1. 私がクマにキレた理由
ナニーという言葉を初めて知ることに。調べてみると保育・看護の資格を持つ家庭保育のプロだそうで。 アニーは大学卒業後のバイト感覚で、きりきり舞いの奮闘ぶり。 本作の肝はミスター&ミセスXご夫婦かと。子供に対しての衣食住は豪華であっても愛情はおざなりでナニー任せ、自身の仕事趣味付き合いが最優先。お金が無いより有るほうが良いとは言え有るだけでは子供の人格に悪影響を与えるのを考えさせられます。 ヘンな邦題の意味が分かるシーンがクライマックスではありますが、あっさりとハッピーエンドに向かうのに物足りないのを感じたところです。 [DVD(字幕)] 7点(2025-06-22 23:30:09)(良:1票) 《新規》 |
2. デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~
ネタバレ スパイと言っても産業スパイ。ライバル社の新商品情報を盗み出す、画期的と言われる製品が発毛剤・・・とはチープな設定。 株主総会でのポール・ジアマッティがアル様を思わせる迫力でしたが、してやったりがしてやられたのを悟った姿がもう少し見たかった。 同じく騙したつもりがチョイと騙されたクライヴ・オーウェン&ジュリア・ロバーツ、ご両人の絡みがメインの小品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2025-06-22 23:05:13)《新規》 |
3. 幻影師アイゼンハイム
ネタバレ 15年越しの身分違いの恋を成就させた結末に唖然。あんたら二人だけが幸せに暮らせると思うなよ! 血圧急上昇。 確かな存在感を見せたポール・ジアマッティではありますが、ラスト笑ってる場合と違うでしょうに、皇太子への忠誠心は無かったという事ですね。 ちゃぶ台返しの後味悪さが極まれる残念な作品。 [DVD(字幕)] 4点(2025-06-22 01:01:49)《新規》 |
4. シンデレラマン
ロッキーとは違ってジム・ブラドックは実在人物だとか。 大恐慌時代で妻子4人を養う為の金策の過酷さが身に沁みます。不言実行の男をラッセル・クロウが淡々と演じます。 彼を支える口八丁手八丁のジョーをポール・ジアマッティが熱演、私的に今現在で彼のベストパフォーマンス。 決戦模様の間延び感がやや残念。 レネー・ゼルウィガーの台詞回しが個人的に癇に障ったのがかなり残念。 [DVD(字幕)] 7点(2025-06-22 00:48:01)《新規》 |
5. シューテム・アップ
クライヴ・オーウェン天下無敵の大暴れで埋め尽くされた作品。捻りをアピールしたような脚本は空回り。 ポール・ジアマッティ引き出しの多さを見せつける少しお茶目な悪党ぶりが印象深い。 お肌の荒れと共に華に欠けるモニカ・ベルッチが残念。 [DVD(字幕)] 5点(2025-06-22 00:17:44)《新規》 |
6. サンダーパンツ!
バナナマン日村似の少年が、人生最悪&最良の日々を過ごしながら、弱点を武器にして夢を叶えるというありがちな物語をオナラがモチーフという有り得ない設定で描かれている珍作。悪ふざけに走ることなくスリムなポール・ジアマッティを始めとして皆が生真面目に演じているのに好感。 [DVD(字幕)] 6点(2025-06-21 23:17:01)《新規》 |
7. ストーリーテリング
ネタバレ 事実を元にしているフィクションパートは何が言いたいのか不明な観るに堪えないシロモノ。 ノンフィクションパートも湿度100%の不快な登場人物のやりとりが堪らない。 まだしもマトモそうに見えた家政婦の復讐がムチャクチャでウンザリ。 これを作り上げて上映して支持を得られると思ってるのだろうかドキュメンタリー作家さん。 監督の持ち味発揮だそうで。だったら他の作品は観ないでおきます。 [DVD(字幕)] 3点(2025-06-18 16:07:04)《新規》 |
8. ビフォア・サンセット
レンタルしたものを観ずに返却するのは勿体ないと貧乏くさい理由で鑑賞。 9年経ったというのは二人の顔で実感出来ますが、ペラッペラな語りは当時のままの青臭さでアホクサとしか言いようなく。 共に被害者ヅラで過ぎた事をウダウダウダウダウダウダと。女の言い分が聞くに堪えない。ホッチキスで唇を留めてやりたい。 妻子持ち男の小娘のような未練たらしさも耐え難い。 退屈で血圧上がりっぱなしのひととき。しんどかったですわ。 [DVD(字幕)] 1点(2025-05-07 15:14:40) |
9. チャーリーとチョコレート工場
ネタバレ 映像、キャラクター、ストーリー共に突き抜けていて面食らいました。 4人の子供が実に嫌らしく制裁を受ける姿にはクスッとさせられましたが、その後の歌と踊りは蛇足だったかと。 そしてその親たちの個性も物足りない。(どこかで見た事あると思ったベルーカ父がダーリントン卿だったのに驚き) 最終的に抹殺ではなかったところに好感。 チャーリーとその家族、ウォンカ親子の対比はベタながらも単なる奇天烈作品ではない事を感じたところ。 ジョニー・デップ、御大クリストファー・リー、ヘレナ・ボナム=カーターの手堅い演技以上に、大量発生のウンパ・ルンパが印象に残ります。トータルで楽しめた良作です。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-04-26 17:38:55) |
10. 夢見る頃を過ぎても
