1. パットン大戦車軍団
自分の仕事に真剣になれるプロ根性、見ていて清々しい気分になれました。ここに「戦争はダメ」だとか「ナチス・スターリンは悪い」だとかいった道徳を持ち込むことは野暮でしょう。「ゲス野郎同士乾杯しようぜ」という台詞に見られるような、パットンの男気にも惚れました。人間関係を描くよりも、本作のように一人の偉人伝を描くことこそ感動巨編の名に相応しいと思われます。 [映画館(字幕)] 10点(2004-02-24 23:03:53) |
2. トラ・トラ・トラ!
ほんのちょっとだけ日本寄りではありますが、比較的バランスよく両国の視点を取り入れているので高評価です。淵田少佐の配役も絶妙です。黒島亀人はちょっと違う気がしますが、いい味出してます。 [映画館(字幕)] 10点(2003-11-07 11:16:02)(良:1票) |
3. ビルマの竪琴(1985)
菅原文太が役柄にハマりすぎてて,確かに無茶苦茶カッコイイんだけど,ちょっと笑えた。肝心の内容については,竪琴と合唱が大変美しかった。話の筋もさることながら,こちらでも泣けた。脚本より強く五感に訴える。これぞ映画の醍醐味ですなあ。 9点(2004-07-30 06:20:27) |
4. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 看護婦のリーダーが平良木登規夫という教授にソックリすぎるので本人ではないかと思った [映画館(字幕)] 9点(2004-02-24 22:52:13) |
5. ミッション・トゥ・マーズ
映像よし、サントラもよし。ただ、脚本においてもう少し過激にやれなかったものだろうか。 9点(2004-02-01 23:42:30) |
6. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
大袈裟な女性記者がウザイが、これを差し引いても十分9点に値する傑作だと思いました。 [映画館(字幕)] 9点(2003-12-01 18:08:17) |
7. スモーク(1995)
「間」をもたせるために吸うタバコの描写が絶妙だと思いました。例えば、ラシードは最初こそ非喫煙者で、「間」をもたせるのが苦手そうな若者でしたが、ポールの家でタバコを吸うようになったり喫煙者のオーギーに絡むようになってから、ようやく「間」のもたせかたが巧くなってくるという具合です。ラシードの追跡者2人も死んだし、彼はこの町でうまいことやっていくんだろうな、と思わせます。ラストのモノクロについては、バックの音楽&老女がオーギーに抱きついた後の表情にホロリときました。ただ、このシーンには客への妥協も感じられるので微妙かもしれません。 [映画館(字幕)] 9点(2003-11-12 21:07:26) |
8. ザ・ダイバー
ラストの法廷のシーンで、デニーロが絶叫するところが泣けた。男と男のアツい友情…木陰からそっと見守る美しい妻…こんなイイ話はない…。捻くれてグチャグチャで意味不明な感動や、ただの雰囲気映画を描くよりも、こういう素朴で古風かつストレートな映画がもっとあればいい。しゃーりーズセロンもセクシーだ。もうちょっと濡れ場があれば10点だった。 9点(2003-10-31 01:11:39) |
9. フェノミナン
《ネタバレ》 恋愛の要素はいやらしさが無く、さわやかで好印象です。主人公を生き返らせるといった裏技を利用せずに綺麗に締めくくっている点も素晴らしい。SFかと思わせて現実的に締めている点も見事でした。それなりにどんでん返しもありますし。31番のレビューでまさるす12さんが仰っているように、ラストシーンでクラプトンのチェンジザワールドのサビの部分が映像とマッチしているところも凄く良かったです。 [映画館(字幕)] 9点(2003-10-18 16:21:37) |
10. ラン・ローラ・ラン
映画というよりPVとして見ました。ふらんかぽてんてがカワイイです。 [映画館(字幕)] 9点(2003-10-18 01:00:08) |
11. 光の旅人 K-PAX
主人公の素性については、ラスト辺りでようやく明らかになっていくが、結局最後まで明確な結論は得られないのが残念でした。原作を読むと、すっきりしました。原作では続編もあるのですが、ぜひとも映画化されてほしいところです。 [映画館(字幕)] 9点(2003-10-18 00:29:06) |
12. キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!
最近ディープスロートの正体が明らかになったため,旬の映画と言うことで見てみました。一般に海外政治モノは若干の前提知識がなければ消化不良になりがちですが,この映画はウォーターゲート事件についてテレビや学校で知れる程度の常識があれば十分ニヤリとできる内容だと思います。また,海外政治モノのもう一つの特徴として,雰囲気や台詞が,リベラルまたは保守かのどちらかに偏りがちになるのですが,この点でもバランスが取れていて無駄にイライラすることもありません。主役の女の子二人も可愛いので,おすすめです。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-10 19:06:18) |
13. 2010年
ど文系SFの「2001年」より面白かった。なぜツァラトゥラストラなのかも,ちょっと分かった気がする。気がするだけ。2061年を省いて,3001年を映画化して欲しい。 [映画館(字幕)] 8点(2004-08-10 08:17:09) |
14. 太陽の帝国(1987)
《ネタバレ》 ラストで善玉の日本人少年(坊主頭のパイロット見習い)が狙撃されて,目が真中に寄って死ぬところが怖かった。あの表情は今でも忘れられない。 8点(2004-07-29 20:05:04) |
15. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
この映画の特色のひとつは、解釈の多様性といわれていますが、多様すぎるためやや何でも有りの感もあります。そういう人はぜひとも解説を聞いてみてください。本作の解説者はたくさんの論点を指摘してくれるし、同時に妥当かつ無難な解釈も教えてくれます。この解釈はDVDの市販版には収録されているようです。 [映画館(字幕)] 8点(2004-07-26 16:09:07) |
16. 太陽を盗んだ男
デタントの時代に、よくここまで政治的主張を排した映画を作られたものだと感心しました。もし脅迫文句が「安保やめれ」とか「世界平和」とかだったら、死ぬほど萎えたと思われます。猫が放射能のために死んでも、それゆえに「原爆ダメだ」とか思わないで(というかケロッと忘れて)、黙々と日常的な望みを叶えていく姿は、雄々しい庶民を思わせました。ラストは好き嫌いの分かれるところですが…。 [映画館(字幕)] 8点(2004-02-25 02:28:02) |
17. 不思議惑星キン・ザ・ザ
クー 8点(2004-02-24 21:48:07) |
18. CUBE2
個人的には前作より満足できました。確かに殺害方法が乏しかったし、ドキドキハラハラ感で前作に劣る感もありますが、「四次元空間って何なんだろう」だとか、妄想の幅が広がったり、単に映像で楽しめたりしたので高評価としたいです。 [映画館(字幕)] 8点(2003-12-01 18:15:56) |
19. JSA
テーマ曲が「同期の桜」だったら10点満点だった。ところで、38度線で唾かけゴッコのくだりにはビビった。アレは韓国・北朝鮮ではジョークで済ませられるのだろうか。確か韓国側のグラサン男は唾を靴にかけられた際にぴくぴくしてたような気がするが、結局じゃれ合いで済ませて楽しそうだったし。日本だと恐らく、マジゲンカになるのではないか。 [映画館(字幕)] 8点(2003-11-08 08:59:28) |
20. セイント
発想が斬新でイイ! 8点(2003-10-21 01:52:03) |