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1.  美女と野獣(2014) 《ネタバレ》 
ヤダ、CG駆使しちゃってフランス映画にしてはかなりお金かけてるじゃないのー。 それがイイ方向に働いてるかどうか??は別問題だけど、アタシはけっこう楽しめたわよ。 特にベルが着こなすドレスの数々と、荒れ果てたお城の醸し出す頽廃的な美しさにはウットリ! さすが芸術の国おフランス、この美的センスはなかなかハリウッドには真似できないわよー。 ただ…黄金の女鹿のお話はどうなのか…。 お伽噺に真実の愛は1つでいいと思うのよね、アタシは。 愛する女との約束を破ったあげく殺してしまって呪いをかけられたんなら、一生野獣のままで慎ましく暮らして罪を悔い改めてほしいわ。 二度目のチャンスがあるなんて甘すぎるわよ! 女鹿もパパ(森の王)もちょっと物わかりが良すぎじゃない??なーんて思っちゃうアタシの心が狭いのかしら。 …傲慢な王子様は暴虐のかぎりを尽くしてたので呪いで野獣に変えられちまいましたってコトだったらすんなり楽しめたのになー。 とか言いつつ点数が高いのは「ウットリ代」よ! オホホ。
[映画館(字幕)] 7点(2014-11-17 14:24:47)
2.  トゥームレイダー2 《ネタバレ》 
前作よりはスケールアップしてるはずなんだけど…アタシ的にはまだ1のほうが良かったような気がするっていうか。 強いオンナが大好きなはずのアタシがなぜララ・クロフトには惹かれないのか…ララ・クロフトって「オンナ」じゃないのよねー。 もともと男だったものを性別だけ女にした感じで、どっちかっていうと中身は男、ヒーローなのよ。 いくら美人でスタイルよくても、派手なアクションだけでオンナっぽさとか艶っぽさがないから全然魅力的じゃないっていうか。 フェミニズム万歳!の欧米では峰不二子的な強いオンナは受け入れられないのかしら?? オンナにはオンナの勝ち方があるのにねえ。 ジェラルド・バトラー演じるテリーも終盤まではいいオトコだったのに、最後でいきなり金に目がくらんじゃうから「なんじゃそりゃ!?」ってなもんで。 …これじゃ続編が作られなかったのも仕方ないわね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-31 20:10:07)
3.  トゥームレイダー 《ネタバレ》 
強いオンナが活躍する映画はもれなく好きなアタシ!のはずなんだけど…ララ・クロフトはあまりに可愛げがなさすぎてあんまりそそられなかったわ。 もともとアンジーがそんなに好きでもないっていうのもあって、なんか最後まで乗り切れなかったっていうか。 ストーリー含め映画の出来には最初から期待してなかったから別にいいっちゃいいんだけど、アクションシーンがほぼ暗闇だったり(粗を隠すため??)、いきなり石像が動き出したり(CG丸出しよ!)…まあやっぱりそんなに面白くはなかったわね。 そんな中でアタシ的な見どころはやっぱり!いろいろ確執もあったらしい父娘の共演かしらね。 二人の背景を知って見ると共演シーンのセリフが一層感慨深いっていうか。 あとアメリカ人女優アンジーのイギリス英語とイギリス人俳優ダニエル・クレイグのアメリカ英語もなんか不思議な感じで面白かったけど…結局終始「巨乳はアクションには邪魔そうねー」なんて思いながら見てたアタシ…続編も一応見るつもりよ!