五十路キャシー・ベイツのアップに耐えるキュートなお顔が素敵。歌もお上手でした。 彼女が憧れるジョナサン・プライスのおば様を虜にさせる胡散臭さもなかなかのもの。 2回の出番で歌うジュリー・アンドリュースも印象的。 ボケないダン・エイクロイドは没個性で魅力薄。 大阪コミコンでのマッツ・ミケルセン2ショット撮影会に今年も行けないお金も行動力も無いワタシには羨ましいお話でした。 [DVD(字幕)] 5点(2025-04-12 23:04:32) |
11. ザ・プロフェッショナル
詰将棋の達人のような犯罪の計画と実行を71歳ハックマンほぼ出ずっぱりで見せてくれ健在ぶりに拍手。 彼の貫禄がサム・ロックウェル&レベッカ・ピジョンの小賢しさを際立たせているのが流石。 ごちゃついた展開はそれなりに楽しめたものの、大技一発大逆転を見たかった気がします。 [DVD(字幕)] 7点(2025-04-01 23:50:33) |
12. エネミー・ライン3 激戦コロンビア<OV>
ネタバレ 2に続いての鑑賞で「あら~お久しぶりっ」スティーヴン・バウアー。即退場ってそんなアホな・・・と思ったらさにあらず。まぁまぁ美味しい役どころだったのに点数の全てを。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-30 18:32:27) |
13. エネミーライン2 -北朝鮮への潜入-
ハックマンが出演していないせいなのか重厚感に欠ける作品でした。 韓国大使の置かれた状況の生々しさと、「あら~お久しぶりっ」なピーター・コヨーテに加点。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-30 18:18:58) |
14. エネミー・ライン
ハックマンが演じてきた数々の権力者の中で本作は実直で野武士のような佇まいが絵になっています。流石としか。 「逃走中」のような展開は派手なドンパチ模様でしたが、絶対に被弾しないのを始めとした都合よさにハラハラのハの字もなく。 [DVD(字幕)] 6点(2025-03-29 22:54:16)(良:1票) |
15. ムースポート
二期勤め上げた大統領が別荘所在地での町長選挙に出馬して町の配管工と対決する。類を見ない設定でロマンスも絡めた脚本はお見事。ハックマンは大統領役が板についていて、可笑しくも心地良いひとときでした。あらゆる役柄に全力投球した40年に亘る役者人生の最後を飾るに相応しい良作でした。 [DVD(字幕)] 8点(2025-03-27 14:23:18) |
16. リプレイスメント
アメフトものとして王道の作り。大男同士の肉弾戦の迫力、この歳になってもやっぱりコーフンします。 パチーノのカリスマぶりには及ばないものの、ハックマンの存在感も流石。 一瞬「あ、朝青龍? そんな訳ないか」ビックリした力士の突進が印象深い。 キアヌ・リーブスのQBもサマになっていて爽やかぶりと併せて好印象。 最後まで楽しめた良作。 [DVD(字幕)] 7点(2025-03-23 11:33:54) |
17. アンダー・サスピション
ネタバレ 名士でありながら性癖をさらされ、妻に見限られ、「決めつけデカ」に追いつめられ自白に至る。冤罪とはこうして作られるものなのか。 ジーン・ハックマン流石の演技力(+1点)ではありますが、単調な展開に興に乗れないまま迎えたやっつけ仕事にもほどがある結末に呆れ果てるところです。 [DVD(字幕)] 4点(2025-03-23 10:33:33) |
18. セルラー
粉々にされた電話器を何とかしてたら携帯に繋がった。「ヘッ???」 野暮であり、それを言っちゃぁ話が先に進みまへんわ、ではありますが、小気味よく展開していく中でちょいちょい頭によぎったのが残念。 まさかのアクションでの身のこなしがサマになっていたウィリアム・H・メイシー > 胸糞極まる悪党ジェイソン・ステイサム > シワシワ泣き顔のアップに於いても貫禄あるキム・ベイシンガー、各々が印象深い好演でした。 洒落たエンドロールに+1点。 [DVD(字幕)] 7点(2025-02-16 14:36:26) |
19. ロード・トゥ・パーディション
ネタバレ 以前に鑑賞していますが、ポール・ニューマン出演以外全て忘れています。 トム・ハンクス、スタンリー・トゥッチ、ダニエル・クレイグ、ジュード・ロウ、キアラン・ハインズ他演技達者が揃っています(当然ながら皆お若い!) ニューマンとハンクスそれぞれの子供(ニューマンとハンクスは他人ながら親子のような関係)との関わりを軸足として、エグさ控え目の復讐ドンパチ模様は添え物に思えます。 二人の最期ではキャリアラストパフォーマンスであったニューマンのそれが沁みました。 バカでも息子は息子、息子の不始末の落とし前をつけるずぶ濡れでの立ち姿、その背中は小さくてやるせない姿でありました。 「お前でよかった」(熱)嘗てのアル様の台詞が浮かびました。 サム・メンデス、コンラッド・L・ホール名コンビによる良作です。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-02-02 17:51:27) |
20. マイ・ボディガード(2004)
ネタバレ デンゼル・ワシントンの水泳レッスンからの1位獲得は実の親子のようで良かったのですが。 ピタの遺体の描写が無いので、昔で言うヘイズコードに配慮したのだろうか、モヤモヤしてました。 なので積み上げた積み木を自らひっくり返るような展開に呆れてしまいます。 その最期にも感慨無く。 クリストファー・ウォーケンはフェードアウトしてしまい、お懐かしやミッキー・ロークも見せ場無しで ガッカリ度合いが大きい作品です。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-02-01 12:17:18) |