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1.  旅情(1955) 《ネタバレ》 
これって…どうなのよ!? 悲しきオールドミス(死語?)の一人旅ってだけでちょっとキツイわねーなんて思ってたら、イタリア人伊達オトコとまさかのロマンス!! ジェーンのあまりの純情っぷりに「生娘じゃあるまいしそこまで恥らうことないでしょ、アンタ」とか思いつつも、途中までは微笑ましくってアタシも応援してたのに…まさか既婚者に騙されてたとはねえ。 奥さんとは別居中ってのもどうだか。 んでてっきりジェーンは突っ撥ねるもんだと思いきや、さすがのオールドミスも旅行中でタガが緩んじゃってるのか、一度は拒むものの結局は受け入れちゃうし…。 こんなのダメよ!私と付き合いたいならちゃんと奥さんと離婚してからにして!って言ってハッキリ断りなさい!!なんて思っちゃったアタシが古いのかしら?? ウーン、『旅情』か…旅の恥はかき捨てってこと? 原題から言うと夏の過ちってことなのかしら?? いずれにしても…アタシ的には共感しづらいお話だったわ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-06 19:45:22)
2.  第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 
いわゆる戦争モノが苦手なアタシ、この映画もずっと敬遠してたんだけど…そんな必要なかったわね。 アニマル&シャピーロのコンビには終始笑ったし、男どもが手に手を取り合ってダンスしてるシーンなんてとっても微笑ましくって。 …スパイもジェームズ・ボンドみたいのだったらステキだけど、プライスみたいに人の信用を裏切って平気な顔してるフレネミータイプは…ホント勘弁してほしいわ。 大体プライスってアメリカ生まれのアメリカ育ちなのにドイツ系移民だからってことでナチスに寝返ったんでしょ? アメリカにもちょっとくらい恩義があるんじゃないの??とか思っちゃうアタシが甘っちょろいのかしら…。 ところであのスパイ、『スパイ大作戦』のピーター・グレイブスだったのね! そう言われれば確かに面影あるわ、ウン。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-20 15:02:09)
3.  殿方ご免遊ばせ 《ネタバレ》 
この映画のブリジット・バルドーはホント超絶カワイイ!!!!! 体のライン丸出しの真っ赤なドレスに白いグローブで大公を誘惑したかと思ったら、キャメル・ワンピースにメイドエプロンでダンナをギャフンと言わせたり。 で挙句の果てにラストのウインク!!あれは反則よねー。 まさにキュート&セクシーの奇跡のコラボ!前世は絶対ネコだったに違いない!! ってことでブリジット・バルドーを見れただけでも大満足なんだけど、アタシはなにげにテンポのいいストーリーも気に入ったわ。 浮気癖アリのダンナにもちょっとくらいヤキモチ焼かせてやりたい!っていうブリジットの動機もカワイイし、それに翻弄されるオトコ共もお茶目でステキ。 どうしても高橋英樹に見えちゃうシャルル・ボワイエ(渋い声と眉毛がねえ)の軽めな演技も良かったし、ブリジット・バルドーの魅力を思う存分堪能するには最高の映画!かもね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-27 14:15:06)
4.  赤と黒 デジタルリマスター版 《ネタバレ》 
己の美貌を最大限に利用してのし上がろうとする美男子ジュリアン・ソレル…ステキねー。 オンナどもが彼の美しさに目が眩むのはまあ当然としても、ジュリアンがすごいのは男たちまでもしっかり魅了しちゃうとこよね。 自分がどうにかしてやらないとこの若者はダメになっちゃうんじゃ…って結局みんな手助けしちゃうっていうか。 たまにこういう人いるけど、これって前世から培った人徳かなんかなわけ?? もちろんジュリアンが才気あふれる好人物だったからってのは言うまでもないんだけど。 聖職者だろうと軍人だろうとなんでもいいから、とにかく下流階級から抜け出したいっていう野心を抱いた美青年ジュリアン、彼にひとつ落ち度があったとしたら、それはきっとオンナを本気にさせすぎたことね。 もちろん原作は貧困生活から脱出しかけた青年が結局ギロチン送りになる姿を描くことで、いくら頑張っても階級の壁を越えることはできない当時のフランス社会を批判したのかもしれないけど、この映画ではただただジェラール・フィリップの美しさが印象的で…。 あ、ダニエル・ダリューの思いつめた熟女っぷりがとってもステキだったのは言わずもがなよ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-23 15:18:49)
5.  恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 
結局最後まで救いはないのね…。 マリオったらせっかく大金を手にしたんだから普通に帰ったらいいのに…。 ニトロ運搬でビクビクしてたから帰りくらい思いっきり蛇行運転してやれ!って気持ちもわかんなくはないけどさ…。 緊張と緩和が程よい感じで廻ってくる後半はまさにサスペンスって感じでとっても良かったんだけど、前半はもう少しコンパクトにまとめてあっても良かったかもしれないわね。 スペイン語・フランス語・英語が飛び交う荒んだ町のカオス感や、後にあまりの恐怖でどんどん臆病になっていくジョーの元は豪胆な気質を印象付けるにしても…やっぱりちょっと冗長よね。 緊張状態が長すぎると集中力が切れてくるから、ハラハラドキドキ系の映画はできれば2時間以内に収めてほしいのよね、アタシとしては。 やたら疲れるしさ。 でも全体としてはホント面白かったわー。 救いのないラストも結局はああまとめるのが一番納まりがいい気がするし、度胸のあるヤツが一番評価される的な男子特有の友情もステキだったし。 ロイ・シャイダー主演のリメイク版はどんな感じに仕上がってるのかしらね??
