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Harpo=ひろしХирошиさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 47
性別 男性
年齢 49歳
自己紹介  敬愛するマルクス兄弟の次男 (僕も次男です) にして、知る人ぞ知る屈指の男性ハープ奏者、ハーポ・マルクスよりハンドルネームを拝借。彼と同年代のチャップリンに始まり、同じく同年代のキートン、ロイド、そしてサイレント期を含めた「クラシック」映画を、喜劇を中心に邦画・洋画問わず、こよなく愛しています。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  サンセット大通り 《ネタバレ》 
 この10点は、この映画を観た人全てを襲った、戦慄の超衝撃クロース・アップでラストシーンを締め括った、ビリー・ワイルダー監督への最敬礼です。まさにこれは、「世界を震撼させた10点満点」の映画でしょう。僕は、確か1995年頃に、地元民放局での深夜映画劇場で、吹き替え版で初見しました。声を当てていたキャスト名が判らなかったのですが、声からすると、かなり前にベテランの声優さんたちで録ったものではなかったか、と思います。吹き替え特有の、オリジナル版の屋外などでの音声を割りと拾わず、声優さんたちの声が、大きくはっきりと響くという効果もあって、ノーマと作家、それに執事が、いつも密室部屋にでもいるかのような錯覚を覚えました。それで、余計に怖かったのかも知れません。
[地上波(吹替)] 10点(2004-05-05 00:38:52)
2.  チャップリンのニューヨークの王様
 チャップリンが、名作『ライムライト』 (1952) 完成後の渡欧中に、アメリカ司法局から再入国は保障せず、という事実上の国外追放の通告を受けて、そのまま住み着いたヨーロッパで撮った、最後の主演作。確かに、前作に比べてちょっぴり太めになったチャップリンは、「放浪紳士チャーリー」の頃の全盛期よりも切れこそありませんが、どの時代になっても変わらぬ、彼らしい愉しい演出を見せてくれます。僕が好きなのは、シャドフ王がホテルの浴室で、隣の浴室でシャワーを浴びながら歌を歌っている女性を覗き見ようとするシーンと、アン・ケイと一緒に出かけるナイトクラブでの、2人組コメディアンのパントマイム・ショウのシーン。どちらも、チャップリン自らがじっくり演技指導をしたに違いない、彼の動きや表情、仕草をそのまま忠実に再現したような、実に愉しいシーンに仕上がっています。また、この映画ではホテルのルームサービスや、レストランで料理を注文するシーンが、やたら多く出て来ます。チャップリンの映画では、食べ物が特に丹念に写されることが多いと思うのですが (例:『犬の生活』でのホットドッグ、『キッド』でのパンケーキ、『黄金狂時代』でのドタ靴や豆スープとコーヒー、『街の灯』でのスパゲッティ、『モダン・タイムス』でのバナナや自動給食機でのとうもろこし・スープ・ケーキ、カフェテリアでのお盆2つ山積みの料理の数々…などなど) 、この映画を観た後、僕もホテルに泊まってルームサービスを注文してみたくなりました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-03-16 00:02:09)
3.  七人の侍 《ネタバレ》 
 英語字幕付きのアメリカ版ビデオを、Amazon.comから買って、何度も何度も観た映画。   2000年5月、地元の総合図書館が主催した黒澤明映画祭では、この『七人の侍』が抜群の集客力でした。僕が最も好きな「侍探し」の一連のシークエンスの中で、勘兵衛の武勇と優しさにしびれ、木刀代わりの薪を上段に構え、戸口で待ち伏せしている勝四郎を見破った五郎兵衛の「はっはっはっはっは…ご冗談を」には、勘兵衛と一緒になって膝を叩いて感嘆し、五郎兵衛が「ところでお主…野武士を、30人ほど斬ってみる気はないかな?」と持ちかけられた途端に、ガタッ!と薪割りを仕損じる平八に大爆笑…と、観客が素晴らしく一体となって食い入るように観入ったのを、昨日のことのように思い出します。   今や伝説となった、クライマックスの豪雨の中の死闘の末、久蔵と菊千代を失いながらも野武士を全滅させたシーン。勘兵衛に「野武士はもうおらん!」と宣言された瞬間、子供のように慟哭する勝四郎。その瞬間、安堵感と疲労でがっくりと膝を着く「連合軍」のロングショットの虚ろな美しさ。その時、会場から思わずすすり泣きの音がちらほら…。劇場で観られたことを誇りに思います。
[映画館(邦画)] 10点(2004-02-03 15:24:27)(良:1票)
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