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1.  ALWAYS 三丁目の夕日‘64 《ネタバレ》 
鈴木家と茶川家という2つの家族の物語が織りなす作品。鈴木家には六子、茶川家には淳之介という 血のつながらない家族がいるところが共通。その二人がストーリーに大きく関わる。1作目で堀北真希という女優を初めて見て作品と同時に惹きつけられた。作品の世界観に溶け込むルックスと声の良さ、抜群の演技力とこのシリーズを成功に導いたキャスト上の最大の功労者だと思う。このシリーズは、集団就職してきた六子の成長物語であると同時に、 堀北真希の女優としての成長物語でもあり、三作目の今作では一段と良くなっていた。シリーズ三作ともにラストシーンは主要人物がそれぞれに夕日を見るシーンとなっているが、これはスターウォーズの名シーンを彷彿させる。スターウォーズにおいては夕日は 希望を象徴しているが、ALWAYSも同じく夕日は希望を象徴していて、いつの日も何十年先 でもなんらかの希望があるという意味のラストシーンだと思う。   
[DVD(邦画)] 10点(2013-06-22 20:33:51)
2.  きいろいゾウ 《ネタバレ》 
犬やヤギやソテツの声が聞こえるっていう設定でファンタジー色が強いが、 同時に夫婦の日常生活を長回しでひたすら映すだけのよう判らん映画。ストーリーとか ドラマを期待すると失望する。自分にとっては、とてもつまらく、時間が長く長く感じた。宮崎あおいは、ほとんどスッピンの体当たり演技。もちろん上手いのだが、女優の 良さが活きない作品に思えた。不条理演劇や私小説映画のジャンルを好まない自分には 向かなかった。
[映画館(邦画)] 3点(2013-02-06 18:15:48)
3.  NANA
大河ドラマ篤姫で女優宮崎あおいを知った後に、初めて観た出演映画。いままで、宮崎 あおいの映画をいくつか観たが、NANAが一番の傑作だと思う。ストーリーも面白いし、 宮崎あおいのビビッドでジューシーな存在感と演技が最高。
[DVD(邦画)] 9点(2013-02-05 16:39:48)(良:1票)
4.  天地明察 《ネタバレ》 
囲碁、算術、天文、暦とあまり映画とかドラマのネタにならない要素が満載だが、 うまくエンターテイメント作品と造られていて、そういうのに興味のないひとがみても 楽しめる出来になっていると思う。主人公が、日本中を旅したり、暦をつくる使命を 与えられるも幾度の失敗や挫折にめげそうになるが、良き妻に励まされ命がけで 再挑戦していくという定石どおりのストーリー展開なので老若男女だれでも楽しめる作品。 主要な女性登場人物は主人公の妻だけであとは男ばかりのせいか、その唯一の女性を演じる宮崎あおいの存在感が飛びぬけていた。役柄的には主人公を励ます妻役という最近の定番役なんだが、こういう役はほんとピッタリ。  
[映画館(邦画)] 8点(2012-09-15 21:18:21)
5.  沈まぬ太陽 《ネタバレ》 
3時間半近くという異例の長時間上映を長いと思わせないほどのドラマ構成力の高さがある。 長大なドラマの時間経過を巧く処理していて、その構成は完璧としかいいようがない。開始しばらくすると123便が最後の離陸をして墜落直前までの機内シーン になるが、ここで一挙にこの映画の世界に吸い込まれてしまった。主人公演じる渡辺謙の熱演と同時に、主人公の別人格とも言える行天を演じた三浦友和の演技も良かった。 東大法学部を出ていて、選択によってはエリートコースを歩めるのに 敢えて違う選択をする生き方を肯定的に捉えられるかどうかは観る人によって様々だろう。しかし、誰もが 主人公的な選択、行天のような選択にするかを迷いながら 生きているのではないだろうか。主人公は、家族を犠牲にしている一面はあるが、 最終的に妻子との絆を失っていないことで救われている。様々な圧力や障害が ある中、この映画の製作や上映に係わったすべての人の勇気に対して10点を付けたい。   
[映画館(邦画)] 10点(2009-11-04 01:51:12)
6.  ハンサム★スーツ 《ネタバレ》 
主人公がハンサムスーツで永久ハンサムになる最後はあり得ないので、元に戻リ ブスでも性格が良く気が合う女とめでたしめでたしになるのか、 それとも最初に好きになった可愛い子の方とめでたしめでたしになるのかと予想したり、どっちもイマイチだなとか思いながら観ていた。両方を満たしたオチだったのは 一本取られた感じ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-19 21:08:50)