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-02 14:45:21)
6.  死刑台のエレベーター(1958) 《ネタバレ》 
面白かったわ。 でも…どう考えても二人の幸せそうな写真は不倫の証拠にはなってもダンナ殺害の証拠にはならないわよね。 もうすでにジュリアンが全部自供しちゃってたんでしょうけど…。 「忘れ物して会社に慌てて戻ったらエレベーターに閉じ込められちゃったんです!」って言い張ればよかったのにねえ。 それにしてもあのバカップル! ヤツらさえいなければ今頃二人は幸せに…って違うか。 悪いことしたら必ずバレるってこと? うーん…イソップ物語じゃあるまいしフランス人がそんな教訓めいたことをわざわざ映画にするはずないわよね。 …服役後の自分の美貌の衰えを憂いながら「でも写真の二人はいつまでも一緒…」って虚ろな瞳で呟くジャンヌ・モローの強烈な存在感! 完全に狂っちゃってるわ。 …ってことでこの映画のテーマも結局はフランス人お得意の「愛の狂気」なんでしょうね、きっと。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-18 13:58:32)
7.  帰らざる河 《ネタバレ》 
アラ、案外評価低いのね。アタシはけっこう好きよ、こういう映画。ちゃんと女優してるマリリン・モンローがとってもステキで、アタシは終始ケイ目線だったわ。荒くれ男どもしかいないすさんだ町からどうしても抜け出したかったケイが、詐欺師のようなクズ男につい引っかかっちゃったのはまあ理解できなくもないし、その後の彼女の心情の変化もマリリンの演技でよく伝わってきたわ。助けてくれた父子から馬とライフルを盗む恋人ハリーの姿を見た時点でケイは気づいてたと思うのよね。ああ、この男はダメだなって。そっから先、彼女がハリーを擁護するのは、曲がりなりにもそれまで付き合ってきた人に対するわずかな情けと、自分の男を見る目の無さを認めたくないっていう意地だけ。結局クズ男は最後までクズのまま殺されちゃうわけだけど、問題はその後よ。そのまま父子とくっついても良さそうなもんなのに、結局自分は商売女でしかないってことを認めるかのように、ケイは赤いハイヒールを持って酒場に入って行く…ココが健気でねえ。彼女が酒場で歌う「帰らざる河で失った恋」は間違ってもクズ男のことじゃないわよ!口ベタだけど逞しくて心優しいマットに惚れてるのに「幸せな父子を私のような商売女が邪魔するわけにはいかない」ってことで泣く泣く諦めてるのよ。そこへマットが入ってきてケイを強引に攫っちゃうんだからキャー!!ってなもんで。見てるアタシまでキュンキュンしちゃったわ。…赤いハイヒールを捨てていったケイはきっと問題なくマット&マークと慎ましやかな家庭を築けるわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-13 17:48:15)
8.  めぐり逢い(1957) 《ネタバレ》 
とってもステキだったわー。 お互い恋人のいる身でありながら運命の人に出会ってしまって…っていう展開は思いっきりベタっちゃベタなんだけど、色男だけどちょっぴりお茶目なケイリー・グラントと、サバサバしてるけど圧倒的な気品と美貌を誇るデボラ・カーのおかげでとっても自然だったわ。 でも…交通事故に遭って待ち合わせに行けなかったってことは、やっぱりちゃんと伝えるべきだとアタシは思うのよね。 だって理由が分からないのって一番残酷じゃない?? 最後ニッキーが気づいてくれて本当に良かったわね。 それぞれの元恋人、ケンとロイスもとってもいい人たちだし…あのお二人にもちゃんと幸せになってほしいわ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-06 15:09:09)
9.  ジャイアンツ 《ネタバレ》 
