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1.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 
類稀なプロファイリングの才能をもつグレアムと、その才能を認めつつグレアムを陥れようとするレクターの確執と因縁が面白い。レクターの相手の弱点を隙あらばつこうとする緊張感のある会話も健在。レクターに簡単に分析されてしまうダラハイドも、一家皆殺し、夫が死ぬのを妻に見せ、妻の死体を屍姦、目に鏡を挿入と豪快な異常さ。祖母の歯型の入れ歯、背中の刺青、竜の幻聴など狂人として申し分ない。
9点(2004-01-21 08:34:12)(良:1票)
2.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
強烈な印象をもって登場するメイスンのレクター狩りが物語の主軸で、謎解きも社会性も殆ど皆無なシンプルな作りで見せる。登場人物たちが端役に至るまで全てが味わい深く飽きさせない。メイスンの異形さと憎めない悪役ぶりや、レクターのスリとの攻防、脳を料理する場面など、邪悪な嗜好を満たせてくれる。陳腐で低俗な内容な筈が、緻密な脚本作りや美しい背景などの効果で風格ある仕上がり。悪趣味な残酷描写が売りの映画の多くがそういった点で失敗するのに対し、この映画がやり遂げた事の功績は大きい。レクターが不愉快な人物ではなく、殆どがレクターよりの視点で描かれる為、殺人場面も罪悪感なく楽しむ事ができる。
10点(2004-01-21 07:28:31)(良:1票)
3.  スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 
超能力をもった若者の葛藤を描いた視点は、勧善懲悪という簡潔な構図の中で、観客に多少の考える余地を残している。叔父の死により、能力の行使の選択には責任が伴う事を示唆するあたりは良い。しかし、主人公のピーターとは対照的な選択をする新たな超能力者グリーンゴブリンの登場で、主人公が超能力をもつ事における内面的な問題に踏み込む描写は無い。敵であるグリーンゴブリンの息子が主人公にとっての親友である事は、若者にとっての大きな障害ではあるだろうが、その確執が超能力者を題材にするこの映画の本筋より比重が重いのは、この映画の印象を散漫にしてしまっている。表情の見えないスパイダーマンのスーツで、無機質な印象を与えなかったのは見事だった。
6点(2004-01-20 03:05:36)
4.  デアデビル 《ネタバレ》 
一見、類型的なヒーロー映画に見えるが、犯罪から街を浄化する為の暴力の是非を徹底して描く脚本が素晴らしい。罪悪感を持たない犯罪王キングピンと、自らの行動に苦悩するデアデビルは、悪の本質と暴力による正義の矛盾を明確に描いた。父親が犯罪者の下で働くという、かつての自分と同じ立場の少年が、デアデビルの正義の裁きに対し、恐怖で反応する場面が効果的。音により空間や物体を把握する能力は、法を逃れる犯罪者を映し出す比喩として捉えるのも可能。デアデビルの赤いスーツも貧民街の闇に意外なほどとけ込み、雰囲気を壊さない。
8点(2004-01-20 02:27:58)
5.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
接点の希薄な人物たちが奇妙なエピソードで織り成す物語が、最後にはひとりの女性の挫折が生む妄想として、全ての符号が合うという映像のパズルではあるが、最後に描かれる現実が残酷で感傷的に締めくくられる為にある意味で効果的な物語として成立している。女優として成功しなかった主人公が妄想の中でも、才能はあり監督にも認められているがハリウッドの内幕が原因でオーディションに受からなかったという、遠まわしな現実逃避ぶりが面白い。
7点(2004-01-17 04:23:30)
6.  ザ・セル 《ネタバレ》 
精神世界の幻想的な映像が、肝心の虐待によるトラウマで形成された犯罪者の内面や苦しみを希薄な印象にしてしまっている点で残念。それでも、虐待によるトラウマが殺人の免罪符にはならないと主張する刑事に対し、主人公がより深い見地から踏みとどまって刑事の主張に疑問を投げかける場面などがある。監禁された女性が救出される件と精神世界での犯人の心の救済がまったくの別次元で描かれた事が作品にとっては損をしている印象。
7点(2004-01-17 02:01:55)
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