩んで行くという感じだった。あと、劇中で流れるサイレンみたいな変な曲!?がおかしかった。
7点(2005-02-09 23:01:40)
7.  バスケットボール・ダイアリーズ
昔、コロンバイン高校の銃乱射事件を起こした少年が、この映画を見ていて影響を受けた、とか言っていたことが日本のニュース番組でやっていて、「あのレオ様の映画が…!」みたいにうやうやしいタイトル文句をつけられて、彼が教室に乗り込んでショットガンを打ちかます場面が紹介されてた。いかにも、教育上よくない単なるアイドル映画で、ディカプリオの印象をおとしめるような紹介の仕方っていう印象を受けた。でも、その頃自分は、彼の映画はタイタニックしか知らなくて、あの場面だけ見せられたらどうしても印象悪いし、「しょうもない映画なんだ…」と感化されてしまってたところがあった。観てもいないのに。観てからこそ言えるけど、どんな風に言われても、ディカプリオっていい俳優なんだと思う。この映画でもやっぱりそう言えるよ。そしてこの映画の、薬物で落ちていく少年の姿というテーマも、お客を呼ぶために過激で斬新なものを撮ればいいっていう俗っぽさも感じないし、アイドル映画でもないし、あの場面も、不安定な青少年に潜む狂気の引き金を引くきっかけになるほどそそられるものだとは思えなかった。
7点(2004-12-27 01:06:52)
8.  ダークマン 《ネタバレ》 
これ、タイトルの印象や、ライミ監督で「スパイダーマン」のレビューでこの映画がよく出てきて比較されていたので、てっきりそれみたいなアメコミヒーロー物なのかと思っていたけど、そうじゃなくて、純粋!?な復習劇アクション映画だと思った。アメコミっぽい雰囲気はあるけど。凶暴になって復讐に燃える主人公は、1作目のスパイダーマンの敵キャラとどこか似てる気がした。関係ない人を傷つけないで、自分を見失わず人間の心を無くさないでいるところが違っているけど、ダークマンも、あとちょっと一線を越えてしまうと悪になりうるキャラという感じ。でも、凶暴性がましたといってもあくまで普通の人間なので、自分の姿が醜いために、最後にヒロインと別れて世間からも自分の姿を隠し、自ら「ダークマンと呼んでくれ」なんて言うのはすごく切なくて哀れだった。一方で、キツツキのおもちゃの起爆スイッチや、爆発で主人公が吹っ飛ぶところや、像のぬいぐるみがもらえなくて怒るところ(でも怒るのは正しいと思う)などB級っぽいところはおかしくて笑えた。
6点(2004-12-26 01:26:24)
9.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 
痛快ですごく面白かった!けっこう昔に、一度ビデオでも観たことがあって、この間テレビでやっていた時はカットされていた場面をけっこう思い出すことができた。それだけ印象が強かった作品なんだと思う。アーチャーにすり変わったトロイが、アーチャーの家に踏み込んだとき、奥さんと娘が危ない!とすごくハラハラした。でも、奥さんが賢くて芯が強い人で、娘が反抗期の不良娘になっていて、なかなかトロイの思うがままにできないみたいな、彼のあの凶悪なキャラの調子が何となく崩れていって、けっこう普通に一家の夫や父親らしくなってたところなんか、面白かった。娘に教えた護身術(ナイフで確実に相手をしとめる方法とかだけど;)が、最後で自分に使われてしまうところが「おー、ウマイ!」と思った。単純かもしれないけど(^^;あと、キャスター・トロイっていう名前の響きがなんかすごくカッコイイ。超悪人だけど(^^;
8点(2004-12-25 00:13:24)
10.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
なんだか、最近のNHK大河ドラマみたいだと思った。主演を人気絶頂の若手アイドル的な人にして、周りがベテランの役者陣で固められているところとか。四銃士をメインにすると、ホント「ラストサムライ」みたい!彼らの中では、私はマルコビッチがやっていた哀愁漂う人がいちばん良かったな~(^^。ディカプリオはたしかに浮いてしまってた感じ。二役を演じ分けていたのは上手いと思うけど(フランスの王様には見えんかったけど^^;)、彼が本当の主人公なのなら、ルイとフィリップどちらかの役を別の人が演じていたほうが良かったんじゃないかと思った。そのほうが、お互いに刺激しあえるし、演技がもっと際立ちそう。
8点(2004-12-02 00:46:22)
11.  ターミネーター2