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-26 16:22:40)
4.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
とっても良かったわー。 両親が死んでドア越しにアナが歌う「Do you want to build a snowman?」でアタシはすでに大号泣、自分の特殊な能力をコントロールできないばっかりに大好きな妹を遠ざけなければいけないエルサのやるせなさに共感しまくりよ。 それなのにアナったら会ったばっかのハンスにうつつを抜かしてバカなコト言い出すもんだから…エルサの魔法がみんなにバレたのはすべてアンタのせいよ!!ってアタシはけっこうイラッときてたんだけど…アナはホラ、なに不自由なく幸せに育っちゃったもんだから天真爛漫すぎるのよね、きっと。 まあその後はよく頑張ってたから許すわ(←何様)。 それにしてもハンスはディズニー史上最っ低な王子様ね。 コイツに比べれば『美女と野獣』のガストンなんてカワイイもんだわ。 あーあ、アナとハンスの「Love is an open door」とってもステキだったのに、コイツの裏切りのせいでケチがついちゃったじゃないのよ! …クリストフはとっても等身大な感じでステキだったし(アレ?クリストフが歌ったのってスヴェンとのデュエット?だけ??)、王子様のキスじゃなく姉妹の愛で氷が溶けるラストも良かったし…最近のディズニーはあんまりお伽噺すぎなくてイイ感じね。 雪の映像もとーってもキレイだったし、話題の日本語版も気になるし、DVDが出たらゼヒまた見たいわ。 あ、「Let it go」の素晴らしさは言わずもがな、よ!
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-16 19:52:57)
5.  コクーン2/遥かなる地球 《ネタバレ》 
続編が前作を上回った例はほぼゼロ!と自分に言い聞かせながら見たせいか、アタシは意外にもそんなにガッカリしなかったわ。 もちろん前作に比べると冗長すぎる気はしないでもないんだけど、実は老いとか死に関しては前作よりもしっかり掘り下げてたような。 愛する人のために命を落とす者あり、子供や孫と一緒に生きるために地球に残る者あり、新しい命のために再び旅立つ者あり…。 一応宇宙人も出てくるしSFではあるんだろうけど、アタシ的にはどっちかっていうと「人は年老いた時にどういう選択をするべきなのか」っていうテーマを描いたヒューマンドラマな印象よ。 延命装置つけてまで生きるのかとか、安楽死の是非とか…もちろんいろんな選択肢があっていいと思うし、この映画の老人たちがそうだったように、それぞれが真剣に向き合って納得のいく答えを出せばいいんじゃないかしら?なーんて思ったりして。 …偏屈ジジイのバーニーも新しいロマンスを見つけたみたいだし、ジャックも地球の女とようやく出会えて、とりあえず「番外編としては」アタシ的には及第点よ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-09 15:01:38)
6.  コクーン 《ネタバレ》 
大昔に見たことあるはずなんだけど、すっかりストーリーを忘れちゃってたもんで新鮮な気持ちで楽しめたわ。 オホホ。 老いと永遠の命がテーマになったこの映画、今回見直したアタシの感想は「そんなに長生きしたいものかしら??」ってコトなんだけど。 寿命があるからこそ人生には価値があるのかもしれないし、大体このジジババどもは長生きしてもロクなことしないし。 ジョーなんて癌が治って元気になったと思ったら早速浮気よ! ってことで頑固なバーニーの「自然に逆らいたくない」って考えが今のところアタシの考えに近いのかしら? もちろんベンが言った「The way nature’s been treating us, I don’t mind cheating her a little.(ここ最近の自然の仕打ちを考えれば、ちょっとくらい逆らったっていいじゃん)」って考え方も割と好きなんだけど。 見る年代によっても意見が変わってきそうな興味深い映画よねー。 ところで…コクーンは結局なんで宇宙に戻れなかったの? 老人たちが生気を吸い取りすぎたから?? 海に残しておけば生きながらえることができるの??? って…結局アンタたちミッション大失敗じゃないの!!とかツッコミつつも、若さあふれるスティーブ・グッテンバーグも可愛かったし、ママ譲りの美貌全開のターニー・ウェルチも拝めたんで…ま、ヨシとするわ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-06 22:18:13)
