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まぶぜたろうさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 178
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/mabuse-tarou/
自己紹介 人にはそれぞれ言い分があるのです 。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  美味しんぼ
映画は唐突に走り出す。
[映画館(邦画)] 10点(2013-08-18 07:14:48)(良:1票)
2.  パーフェクト・ワールド
夕暮れ、二人のシルエットがある家に入る。二人が家から出るときはすでに夜となっていて、二人から三人になったその姿は闇の中にほとんど紛れてしまっている。時間経過として、映画の約束としてこのような光の変化はごく当然のことなのかもしれない。しかし、イーストウッドはそれぞれの時刻の光とその中で浮き彫りになるシルエットを、審美的、叙情的な画面としてではなく、ごくさりげなく慎ましく、しかし確実に提示する。時間とそれに応じた光の推移、その物語は草原と木陰を舞台装置にしたクライマックスに結実する。■あるいは視線の物語。少年の運転する車が田舎町を移動し、男はその車を追う、両者の視線は移動するカメラを介して結ばれる。子供が運転できる出来ないといったつまらない現実との齟齬などをまるで意に介さないその見事なカッティングそして移動感。そしてお化けのマスクはその逸話以後、少年と男の二人だけの視線を固定する役割を担う。このマスクは二人だけのパーフェクトワールドを見るためのものとなるのだ。そして少年がマスクを男にかぶせてやる時、男はすべての世界から視線を奪われている。■「お話」と平行して存在する「画面」の物語、慎ましやかな時間と光と視線の物語、つまり「映画」に目を凝らすこと、謙虚に誠実に接すること。記憶違いはごめんなさいね。
[映画館(字幕)] 10点(2005-11-08 09:57:05)(良:2票)
3.  On Your Mark CHAGE & ASKA
久々にテレビで観た。懐かしかったと同時に、現在の宮崎アニメからは想像もできない、なんつうか押井守風に驚いた。銃でドンパチやら、爆破やら、SFガジェットやら、道を崩しながら爆走する車やら、私はこういう宮崎駿が観たいのであって、現代の宮沢賢治なんて観たくないのだ、ほんとに。■繰り返される回想、カットの混乱、汚染されているであろうゾーンへの脱出、ラストショットの車の停車の仕方などを観てると、牧歌的、ハッピーエンドなアクション映画ではない、宮崎の悪意、絶望的な世界観が感じられるのもいい。いや、ほんとにこういう宮崎アニメが観たいよ、「コナン」とか「ラピュタ」とかさぁ。
[地上波(字幕)] 10点(2005-08-27 08:36:10)
4.  悪魔のいけにえ4/レジェンド・オブ・レザーフェイス
1作目の脚本家による実質リメイク作。主役の娘が義父から性的虐待を受けているといった設定や、レザーフェイスがあくまでも家族の一員でしかないなど、脚本が何をやりたかったのかがよくわかる。わかんないけど。■それにとどまらず、リムジンに乗った政府要人の登場に、変態一家の家長の義足に、セスナ機の老夫婦に私は震えた。何がなんだかわからない、というのはとても恐ろしい。
[映画館(字幕)] 10点(2005-08-25 11:07:06)(良:1票)
5.  サイコ(1998)
ガス・ヴァン・サントのやったことが単なる思いつきであったにせよ、私はこの映画が好きです。なんつうか、これってある種の映画監督にとって「夢」だと思う。それを愚直に、本当にやっちゃったぁ、ってとこがかなり痛い、ってのは確かにそうなんだけど。でも、私も成瀬の「流れる」をこんな風にリメイクしてみたい。それと、オリジナルはすべての登場人物をどどんと突き放してるんだけど、この映画はなんか優しい感じがする。オリジナルでは描けなかったオナニーシーンも妙に切なくって。それも好きな理由。
[映画館(字幕)] 10点(2005-07-03 02:53:35)
6.  鬼畜大宴会
この映画を観る前、私は本当にわくわくしていました。連合赤軍を思想的、あるいは時代的な側面から描くのではなく、スプラッターとして描くこと。しちゃいけない何か、みんなそう思ってるけど言わずにすましておいたこと、意識的に誰もが封印していたことを、うへへへへとスプラッター化してしまったことに、本当にわくわくしたのだ。一体何を見せてくれんだ、と。■だから、映画館へ、渋谷のユーロ・スペースへと向かう道のりがこの映画の一番良かったシーンなのかもしれない。だって、見せ物なんだもん、映画は。見せ物としての映画の魅力を満喫すること。■その期待は途中までは満足できた。でも、後半、やはり、というかなんというか、どうも思想的になる。全然、思想でも何でもないんだが、中途半端にゲージツになっちゃうのな。でないとラストが迎えられないのかもしれないが、あの日本刀野郎はどうもいかん。■その中で、あの不細工な女性だけが最後までこの映画を醜悪にしていた。こうでなくては。「あの女、ほんとにファックしてたらしいよ」というホントか嘘か分からない裏話も含め、このテンションが最後まで持続していれば、ほんとに傑作になったのに、と思う。惜しい。
9点(2005-01-29 22:55:32)(良:1票)
7.  羊たちの沈黙
公開当時は原作を先に読んでいたせいか、今ひとつピンとこなかったんだけど、久々に見返してちょっとこれは凄いかなと、思った。■テーマを掘り下げるとか、構図やカッティングにこだわる、といった作家性を誇示するからではなく、演出にまつわる諸々が、物語をもっともらしく見せる、という一点に絞られている、そのジョナサン・デミの真っ当な職人ぶりに感服したのだ。■しかし、それは公開当時に感じた物足りなさでもあり、デミによるおどろおどろしい演出は逆にその力量に疑念を感じさせもした。例えば、マイケル・マンはレクター博士を極めて普通にしか描いていないが故にデミ版レクターよりも恐ろしく、かつ、その演出ぶりは秀でていたように思えたものだ。■でも、このような、どどどーんとレクター博士登場や、逆光の中にどひゃっっぁと死体ぶら下がりそんな時間あったんかい、といったシーン、というか「絵」はやはり必要だったのだな、と今でこそ思う。■この映画が90年代以降のサイコ・サスペンスものの原点として君臨し、マンの「The Manhunter」がマニアの珍品に止まるのは、このようなわかりやすい「絵」、スペクタクルによるものであることは間違いないと思う。■さて、あなたはマイケル・マンとジョナサン・デミのどちらを良しとしますか?■公開以来約15年経過し、ただのおっさん化した私にはその回答に応える力無し。
10点(2005-01-29 18:59:46)
8.  木と市長と文化会館/または七つの偶然
ロメールで一本を選べ、そんなこと言ったって…。今日の気分ではこの映画です。たわいない政治談義を適当に撮ったのに、どういうわけか、カメラはここに置き、この台詞でカットを割るのが唯一の正解に思える。映画史がそうしなさい、と言ってるかのように思えるのがロメールの凄さです。しかもミュージカル映画だっつうんだから、何だか、黄金時代のハリウッドはロメールにしか継承されてないみたいです。
10点(2003-12-03 22:00:41)(良:1票)
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