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コーヒーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 325
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 ビデオ屋店員

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1.  ビッグ・フィッシュ
まるで開けるとまばゆい光を放つおもちゃ箱を開けたような気分になった。 魔女、巨人、幻の町、サーカス、水仙、双頭児。父親の話すお話は光に彩られ、一瞬で不思議な世界へ連れて行ってくれる。ティム・バートンの映画とは思えないまばゆさ。 しかし息子の持つリアリティにより、この映画はワンダーランドのお話ではなく、現実に引き止められている。 このギリギリの均衡を楽しんだ後に待ち受けているのがラストのカタルシス。 この映画が、自分の想定を乖離したときに、きっと頬を濡らす、熱いものがあるはず。
10点(2004-11-02 01:05:04)
2.  遊星からの物体X 《ネタバレ》 
もうほんとにやばい。傍若無人に追われる可哀相な犬のシーンから始まり、犬大変身で犬をチューチュー、犬炎上。その後人間が炎上したり、銃乱射したり斧がテーブルに刺さったり血液検査したりで、爆破。ひたすら爆破。で、地面からどーん!そいつも爆破でジ・エンド。僕はこの映画以上のパニック映画をまだ観た事がないのです。
10点(2004-09-02 22:16:53)
3.  ミスティック・リバー
皆がそれぞれ闇を抱えていた。物語が進むにつれてそれらが一つ一つ開かれていく。先の読めない展開に、一人一人の闇ばかりが吐露されてゆき、全てがラストに収縮されていく。観ている側は恐怖と好奇心とで胸がはちきれそうになる。それぞれの思惑は真相とは違った方向に向かい、後味の悪い終わり方をする。しかし何故だかそのラストに安心している自分がそこにいるはずである。
10点(2004-07-14 23:56:42)
4.  素晴らしき哉、人生!(1946)
ジェームズ・スチュアートの喋り方は本当にかっこいい。最初、大学の英語教材で部分部分を端折って見せられて、これは、と思い借りてみると・・・。ラストでこんなに暖かい気分になったのは初めてでした。天使の粋な計らいもグッド!
10点(2004-01-22 07:23:20)
5.  パルプ・フィクション
この作品は映画史に残る傑作である。まず流れる時間を操作し、エピソードを時間をずらして表現することにより、それぞれのエピソードを際立たせている。そしてそれを破綻させることのない緻密なプロットはまさに計算ずくで非の打ち所がない。またこの作品のもう一つのテーマ、「会話」の妙は多作品にはない、居心地のよさがある。観るものを惹きつけて止まない脚本を完成させたタランティーノ、彼は天才だ。
10点(2004-01-22 04:38:59)
6.  ぼくは怖くない 《ネタバレ》 
物語の始まりは牧歌的な風景、楽しそうに遊ぶ子供たち、暖かい共同体としての小さな村。主人公のマケーレが穴をのぞいてしまってから舞台は大きくその様相を変える。その変化の表現が見事である。それまで安心できる広大な草原や村、家という存在が急に不安の象徴となる。それまでボーっと眺めていた観る側がハラハラ感、不安感を常に持ってのめりこむようになる、という仕組みである。もちろん飽きさせない装置(少年たちの交流、友人の裏切りなど)も満載である。本作は、誘拐事件を常とは異なる視点から切り込み、その中で少年の勇気、成長を描ききった快作といえる。
9点(2004-12-23 14:35:54)
7.  ターミナル
トム・ハンクスの主演が決定した事を受けてスピルバーグがメガホンを取る事に決めた、まさにスピルバーグがハンクスのために撮った映画。 内容はいたってシンプルで出国も入国も許されない非アメリカ人旅行者が米国ターミナルでの生活を送ってゆくうちにターミナルで出会う人々と心を通わせていく。 しかし穿った見方をするとその裏には、非米国人に対するアメリカ人(全ての、ではないが)の傲慢とも取れる態度に対する揶揄であったり、イラク人に対する過度の警戒への戒め、などなど複雑な問題に対する問いかけが見受けられる。 ラストもありがちなものではあるが、この映画のテーマに対してそういった見方が出来る以上、米国人の固い殻のような壁を突き破って心を通わせた非米国人という点からみて心に染み入るものになっている。 表面上に見て取れる現象以上に考えさせられる、良作である。
9点(2004-12-02 04:17:17)(良:1票)
8.  スパイダーマン2
人間臭さを存分に備えたヒーロー、スパイダーマン。二作目ではその人間臭い葛藤がメインに置かれている。「大きな力には大きな責任がつきまとう」の言葉どおり全てを捨て去る覚悟をしたはずのピーターはまたも普通の人間として生きることを捨て去れていない。一つの道を貫徹しようとすれば、多くのものを犠牲にしなければならない。これは私たちにも同じことが言える。大きな決断をするとき、その背後にある様々な事象を切り捨てる覚悟があるのは、私たち普通の人間も同じだ。だから私たちはスパイダーマンに共感し、同情し、涙する。そして彼の活躍に心躍らされるのである。
9点(2004-08-16 02:23:41)
9.  プレッジ
ショーン・ペンは実に情景描写が上手な監督だ。何かにつけ差し込まれる風景は物語の波も、主人公の心の動きも全て表現している。主人公のジュリーが「約束」に囚われ、真実を求めて擦り減ってゆく過程に美しい風景をしつこいぐらいに差し込んだために、逆のベクトルに残酷さが増していった。こうしてショーン・ペンは風景の描写をスパイスに、非常に見事に廃人のレシピを見せつけた。
