Menu
 > レビュワー
 > まこと さんの口コミ一覧
まことさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 62
性別
自己紹介 このレビューを書いてきてよかったと思うのは
自分の想いとか気持ちをかなり正確に素直に表せるようになってきたこと
「言葉」ってのは難しくて面倒だからね
記号としての言葉の意味を正確に捉えて、ビジュアルとしても考慮し、より効果的に書き表す
それにはトレーニングが必要なのだ
時々、自分の頭にケーブル刺してダイレクトに相手に接続したいって思うことがある
そんな電脳の世界はいつになったら来るのやら

最近は言葉の魔法使い(自称)を名乗ってる
電脳からハリーポッターへ
ほっといてください。好きでやってるんですから

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  MIND GAME マインド・ゲーム(2004)
生きるってすばらしいんだな。恥ずかしげもなく観終わった後、そう言いたくなる作品。特に西の言葉が今田の関西弁と相まって、心に響く。映像のフラッシュバックのようにいろんな記憶が頭をよぎる。とことん前向きに生きることがまず一歩。次はとことん自分を肯定する。開き直りじゃなく、そこにいる自分を好きになること。最後に自分の生き方を受け入れる。かっこいい人生訓とか、もっともらしい教訓だとか、そんなものより何百倍も強い気持ちが、きっと自分の中に湧いてくるはず。そこまで行けるかどうかわからないけど、なんかやってみようって気にさせてくれる。早速、やってみる(単純なんです。わたし
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-25 20:14:26)
2.  モーターサイクル・ダイアリーズ
バカやってる若者が何かを見て、何かを感じ、何かを掴まえる。誰にでも訪れるであろうそんな人生のある時期を描いている。タイトル通りある人間の日記の1ページでしかない映画。「これは偉業ではない」というのは本当にそうだと思う。大事件でもないし、ドラマチックでもない。でもこれを観てやっぱり同じように何かを感じて何かを掴まえたりする人もいるんじゃないだろうか。映画でそこまで…という気もするが人生なんてそんな劇的なものじゃないのだ。いつどの時点の経験が後の人生を左右するかなんてわからない。だからこそくだらない日々の一瞬を大切にしなければならない。暑いからって家でゴロゴロ寝転んで映画観てる場合じゃないな。
[DVD(字幕)] 7点(2005-06-26 19:17:11)
3.  ロスト・イン・トランスレーション
観てて心地良かった。これは雰囲気に浸る映画だと自分は位置付ける。印象的な風景やセンスの良い楽曲、カメラワークがほんのり飲酒したような心地良さへとトリップさせてくれる。目に入るものは日本なんだけどとても不思議なものを見ている感覚になってくるのは面白い。監督は特に日本を意識して撮ってはいないのだろう。おかしな描写も自分には許容範囲。ただちょっと古い日本を描いてるのかな?という感じはする。お話、登場人物たちにはいまいち共感できない。言いようの無い孤独感、喪失感を抱えながら異国で出会った男女が「お前らなんかにはわからねぇんだ」(当たり前だ、わかるわけない)と周りに唾を吐いて傷を舐め合う・・・そうひねて取られても仕方ない気がする。くだらない「自分探しの旅」をしているだけでしょ。「日本に来たって何もねぇよ。それより自分の足元をちゃんと見ろ」と言ってやりたい。テーマ的なものには共感できないけど、雰囲気は大好きな映画。疲れた時に何も考えずぼーっとまた観たい。
6点(2005-02-27 18:22:25)
4.  キッチン・ストーリー 《ネタバレ》 