7.  チャーリーズ・エンジェル フルスロットル 《ネタバレ》 
前作に比べるとアタシ的にはちょっと残念かしら。 イロイロと欲張りすぎた結果、なんだか終始ボヤけた感じになっちゃったっていうか。 でもデミ・ムーアは意外に悪女役がはまっててカッコよかったわー。 マディソンが奈落に落ちていくのを見てアレックスが言った「She’s so fired.」ではアタシも笑っちゃったけど。 アレックスと言えば!彼女のパパはずっと誤解したままなの?? 誰かちゃんと説明してあげてー。 …何気にテレビドラマ版のエンジェルだったジャクリーン・スミスが出てたり、ブルース・ウィリスが写真で登場したりと豪華なんだけど…なーんかまとまりがないのよね。 まあでもアタシはそれなりに楽しんだけどさ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-29 17:21:41)
8.  キューティ・ブロンド 《ネタバレ》 
ヤダ、あんまり期待してなかったのに案外面白かったわ。 お話は終始お気楽だけど、それが妙に心地いいっていうか。 これもみんな主人公エルの魅力のなせるワザよね。 何不自由なく育ったお金持ちのお嬢サマ特有の毒の無さっていうか天然ボケっていうか…とにかく真っ直ぐな感じがカワイイの。 正直最初は「このコ…大して可愛くないわよね!?」って思ってたアタシでさえ、後半はついつい応援しちゃってたくらいだから…リース・ウィザースプーンって案外イイ女優さんなのかもね。 でもなんだかんだ言ってアタシが一番驚いたのはラクエル・ウェルチご登場だったりするんだけど。 ホホ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-19 14:21:38)
9.  チャーリーズ・エンジェル(2000) 《ネタバレ》 
テレビなんかで見る機会は何度もあったんだけど、ちゃんと通して見たのは今回がはじめてかも。 アタシは大好きよー、こういう映画。これだけ真面目にエンタテインメントに徹した娯楽作って最近なかなかないし、なによりエンジェルたちの魅力的なこと! メチャクチャ強いセクシー3人娘が大活躍っていう意味ではアタシの大好きなキャッツアイに通じるものがあってほんとワクワクしたわー。 実は3人とも超絶美女ってわけじゃなかったりするんだけど(ルーシー・リューって女子バレーの竹下佳江に似てない?)それぞれキャラが立っててイキイキしてるのが魅力的よねー。 フルスロットルもちゃんと見てみなきゃ!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-13 11:34:36)
10.  ネバーエンディング・ストーリー 《ネタバレ》 
随分ぶりに見たわよー。 昔はホントよくテレビでやってたわよね? 読書好きだった子供の頃のアタシにはとっても夢のあるお話で、何回見てもワクワクドキドキしたものよ。 もちろん今になって見返したら粗も目立つんだけど(ファルコンとかけっこう気持ち悪いし)、イイ意味で手作り感満載っていうか…なんかホッコリできてアタシはいまだに嫌いじゃないわ。 でも…「パパとか先生とか相当心配してるだろうから早くお家に帰んなさい!」とか思っちゃったアタシはもう立派にオトナなのね。 当たり前だけど。 ホホ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-12 15:08:55)
11.  アイリス(米英合作映画) 《ネタバレ》 
