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1.  ロボコップ(1987)
アメリカの暗部ともいえる要素を全編にわたり、自虐的にちりばめたあたりが風刺的な味わいで笑いにつながっている。犯罪や麻薬、銃社会はもとより、アメリカ車が大味で燃費が悪い事まで直接的に皮肉っている。殺戮兵器の開発、販売をする企業が警察のオーナーというのもわかりやすいほどのブラックな面白さだった。さらに、悪趣味といえるほどの過激な暴力描写で全体の印象をまとめ、大人のヒーロー映画として成立させた。 退廃的で暗い街角や廃工場の中で、ロボコップのボディーは光沢を失わず光り輝き、その未来的な美しさは映像的にも成功している。
9点(2004-01-19 11:18:07)
2.  ヴィデオドローム 《ネタバレ》 
ヴィデオドロームを見る事で肉体に影響を受けるという設定は良いのだが、政治的陰謀に発展させてしまった為に、映像から受ける肉体変調の恐怖から国家権力への恐怖へと若干視点が変わり、テーマが希薄になってしまったような気がする。ヴィジュアル面では当時衝撃的だった映画なので惜しい。ヴィデオドロームがアダルトビデオではなくスナッフフィルムだと判明していく展開は悪趣味で良い。
5点(2004-01-17 06:01:08)
3.  デューン/砂の惑星(1984)
物語は凡庸に感じた。粘液質の悪趣味な要素のあるスペースオペラが観たいひとには楽しめる部分もあると思う。砂虫の特撮、ハルコネン男爵の醜悪さ、残虐さとカイル・マクラクランの彫刻みたいな顔立ちだけが華。
4点(2004-01-17 04:49:09)
4.  エレファント・マン 《ネタバレ》 
メリック氏の境遇を気の毒に思う反面、現実に彼を目の前にすればトリーブス氏のように接する事などできないだろうと思う自分がいる。社交界の慣例でメリック氏に会い、ティーカップを持つ手を震わせている夫妻のように。単に悲しい実話ではなく、そういった思考にまでさせてしまう脚本の視点は鋭い。人物描写は善悪に分かれすぎてはいるが、悪夢の映像などリンチならではの見せ方が効いている。
7点(2004-01-17 03:25:53)
5.  ブルーベルベット 《ネタバレ》 
我々は犯罪や暴力におびえながら生きているが、その一方で他人事であれば心躍らせたりもする。退屈な日々を受け入れるには、そういう感情も必要だからだろう。ニュース番組で伝えられる、他人の死に本気で悲しんだり、憤る人間などいない。しかし、家族や知り合いが被害者ならどうだろう。被害者が他人でも犯罪を目の当たりにすれば、反応も違ってくるはずだ。これは好奇心で犯罪に近づいた主人公が、現実の犯罪に対し嫌悪する反応と似ている。この映画には、多くの犯罪映画に描かれる、娯楽としての暴力描写がもたらすカタルシスは無い。むしろ観る者の多くに言い知れぬ不気味さと不愉快さを与える。それは、日常と非現実との境界線を取り払う構成の効果だ。ドロシーとジェフリーが夫やガールフレンドがいるにも関わらず、非日常に取り込まれ肉体関係をもつのに対し、フランクがドロシーだけを愛するのは、それが彼にとって日常だからだろうか。奇妙な人物たちや懐古的な音楽などで悲惨で陰湿な題材を重くなりすぎないようにしているのも見事。      
10点(2004-01-17 02:39:55)
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