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しったか偽善者さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 75
性別 男性
自己紹介 かなりゆっくりですが、気まぐれにぼちぼちレビューしていきます。文章がヘタクソで背伸びして書いてますが大目に見てください。ストレス発散のため感情の捌け口として、ささやかな自己満足でレビューしておりますが、結果的に皆様を楽しませ、映画鑑賞のお役に立てれば幸いです。安っぽい正義感をふりかざしたような偽善的自己陶酔レビューが多いです。
「すべての作品を尊敬する謙虚な姿勢を失うことなく」、楽しみながら、かなり感情的なレビューをしております。クソ映画の弾劾は覚悟と労力を要し、めんどくさいので、あまりする気がありません(すべきなんでしょうけど)。基本的にお薦め作品の賞賛です。

大島渚「悦楽」、オリヴェイラ「神曲」、若松孝二「処女ゲバゲバ」など自分が新規登録要望した作品をレビューしてません。申し訳ありません。内容あるレビューをしたいと思ってたら腰が引けて時間がたってしまいました。とりあえず形だけでもこれからレビューしていきます。

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1.  悪い奴ほどよく眠る 《ネタバレ》 
志村喬が三船の手がかりを掴むきっかけとなった父親の葬式での写真のとてもつもなくわかり易い顔。あれはギャグなんでしょうか?・・。/本作はとにかく悪への憤りがすごく伝わってきます。監督は公務員に恨みでもあるのか「生きる」でもしつこくなされる小役人根性批判も気合入ってます。まさに「これでいいのかー!」です。検察や警察はほとんど絶対善みたいですが、こんな映画があって、何十年も経って、もう実際何人あんなふうに自殺(他殺?)してるかわからないくらいなのに何も変わってない(何も!。そうでしょ?。ニュースになってる事件を見ても。)ので捜査機関すら疑いたくなるのですが・・警察の方すいません。どうか悪い奴を眠らせないようがんばってください。恥ずかしげもなく正義ヅラした自己陶酔レビューしてますが、私はこういった超単純な正義感好きです。主人公のように自ら悪となって身を捨てる覚悟の復讐じゃないと人間悪には立ち向かわないかもしれませんが、せめて自分の身を犠牲にしてまで悪をかばう人に翻意を促すのが監督の意図ではないでしょうか?。最近のいろんな汚職や企業事件なんかは内部告発から明るみに出るのがほとんどだそうで、他人事じゃない人結構いるんじゃないですか?。自分がやってることはおかしい、ウチの組織はおかしいって思ってる人。疑問をもつ方が青い未熟者なんでしょうか?。この映画をもっとたくさんの人が観れば世の中変えるパワーがあるかも?っていうのは夢想でしょうか?。そんなふうに思えば、救いがない後味悪い内容でも夢があります。
9点(2004-07-21 22:04:54)(良:1票)
2.  サテリコン
冒頭の舞台劇っぽい超説明的独白が普通の映画でないことを宣言してます。普通のドラマではありません。退廃の末は男色に行き着くみたいな描き方は、キリスト以前のローマが舞台ながらキリスト教倫理が意識にあり、つまり、あからさまに現代社会の風刺です。本作はもともと風刺画家だったフェリーニによる大掛かりで物凄い風刺画と言えるでしょう。同じ現代社会風刺でも「甘い生活」では少女の微笑によって汚れなき彼岸のものが表現されてましたが、この作品はそういうものがちょっと見当たりません。主人公はとにかく生き残ろうとする。社会は退廃的なんだけど、もはや癒しを求めて「空しい」なんて言ってちゃ生存すらできない怖いものだということなのでしょうか?。本作は風刺であると同時に徹底的にビジュアルを楽しむためにあるような作品でもあります。これは退廃、欲望、快楽、エロ、グロ、の視覚化、映像化です。もともとそういうのを喜ぶ趣味はないですが、この映画を観てる間はドーパミンとか脳内に分泌されてるような気がしました。グロいのもああなると美術です。芸術です。気持ち悪さが何かの作用により不思議と美しいといった感じ。良いシーンは挙げればキリがないけど、例えば天を掴もうとするように差し出された手のショットなんかカッコイイ。私は創作に縁ないですが、クリエイターの方々には相当刺激のある作品ではないか?と想像します。
9点(2004-07-03 23:00:32)
3.  シェルブールの雨傘
オペラに慣れきってる人間なら全部歌なんてなんの違和感もありません。踊りまくるミュージカルにかえって違和感あったりして・・。欲を言えばそれぞれのキャラクターにしっかりしたアリア・・じゃなくてナンバーをもっと歌わせて聴かせてくれれば良かったのに・・と思いましたが、リアリズムも追求してるので、ラストを無理に盛り上げずに終わったことも含めて仕方ないんでしょう。一方で舞台や設定の不自然さの排除、他方で音楽にとことんこだわった理想追求の志の高い作品だと思います。古風かというとそうでもない。かえって新鮮。ミュージカル嫌いでもこの作品は良いという知人もいました。優雅なのに切ない音楽、洒落たおふらんすの香り、カラフルな映像、カトリーヌ・ドヌーブの美貌、などなど褒めるところばっかし。未見の方、少々の違和感はささいなことです。楽しんでジーンとしましょう。
10点(2003-12-10 01:42:50)(良:1票)
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