アメリカの中でも独特なテキサスという土地が歩んできた歴史を、女性の自立問題とかメキシコ人への差別問題なんかも絡めながらベネディクト一家の変遷を通して壮大に描いたこの映画、ちょっとアレコレ欲張りすぎな気がしないでもないけど、さすがに見応えのある超大作だったわ。 でもアタシが何気に一番新鮮に感じたのは、自立するにつれて思い通りにならなくなる子供たちに悩む普通の両親の姿を、大スターのロック・ハドソンとエリザベス・テイラーが老けメイクまでして見事に演じきってることかしら。 戸惑いながらも子供たちに新しい価値観や生き方を教えられる親の姿を、まさかこの美男美女2人が演じるとはねえ。 ってことで家族ドラマとしてもけっこうな良作だとアタシは思ったわ。 そしてジェームズ・ディーン! 石油で大儲けしても結局最後まで満たされなかったジェットの姿は、この映画が遺作となった彼自身とどことなく重なってなんだか切ないんだけど…どこか屈折したような、脆さを秘めた哀愁漂う役柄はやっぱり御手の物よね。 …勝手に複数形にしちゃった日本語タイトルはやっぱりちょっと残念…でも映画史に残る作品であることに変わりはないわね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-24 16:52:13)(良:1票)
10.  羅生門(1950) 《ネタバレ》 
日本語なのに字幕がほしいと思ったのはアタシだけ?? まあしばらくしたら耳が慣れてきたけど。 ストーリーは予想以上に面白くって引き込まれちゃったわ。 羅生門のシーンで「サッパリわからん」とか「こんな不思議な話は聞いたことない」とか、えらくハードルあげるから心配になっちゃったけど…確かに不可解な話よね。 同じ出来事を語っても人間は自分の都合のいいように脚色したり嘘ついたりするからねえ。 しかもそれが無意識だったりするからタチが悪いっていうか。 まあでもオトコの嘘はタカが知れてるけど、オンナの嘘はえげつないわよー。 京マチ子の嘘なんて、あの麻呂みたいな眉毛もあいまって不気味以外のナニモノでもないわ。 不気味さで言えば巫女もキョーレツだったけど。 …賛否両論のエンディングからするとこの映画のテーマは「性善説・性悪説」なんでしょうけど、戦後まもなく作られた純日本産の法廷モノとして見るとこれまたけっこう感慨深いっていうか…貴重な映画よね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-03-31 16:12:25)
11.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
最後のクリプトン軍医の言葉にもあるように「戦争=狂気(madness)」というのがこの映画のテーマなんでしょうね。 捕虜収容所という極限状態では、なにかしら目的を持ってそれに突き進んでいないと精神的におかしくなってしまう…『大脱走』では脱走そのものが目的だったけど、脱走ががほぼ不可能なこの地では橋の建設がイギリス兵たちの心の拠り所になったわけで。 橋の建設自体は敵である日本兵に加担することになるにもかかわらず、ニコルソン中佐のもと捕虜たちは立派な橋を建設して、実際そのおかげで兵たちは正気を保って軍の規律も守られたし、敵である齋藤大佐とニコルソン中佐の間には橋を介して奇妙な友情さえ生まれてたと思うわ。 ただ…どれだけ独房に入れられても信念を曲げなかったニコルソン中佐なのに、みんなで困難を乗り越えて完成させた橋が爆破されるとなると正常な判断ができず、味方であるはずのイギリス兵の邪魔をして、敵であるはずの日本兵に爆弾の存在を知らせてしまう…。 強い精神力を持っていたはずのニコルソン中佐も、気づかないうちにこの橋(=捕虜たちのプライドの象徴)に依存してたんでしょうね…。 人間の精神は、戦争のような極度のストレスを耐えうるようにはできてない…まさに「戦争=狂気」なんだと思うわ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-16 13:05:39)
12.  ハーヴェイ 《ネタバレ》 
ほのぼのしてていいわねー。 中年のオッチャンが目に見えない巨大なウサギを紹介してきたら間違いなく気味が悪いし、アタシもヴィータのように精神病院に相談に行くかもしれないけど、ちょっと待って!! ハーヴェイが見えるってことはある意味「選ばれし者」ってことなんじゃ…。 だってエルウッドは終始悩みゼロで幸せそうだし、院長先生も見えるようになった途端にいい人になっちゃったし。 タクシー運転手の話じゃないけど、この世知辛い世の中イライラしながら正気でいるよりも、ハーヴェイとお友達になったほうがハッピーな人生を送れるかもね。 「ハーヴェイが見える=気が触れる / ボケる」なんて思って見るといろいろ考えさせられたりもするけど…この映画の場合、あんまり深く考えずほのぼのした気持ちで見るのが正解でしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-15 15:36:15)
