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円盤人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 102
性別 男性
自己紹介 DVDで昔の作品が出て、入手しやすくなったのは嬉しいですが
チャプター分け4つ以下っていうのは勘弁して下さい。

特に、チャプターなしっていうのは犯罪に近いですよ。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ブレインデッド
映画的には8点つけたいところなんですが、さすがに気持ち悪かったのでこの点数で。実は全体として見た場合、前半部分が必ずしも機能してないんです。ラットモンキーも引き金の役割を果たすだけだし、月と星は単なるシンボル以上のものではないし、パキータとライオネルが結ばれる必然性は薄いし、食事会も何にも引っかかってこない(グロイもの食べるだけ)。しかし、後半のクライマックスにおける畳み込み方、ありとあらゆるアイデアを詰め込んだ人体ギャグ、最後に大技でまとめてしまう構成力が出色で、見終わったあとに心地よい汗が流れてしまうんです。それにしても……悪趣味だなぁ(苦笑)
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-10-10 00:21:24)
2.  ストレイト・ストーリー
結論から言いますと、本作は退屈でした。主人公アルヴィン(リチャード・ファーンズワース)が、6週間の旅において、いろんな人に会うという、単純な話です。巧妙な伏線も、クライマックスもありません。それを2時間近く観ているのはさすがに苦しいものでした。しかし、だからといって「もっと面白くしろ」とは素直に言えない面があります。本作の肝は「老人が350マイルの距離を、時速30キロのトラクターで出かける」というアイデアです。これを活かすには、作品の時間は長い方がいいし、物語の流れもゆったりしているのが望ましい。本作はカットしようと思ったらいくらでも出来ます。会う人を減らしていけば物語はぐんと短くなるでしょう。トラブルをもっと多くしたら話は盛り上がるでしょう。しかし、ハラハラドキドキの旅は、本作のテーマと全くそぐわないし、「味」を殺してしまいます。従って『ストレイト・ストーリー』がこんなふうに作られているのは正しい。そう理屈では納得できますが、自分が退屈に感じてしまった事実は何を意味するのか。まだまだ動的な映画の好きな年頃なのか。人生の機敏を感じ取る感性が未熟なのか。あるいは単に、本作が自分にとって、ハズレだったに過ぎないのか。いずれが正しいのかは、これからじっくり考えたいと思います。
5点(2004-12-12 02:23:36)
3.  ディープ・ブルー(1999)
レニー・ハーリン監督は『ダイ・ハード2』『カットスロート・アイランド』『クリフハンガー』など、アクションの佳作を撮ってきた人で、よくも悪くも定型通りの作品を作るという印象がありました。本作もそう、と言いたいのですけど、それが少し違う。深みも余韻もないところはこれまでと同じものの、展開がどうなるか全く読めないのです。例えば、誰かに命がけで助けてもらった人物が、次の瞬間にあっさりサメに食われたりする。物語展開の常識を基本的に無視してます。観客の意表を衝いているので、本作ではぎりぎり成功していると思うのですが、厄介なのは、これが天然なのか、周到な計算によるものなのか判断しがたいところ。うーん。とりあえず本作によって、私の中では、レニー・ハーリンへの評価は保留になりました。
6点(2004-10-10 17:58:58)(良:1票)
4.  リバース(1997)
B級アクションですが、とても面白い作品です。悲惨な結果になってしまう過去を変えるために、女刑事がタイムスリップを繰り返すという話で、何度やっても失敗してしまう、というお約束の展開が待っています。この時間逆行はせいぜい数十分の世界なので、その点『ラン・ローラ・ラン』に似ていると言えましょう。ただし、タイムスリップものの割には、脚本が練り込まれておらず、細部に不満を覚えます。例えば、元交渉人という主人公の経歴が生きていないとか、刑事のくせに弾丸が全然当たらないとか、時間旅行のルールもそんなのでいいのかとか、云々。まあちゃんとクライマックスに向かって盛り上がるのだから、許せる範囲ですが。結局は「面白い」ということが何より大切ですからね。そこを評価して、少し高めの点を進呈したいと思います。
7点(2004-09-19 16:39:56)
5.  12人の優しい日本人
名画『十二人の怒れる男』の本歌取りで、非常に完成度の高い作品です。密室劇の脚本はただでさえ難しいし、しかも優れたオリジナルが存在しているわけです。二重の障害があってこれですから、見事としか言いようがありません。「『十二人の怒れる男』、陪審員が日本人だったら?」という出発ですから、やはり興味深いのは、オリジナルをどういう形で換骨奪胎しているかでしょう。みんなと違う意見をただ一人提起する8号陪審員、自身の偏見からかたくなに逆らう3号陪審員、本作では誰がその役を務めるのか、わかった時にはニヤリとしてしまいます。状況証拠に振り回される場面も、オリジナルをオーバーにした秀逸なギャグと取るべきでしょう。本作の欠点は「日本に陪審員制度が無かったこと」でしょうか。陪審員制度は、例えば西部劇のように、そもそも畑違いのものであって、それを日本に持ち込んでいる設定が、少々強引に感じますからね。そういう意味では「15年早すぎた映画」と言うべきなのかもしれません。
[ビデオ(邦画)] 7点(2004-09-19 13:34:07)
6.  死の棘
