1. ラスト サムライ
内容は予想通り陳腐なものではあったのですが、この映画を絶賛している日本人が意外に多いのがびっくりです。突っ込みどころ満載なのは色んな人が指摘しているので敢えて書きませんが、武士道って日本にそんなに根付いてたの?なんかあのユートピアじみた村、現代だったらオウムの上九一色村とかの位置づけなのかなあ、なんて思いながら見てました。 3点(2004-06-16 07:29:46)(笑:3票) (良:1票) |
2. プレッジ
《ネタバレ》 結局、ジェリー(ジャック・ニコルソン)はプレッジを果たせたと言えるのだろうか。私は果たせなかったと見ている。ただそこには、永遠に果たされることのないプレッジの不可能性だけが横たわっているのだ。 8点(2003-12-12 05:36:28) |
3. 趣味の問題
私の見る限りでは、ニコラ(ジャン・ピエール・ロリ)の「味見役」としての腕前はとても一流とは思えなかった。まあ、彼が一流か否かという判断は趣味の問題なんでしょうが・・・。 7点(2003-12-12 05:18:22) |
4. GO(2001・行定勲監督作品)
とてもシンプルな「属性で僕(私)を判断しないで」映画だった。 つまり在日問題を扱っていながら在日問題を主題とし ていない映画であったとも言える。映画に作家性が不要であるなら、この映画は一応の成功を遂げたと言っても差し支えない。しかし例えばハリウッド映画でさえ作家性(それがカメラアイ的な側面であった にせよ)が顕著な現代において、この映画のように極端にその作家性 を消去することに果たしてどんな意味があるのだろうか。 原作者へのオマージュとして「この映画は金城一紀の原作に基づい ている」なんてメッセージから冒頭スタートするのだが、 このことが結果的に没作家性宣言を如実に示してしまっている点に についてはなんとも皮肉だろう。 4点(2003-12-12 03:38:43) |
5. カル
《ネタバレ》 「死人に口なし」とはよく言ったものですが、確かに口はなくても、切り刻まれた死体から放たられるメッセージがいかに強靱なものであるか、ということを最後の最後で痛感させられる映画でした。 7点(2003-12-12 03:22:56) |
6. シュリ
冒頭から敵意剥き出しだったため、恋愛的日常は限りなく「非日常」であったが、その後の暴力的「日常」へのシフトによって、最後には安堵感さえ得ることができる映画だった。 5点(2003-12-12 03:15:03) |
7. 友へ チング
《ネタバレ》 やっぱりチョ選手よりもウミガメの方が強かった。 5点(2003-12-12 02:21:19) |
8. ペパーミント・キャンディー
誰かを道連れにして死んでやる、とキム・ヨンホ(ソル・ギョング)は豪語していた。誰がその対象にふさわしいか考えたけど、少なくとも劇中には一人も出てこなかった。 7点(2003-12-12 02:13:19) |
9. 接続 ザ・コンタクト
冒頭にラジオ番組のプロデューサーであるドンヒョン(ハン・ソッキュ)が、独断で20分にも及ぶ曲を流そうとするシーンがあるが(実際劇中では流れない)、結局何の曲だったんだろう。プログレかフリージャズ辺りでしょうか。 5点(2003-12-12 02:00:49) |