中学生の頃、初めてアニメやファンタジー意外でレンタルして見た映画(当時はまだ、洋画は日本語吹替え版しか借りなかったな^^;)。初めてアクション映画で面白いと思った作品。冒頭の、ジョンのオートバイとT-1000の高速道路のカーチェイスからのめり込んでしまった。サラが、ただターミネーターに守られるヒロイン的な存在じゃなくて、自らも傷つきながら精一杯戦う姿にも感動したな~。「タイタニック」でヒロインがジャックを救うために奮闘するシーンを見たとき、この映画のサラを思い出してました。キャメロン監督作品の映画のヒロインは、(身体も)心も強くてカッコイイ!エドワード・ファーロングには私も同様クギ付けでしたよ~。公開当時、日本のカップめんのCMに出てました。日本の学生服着て(^^。
8点(2004-12-01 18:03:33)
12.  太陽と月に背いて
実際のヴェルネールもランボーも知らないので…もうちょっと二人の詩を紹介してくれたら良かったな~。ディカプリオ君の演技、目つきが普通じゃなくて行動も逸していてハラハラさせられた。それと、犬の鳴きまねがうまい(笑)ヴェルネールと奥さん役の人も体当たりの演技ですごいと思う。あの奥さんて、もしかして実際に妊娠していて、産後にまた撮影に戻ったのでは!?と思えるほどだった。あの胸の感じなんか…。奥さんもまだ十代で、自分と同じくらいの年の少年に旦那を取られてしまうって、どんな気持ちなんだろう。同時に、夫婦の絆ってなんだろうとも思った。フランスの田舎の果てしなく広がる地平線の風景がとても幻想的。あと、あのエメラルドグリーン色の酒、飲んでみたいと思った。
7点(2004-11-14 23:48:16)
13.  ボーイズ・ライフ
ほんとに、ディカプリオの熱演には惹きこまれるし、感動させられる!思春期で反抗的で苦しみに耐えていく姿、神々しいほどです。デニーロのひどい義父っぷりも強烈だった。自分が子供の頃これを観てたら、この映画の役柄のイメージがずっと残ってしまって、別の映画で彼を観ても嫌悪感がつのって嫌な人にしか見えないだろうなと思った。ふと思ったのは、あの義父の実際の子供たちは虐待されてはいなかったってことのかな!?トビーと母親が家を飛び出したあと、一人残された末っ子の女の子はどうなったのかと少し気になった。あと、オカマっぽい友達の犬、本当にその役の子の飼ってる犬!?と思えるほど彼になついていて、かわいすぎる(^^。
8点(2004-10-28 01:01:12)
14.  パルプ・フィクション
自分にはあまり理解できなかった。ストーリーの時間の流れが交差していたりするようだけど複雑でついていけなかった(^^;ちゃんと批評する資格ないし、終始退屈に感じてしまったんだけど、最後のレストラン強盗を説得するシーンは緊迫して目が離せなかった。ユマ・サーマンの妖艶な魅力と瀕死の状態の時のあの体当たりの演技はすごい。キル・ビルでも思ったけど、タランティーノ監督のマニアックでいかれてるほどの要求に完璧に応えてくれる女優なんだと思った。
5点(2004-10-27 23:23:45)
15.  若草物語(1994) 《ネタバレ》 
原作本は読んだことなくて、自分の知っているストーリーは、しょう紅熱にかかったべスが回復して、戦争に行っていた父親が帰ってきたところでめでたしめでたしというところまでだったけど(「ガラスの仮面」でもそうだったし)、その続きのストーリーをこの映画で初めて知りました。始めのほう、エイミーがまだ幼くみんな一緒に暮らしていた頃の話の展開がけっこう速くてちょっと味気ない気もしたけど、今まで観てきた前半だけの話みたく、ジョーとエイミーのケンカやべスの病気のシーンを長く引きずる展開が自分はけっこう退屈に感じてしまってたところもあって、かえって良かったとも思えた。エイミーがおしとやかな淑女になることや、ジョーがローリーを振ってしまうところは意外だったな~。ジョーは、ニューヨークに行く前に彼と恋人同士になって心の励みにしようっていうんじゃなく、彼を好きとは違ったにしろ、きっぱり振って全く一人で新しい場所へ旅立ったのが、いさぎよくてすごくカッコいい!自分だったらできないかもしれん…(^^;だから、新たにいい人と出会っての最後のハッピーエンドはとても祝福できたし感動しました。出演者もみんなハマッていて演技も良かったと思う。キルスティン、やっぱうまいし、おしゃまでかわいかった。今はもうでかいけど、アメリカの安達由美っていう感じだったな~。
9点(2004-10-08 01:37:32)
16.  ラスベガスをやっつけろ
っひゃ~!良くも悪くも、ドラッグを使うとどういう症状が出るのかってことがよく分かった気がする。ラリったジョニーたちを客観的に見せられるだけじゃなくて、彼らの立場になった気分にもなれる。何気ない行動ができなくなる、実物と幻覚の区別がまったくつかなくなる…やっぱりドラッグってヤバイな~と思えてくる。一見コメディっぽいけど、その辺の描き方は妙なリアリティがあって、危なっかしくてハラハラして、どこか彼らに虚しさも感じてしまう…。カトちゃんジョニーとビール腹デルトロさんの暴れっぷりは息つかせないほどだけど、この映画の台本や原作の小説(!?)って一体どんななんだろう!?と思ってしまう。金髪&落ち武者ヘアーのヒッチハイカートビーは唯一純粋!?なコメディキャラで笑えた(^^。
