1. 君の名は。(2016)
流行った時には見逃していて、10年の時を経て、プライムビデオで初見 ストーリーも素敵だし、アニメもきれいだし、素晴らしい作品 ただ二人の気持ちが深まっていったり求めあったりする感じが、今一つうまく描かれていないように感じてしまったため、作品に入りきれなかったです また、新海監督の作品全体にある、平成のジェンダーに満ちている感じが、あまり好きになれませんでした ただ、これは、2010年代を描いた作品だからといえば、それまでなのですけれど 細かいところだけど、時代背景からいって、長野の田舎の女子高生の三葉があんなふうにスマホを使っているのも少々違和感 [インターネット(邦画)] 6点(2025-04-24 12:22:27) |
2. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 最初に観たときは、あーなるほど!これはうまく作ってるし、やられちゃったなあ、と思った・・・ことを覚えているのだが、どんな映画だったかを全く忘れてしまったので、7年ぶりに久しぶりに見直してみた しかし、「え、だからなんなの?」という感覚しか生まれなかった 素人製作の動画のような、いまいちの動画をみせられたうえで、それの舞台裏(というには「舞台」すらない感じだが)みせられて面白いわけないじゃん、という感覚。 察するに、この8年間、utubeの日常化によって、素人っぽい映像が私の中では飽和状態になっていて、そうした映像を流して観る習慣ができてしまったからではないかと思う ぜひ、みなさんもアフターコロナの時代に、この作品を再度確認してみてほしい ほんとつまらんよ (初見7点+2回目0点→3.5点切り下げて3点) [インターネット(邦画)] 3点(2025-04-24 10:16:35) |
3. 名探偵コナン 純黒の悪夢
シリーズでも、これが一番好きという人も多いと思う 冒頭のカーチェイス(首都高~レインボーブリッジ)から、降谷と赤井さんの登場で魂を持っていかれたかと思うと、記憶を失ったキュラソーと少年探偵団とのせつない交友と・・・ 赤井さんさんが降谷を助けるのも素敵だし、二人のOne on one fight「狩るべき相手を見誤るな」からの~コナンを交えた三人でのコラボの中での松田陣平のエピソード! 謎解きやサスペンス要素がないけれどその分アクションはド派手 そもそもコナンは謎解きがウリじゃないですからね(私感) 個人的にちょっと残念に思うのが、重要な舞台となる二輪式の観覧車 別々の景色が楽しめますとか言っていたと思いますが、普通の観覧車の景色の半分しか観れなくていまいちの欠陥観覧車なんでは? (韓国ソウル上岩洞に世界初二輪交差の大観覧車ができるんだそうだけど) [インターネット(邦画)] 6点(2025-04-23 20:59:28) |
4. 名探偵コナン 紺青の拳
コナンの魅力が上手に詰まった一作。 謎解き要素もサスペンスもアクションも、コナンらしいし、園子のかわいさ、蘭のいやらしさと強さも描かれていて、小五郎もいねむりする 映像も音楽も素敵だと思います。 難点と言えば、みんな英語がめちゃめちゃ下手くそなところ シンガポールイングリッシュを話せとはいわないが、ここまで下手くそなら、普通に日本語でやりとりすればいいだけなんじゃないですかね 日本の昨今の俳優さんの大根ぶりに比較して、日本の声優さんはなかなか上手と思ってますが、英語をしっかり話そうというプロ意識はないんですね、残念 [映画館(邦画)] 6点(2025-04-23 19:33:49) |
5. 名探偵コナン ゼロの執行人
《ネタバレ》 安室さんがコナンに協力してもらうためだけにおっちゃんを逮捕してしまうというラストが腑に落ちず、後味が悪く作品 本物のファンは何回も観に行く 一度しか観なかった私には、無茶苦茶なカーアクション&定例のコナンキックの展開についていけず、正直楽しめなかったです [映画館(邦画)] 3点(2025-04-23 17:29:13) |
6. ギリシャに消えた嘘
原作は読んでいないのですが、申し分ないんじゃないかと想像します リプリー・太陽がいっぱいや見知らぬ乗客なみの奥行きと緊張感はなんとなく感じるんです ヴィゴ・モーテンセンはもちろん、オスカー・アイザックはよい芝居をしています デイジー・ベヴァンは本当に美しいです だけど、なんだか切れがないんですよね キルスティン・ダンストが冴えない(演技もルックスも)だけじゃない 演出とか脚本とか監督のせいなんですかね? 1960年代を感じさせないし、なんだかよくわからないけど、緊迫感なく、だらだらと話が続く感じです この原作でもう一度ちゃんと撮ってほしいと思います ヴィゴ・モーテンセンが現役のうちに、ぜひ [インターネット(字幕)] 4点(2025-04-19 22:38:59) |
7. ボヘミアン・ラプソディ
クイーンやフレディマーキュリーって、こんなだったんだねーっていう情報の方に圧倒されて、フレディをよくここまで演じ切ったなあという感想にはあまり至らなかった クイーンが色モノだったなんて1ミリも感じてなかったもんなあ あの時代のエイズへの恐怖も今になると、不思議な感じがする TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて視聴 [映画館(字幕)] 7点(2025-04-17 23:49:46) |
8. はじまりへの旅
ヴィゴ・モーテンセン主演ということで視聴 ストーリーや脚本の説得力の無さを、俳優の演技でカバーしてる、という感じでしょうか 妻との関係とか出会いとか、なんであんな教育になったとか、多分設定にはあるんでしょうが、脚本的には全て無視して、俳優さんのお芝居でなんだかお話の世界に引き摺り込まれました きちんと育つって重要だな、この作品のテーマとは多分全然違う妙な感想を持ちました [インターネット(字幕)] 6点(2025-04-17 21:45:12) |
