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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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1.  タクシードライバー(1976)
素晴らしいです。全編に漂う気怠さ、退廃的な世界に漂う湿気臭さなど不思議と惹かれる自分がいます。何度観てもこの作品にしか無い独特の空気感に魅了されます。サントラも最高。オープニングから一気に引き込まれます。  心に傷を持つトラビスの、相手との笑顔や怒りを見せるまでの表情の変化や「間」が凄すぎて何度観ても鳥肌が立ちます。トラビスの心情や葛藤、犯行に及ぶまでの変化は理解できないですが、戦地から帰ってきて緊張感のない夜の街にいたら、複雑な気持ちにもなるかなと。  シビル・シェパードもいい女だったし(最後にタクシーに乗ってきた時のトラビスを見る瞳がまた印象的)、ジョディの存在感もやっぱり凄いですね。  2023年現在、ロシアの戦争、物価高など明るい未来が描ききれない日本において、物には満たされているのに、心には闇を抱えてる現代の日本人にも、トラビスに似た鬱屈とした心持ちでシンクロしてる方がいるのではないかと怖くなります。
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-09 21:39:02)
2.  エイリアン 《ネタバレ》 
よくジェームズ・キャメロンの「エイリアン2」と比較されますが、まさしく対照的な「静」と「動」ですね。 「1」は静かな恐怖、忍び寄る恐怖を描いた1級品の娯楽作だと思います。限られたクルーが1人、また1人とやられていくにつれ恐怖が増殖していく辺りも演出流石です。体液が宇宙船を溶かすあたりからめちゃくちゃ怖かったです。前知識なく観たら最後に女性のリプリー一人が生き残りSOSを投げかけるエンディングには絶望しか感じないはずで、すべての記憶なくしてそこをもう一度体験したくなります(笑)  この1作目があるからこそ2作目であれだけ話を色々な展開に膨らませる事が出来たのだと思いますし、作られた年代から考えても実に斬新で映像美も素晴らしくよく出来ています。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-03-06 00:17:20)
3.  4匹の蝿
アルジェントらしさはありますが、物語的には及第点かなーと。まずやっぱり音楽はゴブリンでもっと煽ってほしかった。いつの間にか「サスペリアPART2」みたいな、映像作家みなぎる謎解き映画を期待してしまってるのかなと。犯人知ってからそれまでの展開を思い返した時に「ん?」って疑問に思う所も多く、アルジェントの初期の作品の1つが観られた喜びは確かに大きかったですが、脚本がイマイチだったかなと思いました。ただカメラワーク(電話してる時に電話線をずっとナメて追う所とか)や無表情な仮面のアップ使ったりと、随所に私の観たいアルジェントのねちっこい部分を垣間見れてのは嬉しかったです!
[DVD(字幕)] 5点(2016-08-29 01:00:12)
4.  フェイズIV/戦慄!昆虫パニック 《ネタバレ》 
こりゃすごい・・・。本当にアリが演技してます。怒りとか悲しみとか軍隊風に規律を重んじて動いてる感じとか、どうやって撮影してるんでしょう・・・。というかグラフィックデザイナーの巨匠ソウル・バスが何故この長編1本のみを撮ろうとしたのかという所まである意味SFですね。「2001年宇宙の旅」のコンピュータの暴走も怖かったですが、このアリコンピュータが局面ごとにじわじわフィールドを固めてくる恐怖もものすごいです。何度も観返したくなる映像、きっとそれは唯一無二の映像作品だからかもしれません。研究に没頭し、あくまで対決姿勢で挑む人間、アリの最終目的も分からず取り込まれる人間など、その終わり方は絶望的であるはずなのに、同時に人間の愚かさまで描かれているようで、アリ側に感情移入しながら見てしまう自分がいたり不思議な気持ちになりました。