なんとも気の滅入る映画だったわ…。 アルツハイマーとか老老介護とかって、これからの高齢化社会では決して避けては通れない問題なわけだけど…いろんな意見もあるだろうことを承知の上で言わせてもらえば、アタシはさっさと施設に入れちゃいたい派なのよね。 ボケきってしまえば本人は平気かもしれないけど、ボケかけのときは本人もとっても不安でツライだろうし、介護する側はする側で、相手のことを尊敬し愛していればいるほど、大切な人が変わり果てていく姿をずっと見せつけられるのは精神的にキツイと思うのよ…。 死ぬまで家族が面倒みなきゃ!なんてのは所詮キレイごと、介護する側もされる側も心身ともに疲弊していくなら、プロに任せたほうがよっぽどいいような気がするのよね。 …愛するアイリスの変貌に戸惑い苛立つジョンの姿とか、二人の家の散らかった様子とか、モーリスを覚えていなかったジョン(アイリスだけじゃなくジョンも危うい?)とか…この映画に描かれた老老介護はホントに「リアル」で、つい目を背けてしまいがちなそのへんの問題を改めて考えるいいキッカケになったわ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-07 15:20:15)
12.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 
…なんだか「姫が犯した罪と罰」っていうキャッチコピーに振り回された感があるっていうか。 清らかで完璧な月の世界の住人であるにも関わらず、穢れた地球に憧れを抱いてしまったことが「罪」で、地上に島流しとなって地球がいかに穢れているかを実際に体験するのが「罰」?? ウーン…なんか煽ってた割には弱い気がするのはアタシだけ?? …キャッチコピーが邪魔しなければもっと純粋に楽しめたかもしれないわね。 あと…とにかく長い! ほぼ昔話どおりのこの内容ならもう30分短くてもいいような気がするんだけど。 見に来てたチビッコたちがちょっと気の毒だったもの。 それから、捨丸の「一緒に逃げよう!」はナシでしょー。 アンタ、カワイイ赤ちゃんとその地味な奥さんはどうすんのよ!?ってアタシは思っちゃったんだけど。 『ひまわり』のアントニオか!って感じ。 …全体的に全然悪くはなかったんだけど…やっぱりキャッチコピーが邪魔してる気がするわ。 ウン。
[映画館(邦画)] 6点(2013-11-23 23:48:33)(良:1票)
13.  イーオン・フラックス(2005) 《ネタバレ》 
美男美女には甘いアタシ、この映画も出来自体はそんなでもない気もするけど…なんてったってシャーリーズ・セロンの美しさ! スタイルも抜群にいい(元モデル)し、動きもキレイ(元バレリーナ)だし…。 彼女の美しさを存分に堪能できるってだけでもアタシはけっこう満足だったりするんだけど。 ただ…彼女はやっぱり金髪のほうが断然キレイよねー。 映画全般に漂う和テイストに合わせて黒髪にしたのかしら?? 余計なコトを!なーんて。 ところでオーレンはクローンとして永遠に生き続けるために不妊治療を妨害してたのよね?? クローンとして生き延びることにそんなに意味があるのかしら? いくらDNA的には同じでも環境によって形成される人格なんかは違うわけだし、クローンとして生き延びることに執着する理由がアタシにはイマイチよくわかんないっていうか。 どっちかっていうと優秀なお兄ちゃんを超えたかったってだけなのかしらね? ヤダ、結局ただの兄弟喧嘩?? とか思いっきり斜めに見ながらもアタシは案外楽しめたわよ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-11-10 16:00:23)
14.  エリジウム 《ネタバレ》 
「あの」ジョディ・フォスターが出演してるってだけで見るコトにしたんだけど…まあまあってトコかしら。 未来を舞台に身分格差や移民問題に社会保険制度と、現代のアメリカが抱える問題をまとめて描いた作品なワケだけど…もうちょっと面白くできたような気もするっていうか。 そもそも最終的にマックスの前に立ちはだかるのがあのアホっぽいクルーガーってのがねえ。 どうせなら極悪非道だけど頭脳明晰なデラコートと、体力だけには自信があります!みたいなマックスの対決をクライマックスにすれば良かったのになーなんて。 あんなに早くジョディを殺すのももったいないし、大体防衛庁長官がボディガードも付けずにクルーガーに会ったりするかしら?? それに…あんなにスゴイ医療ポッドがあるのに、地球の人には使わせずにエリジウムの住人だけで独占しちゃうって…人間ってそんなに性悪かしらね? 医療ポッドの治療人数に制限があるとかならわからなくもないけど、ラストで大量の医療用シャトルを地球に飛ばしてるトコを見るとそんな感じでもないし。 大体あんだけの技術があるなら、地球もエリジウムみたいな快適な世界にすればいいのにねえ。 あんな無敵な医療ポッドが開発できるなら、環境汚染ぐらいどうとでもできそうなもんだけど…。 とか身もフタもないツッコミを心の中で入れつつも、けっこう楽しんだアタシが一番気になったのはジョディの老け具合…。 アレ?エリジウムでは老化もしないんじゃなかったっけ??とかイジワル言うのはやめましょ。 ホホ。