9点(2004-06-06 16:14:31)
10.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
蔓延してしまった死人たちと生きた人間のお話。ゾンビが恐れられていない、というよりおもちゃのように扱われている。生きている人間たちは好き勝手にやって楽しんでいる。明るい音楽と笑い声がとても世界観とミスマッチしており、逆に人間の恐ろしさを浮き彫りにする。生者は狂気の名の下に何でもやってしまう。ホラーと言う名の人間ドラマなのでした。
9点(2004-04-18 21:01:42)
11.  セブン
フィンチャー的世界構成が見事に実を結んだ良作。テーマの7つの大罪連続殺人も一歩間違えればよくある刑事映画に堕するところを、観客を、(降りしきる雨に象徴される)重い空気に取り込み、逃さないことに成功した。あまりにも美しく、残酷。
9点(2004-01-28 16:10:07)(良:1票)
12.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
交通事故が起こって大怪我をした被害者が高級料理店のシェフで、それがきっかけで料理店は閉店に追い込まれる。そこの料理が生きがいで足繁く通っていた会社社長は自殺、遺産相続をめぐって兄と弟が対立。その兄は交通事故の加害者である。裁判当日、裁判所の警備を担当するのは料理店を失ったオーナー。裁判終了後、警備員が帰路につこうと裁判所を出た出頭に会社社長の未亡人とぶつかり、恋に落ちる・・・みたいな群像劇。
9点(2004-01-25 14:44:56)(笑:1票) (良:2票)
13.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 
この映画を表わす言葉は「因果応報」。「差別はいけない、だから差別をやめます。」では済まない。たとえ姿勢をあらためたとしても報いは残り、根は消えない。だからこういった問題は難しいのだと思う。憎しみは憎しみを生み、滅多なことでは消えない。そんな歪んだ社会の縮図がラストシーンには込められている。
9点(2004-01-24 04:36:56)(良:2票)
14.  裸の銃を持つ男
レスリー・ニールセンは天才だ。顔の表情だけで人を笑わせることができる。共演の特にOJと共に最高の映画を演出してくれた。バカ映画の最高峰。時代が流れても決して色あせない輝きをもってます。
9点(2004-01-22 04:53:16)
15.  トレインスポッティング
やはりまずはロバート・カーライル、彼に尽きる。あの怪演は脅威。誰にも真似できない!作品自体も一歩間違えば駄作に転ずるところを脚本、演出がミスを犯していないところが素晴らしい。
9点(2004-01-22 04:30:23)
16.  シティ・オブ・ゴッド
敬遠しがちだったブラジル映画だけど、悲惨さを小気味よいテンポ、軽快なリズムで明るく描写した手法は見事。最高にクール!
9点(2004-01-22 04:13:39)
17.  アメリカン・サマー・ストーリー
飲んで騒いで笑って泣いて・・・前作から引き続いてのスタッフ&キャストで、今回のテーマは「大人になって変化するものとそれに対する抵抗」。この映画の成功点としてまずそれぞれのキャラの個性が前作で完全に確立し、それを壊すことなく(それ以上に)キャラの役割分担がしっかりしていること。そしてそれぞれの感情や行動を余すことなく存分に表現したことに尽きる。これぞ青春!
9点(2004-01-22 04:06:21)(良:1票)
18.  スクール・オブ・ロック
映画は当たらずとも演技だけ(顔やしぐさ)は毎度毎度100点満点のジャック・ブラックがついに本職であるミュージックを掛け合わせた映画をひっさげてやってきた! しかも今回はシモネタも押さえ気味(三本指で『read between the lines!』)だがはちゃめちゃな演技でスクリーンの中をこれでもかと暴れまわる。彼の音楽の才能は彼のバンド、テネイシャスDで立証済みだが、映画内のバンド、スクールオブロックもエシディシっぽくて実にかっこいい!彼の歌唱力はもとよりギター、ドラムの上手さは「ホントに君たち小学生?」というほどのレベル。挿入歌もツェッペリンやトニックなど、ニクいものばかり。観た後にここまで爽快な気分になれる映画も珍しい。
8点(2004-12-02 04:44:24)
19.  ドッジボール
同じく国際線で。よくあるスポコン映画が基調だけど味付けが良い。同じ様な笑いを重ねると笑える事がある点や、ベタなネタで逆に笑いが取れるということを演出担当がよくわかってる事が勝因。珍しく悪役に徹したスティラーもモジャモジャの髭と毛で良い味を出してる。登場人物が皆イキイキと演技をしているのもミソ。ここまでベタベタなスポコンコメディなら全てを忘れて笑っていいでしょう。そりゃチャック・ノリスも実名出演するわ。
8点(2004-11-30 20:05:24)(良:1票)
20.  ドーン・オブ・ザ・デッド
もちろん『ゾンビ』は怖かった。それは現実的に迫ってくる恐怖によるもの。 このリメイク版にはその要素が薄い。モールでの暇つぶしが本当に暇そうだから。 切迫していない恐怖は嘘ら寒さを植えつけるだけである。しかしそれにとどまらなかったところがこの映画の成功といえる。お気楽ムードに挿入される身重の妻を抱えた黒人のエピソードしかり、犬のエピソードしかり。 アクション的な視点から見直すと、走るゾンビは怖い。その当たり前で、誰にでも思いつくようなことを銀幕で表現したことは非常に評価できる。 どちらかといえばゾンビ映画というかエイリアン映画である。
8点(2004-11-02 01:10:40)
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