とにかく何でもないお話。あまりにも何に無かったので終わってちょっとポカンとしてしまった。普通ならもっと爺さんの過去に踏み込んだり、観察者と熱く心の交流があったりするんだろうけど、そうしないのはわざとなんでしょう。だからこれでいーんでしょう。悪い映画ではないよ。丁寧に作ってるし。でも何にもない(くどい)。これから観る人は過剰な期待をしないように。
5点(2005-02-17 00:10:07)
5.  時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 
初見だったけど素直におもしろい。30年以上も前なのに古さを感じさせないのはすごいと思う。全然違和感なく観終わってここのレビュー読んで「え、そんな古い映画なのか」て気付いたくらい。テーマとかは正直ピンと来なかったんだけど、ただ映画の中で終始ジタバタしているアレックスが可愛くて仕方なかった。特に目を引ん剥かされて映画を観ながらギャーギャーわめいているところなんか。ああ、これってサディステックな人のための映画なのかもね。受け付けないって人はマゾなのかも。キューブリックの金字塔的な映画だからって肩に力入れて観ない方がいいね。
7点(2005-02-16 23:51:55)
6.  21グラム
途中、何度か出てきたセリフ「それでも人生は続いて行く・・・」が頭に残る。愛する人が死んだ時、自分の死期を知った時、誰かの命を奪った時・・・命の瞬きに触れた時に人は命の意味を考える。そして命の繋がりに何かを求める。子供を生んだり、臓器移植を受けたり、そういう具体的なこと以外でも命は必ず誰かに伝わり受け継がれていくものなのではないか。時に悲しく、時に温かく、非情にも思える命のリレーは生命体の痕跡をしたたかに残していく。「21グラム」はその数値以上に重く切ない。ザッピングされた映像はあまり洗練されていないと思う。何より序盤が非常にわかりずらい。登場人物の関係性を掴むまでの時間はこの映画にとってマイナスなのでは?単純なストーリーに変化を付けることだけがこの演出の目的のような気がしてならない。この映像でこの長さは疲れる。言いたいことはシンプルなのだからもう少し短めに作ればバランスの良い映画になったと思う。体力気力が無いと見るのはつらい映画。
5点(2005-01-30 17:51:05)
7.  ヴァン・ヘルシング
結局こうなるのかと。導入からハイド戦まではちょっとおもしろかった。ベルセルクを彷彿とさせるダーティーな主人公を期待してたのに教会のシーンで台無し。後はよくある展開で、ゆかいな仲間と大ボス退治の珍道中。ラストシーンの馬鹿馬鹿しさはなかなかのもの。手を変え品を変え同じ話を作り続けるハリウッドのパワーにはあきれるばかり。年に一本くらいはCG技術の進歩を知るためにもこういう映画を見てもいいかもしれないね。
4点(2005-01-16 15:42:37)
8.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
ラスト。息子の空想と共に展開が加速していく。そのスピードに自分の記憶が重なった。庭の茂み、路地の坂道、裏山の杉林の暗がり、夕暮れの校庭、校舎の廊下から階段へ駆け上がる、放課後の図書室、本を読むあの子・・・見えていたものは何でもないものばかりだったのに、ドキドキワクワクした。緊張、恐れ、とまどい、対決、歓声、叫んだ、手を振り上げる、吹き出す汗。それは紛れも無く冒険だった。「子供だったから・・・」本当にそれだけ?朝の静けさ、真夏の太陽の眩しさ、夕日の暖かさ。感じるものは鮮烈に感覚を貫いた。それは記憶を超えて空想となる。そんな感覚はどこへ行ってしまったのだろう。目に見えるものが全てではない。心に感じるものが真実なのだ。つまらない現実なんて幻だよ。だって世界は自分の胸の中にあるんだから。子供ができたら塾とか習い事もいいけど、たくさん冒険をさせてあげたい。
7点(2005-01-11 17:23:04)
9.  ヴァイブレータ