13.  花嫁の父 《ネタバレ》 
ひとり振り回されるパパの姿がなんともカワイイ映画だったわ。 大昔の映画だけど娘を嫁がせる父親はきっと今も昔も変わらないんでしょうね。 披露宴に誰を招待するとか、どの程度の料理を出すとか、嫁入り道具はどうするとか、差し迫った現実に忙しく立ち回ってる間は気も紛れるし、それなりに意見の食い違いもあったりして淋しさを実感する暇もないけど、いざ教会で娘の手を婿に譲ると「もうウチの娘じゃなくなるんだな…」ってしみじみ感じちゃうんでしょうね。 パーティー中もバタバタしちゃって結局娘と言葉を交わせずってのも妙にリアルだし、宴の後のパパの脱力っぷりったら…ホント気の毒になっちゃったわ。 でもケイは偉いわよねー、ちゃんとパパのこと気遣って電話してくるんだから。 あれでだいぶパパは救われたわよー。 …まあエリザベス・テイラーみたいなキレイなお嬢さんだったら、どのみち嫁がせるのはツライでしょうけど。 ホホ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-20 14:41:23)
14.  熱いトタン屋根の猫 《ネタバレ》 
なんの前情報もなく美男美女を期待して見たアタシは、あまりにシリアスなお話に途中まではちょっと後悔すらしてたんだけど、ラストはそれまでの展開が嘘のように晴れやかで悪くなかったわ。 ブリックとスキッパーの不自然なまでの友情にコイツラ絶対ゲイよっ!と思って見てたら、やっぱり原作はそういう設定だったのね。 性に揺れ動く青年時代に突然の親友スキッパー(ゲイ)の自殺、ブリック(バイ)は全部マギー(女)のせいだ!と思うことで現実逃避する、みたいな。 その一方で遺産がらみの醜い争いから、嘘で塗り固められた家庭の真実も明らかになるっていう展開なわけだけど…アタシに言わせりゃこんなの全然普通よ! 豪快なパパも冷徹強欲ジジイだなんて全然思わないし、健気なママはダンナの愛に飢えてるマギーとどこかしら重なるし、長男グーパーはただのお人よしだし。 強いて言えばブリックがあまりにナイーブすぎるのと、長男の嫁メイがビックリするほど頭も性格も悪いってだけで。 それにしてもお人形のようなエリザベス・テイラーとギリシャ彫刻のようなポール・ニューマンの美しさったら! 早く赤ちゃん作って嘘をホントにできるといいわねー。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-27 16:34:38)
15.  ライムライト 《ネタバレ》 
無知なアタシは「チャップリン=無声映画」だと思ってたんで、冒頭で女の子が喋ったとこでビックリ仰天! えっ、台詞あるの!?みたいな。 しかもコメディじゃないし!! 予期してなかっただけに、切ない展開になかなか対応できなかったわよ…。 かつてはイギリス随一と言われた道化師が年とともに落ちぶれて…ってのが、チャップリン自身とどうしても重なってやるせないわよね。 再起をかけた舞台のために踊り子テリーがサクラを手配するあたりも、良かれと思ってやってるんだろうけどとっても残酷だし…。 最後の拍手喝采は本物よね? サクラじゃないわよね?? …大歓声に包まれて、大切なテリーの素晴らしい踊りを見ながら舞台袖で逝けたのは、一応ハッピーエンドと捉えていいのかしら? ってかそう思わないとちょっと切なすぎるわ…。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-12-10 21:20:49)
16.  バス停留所 《ネタバレ》 
とびっきりセクシーだけどちょっぴりおバカでコケティッシュ!っていう役柄ばっかりだったマリリン・モンローが演技派に転身しようと頑張ってた頃の映画なのね。 基本的なキャラクターは変わってないけど、ちゃんと女優してるマリリンを見るのははじめてだったんで、最初はちょっと戸惑っちゃったわよ。 頭カラッポな金髪美女をやらせたらピカイチなマリリンはそれだけで唯一無二の存在なはずなのに、彼女自身は演技派女優になるためにもがいてたなんてなんだか皮肉ね。 アタシはこの映画のマリリンも悪くないと思うけど、世間のイメージはやっぱり前者だろうしねえ。 映画自体は全体的にお気楽っていうか微笑ましくって、これでもかってくらいのハッピーエンドにはアタシもなんだか幸せな気分になっちゃったわ。 ボー役の俳優さんは終始ジム・キャリーにしか見えなかったけど。 ホホ。 ところで、ヴァージはあの後どうしたのかしらね? ボーに触発されてあの女主人を口説きにかかるのかしら??なーんて。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-21 22:56:54)(良:1票)