5点(2004-10-07 23:34:33)
17.  カラー・オブ・ハート
初めて観たときは、何となく「サザエさん」の世界に入り込んでキャラクターや世界観を変えてしまうのと似てるように思えてしまって、自分としては疑問を感じるほうが強くて後味もあんまり良くなかった。サザエさんの中で不倫話とか性的や暴力シーンが出てきたらやっぱりショックだし(^^;でも、終盤の裁判のシーンで主人公が語る「人間には愚かさやいやらしさや暴力なども含めて様々な感情を誰もが持っています」のセリフがすごく響いた。そういう「負の感情」とされている気持ちを持つことも人間として当然のことで、ひとりひとりが心を持っているからこそなんだと思わせくれた。街の人々がみんな本当に50年代の人たちと思えるほど、世界観にマッチしてたな~。トビーの演技も、安心感を与えてくれてとても好印象で、何気ない笑顔が最高。彼はスパイダーマンに変身するよりも、自分の笑顔で人が救えると思う(^^劇中に出てきた化粧品のコンパクト、昔、自分の親もああいうゴテゴテしたの持っていて、なんか懐かしかった。それから、この映画のビデオやDVDのパッケージのデザインが綺麗で面白い。でも、あえて余計なツッコミだけど、雨も降らず火もなく暑さ寒さもなくて、問題起こす人がまったくいない世界のドラマって面白いのか!?サザエさんにだって泥棒は出てくるぞ(笑)
9点(2004-10-02 00:57:07)(笑:1票) (良:1票)
18.  楽園をください
南北戦争のことはよく知らないけど、主人公たちのいるゲリラ部隊って、日本の幕末の新撰組のような、若い人たちが中心で旧体制を守るために組んだ部隊みたいなもの!?歴史的に有名な表立った戦闘がメインじゃなくて、敵側への襲撃や暗殺のシーンが主だった。何となく、壮大で派手な設定じゃないから、映画よりも何回かのドラマになっているほうがより細かい部分まで描けてもっとイイ作品になったんじゃないかな、なんてことも思いました^^;あと、この映画のタイトルは、英語の原題も日本の邦題も意味がよく分からない…。押収した北部兵士の家族宛ての手紙を読み聞かせるシーンが良かったです。「この手紙を書いた奴きっといい奴だ」「戦争じゃなかったら友達になれそうだ」ってセリフもいい(^^もし、太平洋戦争の話で、アメリカ人が敵の日本人兵士のそういう手紙を読んで相手の人柄を知る、みたいなシーンのある映画をアメリカが作ってくれたらうれしいな~、と、ふと思いました。
7点(2004-09-18 00:49:25)
19.  ギルバート・グレイプ
今になってこの映画を初めて観ました。評判通りディカプリオの演技はすごかった!昔の映画「奇跡の人」でヘレン・ケラーを演じた人を彷彿とさせられるようなリアルさと凄まじさを感じた!(ヘレンは三重苦で知的障害とはまた違うけど)あと、ジョニー・デップの演技もギルバートの苦悩がとてもよく伝わってきた。弟の面倒を見るのが自分の役目で、周りの人間にもそれが当たり前と思われていて、彼自身の感情は考えてもらえず、家族さえも誰も彼を理解してくれていない。弟をはじめ家族に対する愛情や義務とか自分自身の人生の意義に悩み、でも不満を絶対に口や手に出すまいとしている彼の姿にとても感情移入できた。もしも主人公が、いつも行動が立派で誰からも尊敬される聖人みたいな人だったら、ディカプリオのほうにしか印象が残らなかったと思う。
9点(2004-09-17 23:15:57)(良:1票)
20.  アイス・ストーム
ここで描かれていた家庭の問題、自分にもけっこう身近に感じられる出来事が多くて、ひき込まれた。家の中で疎遠な親子とか、周りの人間(特に大人)がすべて下らなく見える子どもとか。アメリカって70年代がこんな家庭風景だったのかな…。最初、すごく暗くて重そうな映画だと思ったけど、出来事が淡々と描かれていてさらっと見られた。シガニー・ウィーバーが、実際に身近にいる友達のお母さんていう雰囲気があってハマってました。思春期で反抗期で笑顔を見せない子どもたちも本当に近づきがたいようなリアリティがあった。トビー・マグワイアの役だけは、特に屈折しているワケでも陰湿さもなくて、ごく普通のむしろ純情な少年で、この物語の引き締め役というふうに思えた。豪華キャストの子役陣のいっぷう変わった一面を見られた感じです。この映画、地味で暗いけど何かとても静かに印象に残ってます。アイス・ストームの景色、神秘的で綺麗で不気味でもあったな~。
7点(2004-09-07 00:23:09)(良:2票)
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