声、たくさんの声。視線、たくさんの視線。気付いている。見られている。たくさんの自分がいる。そこにもあそこにも。でも何も私を知らない。そんな話聞きたくない。そんなこと思っていない。たくさんの自分の言葉はあるのに自分が取り残されていく。現代は言葉が多すぎるね。その中でうまく噛み合えない人には共感できる話じゃないだろうか。ただひねくれているだけだって?そんな単純な話で終わるなら世界はもっと平和になってるよ。邦画のロードムービーってどうかなっと思ったんだけど(しかもトラック野郎)割とカッコ良く撮れてる。音楽がいいやね。本編とあんまり関係ないとこも結構あるけど。邦画然とした退屈なカットも間の撮り方が良いのでそれほど腹は立たなかった。見終わって何かふうっと肌に心地良いもの、温かく包むものを感じた。何も望んでいない。何も意識していない。ただイトオシイだけ。そういう自分でありたいなぁと少しだけ思って、後はただちょっと寂しくもなった。P.S.寺島しのぶってゾクッとする表情するね。個人的にストライク。
6点(2004-12-21 01:05:03)(良:1票)
10.  エレファント 《ネタバレ》 
主観を置かず、たくさんの事象の積み重ねで問題提起するというアプローチだそうだが・・・なんかねぇ、どうでもよすぎない?本当にある高校のただの日常を描いていて、たまたまそこで乱射事件が起こったとしか感じられないんだな。いきなり交通事故に遭った様なもので、事件を知らない人がこれを観てもせいぜい「突然の事故には気を付けよう」ぐらいしか思い浮かばないと思う。あのくらいの濃度の日常を積み重ねるならもっと数重ねないと。そうすれば何か見えてくるものもあるんじゃないだろうか。安易な犯人探しや叙情的な感情表現は嫌いだけど、何気ない日常全てに重要な意味があるというのも勘繰り過ぎだと思うよ。で、映画と関係ないんだけどDVDの監督インタビューを見ていて少し腹がたった。歩くシーンが多いのは観客に考える時間を与えたかったということだが、映画を観ている時に考える時間なんてのは必要ないだろ。感じることが大事。考えるなんてのは見終わった後にするもんだ。そうか、だから観てて退屈なんだな。それとやたら「慣例」という言葉を持ち出して「この映画はその慣例を無視した」と言う。が、そんなものはお前が慣例と思ってるから慣例なんだろ。撮りたいように撮ればいいじゃないか。そんな窮屈な映画作りを今までしてたのか?なんか優等生の愚痴と自慢を聞いているようで嫌な気分になりました。
5点(2004-12-19 17:51:27)
11.  デイ・アフター・トゥモロー
世紀末的パニックムービー。20世紀末に乱発してた映画の部類に入るので、ちょっと懐かしいような時代遅れのような。何か新しい提案でもあるのかと少しは期待してみたんだけど、本当にそのまんまだった。こういう映画の性なのか、仰々しいメッセージとドラマチックに盛り上げたい娯楽性とのせめぎ合いを感じる。必死で衝動を抑えストイックにしようとしてるところが「ディープ・インパクト」と似てる。でも結局ねぇ・・・本筋とは関係ない演出で緊迫感煽ったりしたくせに最後に「地球は一つ」みたいなこと言われても・・・説得力ないっす。今さらわざわざ言うほどのメッセージか?って気もするし。こういう映画はもう需要は低いはず。それでも作らざるを得ない事情を考えると産業としての映画の悲しさを感じる。何を期待して観るのか、何を魅せてくれるのか。ハリウッドのネタ切れは深刻のようです。
5点(2004-11-28 23:52:38)
12.  座頭市(1989)
とにかくその独特のセンスに驚く。ある意味カルチャーショック。ただ映画としてすごいとはあまり思わない。でもすごいのだ。大筋と大枠だけ決めておいて細かいことは気にしない。でも各シーンの要所では徹底的にこだわる。そのこだわりは「心」であり「プライド」である。その視点が面白さでもあり、それが座頭市、勝新太郎というものを強烈に印象づける。全体としてのテーマとか流れなんてのには気が回らないんだろう。でもそれでいいのだ。一人の人間のカリスマ性で成り立つ映画。昔はこんな映画がたくさんあったんだろう。それが最高とは思わないが勝新がいい男なのは間違いない。ヒリヒリとした緊張感とその懐の抱擁感。観てるだけでおもしろい男、勝新に献杯。