あとリン・フレデリックがめちゃくちゃ可愛くて、アリがその身体を這うシーン等はとってもエロチックに感じました。そこも点数高いです。最後に陽をバックに風がすさぶ中でタイトルが表示されるあの終わり方、カッコいいです。邦題で損してますが町山智浩さんのおかげで素晴らしい作品を見ることができました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-14 21:30:43)
5.  刑事コロンボ/別れのワイン<TVM> 《ネタバレ》 
ワインのテーマ共々なんとも上質な一品ですね。飲酒運転とか、ワインキチがセラーを1週間放置するかとかツッコめばキリがないでしょうが、とにかく全体の雰囲気がいい。きっとコロンボが犯人に対して「罪を憎んで人を憎まず」じゃないけど一定の尊敬の念を持って接しているからだと思います。でも私が一番怖かったのは12年間尽くしてきたという秘書の女性ですね。口止めの意味か本気なのか、求愛を迫る終盤のあの夜のシーンが一番怖かった。女は怖い。レストランの支配人と給仕の2人が傷んでるワインをペチャペチャやるシーンとか笑えるシーンが多いのもコロンボの魅力だなあ…。残念ながらピーター・フォークは亡くなられましたが、このシリーズまた観返してみたくなりました。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2011-07-07 09:44:20)
6.  刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM> 《ネタバレ》 
いやらしい犯人、パイル捜索も無駄骨でガックリ肩を落とすコロンボ、役所でたらい回しにされ、事情を伺いたいだけなのに医師の検診を受けさせられて戸惑うオチャメなコロンボなど、見所満載です。こいつが犯人で間違いないのに決定的証拠が出てこないもどかしさも含めて、演出が冴えて非常に面白かったです。ピーター・フォークが自ら監督されたんですね、私はこの作品のカメラワークが非常に好きでした。キューブリックを思い出させる構図の振り方やワンショット、ズームアウトのシーンに親と見てて思わず「あ、このカメラワークいい!」と叫んでしまいました(笑)ピーター・フォークは亡くなられましたがコロンボは永遠ですね。あと70年代のアメリカ人女性のファッションやヘアスタイルすごく新鮮で美しく映りました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-07 09:36:04)
7.  ハリーとトント 《ネタバレ》 
映画を観始めてすぐ、映像の持っている雰囲気からして「あ、これは傑作だな」と分かるような、なんともいえない非常に魅力的な作品です。  家が取り壊され、居場所を失う設定にありながら、当人である老人ハリーから悲壮感をあまり感じないのも救われる部分です。またつまらないロードムービーは、物語が平坦で起伏が少なく、ダラダラ時間の長さを感じるものもありますが、この作品は魅力的な登場人物と悪人の少なさ、セリフのユニークさ、展開の無駄のなさ、癒しにも感じる絶妙なBGMも合わさり、まるでハリーとトントと一緒に旅しているかのような気分にさえなれます。  ネコというのはじつに気ままなものですが、一方のハリーも離れて暮らす子供達に愛され、一緒に暮らす事を提案されながらも縛られない余生を考えているそのスタンスを応援したくなったりします。というのも、ハリーはガンコな一面もありますが、茶目っ気もあり、憎めないおじいちゃんという感じなので、観ていて微笑ましくなるのです。失礼ながらアート・カーニーという俳優さんを存じあげなかったのですが、逆にそのおかげもあり「アート・カーニー=ハリー」という風に、もう演技にも感じないほどナチュラルでした。なかにはシリアスなシーンもありました。