7.  20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗
論評に値しない超駄作。時間の無駄、お金の無駄。 映画館で見る価値0。レンタルも無駄。
[映画館(邦画)] 1点(2009-09-19 20:50:33)(良:1票)
8.  劔岳 点の記 《ネタバレ》 
ドラマとしてのみ評価したら2点くらい。その2点も、史実と原作の力によるものでこの映画の力によるものは皆無。プラス1点は、風景に、さらにプラス1点は、風景と同じようにドラマと無関係に存在するだけで惹きつけられる宮崎あおいに。 つまり、この映画は、史実、原作、山岳風景、宮崎あおいを除けば、0点の超駄作。 はっきり言って、映画とかドラマとかいえるレベルに達していない。 出ている役者は巧い人が多いが、とにかく脚本がとんでもなく酷いので努力が 空回りしていて同情してしまう。軍の無理な命令、山岳会との競争がドラマの中心なのだが、それが際立つためには、剣岳山頂アタックが如何に困難かを示さないといけないが、とにかく歩き回って登頂ルートがないと言っているだけで、剣岳のどこを歩いて どこで断念しているのかさっぱりわからない。 空撮や、地図を示しながらのルート説明、あるいはナレーションなどによって観ている人にわからせる配慮がまったくないので、単に歩き回って、時間切れまじかに突然成功したようにしか見えない。 キーになる行者の言葉や、雪崩に巻き込まれる事故も、ラストの成功に突然繋がった ような気がする。雪崩によって遭難しかけたが、実は、その危険と思われる雪渓にこそ 登頂成功のカギがあるという筋も、うまく展開されていないので、成功しても唐突に見えた。ダメ脚本では、どんなに映像や演技がよくてもダメ映画にしかならないことを見事に表わしている作品。
[映画館(邦画)] 4点(2009-07-02 23:03:14)(良:2票)
9.  きみに読む物語 《ネタバレ》 
アメリカの脚本術を記したホームページに取り上げられていたことをきっかけに観た。 脚本の構成の概念にミッドポイントというのがあり、それはその名のとおりほぼ中間地点にあるターニングポイントのことを言い、この作品もそれが当てはまるというもの。 この作品では、そこである秘密が明らかになる。 それが明らかになることで、過去の ラブストーリーの結末、そして、現在の老いた男女の結末がらせん階段のようにからまりながら、ラストに向かって展開していく。ドラマとは何か? ラブストーリー とは何か?ということを究極まで突き詰めた傑作だと思う。なぜドラマや映画をおもしろいと思うのかといえば、そこに何らかのミステリーやサスペンスが含まれているからであり、それはラブストーリーも然りである。ラブストーリーは、恋愛そのものが サスペンスであり、その決着はミステリーだから続きが観たくなる。この作品は、 それが もうひとひねりされていることで、ラブストーリーを超えたドラマの面白さを味わえる。 
[DVD(字幕)] 10点(2008-12-31 22:44:21)
10.  手紙(2006) 《ネタバレ》 
ドラマなのだからリアリティがどうのというつもりはないが、主人公やその妻となる人物のキャラに魅力を感じない。手紙、刑務所、殺人者の親族というドラマを生み出す 道具立てが機械的に使われすぎていて、主人公が犯罪者である兄への心情を 拒絶から受容へと変化させる契機が唐突のように思えたし、きっとこういう結末になりそうだと思ったような結末に唐突になだれ込んだように感じられる。 それと、「差別」っていう語句の使い方や解釈に違和感があったのもマイナス。 差別っていうのは、実害を想定する防衛本能ではなく、自分より低いところに他者を 位置づけることで自分の価値を維持しようとする行為で、人種差別とかが典型。 殺人者の弟だから危険だと防衛本能が働くから差別は当然というのは全くナンセンスで、殺人者の弟が酷い目に合うことで、自分はそんな奴に比べればずっとましと思える 安心感を得ようとしているだけ。 ところが、この映画ではエリカ様を妻にしてしまった時点で、ぜんぜん主人公に同情も共感もできないわけで差別もヘチマもない。         