17.  真昼の決闘 《ネタバレ》 
なんだかとってもやるせない映画ね。 ラストは結局ミラー一味をやっつけて一件落着!なはずなんだけど…保安官のバッジを投げ捨てて町を出ていくケインの苦々しい表情が見てて可哀想で…。 でも、最近の暴力団追放運動とかもそうだけど、悪者のおかげでいい目を見てる連中も必ずいるわけで、そう簡単に善か悪かですべてを分けられないところが社会の難しいところよね。 この町の住人のようにいざとなると世間は冷たいし。 そういう意味では、この映画は西部劇だけどリアリティがあって、なかなか考えさせられたわ。 ところでハーヴェイ役のロイド・ブリッジスってジェフとボーのお父さんよね? やっぱ似てるわねー。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-14 15:34:04)
18.  アフリカの女王 《ネタバレ》 
アタシの正直な感想は「期待してたほどじゃなかった」かな。 名優二人の共演なんで、一体どんなに素晴らしい映画なんでしょ!?って思って見たんだけど…ちょっと残念だったわ。 イヤ、もちろん『カサブランカ』とはまるで違うハンフリー・ボガートも、淑女だけどお転婆って感じの役をやらせたらピカイチのキャサリン・ヘプバーンもとっても素晴らしかったんだけど、ストーリーがあまりに冗長で…ちょっぴり途中で退屈しちゃったのよね、アタシ。 でもこの映画、撮影そっちのけでハンティングに興じてた監督さんにキャサリン・ヘプバーンがブチ切れたって逸話があるらしいけど、その割にはキッチリ仕上がったみたいで良かったわよねー。 って感想もどうかと思うけど。 ホホ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-02 21:57:08)
19.  百万長者と結婚する方法(1953) 《ネタバレ》 
正直な感想を言わせてもらえば…アタシはちょっとガッカリかなー。 男前なローレン・バコールと元祖おバカ系セクシー女優マリリン・モンローの共演作品ってことで、見る前から期待しすぎちゃったってのもあるんだけど…。 もちろん女優陣の美しさとファッションを見るだけでも楽しいっちゃ楽しいんだけど、三組のカップルのお話が同時にあっちゃこっちゃで展開するんで結局どれにも集中できなくって、せっかくのローレンのサバサバした魅力もマリリンのお茶目セクシーな可愛さも十分に発揮できずに中途半端で終わっちゃったような気がするわ。 三人目の女優さんは美貌も演技もやっぱりちょっと見劣りしちゃうし…なんだかいろんな意味で勿体ない映画って感じ。 もっと活かせたと思うんだけどなー。 とか言いながらアタシもそれなりに楽しんだんだけどさ。 ホホ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-02 16:21:55)
20.  裏窓(1954) 《ネタバレ》 
これはまさにヒッチコックの本領発揮!って感じの映画ねー。 主人公ジェフが足を骨折していて動けないっていう設定から、ジェフのアパートとその裏窓から見える中庭っていうごく限られた空間のみで展開していくのに、そんなこと全然気にならないどころか、むしろそのおかげで身動きできないジェフのもどかしさが余計に感じられてドキドキ感倍増よ! 最初はジェフの話を「バカバカしい」ってな感じで聞き流してたリザも、しまいには犯人の部屋に単身乗り込んじゃうんだから、「モデルの君が中東の戦地なんか行けないだろー?」ってなことを言ってたジェフも少しは考えを改めたんじゃないかしら?なーんて。 終盤は畳み掛けるようにハラハラドキドキな展開で、これぞまさにクライマックス! サスペンス映画に必要不可欠な緊張と緩和のバランスも完璧よ! そして何よりグレース・ケリーの美しさ!!! ヒッチコック好みの完璧なクールビューティっぷりで、そらモナコの王子様も惚れるわってなもんよ。 ホント、お見事な映画だったわー。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-29 14:55:22)
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