昔の恋人と50年ぶりに介護施設で再会した際、自分の事をうろ覚えな彼女になんとも言えない複雑な表情で笑みを浮かべながらダンスに付き合うシーンは非常に物悲しい反面、印象的でした。  ウチにもトントそっくりのトラネコがいます。ネコは家につくと言いますが、ハリーとトントの友情、愛情は確かなものでしたね、終盤でトントの生き写しのようなトラネコを海辺で追いかけるハリーの姿に思わず泣きました。33歳の私がこれほどまで胸打たれたわけで、もっと年を重ねてから観たら、自分の余生と重ねてさらに感慨深いかもしれません。気の早い話ですが、数十年後にこの作品を観返すのが本当に楽しみです。映画は俳優の演技と脚本だけで傑作は生まれるんだなと再認識しました。アート・カーニーのオスカー受賞も納得です。ああ…、こう書いてる今もまだ心地良い余韻が…。
[DVD(字幕)] 9点(2010-05-05 00:29:59)(良:2票)
8.  サンゲリア 《ネタバレ》 
ウジ吹雪でおなじみ「地獄の門」を先に観た後にこちらを観ました。いやはやいいじゃないですか!中盤までのタルさと後半30分のあまりにパワフルな演出とのギャップが味にさえ思えてきます。  草食系の温厚ザメに対して、かまってほしいと必死にちょっかいを出す水中ゾンビ、100%ムダ要素満載なトップレスTバックでの潜水、ミヨ~ンミヨ~ンミヨ~ンとやたら耳につく地味な音楽のループもグッジョブ!そして主役のゾンビがロメロ御大のより造型がとってもグロイのも狙い通りでしょう。  物語全体の演出は下手でテンポも悪いのに、残酷なシーンの演出だけは一級品のフルチ爺の不器用さに惚れました。眼球串刺しシーンもくるぞくるぞって感じで煽っていい加減溜めてからブスっといくので、なんだか待ってました感さえあります(ホントかよ?笑)。あとロメロゾンビより外ロケが多いですし、しかも昼間(青空)なので余計ゾンビがパワフルに感じますね。ゾンビの顔を下からなめて撮って表情ドアップ!(「インランドエンパイア」のローラ・ダーンもビックリの寄り)。でもゾンビだからまったくもって表情わからんし残念!  しかし「サンゲリア」ってどんな意味なんですかね?「惨劇リアル」とかの略称とか?でもやっぱり皆さんおっしゃるようにサンガリアのCMソングを思い出しますね。「♪~1.2サンゲリア 2.2サンゲリア サンゲリア 眼からミミズが デュ~ワ~」
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-30 02:01:54)
9.  ホーリー・マウンテン 《ネタバレ》 
「エル・トポ」を知らないでこれを観たら皆さん卒倒するに違いありません。いや、「エル・トポ」で独自の世界観と映像に戸惑いながらも何とも言えない魅力を感じた人でもこの作品の初見時には非常に戸惑うのではないでしょうか?  物語はほとんどあってないようなもので、「錬金術師のもと、弟子達と共に不老不死を求めてホーリー・マウンテンに向かう」というあらすじと、その先にあるラストの大オチ(反則技)以外はもうほぼ理解不能。めくるめくカルト教団の映像世界を延々観せられるようなトリップムービーです。勿論ホドロフスキーの発想力には驚かされますし、エログロで観る人を選ぶものの、映像自体は物凄くパワフルです。スタジオのデザインなども個性溢れ、そのサイケぶりから、全然違うんですけどエヴァ・オーリンの「キャンディ」とか思い出したりしました。  こういう難解な作品は、捉え方をどうこう言われる方もいると思いますが、賛否あるであろうオチの部分で「そこまで難しく考えなくてもいいよ」とホドロフスキー自体が言ってくれたような気がして、なんだか微笑ましい気分になりました。デヴィッド・フィンチャーの「ゲーム」とか、或いはマイク水野の「シベ超」とかの高尚版て感じでしょうか?<ぜんぜん違うか(笑)とにかく「エル・トポ」であそこまで哲学的、宗教的に作り上げたホドロフスキーが、2作ごしに観客を(悪気無く)肩透かしさせたかのような爽快感でした。  ホドロフスキーは年齢的なものも考えると「ファンド&リス」「THE RAINBOW THIEF」に噂の最新作「KING SHOT」を入れても今現在日本で観られるのは僅か6作程度で生涯を終えそうな監督ですが、その1作1作が本当にとんでもない傑作です。「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」はクセになります。きっと全体の数%いるかいないかですけど。でもこの作品を生理的に受け付けない人のほうが普通ということも十分理解しております(笑)