[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-04-18 02:06:24)
11.  ALWAYS 三丁目の夕日 《ネタバレ》 
日本アカデミー賞では、主演女優賞以外の演技賞を総なめしたようだが この映画では、本当は特に主演といえるほどの役柄はないのではないだろうか? 子役の位置づけも重要だし、複数のエピソードが織り成す人情話であって どのエピソードがメインかは見方によって異なる。私的には、この映画 の骨格になっているエピソードは、六子の集団就職と、母親への誤解を解かれて の帰省だと思ってるので、主演女優は掘北真希だと考える。汽車に乗って上野駅 に到着して、東京を初めて目にしてその象徴が建設中の東京タワー。 そして、ラストシーンは、六子の帰省と夕日に浮かぶ完成した東京タワーを見上 げる人々。東京に住む人は何代か遡れば、多くが東北方面か上信越北陸方面から の上京者であり、いまでこそ、東京駅がすべての発着点だが、当時の上野駅は、 故郷と東京を結ぶ特別に意味のあるノスタルジックな駅だった。 私自身は、東京の出身だが、親の出身が上信越方面なので、何度も帰省に同行し たことがある。やはり、新幹線ができる前の上野駅は、東京駅とはまったく違っ た雰囲気があった。上野駅から帰省した経験を持つ人にとっては、 この映画は最初のシーンで一挙に昔のあの時にタイムトラベルしてしまうに違いない。 脚本、VFX、音楽、キャスティング、演技などなど、すべてが見事に結びついて、 昭和のファンタジーを完成させていた。ラスト近くで、竜之介が淳之介に、 いずれヒロミさんのカレーを食べれるようになるとか言っていたような気がする が、これは続編があることの暗示なのだろうか?
[映画館(字幕)] 10点(2006-03-28 19:11:57)
12.  浮雲(1955) 《ネタバレ》 
ファーストシーンは、船から降りてきた大勢の群集の中から主人公ゆき子が姿を 現す所から始まる。そして、ゆき子は富岡の家をたずねるが、老齢の女性、中年 の女性と出てくるがなかなか富岡は出てこない。ゆき子が農林省の使いだと言う とやっと富岡が出てくる。 いったいどういうことなんだ?訳がわからんと思っ ていると、灼熱のインドシナでの二人の出会いのシーンが回想され、ファー ストキスの場面まで行くと、重なるように現在の日本でのキスシーンに戻ってい く。こうして、二人の関係の謎が明かされる。この後も、最後まで意味深で緊張 感に満ちたシーンが続くので、重苦しく暗いドラマにもかかわらず不思議と飽き させない。説明的なシーンが少なく、そのときの状況や男女関係の心理模様をゆ き子(高峰秀子)の顔の表情や目の動きが巧みに表している。音楽も、意味深で 印象深い効果を発揮している。サイコメロドラマ、あるいはサイコラブストーリー と言えるような映画だった。
[DVD(字幕)] 8点(2006-01-05 01:35:31)
13.  黒部の太陽 《ネタバレ》 
この映画は、戦後日本を代表するプロジェクトのひとつである通称:黒部第4ダムの建設に関わる男たちの苦難のドラマを映画化したものである。上映オリジナル版は、3時間を 超える長尺であるが、残念ながら私は、2時間ちょっとに編集した縮尺版しか観ていない。この映画は、石原プロと三船プロの共同制作作品であるが、故石原裕次郎の意向があるとかで、ビデオ化やDVD化の許可を石原プロが出さないといわれている。そのため、 まれにしか観る事ができない幻の作品となっている。ドラマの中心は、黒部第4ダム建設 プロジェクトのうち、特に難関とされた大町側扇沢-黒部までの関電トンネル工事現場 が舞台となっているが、施工主である関西電力を始め、実際に工事を請け負った 各ゼネコンの全面協力の下に、ひじょうにリアルな映像を作り出しており、 その臨場感あふれる舞台で三船敏郎と石原裕次郎という当時の2大スターが切迫した演技を競演している貴重な作品。映画館の巨大スクリーンでのみ上演してほしいという 気持ちはよくわかるが、できれば是非、オリジナルの長さでDVD化してほしい。   (追記) 今日(2012-9-1)オリジナル版を錦糸町で観てきた。東日本大震災の復興の一助という ことで全国縦断チャリティー上映会を行っていてその一環のようだ。 短縮版、オリジナル版比較すると一長一短という感じがした。オリジナルは、本筋と直接 関係のない部分が増え散漫な印象がある。