6点(2004-11-14 23:54:13)(良:1票)
13.  スパイ・ゾルゲ 《ネタバレ》 
この映画を観る動機ってゾルゲのはず。「スパイ・ゾルゲ」っていう響きにそそられて観始めたはずなのに、観終わっても彼に対してほとんど思い入れを抱かない。そういう期待ハズレの映画。違う興味で観たのならまた違ってくるのかもしれないけどね。結局、ゾルゲがメインじゃないのです。最後にイマジンとか東西ドイツ崩壊とか出てきて唖然、そしてそういう映画だったのかと気付く。ゾルゲが観たら泣くね。「オレ関係ないやん」て。そういう中身のズレに加えて作りのズレも気になる。明らかなオーバーキャスト。この人を出すのならこの人も・・・それだと役が足りないからこのエピソードを入れて・・・裏側に様々な力と思惑を感じずにはいられない。監督の最後の花道の尻馬にいろんな人が乗ろうとしてグダグダになった不幸な映画に合掌。
3点(2004-11-07 21:06:40)
14.  スクール・オブ・ロック
なんかぬるい映画だなぁと。ロックのくせにやけにお行儀がいい。熱くないのよ。主人公の動きが激しいだけで映画の温度は実にクール。最後まで涙を流さなかった登場人物たちがそれを象徴している。抑圧から解放させるには苦しみとか痛みが必要なんじゃない?コメディだって感情を揺さぶるには痛みは必要よ。クールで何も抑圧の無い子供たちが何を解放するのさ?主人公にも大したトラブルがあるわけでもなく、本当にただのロック狂にしか見えないし。偽ロック?JB、そりゃお前のことだろ?結局、JBがロックをやる理由って自分がステージで最高のロックをやりたいってだけ。何のメッセージも愛も無いのよ。エンドロールは良かったねぇ。全然心が通い合ってない生徒との距離がよくわかって。優等生にロックをやらせるという設定にあぐらをかいて、ちゃんと「心」を描いてないよ。ある意味、現在のロックを象徴してるのかもね。
5点(2004-10-24 20:44:49)(笑:1票) (良:2票)
15.  ミスティック・リバー
人生の歯車はいつもどこかで掛け違えているのかもしれない。そんな違和感、非現実感を抱いている人は多いと思う。それをどう受け止めるかは人それぞれ。過去を省みて真面目に生きようとする人もいれば、敢えて否定せずそのままを生きる人もいる。くよくよと一生抱えていく人もいる。どうであれ大事なのはダメな自分、弱い自分もひっくるめて「今」を精一杯生きること。それは肯定でも否定でもなく・・・言わば「愛」の成せる業なんでしょうか?やっちまったもの、起きちまったことはしょうがないのよ。よくできた映画てわけじゃないけど、観ていてとても心地良い。監督の愛情と真摯な姿勢が素敵です。音楽まで作ってしまうイーストウッドの才能には脱帽。クライムサスペンスとか丸く収まる人間ドラマを期待する映画ではないのでご注意を。
8点(2004-10-19 01:11:21)
16.  火山高
何を言われようがやったもん勝ち♪という気がする。ドラゴンボールだって実写化するのはハリウッドだし。日本人でやってやろうっていう気概のあるバカはいないものか。熱血バカはやっかいだけどすごいエネルギーを持っているし周りにも与えてくれる。こんな映画を撮り続けることでノウハウは蓄積されるし、人材も育つ。韓国映画は着実に意味のあることをしていると思う。細かいことは気にせず楽しめばいいんじゃない?チョークをはじき返すところとか単純に笑ったよ。スタッフ達のバカッぷりを大いに楽しみ、そしてその情熱と根性に恐れを抱く。スタント使えよ!とかね。鼻で笑いながらちょっとジェラシー感じてる日本人は多いんじゃない?