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-19 16:12:00)(良:2票)
10.  白い肌の異常な夜 《ネタバレ》 
男は下半身に人格は無いんだなぁ…(あのハリー・キャラハンでも)。そして女の情念は本当に怖いと痛感。女の園に男が1人ってシチュエーションは一見羨ましいと思うけど、嫉妬が絡むのでやっぱり怖いですね。そんな恐怖がひしひし伝わってくる作品で、男性の方がこの作品を楽しめるのではないでしょうか?  でもイーストウッドも12歳の子にキスしてみたり、17歳のおませな子とエッチしたり、先生やご婦人から最後には黒人のメイドさんまでと狙いすぎ。まるで「ときめきメモリアル」で、色々な女の子と知り合いになり過ぎて結局全員から総スカンくらう失敗みたいなあの流れです。  しかしこの邦題はどうでしょう??私的には「女達の情念」「イーストウッドのハーレム万歳!」もしくは「悪魔の楽園 ~はしゃぎすぎたら足チョンパ~ 」とかがいいと思います。  あとキノコが好きなら食う前に異変に気づきなさい、そして周りが誰もキノコ食べてないんだし、あんなに失態見せた後なんだから少しくらい警戒しなさい。しかし遺体のイーストウッドも非常にダーティな顔でした。
[地上波(吹替)] 6点(2008-08-25 00:27:21)
11.  戦略大作戦 《ネタバレ》 
こんなに肩肘張らずに観られる戦争映画は珍しいですね。しかしあのドイツ人捕虜の言ってた金塊話がウソだったらどうしようとか全く考えていないイーストウッドが俺は好きです。それに乗っかる皆さんも好きです。仲間を連ねて戦車でやってくるサザーランドも、山分けを持ちかけたら素直に応じちゃう銀行のドイツ人もみんな憎めない!  しっかし映画とはいえ、大きな障害なく金塊までたどり着けちゃってそのまま終わってしまうのもなんだかなーですが、こういう作品があってもいいですよね。上司はほぼ何もしてないのに英雄扱いだし、その部下はどさくさにまぎれて持ち逃げ。実際の戦争中にも、終戦間近に多かれ少なかれあったんじゃないかなあ??テリーサバラスって刑事コジャックですよね?結構カッコ良かったですw
[地上波(吹替)] 6点(2008-08-25 00:14:04)
12.  脱出(1972) 《ネタバレ》 
きっと地元の人間は、山にならず者の2人組がいる事を知っていてどこかで煙たがっていた。だから、事件後に戻ってきた3人の様子に様々な矛盾を感じながらも見逃してくれたのかなという気がしてなりませんでした。 近々ダムになるのを惜しんで渓流くだりを楽しむ4人に突如襲い掛かった不幸。そして、結果として起きてしまった殺人事件。この恐怖は「我々もいつ不幸にして巻き込まれるかわからない」という意味で強烈にリアリティを感じました。しかも仲間4人は誰1人無傷ではないのが恐ろしい・・・。 でも映画に最後の最後まで期待してしまう私は、例えば埋めた死体が流れてくるとか、殺したやつの相方が襲ってくるとか、もう一ひねりを求めてしまいました。どっちみち後味悪く終わらせるなら「ええ??」という展開を見たかったかなあと思いました。  たくましいながらも中盤でケガをしてしまうバート・レイノルズ演じるルイスと、頼りないながらも中盤から仲間を引っ張るジョン・ボイト演じるエドの対照的な姿も印象的でした。
[地上波(吹替)] 6点(2008-08-06 11:41:57)
13.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 
グレゴリー・ペックの「頭上の敵機」の後に観たので、統率力のある豪腕なパットンのカリスマ性みたいなものが特に印象的で見事に描かれていたと思います。  本物のパットンを知らないので、ジョージ・C・スコットがそのパットンそのものに見えるのは自然な事かと思います。しかし戦う事が大好きで、類稀な戦略家であっても、連合軍という協調を求められる中では、やはり終局を迎えた後は追い出される運命と想像できながらも寂しい最後でしたね。  3時間近い作品でありながら、どこがメインという感じではなく、見終えた感想とすれば漠然と「口悪かったな」「消極的な部下に厳しかったな」「でかかったな」「ラストの背中が寂しげだったな」って感じでした。皆さんおっしゃるように、スケールは凄いはずなのに、戦いを幾つかの場面で作ったおかげで、シナリオ的な盛り上がりを作る事に少々欠けたのかな?と思いました。それでも決してつまらない作品ではありません。ジェリー・ゴールドスミスの音楽も良かった・・・。  アップからすーっと引くカメラ手法、なるほど「猿の惑星」のシャフナー監督っぽいなとか思って見ました。
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-06 16:24:15)
14.  最後の猿の惑星
まぁ猿(ゴリラ)が猿の掟を破って険悪になるのは何とも人間的だなあと思いましたが、別にこの5作目は無くても、1作目に繋がるんじゃないかな?とも思ったり。結構余談な感じがしてしまいました。個人的には1・3作目が面白かったです。これは2作目の次に期待はずれだったかもしれません・・・。それでも「猿の惑星サーガ」として考えればこれもアリかなと思えてしまう自分が好きです。捕虜として捕まえられていた中に美人さんがいたので6点献上です。
[地上波(吹替)] 6点(2007-10-14 18:15:08)
15.  猿の惑星・征服 《ネタバレ》 
3作目では「猿ガンバレ」と思えたのに、まさか4作目で「猿あんま調子に乗るなよ」と思うようになるとは思わなかったです・・・。あの黒人の方は悩みながらも逃がしてやったのに、最後の演説は何なんだとか思ったり腹立たしい内容。5作目の猿対人間の戦争を経て1作目に繋がるサーガの中で「反乱」という意味での大きな分岐点となるべき作品なのに不快な気持ちしか残らず、もうちょっと脚本や演出面で、猿の反乱に至るまでの葛藤を丁寧に描いて欲しかったです。しかし1匹の喋れる猿の誘導であんなにまとまれるなら、それ以前にとっくにクーデター起こしててもおかしくなかっただろうなあ・・・。
[地上波(吹替)] 5点(2007-08-18 21:03:47)
16.  新・猿の惑星 《ネタバレ》 
物語が非常にシンプルながら、期待していなかった分だけ余計楽しめました。まさか博士があんな序盤で殺されてしまうとは思いませんでしたが、どの時点で猿と人間の立場が逆転したのかの起源なども分かり(伝染病蔓延で犬猫が死んだ代わりに猿をペットにしてたら数世紀先に反乱起こされたなんて!)一応の作品の存在意義も感じました。それとジーラとコーネリアスの間に生まれたお猿さんが本当に可愛くて!それと引き換えに両親は殺されてしまう切ない展開でしたが、前2作とはまた違った楽しみ方ができました。しかしいきなり言葉を喋れる猿が現れたら、そりゃ味方になる人間は少ないだろうなあと妙に納得してしまったり…。最後の赤ちゃん猿の「ママー」が非常に印象的。結構面白かったです。
[地上波(吹替)] 6点(2007-08-17 15:59:07)
17.  北海ハイジャック 《ネタバレ》 
悪役の声のナチおじさん、誰の声をあてても同じに聞こえてしまうなあ・・・正直ゲンナリっすよ。あと北海ハイジャックって聞くと、たけし軍団の「北海ジャンジャン」を思い出してしまう・・・もう少し邦題何とかしてくれ。でも映画的には合格。緊張感はほとんど無いけど、何気に豪華なキャスティングでシナリオも大味ながら面白いです。潜入するのに派手過ぎるウェットスーツ着せたり、007もピエロに見えるのもご愛嬌かな?カッコつけ方も◎、褒賞がニャンコなオチもアリ!お前絶対に女と認識してて、どさくさに紛れて体さすってるだろ!というラストのロジャー・ムーアのニヒルなシケベっぷりに7点!ジェームズ・メイスンの存在感が思ったより薄かったような気が・・・。