本作には独特の間合いがあります。間じゃなくて間合い。カメラのアップはほとんどありません。基本的に引いた位置で、美しい構図の絵を切り取っていきます。その中にトシオとミホがいますので、彼らと観客の間には距離が、空間が出来ているわけです。彼らが「ワアアアア」と叫ぶとき、私たちはそれに付き合わなくてすむ。観客は傍観者の立場をキープできるのです。端から見る夫婦喧嘩は、悲しく、苛立たしく、深刻なのに、時に滑稽で笑ってしまう。この間合いは味わったことがあるぞ、とつらつら考えていましたら、どうもつげ義春の漫画にそっくりなのでした。不思議な余韻の残る作品です。娯楽としてはお勧めしませんけれど・・・。
5点(2004-09-12 01:06:48)(良:1票)
7.  沈黙の要塞
ご覧のように、環境保全がテーマでありながら、爆薬の量が売り物という逆説的な作品です。監督のセガールがこの矛盾に気づいているのか、確信犯なのかと思いながら観ていましたが、どうも彼は素でこれをやっているらしい。うーん。一応「全米ナンバーワンヒット」らしいです、参考までに。
3点(2004-09-11 22:25:08)
8.  ウルフ
残念ながら、ジャック・ニコルソンに主人公ウィルを当てたのは失敗でしょう。ウィルははっきりした自分の意見を持ち、人気作家たちからも強く信頼されています。こういう人物が(いくら老いたりとはいえ)、左遷と浮気くらいの危機を、自力で克服できないとは信じられません。「ジャック・ニコルソンの狼男!」このキャッチを結実させるならば、「冴えない中年が狼の力を得る」という物語ではいけません。ニコルソンは冴えない中年には見えないため、わざわざ狼の「助力」が必要とは思えないからです。全体の出来は悪くないだけにこれは残念でした。90年代初頭はゴシック・ホラーに光が当たっていたので、おそらく監督も派手さを抑えたのでしょう。手堅くまとまった物語。メイキャップも血も控えめ。怖くない。対象年齢は高め。大人の恋。バランスはいいと思います。ただ左遷を防ぐだけっていうのが、ちょっとせこすぎるような・・・。
6点(2004-09-05 00:32:09)
9.  U.M.A レイク・プラシッド
4人のキャラクターが意外にしっかりしているし、動物のCGも自然、物語も破状しておらず、特に悪い映画ではないと思いますが、逆にこじんまりしていて「これぞ」という面白さがありません。それを考えると、クリーチャーの恐ろしさに期待させるような邦題はやはり問題ですね。個人的にしばらく見なかったビル・プルマンが心配でしたが、最初の保安官が彼じゃなくてよかった・・・。
5点(2004-03-08 18:23:56)(良:1票)
10.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
意外性を売り物にしているわりには、貧弱な脚本だと感じました。本作の意外性は「今の出来事はゲームではない」「やっぱりゲームである」という繰り返しで成立しているわけですが、ひっくり返す回数が多いからといってそのぶんだけ驚くわけではありません。観客が学習してしまう「千日手状態のドッキリ」をいかに崩すか。本作は作中で再三「今のはゲームではない!」と強調し、観客に「まさかここまではやらないだろう」と思わせようとしています。そうやって観客の常識をくすぐることでしか、意外性を捻出できないからです。これでは心細い。「どうせこれもゲームなんだろう」と最初から疑っていた観客は、どんどん冷めていったのでは?
4点(2004-02-28 13:54:23)(良:2票)
11.  シベリア超特急
レビューで著しく低い点数をつけるのは、自分との接点が全くなく理解不能であるとか、作品の価値観・倫理観を容認できないとか、いろいろ理由が考えられますが、映画を作るのは曲がりなりにもプロなので、いかにしょぼい作品であろうとも、一応はまとまっているものです。料理に例えれば、おいしくはないが、かたちは成している状態。しかるに『シベリア超特急』は、そうではありません。この映画の駄目なところを列挙して(山ほどありますが)どう直したら面白いのかを考えてみましょう。例えば水野晴朗の演技が上手ければ?アクションがちゃんと撮れていたら?・・・無駄です。枝葉をいくら直しても、おおもとが駄目だからです。物語は監督の主題を体現してませんし、人を面白がらせる魅力もありません。それを何とか「見せる」力量も監督は持ってません。この映画はまれに見る駄目駄目づくしであり、その意味で他のあらゆる駄作と一線を画しています。だから1点です。一方反面教師としては貴重なので、映画を学ぶ上では――ある意味名作よりも――参考になるかもしれません。
1点(2004-02-25 19:28:07)(良:2票)
12.  パッセンジャー57
ウェズリー・スナイプスが頑張っているんですけど、今ひとつです。抜きん出て印象に残るアクションシーンがないからでしょうか。
5点(2004-02-23 22:25:53)
13.  サンシャイン・ボーイズ/すてきな相棒<TVM>
ぱっとしない作品です。ストーリーが客の予想内に収まってしまってます。「お笑いコンビは基本的に仲が悪い」というのはもう定説でしょうしね。尻切れトンボなのもマイナス。起承転結を、起承だけで終わらせている印象があります。物語はむしろここから始まるのでは?
4点(2004-02-21 00:33:38)
14.  猫が行方不明
いなくなった黒猫のグリグリを探して、スタイリストのクロエ(ギャランス・クラヴェル)がパリを歩き回ります。この映画、自分の街を再発見する旅でして、猫はそのきっかけに過ぎません。ほんのりといい映画なのですが、グリグリはあまり画面に映らないし、猫好きが観たら、少し期待外れにうつってしまうのではないでしょうか・・・僕のように。
6点(2004-02-17 02:12:18)
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