そのわりには、破砕帯という最大の難敵を 突破するプロセスが練られていない。オリジナルの最大の長所は、オリジナルってこと だと思うが、付け加えるなら親子や白血病のエピソードの意義が短縮版よりはわかった気がした。破砕帯突破は、人の志、知恵や努力あるいは犠牲によって克服できたが 一方で人の力には限界もあるということでバランスをとるためと、人の志、知恵や努力、成果は世代を超えて受け継がれるという意味だと理解した。白血病にしても、当時は治療できないものでも今では治療可能かもしれない。当時難しかったトンネルでも現在の工法なら余裕かもしれない。しかし重要なことは、当時の人の志、知恵や努力、犠牲があるか ら現在があるということ。黒四ダムによる発電は現在も有効であるし、発電量の調節が 容易な水力発電の意義は、火力、原子力などの比率が高まっても なんら変わらない。  
[映画館(邦画)] 8点(2005-10-31 22:03:55)
14.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
私にとっては、映画とは何か?と言う問の答えがSWなので、 当然に、最高点である。 20世紀FOXのファンファーレ、そしてメインテーマとともにお馴染みのオプニ ングタイトル。これだけで、夢と冒険の世界に一挙に導いてくれるような映画は SW以外にはない。20世紀FOXのファンファーレまでもが、SWの始まりを告 げているように聞こえる。オープニングの音楽、タイトル、導入シーンまでの絶 妙な取合せとそのタイミングは、神がかり的ですらある。さらに言えば、 ラストシーンから、エンドクレジットまでの流れについても、音楽を中心に オープニングと同様にいつも印象的である。すべてのエピソードに共通した流れ ではあるが、特に、EP3のラストシーンで、双子に託された希望を暗示するかのような2つの太陽とともに旧3部作に流れた複数のメロディが織り込まれながら演奏され、エ ンドクレジットヘつながった時は、何と言えない感動を覚えた。旧3部作への橋 渡しと、新たな希望への暗示が見事に表現されていた。 キャラクター等にそれぞれテーマ曲を与えるワーグナーのような手法に是非は あるようだが、少なくともSWにおいては、それはこの映画の最大の成功要因だ と思う。 時代を超えて、SWがなおも魅力を失わないのは、ジョンウイリアムズの音楽があったからだと思う。映像の世界は、30年の間に様代わりの進歩があったが、21世紀になった今でも、SWのメインテーマは、あれ以外にはありえない。そして、約30年の時間を超えて、旧3部作と新3部作は、ジョンウイリアムズの音楽によって繋がり、壮大なサーガが完結した。
[映画館(字幕)] 10点(2005-07-19 13:08:29)
15.  オペレッタ狸御殿
NHKハイビジョン特集でチャン・ツィイーのロングインタビューをやっていたのを きっかけで観た。番組の中で、この映画のメイキングシーンが取り上げられてい た。メイキングシーンは、ブルーバックでの特撮用のシーンだったので、 合成してどういう画面になるかという興味から完成作品を観てみたくなったわけ である。ハイビジョンの鮮明さに堪える美人女優チャン・ツィイーにも興味があっ たわけではあるが。 この映画、狸と人の禁断の悲恋を歌と踊りを交えながらコメディータッチで描い  奇想天外な昔話であるが、ストーリーだけでなく映像も奇想天外である。 ふつう、特撮、CG合成は、実写では難しい背景や人の動きをリアルにみせるため に使うわけだが、この作品では、むしろ逆に、背景をいかにも虚構であるかのよ うにデフォルメするために使われている。そのため、映画というより演劇っぽい つくりになっている。 出演もチャン・ツィイー、薬師丸ひろこ、 由紀さおり、CGで美空ひばり、パパイヤ鈴木などと奇想天外な組み合わせ。 彼らの歌だけでも十分楽しめる娯楽作品。   なお、「オペレッタ」とは、「オペラにはセリフはなく歌ばかり。オペレッタは歌・芝居・踊りから三位一体となった音楽劇。」だそうだ。 参考 http://www.operettahouse.com/study%20about%20operetta.html
[映画館(字幕)] 7点(2005-06-04 14:48:15)
16.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 《ネタバレ》 