[地上波(吹替)] 7点(2006-10-02 14:39:48)
18.  女必殺拳
志穂美悦子様の美貌とアクションの両方に心から酔う事の出来た作品です。こりゃ長渕も惚れるわなとか思ってしまったり・・・。私が少林寺拳法を習っていた事もあって益々感情移入が楽でした。勧善懲悪モノは安心して観られますね。そして女ドラゴンの名に恥じないカンフーで、まさに敵を倒した時のイッちゃってる悦子様の表情が、全然似ていないのにブルース・リーっぽく映ったり・・・。ソニー千葉は思った程手助けもしてくれませんでしたが、その分悦子様がバッタバッタと敵を倒す豪快ぶり、異名ばっかりゴリッパで結局なす術なくやられていく個性的な敵グループも70年代アクションの古き良き時代を彷彿させ、堪能いたしました。1976年にはブロマイドの売り上げが1位になったという悦子様、なるほど納得です。これを観ちゃったらもう「キルビル」のユマ・サーマンでは満足できなくなってしまいました。
[地上波(邦画)] 8点(2006-10-01 14:46:00)(良:1票)
19.  悪魔の赤ちゃん 《ネタバレ》 
二人目の赤ちゃんが生まれる⇒出産⇒立ち会った5人の医者が全滅⇒赤ちゃん逃亡⇒捕獲。たったそれだけの映画。91分しかないのにやたら長く感じたのはおそらく、テンポが遅い事と展開の少なさからくるものだと思いました。赤ちゃんをハッキリ映さないのは「エイリアン1」の時みたいにプラスに働く時もあれば、この作品のように恐怖を感じさせなくしてしまうマイナスの時もあるんだと実感しました。それに薬害問題(政府が認証していないピルを使用しての副作用?)に風刺を効かせてるとしても、畸形や障害と違い、防衛本能からくるものとしても凶暴になるというのはちょっと現実離れしすぎていて怖く感じませんでした。やっと殺した後もまた別の地区で誕生したというオチも予想通りでした。昔のホラー作品らしいテンポなので、結構イライラしました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-09-23 10:21:53)
20.  ナチ女収容所/悪魔の生態実験
大人ビデオ(大人DVD)ってものは近年、益々女性のレベルは上がっていっております。そしてそのレベルに慣れちゃうと、昔のモノはもうよっぽどじゃないと観れないんですね、ネットの回線と一緒で、人間は快適な方やモノに慣れてしまう生き物なんです。というかですね、資●堂のシャンプーのCMじゃないですが、日本の女性はかなり皆さん美しいですよ、普通に街中歩いて「うわっ!アナタ、お、お綺麗でつね・・・」なんて思っても口に出せない毎日の連続です。毎日が刺激です、それこそ「素晴らしき哉!人生」です。なのでそんな生きてるだけで幸せな日本人の私にとって、今更イルサを観ても感動もへったくれもありません。それにMっ気も何も無い私としてはことごとくいたぶられるこの映画に何も感じないんですよ。日本人でこの作品を今の時代に観て楽しめる若者って、よっぽどのマニアだけじゃないかな?と思います。エロを求めるなら大人DVDに比べて何だかなぁですし、さほど刺激的な映画とも思いません、中身も薄っぺらいですし。あとこのDVD、タイトルも無いし字幕が消せない・・・。一番怖かったのは冒頭の、この映画が成人映画となった理由の表示の部分でした。しかも芸術的な部分のモザイクが“デジモ”ではないので、ヒントでピントみたいになってます。色々な意味で落胆映画です。でも乳は沢山出てくるので、悔しがり方は「チチショー!」って感じです。
[DVD(字幕)] 1点(2006-08-28 14:46:42)
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