1. ドラえもん のび太の恐竜
《ネタバレ》 のび太とピー助(恐竜)の別れのシーンは2度ある。教科書通りの感動的な別れのシーンで、教科書通り泣ける。きっとこれから先数十年、このシーンは泣け続けるだろう。 バレーボールの扱いが印象的だ。ピー助とのび太がバレーボールのやりとりで仲良くなって、映画ラスト、ピー助を失ったのび太の部屋、バレーボールがひとりでに転がってきて、それを抱きながらのび太は寝る。バレーボールは次にのび太の家の夜空に浮かぶ満月にオーバーラップする、満月は1億年前の白亜紀から今までずっとあったはずで、ピー助とのび太は満月(バレーボール)をとおしてつながっているんだ、っていうエンディング。 [DVD(邦画)] 7点(2015-01-26 23:27:34) |
2. 遊星からの物体X
《ネタバレ》 血液検査のシーン。ひとりずつ順番にジュッと熱を加えていく。これが単なるパニック映画ならば、最後の一人がTHINGになって、ワーキャードカーンとなって次のシークエンスになっていくだろう。けれども本作は違う。THINGは最後から2人目で、ワーキャードカーンをやってから、最後の一人の血液ジュをしている。そして最後の一人はTHINGではなかった。これによって、本作は単なる、『エイリアン』のようなエンターテインメントSFや、『ブロブ』のようなモンスターパニックに収まらない、サスペンスドラマたりえたのだ。 THINGの造形も優れている。人が本能的に忌避する造形、音、色、表情のクオリティが高すぎるため、むしろ心地よくすら感じる。いたぎもちい~ でも本当は、きれいなお姉さんをみたかった。きれいなお姉さんのおなかがクバアー!っと大口開けて男をむしゃむしゃ噛み砕くとか、いたぎもちいです! [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-01-23 00:57:49) |
3. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 これは前作の良さ、怖さを非常に発展させた、エンターテインメントだね。すばらしい。 耳に残るテーマ曲とかテーマソングがあればよかった。 [DVD(吹替)] 8点(2010-03-28 01:09:22) |
4. 追悼のざわめき
《ネタバレ》 前半と後半で、だいぶ映画のコンテクストが変わる。別の監督が撮ったのか。それによって前半の猥雑さが、後半神々しく昇華する。 あいりん地区のことはよく知らないけど、あいりん地区のイメージとして「カラス」があると思う。だからガアガア騒ぐカラスのカットを適宜挿入してはいかがだろうか。冒頭虐待するのもハトではなくカラス、コビトが飼ってるのもカラス。 白黒の映像に、血の色だけ赤とか、そういう演出も面白そうだ。 [DVD(邦画)] 7点(2010-03-15 21:51:30) |
5. ルクソーJr.
しゃがんだり、ひねったり、すくっと立ち上がったり、コードが跳ねたり、ライトが遠くを照らしたり、これらの描写に“表情”は一切ない。なのにひしひしと感情が伝わってくる。不思議だなあと思った。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2010-02-09 00:15:58) |
6. Knick Knack ニック・ナック
とても狭い舞台でのお話であるけども、こんなにわくわくできる短編はそうない。どんなことがあってもくじけない雪だるまが泣ける。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2010-02-09 00:12:43) |
7. ティン・トイ
《ネタバレ》 あかちゃんの動きで、ウゴウゴルーガを思い出した。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-02-09 00:04:57) |
8. 機動警察パトレイバー
嫌な押井臭さが無く、古き良き日本アニメとして見れた。もうすこしエロ要素がほしい。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2009-10-08 23:59:13) |
9. ハチ公物語(1987)
《ネタバレ》 テレビで観賞。古い邦画は親しみやすくていいですね。 犬の演技は合格点ではあるがもうすこし泣かせるしぐさができたのではないか。ボルトみたく。 主人のみならず、親しい人や近所の人、そして街そのものも変化していく中でただ待ち続ける普遍性としての象徴がハチ公なんだね。 [地上波(邦画)] 8点(2009-08-11 12:43:06) |
10. ダイ・ハード
《ネタバレ》 つまり永遠の少年たちなんですな、彼らのソウルは。 [DVD(字幕)] 9点(2009-03-27 01:13:14) |
11. ゲゲゲの鬼太郎 最強妖怪軍団!日本上陸!
《ネタバレ》 四捨五入して30歳になる世代にとって、鬼太郎や砂かけ婆やノヅチが布きれになってしまうあの映像はトラウマとなっている。 [DVD(邦画)] 8点(2009-01-26 01:03:25) |
12. ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱
《ネタバレ》 演出が物足りないのは、古いからしかたない。ラストをうかがうかぎり、この映画の主演はねずみ男である。 [DVD(邦画)] 8点(2009-01-26 01:00:55) |
13. 魔女の宅急便(1989)
《ネタバレ》 ラストのジジのにゃーんに対するキキの笑顔、あの時のキキの気持ちを言い表すにはA4で10枚必要。 [DVD(邦画)] 9点(2008-12-31 03:31:25) |
14. 風の谷のナウシカ
《ネタバレ》 たしかにナウシカはいい女の子だと思うのだが、クラスで学級委員とかになって、まじめ一辺倒で、いつも男子を糾弾しているから、いつのまにか女子からも煙たがられてクラス全体から浮いていき、病んで不登校になっていくタイプの女の子に見えてしまう。そして僕はそんな女子が嫌いだ。 [DVD(邦画)] 8点(2008-12-31 03:22:45) |
15. となりのトトロ
《ネタバレ》 都市伝説では、サツキとメイ死亡説がある。夜、トトロと一緒に二人が大樹の上でオカリナを吹いていて、それを聞いたお父さんがほほ笑むというのがその根拠の一つだという。たしかにそうともとれるが、あのシーンは二人が死んでいないからこそ泣けるのだ。伝説の真偽は定かではないが、こういう理由で僕は死んでいないと信じている。 [DVD(邦画)] 9点(2008-12-31 03:19:53) |
16. ゆきゆきて、神軍
《ネタバレ》 確かに奥崎謙三はDQNでどうしようもない男だが、彼のおかげで貴重な戦争の体験談をこうやって残すことができたのは偉業といえる。 それよりも、奥崎の奥さんの何も言わないでついていく姿が泣けた。二人とももうこの世にはいない。 [DVD(邦画)] 9点(2008-12-31 03:16:09)(良:1票) |
17. 人喰族
この映画を作る人もひどいんだろうし、それをレンタルするTSUTAYAもひどいんだろうけれど、好奇心で見てしまう俺が一番ひどい。 [DVD(字幕)] 1点(2008-05-31 00:17:05) |
18. パーマネント・バケーション
うーん、たいして興味が沸かない。少年に魅力がないので見てて飽きる。 でも、町で出会う不思議な人たちは面白かった。 らりった幻覚なの? [DVD(字幕)] 6点(2007-11-30 00:09:54) |
19. コックと泥棒、その妻と愛人
《ネタバレ》 どいつもこいつもダメダメな連中ばかりである。衣装がまず非日常的であるから別世界の悪夢のようである。そして食べ物もぜんぜん美味しそうではない。そんななか、ゆいいつ人間的であったのは、復讐という行動で、それでラストをしめくくってくれたのは、実に心地よい。 [DVD(字幕)] 9点(2007-04-24 01:27:53) |
20. 死霊のはらわた(1981)
確かに怖い。というよりもきもちわるい。スプラッターが爽快であることを、いきなり示している。でもブレインデッドのほうが好きですね。 [DVD(字幕)] 8点(2006-11-28 01:14:36) |