[映画館(字幕)] 7点(2013-09-29 09:21:06)
15.  アップサイドダウン 重力の恋人 《ネタバレ》 
とっても不思議な世界観と御伽話のような美しい映像にアタシはウットリ! 身分を超えた恋ってのは恋愛モノの定番だけど、そんなベタなお話でも設定次第でけっこうイケるわねーって妙に感心したり。 まあそもそもの設定からしてツッコミどころ満載ではあるんだけど、そこはもうアイデアの勝利ってことで。 こういう類の映画は力技でねじ伏せられてあげたほうが見る側もきっと心地いいっていうか。 なので「自分の星の重力だけに引っ張られるなんてアリエナイ」とか、「逆物質は熱を持つっていう設定は主人公にバタバタさせるためだけでしょ?」とか野暮なコトは言わないわ。 でも…後半の急展開はさすがにかなり雑だと言わざるをえないわね。 もうちょっと上手にやれば後半にかけてもっとハラハラドキドキ盛り上がれたような気がするんだけど…ペース配分がおかしいのよ、ウン。 まあでもこういう映画、アタシは意外にキライじゃないわ。 ただ…ヒロインはもうちょっとキレイな子でも良かったような。 アタシどうも苦手なのよね、このキルスティン・ダンストとかグウィネス・パルトロウとかマギー・ギレンホールとかみたいな華のない女優って(ファンの皆さん、ゴメンナサイね)。 映画の中くらいは人間離れした超絶美女が見たいわー。
[映画館(字幕)] 7点(2013-09-14 22:32:03)(良:1票)
16.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
実はジブリ作品を映画館で見るのはコレが初めてなアタシ、実在の人物をモデルにした「最もジブリらしくない」作品っていう触れ込みだったんでどうかなーと思ってたんだけど…最近のジブリ映画は最初に大風呂敷広げすぎちゃって後半迷走ってパターンが多かった割に、このお話はよくまとまってて終わり方もイイ感じだったわ。 堀辰雄の『風立ちぬ』は未読なんでわかんないけど、このお話は基本的には零戦開発者である堀越二郎の半生を追ったドキュメンタリーで、恋愛関係のみ小説『風立ちぬ』だと理解すればいいのかしら?? …ただただ美しい飛行機が作りたかっただけなのに結局それが戦争に利用されてしまうっていうやるせなさと、最愛の菜穂子を結核で亡くしてしまう絶望感、それでも彼女の言葉に従って「生きねば」という結論に達する姿勢…そのあたりがとってもよく伝わってきてアタシはウルッとしちゃったわ。 でも…零戦とか旭日旗とかが出てくるから韓国とか中国の人が過剰反応しそうで心配ね。 戦争を美化するのが目的の映画ではないってことをちゃんとわかってくれるといいんだけど…。 あと!荒井由実の大昔の歌「ひこうき雲」が、この映画のために作られたんじゃないかってくらいの奇跡的なハマリ具合でビックリ!! ほんとエンディングまでキレイにまとめたわねー。
[映画館(邦画)] 8点(2013-07-20 21:28:19)(良:1票)
17.  華麗なるギャツビー(2013) 《ネタバレ》 
冒頭の「In my younger and more vulnerable years...」っていうトビーの台詞を聞いて、学生時代に読んだ原作がフラッシュバックのように蘇ったわ。 昔はアタシも若かったから、一途な愛を貫いたギャツビーとその彼をいとも簡単に裏切る悪女デイジーっていう印象だったけど、今回この映画を見て結局は階級の違う二人はどうしたって結ばれることはない運命だったのかな…と。 ギャツビーのデイジーに対する盲目の愛は一見純粋で美しいものに思えるけど、実は貧しい幼少期を過ごした彼にとってのデイジーは上流階級への強い憧れの一部に過ぎなかったのかも。 病的なまでの富への執着とデイジーへのストーカー並に強引な愛情はほぼイコールな気がするっていうか。 愛のない結婚生活に疲れたデイジーは、自分を猛烈に愛してくれるギャツビーに確かに惹かれてはいたと思うけど、ギャツビーが待ってくれって言ってたのに無視して金持ちのオトコとの結婚を選んだようなオンナだもの、どうあったってあの脳ミソ筋肉オトコと別れたりしないわよ。 上流階級の彼女がそんな体裁の悪いことするわけないし。 …ようやくデイジーから電話が来た!って思った瞬間に撃たれるラストはもちろん悲劇ではあるんだけど、ギャツビーにとってはある意味一番幸せだったのかも。 身分相応で満足するってホント大事なことね。
[映画館(字幕)] 7点(2013-07-07 08:38:47)
18.  アフター・アース 《ネタバレ》 
これは…SF映画でもアクション超大作でもなくって、ただのスミス家の思い出作りね! 完全にパニクっちゃってお猿さんに石投げるわ、アホみたいに走りまくるわの息子(ラッキィ池田にクリソツ!)にアタシはイラッ…いくらなんでもちょっと気が小さすぎじゃない?アンタ、もうちょっとしっかりしなさいよ!ってなもんで。 しかも!後半はパパ復活→息子救出に駆けつけて二人で力を合わせてクライマックス!みたいな展開なのかと思いきや、案外アッサリ息子も悟りの境地に達しちゃって、まさかコレで終わり!?みたいな。 ウィルったら結局ずっと横になってただけよね?? だけど…子供がある程度成長したら親ができるのはただただ見守ることだけ、いくら危なっかしいと思っても横から手出しはできない、子供を信じるしかないんだってことを意図してのストーリーだったとしたら…まあそれはそれでアリかなと。 この地球、全然まだ住めそうじゃない?とか、恐怖のみを感じとって攻撃してくる敵って…ずいぶん都合いいわねー!とかいろいろツッコミつつも、よその家の思い出作り映画を延々見せられた割にけっこう楽しんだアタシ…ジェイデンくん!いいオトコになってねー(完全に親戚のオバチャン目線ね、ホホ)。
[映画館(字幕)] 7点(2013-06-22 20:33:56)(良:2票)
19.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
トム・クルーズがどうも得意じゃないアタシ、「さすがに老けたわねー」とかイジワル思いながら見てたけど…まあ思ってたよりは面白かったわ。 …敵の宇宙人はなんで海水を欲しがってたのかしらね? サリーって呼ばれてたあのゾワゾワしたヤツが飲むのかしら??なーんて。 でも敵の意図とか目的がよくわかんないから、わざわざ地球人のクローンを作って監視させる必然性が見えなくって…正直アタシはちょっと気が散っちゃったわ。 海水が欲しいだけなら地球人なんて皆殺しにしといて好きなだけ吸い上げればいいんじゃ…みたいな。 それからあのラストは…どうなのかしらね?? ジュリア(オルガ・キュリレンコって真木よう子に似てない?)は49号じゃなくて52号でもいいのかしら? ってか彼が52号ってことは…他にも50人はクローンがいるわよね、きっと。 毎年のようにあの山小屋にジャック・ハーパーが現れたらどうすんの?? とかどうでもいいことが気になったりしつつも、まあアタシはけっこう楽しんだわ。
[映画館(字幕)] 7点(2013-06-15 20:57:26)
20.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
アラ、案外みんな評価低いのね。 確かに「アメリカのアメリカによるアメリカのための映画!」って感じではあるけど…王道の娯楽作品としてちゃんと成立してるし、ドキドキワクワクも感動もしてアタシは純粋に楽しんだけど? まあ地球のコンピューターウイルスがそのまんまUFOで使えるってのはどうなのかとか、テレパシー使って会話するような宇宙人のUFOが地球の戦闘機と大して変わらない操縦方法なのはナゼ??とかツッコミどころ盛り沢山!ではあるんだけど、たくさんいる登場人物それぞれにそれなりの見せ場を与えて、ちゃんとエンタテインメント作品に仕立て上げてるのはサスガ!っていうか。 ところで冒頭の宇宙船が地球の大都市上空に現れるシーンは、懐かしのアメリカSFドラマ『V』にソックリでちょっと笑っちゃったわ。 いっそダイアナが出てきたら面白かったのに!なーんて。 ホホ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-16 12:30:02)
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