9. グリーンブック
使いつくされたプロットでも、脚本と俳優がしっかりしていると、十分魅力的な映画になるという典型的な映画 (実話に基づく、という付加価値があるにせよ) 個人的にはシャーリーのゲイ行為やシャーリーの生まれ育ちをもうちょっと掘り下げたほうが、映画に深みと共感性が出たのではないかと思う ヴィゴ・モーテンセンって、ロバートデニーロ以上の怪優ではないかとひそかに思っている [インターネット(邦画)] 7点(2025-04-17 13:30:37) |
10. この世界の片隅に(2016)
日本人の戦争観のベースにある「被害者意識」 第二次大戦が末期になるまで、侵略や戦争に一抹の不安を抱いてた人はいたんだろうが、庶民の多くは戦争の成果を期待し、メディアや軍そのものを強力に後押ししていた それなのに戦争が敗れると、打って変わって、国民みんなが、こんなはずじゃなかった、騙された、こんな酷いことになったのは誰かのせいだ、自分たちは被害者だ、と醜悪にも豹変した そんな醜い姿を、繰り返し繰り返し正当化して美しく描いてきた各種メディア もうそろそろやめてほしいのに、相変わらず、まだこんなのが再生産している ほんとやめて欲しい 祖父母の時代には振り返れられなかったとしても、もう振り返るべき 隣国の人々に不当な嫌がらせや、嘘八百を捏造されるのも、こんな日本人の浅はかさがあるからじゃないのか [インターネット(邦画)] 0点(2025-04-13 06:48:08) |
11. 顔のないヒトラーたち
真実や正義に敬意が払われるということは、本当に大切なことだと思う 映画的には、後半のヨハンの心の動きについていけず、息切れした感じがする [インターネット(字幕)] 5点(2024-11-22 01:19:31) |
12. アルゴ
作品自体はとてもスリリングで面白いのですが、そもそもアメリカの謀略でパーレビが残虐非道の限りを尽くしていたからこんなことになったとに、という気持ちがぬぐえず、しかも外交官の人々(彼らもパーレビに大なり小なり加担していたはず)が何らそれを内省していないというのは、今の時代の鑑賞にはとても耐えられない。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-12-13 09:34:53) |
13. スノーデン
久しぶりに途中で飽きないで,眠くらならないで一気に見られました.アメリカの彼女以外,全員本物の方が外見が魅力的なのは,ちょっと笑えました.リベラルってやっぱりお金持ちなんだなあ,という妙な感心をしました. [映画館(字幕)] 7点(2017-03-07 20:35:58) |
14. ジャッジ 裁かれる判事
単調な脚本でも,役者がうまく演じれば,人に感動させる内容になるんだという代表的な映画.ロバート・デュヴァルとビリー・ボブ・ソーントンの二人がわきを固めているので安心感がありました. [DVD(字幕)] 7点(2017-01-01 21:41:16) |
15. 独裁者と小さな孫
楽しくみることができましたが、もう少し深められるプロットではないかと思いました。独裁者やその国の背景が、たぶん敢えてだと思いますが、ほとんど書き込まれていないために、ちょっと平板な印象でした。 [映画館(字幕)] 5点(2016-04-24 09:29:29) |
16. スポットライト 世紀のスクープ
カソリックの仕組みとかアメリカ社会に対する一定の理解がないと、ちょっと混乱するように思いますが、テンポよく下敷きにしたという「大統領の陰謀」に迫る力作でした。映画というよりドキュメンタリーをみているようで、男優女優のレベルの高さにため息です。カソリックの男子校中高に通い、身近に神父それも多くは欧米人神父に接していた者とすると、そんな神父はいなかったかな~昨今の神父の人材不足も大きいのかなあとも思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2016-04-24 09:26:22) |
17. 007/スカイフォール
昔の007に比べれば、社会や人を映して複雑で、見る価値のある映画だが、MI6がVAIO使っているのだけはいただけない。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-03-21 22:25:18) |
18. リリーのすべて
終盤のヴァレイの抑圧された風景に、リリーの心的風景を重ねて、思わず涙してしまった。オスカーをもらったアリシア・ヴィキャンデルの演技が、アールデコというより、現代風なのが浮いていたようにしか思えなかったところが残念であったが、素敵な映画でした。 [映画館(字幕)] 7点(2016-03-20 00:21:50)(良:1票) |
19. マラヴィータ
休日ののんきな時間に見るのにはぴったり。ミシェルファイファーの歳のとり方はいいね。ダイアナ・アグロンも27歳とは思えない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-30 23:38:13)(良:1票) |
20. 17歳(2013)
シャーロットランプリングの登場で、ようやく重厚な説得力が生まれた。 彼女がもう少し早く生まれていれば、オゾンの映画にもっと参加し、オゾンの映画がもっと深まるのに、と思う。 [DVD(字幕)] 7点(2016-01-24 20:45:22) |