前シリーズの最終作であるだけでなく、映画化された新旧6エピソードのドラマ の時系列上の最終回という意味で「ジェダイの帰還」は特別に感慨深い。近く日 本でも公開される 製作上の最終作になるだろうエピソード3が、シスの復讐という日本語タイトル になっている関係と、ジェダイは復讐はしないという意味でエピソード6の日本 語タイトルは、ジェダイの復讐ではなく、ジェダイの帰還と改められている。 原題のRETURNから直訳してもやはり帰還の方が適切なのだろう。 そもそも、ジェダイは、シスに勝利したのだろうか? 皇帝の暗黒面の力に勝ったのは、ジェダイのフォースではなく、親子の愛情 が呼び戻した善の力だった。そして、帝国の象徴であるデススターに打ち勝った のも原始的な惑星エンドアの原住民?の助けがあったからである。 ジェダイはオビ-ワンも、ヨーダも死んでいるし、元ジェダイのダースベーダー も、暗黒面の呪縛から解かれたとはいっても命と引き換えであり、 生き残ったジェダイは、ルークとその妹のたった2名だけだ。けっして、ジェダ イのフォースが勝利したわけではない。帝国やシスは、滅びるべくして滅びたに すぎない。  ところで、皇帝=シスの暗黒卿ははたして滅びたのだろうか? シスはいずれまたよみがえって、復讐をすることになるのだろう。 エピソード7以降も是非観てみたいが、あまり期待はできないようだ。 それにしても、30年近くにわたって、壮大な連続するエピソードが6作 作られ、しかも、ストーリーの時系列的順番では、旧シリーズ3作より新シリー ズ3作の方が前になるというような映画は空前絶後だろう。当然だが、新シリー ズの結末は、旧シリーズを観ていればおのずとわかってしまうという状況は、ス トーリーテラーとしては不利な条件である。しかし、スターウォーズの場合、こ のことを逆手にとって、その独特な世界観を強く印象付けているような気がする。 過去と未来、善と悪、生と死などは、対立する概念ではなく、らせん階段のようにグ ルグル回っているに過ぎないという輪廻転生のような世界観。スターウォーズの 壮大な叙事詩も、銀河宇宙の時間と空間の中では、昔々の小さな御伽噺にすぎな い。
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-06-04 12:46:23)(良:1票)
17.  “アイデンティティー”
まったく予見や知識無しにDVDで観た。アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」 に代表されるような定番の隔絶空間での殺人劇なのだが・・・。観て損はない出来だと思う。  
7点(2004-10-03 01:12:00)
18.  天空の城ラピュタ
久石氏のノスタルジックかつファンタジックな癒しの音楽が傑出している。 その音楽とキャラクター、場面展開、世界観が見事に結びついている。 人が空を飛ぶという宮崎アニメ一連のシリーズの中で最も 完成度が高い作品であると思う。ただ、この作品のストーリーとキャラクター設定は、スターウォーズに類似しているしと思えるので、その分点をきびしめに。
7点(2004-09-22 17:00:20)
19.  ゲロッパ!
シベリア超特急と同じように、評論家(元監督?)は監督しちゃダメダメ。 俳優の演技力や芸だけしか取り柄が無い作品。ツマラン。
3点(2004-09-21 02:45:04)
20.  ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
「人生はチョコレートの箱の中身のようなもの。開けてみるまでわからない」? とかいうフォレスト・ガンプの中にあったセリフが思い出された。 主人公が、映画ではなく、初恋の女性を選んでいたらどうなったのか? もし、あの紙を見つけ読んでいたら・・・。どちらがハッピーだったのか? そんな想いにふけるのも映画の面白さなのかもしれない。30年の時間を隔てたストーリーと思い出への追憶、感傷を誘う音楽。これって、もしかして定番の思い出もの?
8点(2004-09-21 01:25:47)
024.76%
112.38%
200.00%
349.52%
424.76%
512.38%
612.38%
7511.90%
8614.29%
9614.29%
101433.33%

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