6点(2004-10-17 21:20:12)(良:1票)
17.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
妄想系映画。テーマ云々よりも妄想がメインのような気がしてならない。企画会議で監督の妄想が大爆発!関係者は頭抱える・・・そんな絵が浮かんでくる。肌を気にするマダムたち、配管だらけの超高層マンション、ちょっと的外れなハイテク政府機関、女神と鎧武者と異形のモンスター。そのシチュエーションと美術に監督の才気がいかんなく発揮されてて面白かったり、引いてしまったり。ストーリーはあって無いようなものだし、テーマも今となってはありきたりな感じ。こういう映画は鮮度が一番重要なのかな。できれば公開当時に見たかったです。どうでもいいけど「未来世紀ブラジル」って何?
5点(2004-10-10 12:11:07)
18.  HERO(2002)
中国というコンテンツをどう撮るのかということを考えると、絶対にこの映画の方向性は間違ってると思う。ハリウッドでは受けるかもしれないが100年後に残ってるとは思えない。4000年の歴史を謳うなら100年くらい後世に語られる映画を撮らねばダメでしょう。美しさと重厚感とリアリティ。生まれながらにしてそれを持っている数少ない国だと思うんだけどな。日本なら例えば小津、黒澤等々。強烈に日本を感じさせる映画がある。中国はそれ以上のエネルギーを持っているはずなのに、こんな映画で喜んでいるなんて勿体無い。中国人の狂信的な愛国心と熱狂的なロマンチストぶりを再認識。そしてその危うさを実感。やっぱりアメリカへの憧れはあるんだなと。
4点(2004-09-27 22:04:28)(良:1票)
19.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
臆面もなく素直に感動。ここまでやられてまだぐだぐだ言ってる奴は粋じゃない。決して斬新ではないし、ストーリー展開なんかはいかにも映画的だけど、それを鼻に付かせないセンスの良さと盛り沢山の内容をスマートにまとめているバランスの良さに脱帽。何より全体を貫く爽やかさは尋常じゃない。首相のチープさとか美男美女じゃない俳優陣、過剰さの無い演技、控えめなカメラワーク、外した選曲等々・・・強く印象に残るわけではないが、観終わった後は心にしっとりと染みる。それでいて決める所はビシッと決めている。「恋人たちのクリスマス」の歌い出しには鳥肌立ったよ。最初と最後で繋がるヒースロー空港には確かに愛が溢れていた。それは一様にハッピーじゃないけど、素直に素敵だと思えるものだと思う。出会いのタイミングと少しの勇気と奇跡。すれ違いなんてよくあること。世界の中心じゃなくたって愛はもっと身近に溢れているのさ。下世話だけどイヴなんかに恋人とこの映画観た日にゃもう・・・間違いないっすよ。
8点(2004-09-20 03:35:12)(良:1票)
20.  ゲロッパ! 《ネタバレ》 
監督は本当にこの映画を撮りたかったのかな?いや、撮りたかったんだろうけど撮りながら途中で「こら、あかんわ」て思ったんじゃないだろうか。音楽をフィーチャーした映画ってかっこよくないとダメだと思うんだけど、全然かっこよくない。見せ場のゲロッパのシーンもエンドロールも。カメラワークはよくないし、画面から伝わる現場のノリがハッキリ言って気持ち悪い。無理してるなぁと思わずにはいられない。比べるものじゃないかもれないが、座頭市の方が遥かに洗練されててかっこいいですわ。お話もちょっと軽い。特に常盤貴子の変わり身にはものすごい違和感を感じた。二十年以上もわだかまりがあったのにあんなにあっさりと「おとうちゃん」て呼べるか?井筒監督の映画って「なんやかんやあったけど、結局始めと終わりであんま変わってへんやないか?でも、なんかええなぁ」ていうとこが好きだし関西人ぽいと思うんだけど、この映画はブラックミュージックというより東京にかぶれたような感じ。きれいにまとめようとせんでもええやん。観客を意識し過ぎたのか?テレビに出過ぎたせいなのか?今度はもっとコテコテのドぎつい映画を撮ってください。
5点(2004-09-18 01:49:26)
000.00%
100.00%
200.00%
358.06%
446.45%
51422.58%
62032.26%
71219.35%
869.68%
911.61%
1000.00%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS