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昌兵衛さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 13
性別 男性
自己紹介 映画を見続けて50年弱。
映画館通いをしていた頃は年間300本以上観たりしました。
今は衛星放送やビデオが中心で年に数回しか映画館で観ませんが本数はむしろ増えたかもしれません。
「OO7」を中心としたアクション、「ゴジラ」に始まるSF、東映動画などのアニメ作品で基礎を作ったので、現在もそうした分野を好んで観ています。

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1.  大帝国行進曲 《ネタバレ》 
1900年から1933年までを描く大河ドラマです。 イングランドを舞台にひとつの家族を中心に据えて各時代のエピソードを綴ったまさに年代記。 時代は移ろい人びとの状況は変化していきます。 メインの家族に関していうと、1900年には少年だった息子ふたりが失われて夫婦に大きく影を落とします。 映像の集積はさながら走馬灯。 長編ですが非常に散文的で、つながりや展開を楽しむ部分はほとんどありません。 基本的な内容が「この年にはこんな出来事がありました」なので見所は要所要所でのエピソード。 リアルタイムの観客には自分や家族と重ね合わせるシーンが必ずあったはずです。 そうした、過去を覗く鏡のような効果が作品の元もとの狙いでもあります。 従ってその時代に生まれてすらいない現在の鑑賞者が価値を見出せるかは疑問。  「蛍の光」の流れるシーンが印象的で、各時代を彩る多彩な音楽も魅力です。 33年作としては撮影技術、フィルム状態ともにハイレベル。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-13 10:31:19)
2.  アローン・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
観る前に持っていた印象とはかけ離れた作品ですが、これはこれで楽しめました。 原作ゲームからタイトルとネタだけを借りた、別物と考えるべきでしょう。 ホラー味はほとんど無くグロテスクな部分も少なく、恐怖心を煽られることはありません。むしろ、スピーディーでスムーズな展開でクリーチャーや戦闘の描写がメインでした。 基本的にはモンスター・パニック・ムーヴィーですし、ハリウッド版ゴジラやエイリアン、プレデターなどを踏襲したコンバット物です。ただ、アクションにしては登場人物が多めで人物描写が甘くなってしまい、薄っぺらな感じがします。 久しぶりのへヴィメタ系映画でしたし、エンディングのナイトウィッシュが好みなので評価を高めにします。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-29 20:33:18)
3.  ダウンタウン物語
まず音楽が素晴らしい。 ポール・ウィリアムスのベストとでも言うべき粒揃いの曲で、公開当時真っ先に買ったサントラLPはどれほど聞いたか分かりません。 今ビデオで見直しても優れたミュージカル映画だと確認できます。 当時流行ったマフィアもののパロディでもあり、アラン・パーカーの才能が存分に発揮されています。 特異な位置づけをされる作品ですが、質の高さと面白さは文句なしです。 
[映画館(字幕)] 9点(2006-05-12 15:22:57)
4.  ザ・デプス
深海ものではお気に入りです。 密閉空間としての海底基地を上手に描写していて、その点では類似作品より評価しています。 宇宙空間とか、深海、他の惑星等の特殊な舞台設定の作品では観る者の想像力を刺激してうまくだましてくれるのが第一前提。 しっかり雰囲気を出してくれないとげんなりします。 ストーリーやクリーチャーはその世界の邪魔をしなければ十分です。 B級映画ですが個人的には時折観たくなる大事な作品。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-11 00:25:34)
5.  スクービー・ドゥー
米ローティーン向け映画。元のアニメも質が低くスナック菓子レベル。 内容が薄く下品でご都合主義ですが、特撮や合成はちゃんとしています。 日本でも中学生なら楽しめます。 レトロで言うなら実写版バットマンTVシリーズあたりのノリに通じる味です。 米文化の資質を知るには格好の作品かも。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-05-10 21:22:16)
6.  ロシア52人虐殺犯/チカチーロ
5年以上前に放送された「市民X」をエアチェックして今でも時々見返しています。「ロシア52人虐殺犯/チカチーロ」という異なる邦題があったとは知りませんでした。 まさに隠れた逸品。 ミステリ的な面白さもありますし、ドラマとしての完成度はかなりのものです。ソビエト時代を舞台とした実録刑事ものとしてリアルな描写も満喫できます。地味ですが俳優陣とキャスティングも申し分なく、派手さは無くとも決して退屈しません。 民放の2時間サスペンスに見習ってほしいレベルの高さです。  
[CS・衛星(吹替)] 8点(2006-01-26 20:08:38)
7.  007/ユア・アイズ・オンリー
シリーズ当初から全作を律儀にほぼ発表順に観てきて、今作に至る数作は苦々しく感じることが多く、評価できる007作品に出会えて喜んだ覚えがあります。映画館で複数回観ましたし、今でも時折思い出して観ています。舞台の選定、ヒロイン設定等、正月映画の王道振りを味わえます。ロジャー・ムーアは緊迫感のある演技が下手でしまりの無い印象ですが、その辺りを気にしないで楽しめるストーリーです。 007は大人の御伽噺。その辺のつぼを押さえて鑑賞する分にはシリーズ中でも上位に入る出来と思います。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-24 14:13:09)
8.  スウィートホーム(1989)
公開から16年も経つんですね。久しぶりにビデオで観賞しました。 今評価しても和製ホラーの代表作であり、見ごたえ十分のカルト作と言えます。製作に関わった辻村ジュサブローさんや宇野亜喜良さんの仕事、伊丹十三さんを含めた出演者の顔ぶれの楽しさに加え、初期黒沢清監督作品としての価値もあります。映画としては荒さが目立ちますが、「死霊のいえにえ」等のインディーズ・ムーヴィーに通じる味わいがあり、いまどきのホラーにはない味わいがたっぷりあります。当時の海外作品の影響を受けた特撮は古さを感じさせますが、趣味っぽく凝ったセットが怪奇的な雰囲気を見事に表現していて、今でも抵抗なく観られました。 ゲームもファミコンRPGの傑作でかなり楽しかった憶えがありますし、映画を観てゲームをすれば現在でも1989年「スウィートホーム」の追体験が可能です。お勧め!
[ビデオ(吹替)] 8点(2005-11-01 23:28:21)
9.  ゴッド・ディーバ
つぼにはまった面白い映画でした。 構築された伝奇的未来世界の雰囲気は十分味わえるし、持って回ったところもありますが分かりにくいほどでもなく、観客次第の楽しみ方ができる自由度が売りのひとつでしょう。 様ざまなフォルムへのこだわりからエクステリア&インテリア、「サテンの夜」などクラシカルなロックの使い方まで隅ずみまで行き届いたセンス満載です。 神と宇宙人と未来人類の混在すると言う設定は国枝史郎の小説世界に通じるものがあります。伝奇ならではのストーリー進行は裏づけのない部分も含めてスムーズで、違和感なく堪能できます。 気になった点は過度に映し出される血。フランス感覚だとあれ位鮮明に赤を強調しないと生々しさが表せないのでしょうか。切断面のリアリティ等とはまた異なる象徴的な赤の描写に思えました。人種の違いなのでしょうか…  作品全体から最近の伝奇風味のSFアクションにはない骨太さを感じました。  
[DVD(字幕)] 8点(2005-06-10 22:14:00)
10.  28日後...
ゾンビ系の映画としてはベストとも言える出来だと思います。イギリスらしさがプラスに働いて、高品質なスプラッタ・ホラーになっています。音楽の使い方も良いし、不条理感が押し付けがましくなく、感染者と従来のゾンビとの差異も違和感なく述べられています。ゾンビ化(ウィルス感染)がスピーディーなのも作品を締めているし、街なかの無人さも絶妙。 感染についての無駄な説明がなく、極限状態や主人公の変化・成長が無理なく語られ、回りの人物もそれなりの個性を与えられていて嫌味がありません。エンディングを含めて見え隠れするウェットな要素も昨今の殺伐としたSF映画のなかで救いを感じさせます。そこかしこにハリウッド映画には無いものが顔を出し、個人的にはそれが最高の味付けでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-16 18:55:06)(良:1票)
11.  エイリアン
何度か劇場で観て、ビデオでなら今も観ている作品です。最初の劇場鑑賞はギーガーとシド・ミードのデザインを画面で味わいたいというのが第一動機でした。まだホラーに免疫がないときだったので、かなりつらい思いをしました。時期的には「シャイニング」や「遊星からの物体X」と近く、「エクソシスト」「オーメン」と領域を広げてきたホラー映画が更なる展開をしたエポック作品といえるでしょう。 2作目も高く評価しますが、どちらを先に観てもそれほど問題が無く、娯楽アクション嗜好の強いSFファンなら2作目、シリアスSFのファンなら1作目から楽しむことをお勧めします。
[映画館(字幕)] 9点(2005-04-15 12:27:20)
12.  オペラ座の怪人(2004)
アンドリュー・ロイド・ウェバーはイエス・キリスト・スーパースター(アルバムタイトル)のアルバム以来のお気に入りアーティストですし、ロックフィーリングのあるミュージカル系の映画は久しぶりなので期待大でした。  音楽的には上々。キャスティングや映画向けのアレンジも優れています。ミュージカル映画ならではで、続けて何度も観たくなります。音楽がメインの作品を一度観ただけで評価するというのは無理な話で、音楽そのものの出来は勿論、映像との兼ね合い、ドラマ性との関連等を十二分に味わった後に映画としての価値が分かります。  今は鑑賞直後の印象しか書けませんが、ドラマの要素が強く、人物のアップが多用されていました。群舞のシーンを増やして、ミュージカル映画であることを前面に押し出しても良かったように思います。 ドラマとして破綻していませんし、全体のまとまりは良く、映像作品としての完成度は高かったです。  ロックミュージカル映画としてはジーザス・クライスト・スーパースター、トミー、ダウンタウン物語などが思い出されますが、それらとは趣の異なる大人向けのミュージカルとして所持していたい作品です。
[映画館(字幕)] 7点(2005-04-14 23:35:35)
13.  スチームボーイ STEAM BOY
期待して劇場に行った大友アニメの新作。「メモリーズ」があったとはいえ、「AKIRA」以来となる待ちに待った純粋な新作長編でした。まずは予想に違わない出来で、一安心。数々のメカは一度では味わい切れないという贅沢さ!ストーリー展開も分かりやすく、人物像も大友作品にしては描き分けがはっきりしているし、個人的に興味のある19世紀イギリスがかっちりと描かれていたりと、満腹感で一杯です。「メトロポリス」の経験も生かされていると感じました。今から次の作品が待ち遠しい!!
8点(2004-08-30 23:11:40)
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