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Harpo=ひろしХирошиさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 47
性別 男性
年齢 49歳
自己紹介  敬愛するマルクス兄弟の次男 (僕も次男です) にして、知る人ぞ知る屈指の男性ハープ奏者、ハーポ・マルクスよりハンドルネームを拝借。彼と同年代のチャップリンに始まり、同じく同年代のキートン、ロイド、そしてサイレント期を含めた「クラシック」映画を、喜劇を中心に邦画・洋画問わず、こよなく愛しています。

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1.  ワンダーランド駅で
 初めに角川文庫版を読んで気に入り、それからようやく見つけた字幕版ビデオをレンタルして観ました。原作 (ノベライズ版) と映画版となると、どちらかがイマイチというものが多い中で、この映画は例外で、双方がお互いの良さや美しさを損なうことなく、引き立てていると思います。   映画版では、何と言っても全篇に渡って要所で流れるボサノバが、素晴らしい効果を挙げています。ボストンを舞台にしたストーリーで、その中心になるのは地下鉄の各駅 (特に、空港駅とワンダーランド駅) やアイリッシュパブ、水族館、そしてワンダーランド駅近くの海辺など。ボストンに行って、ロケ地巡りをしたくなってしまいます。後に、CDショップでサントラ盤を見つけた時も、「即買い」でした。
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-07-02 19:30:00)
2.  さらば、わが愛/覇王別姫
 高校を卒業後の長い春休みに映画館で観た、生まれて初めての中国映画 (字幕版) を、今回11年ぶりにCATV (字幕版) で再見しました。往年の洋画コメディ専門の小生には、11年経ってもこの中国・香港映画の「重さ」は強烈な影を落とします。レスリー・チャンと、黄土色が目に染み込む素晴らしい映像には、もう最敬礼して文句なしの10点を献上。   余談ですが、2002年度のNHK教育テレビ『中国語会話』を毎週観ていました。ある週で、アシスタント役を務めていた京劇俳優の盧思さんが、同じく京劇俳優の殷秋瑞さんを覇王役に招いて、2人で『覇王別姫』のシーンを披露してくれた時、瞬時にこの映画を思い出しました。
[映画館(字幕)] 10点(2005-04-01 21:16:52)
3.  ミセス・ダウト 《ネタバレ》 
 大好きなロビン・ウィリアムスの、エンターテイナーとして面目躍如ぶりには、拍手喝采!そして、あまり触れられていませんが、家政婦ミセス・ダウトファイアとして、かつての我が子たちに接するダニエルが、冒頭とは別人のように毅然として、言葉遣いやマナーなどをきちっと躾けているのには、感心しました。もちろん、「上品なイギリスの老婦人」になりきった上での立ち居振る舞いの一部なのでしょうが、ただ単に厳しく厳格なだけではなく、素顔のダニエル本来の楽しいキャラクターがあるからこそ、子供たちもちゃんとなついたのかも知れません。   ところで、ラスト近くのTV番組収録のシーンで、つまらないので降板させられていた恐竜番組の講師のおじいさん (25年間も担当!) が、後釜のミセス・ダウトファイアの番組で、郵便配達夫役としてちゃんと復帰していたのが、ちょっぴり嬉しかったです (本人も、実は結構楽しそう!) 。
[映画館(字幕)] 8点(2005-03-24 17:34:01)
4.  G.I.ジェーン 《ネタバレ》 
 唯一今でも覚えているのが、デミ・ムーアに救命してもらった鬼上官が、いつも引用していた詩集を、彼女のロッカーに残して歩み去るラストシーン。そして、肩越しに振り返って初めて僅かに見せる微笑…これには、不覚にもグッと来てしまいました。
[映画館(字幕)] 6点(2004-05-05 20:39:24)
5.  ファミリー・ゲーム/双子の天使 《ネタバレ》 
 僕は英語の教員なんですが、授業の冒頭で必ず、ウォーミング・アップとして映画の台詞の聞き取り練習をさせています。この映画を、2003年後期の授業で採り上げた時、学生たちから圧倒的な支持を得て、とうとう後期の全ての回を、この映画一本で通したほどでした。最後の大団円には、ほとんどの学生が涙を流して感動していたのが、忘れられません。数年前に渡米した時の機内で観てたちまち惚れ込み、すぐにビデオを注文したほど、愛くるしいリンゼイ・ローハンが光る、本当に大好きな作品です。双子だと判った2人が、お互いにレクチャーし合って「役作り」をする場面、そしてイギリスに帰って来た“アニー”が、空港に迎えに来てくれた執事・マーティンと、2人だけの独特の握手をする場面が、特に好きです。その握手をする直前、差し出された右手を、一瞬緊張した眼差しで見る短いショットが、特に印象に残っています。
[DVD(字幕)] 10点(2004-05-03 14:58:44)(良:1票)
6.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
 美しい秋のアメリカの風景、タンゴを見事に取り入れた音楽の素晴らしさ (僕のオールタイム・ベスト『街の灯』でも、ライトモチーフとして使われた「ラ・ヴィオレテラ」を含む) 、そしてアル・パチーノが劇中で披露したタンゴの上手さに舌を巻いて、9点啓上します。往年の名画には、監督や俳優のトレードマーク的名人芸が、よく登場していましたが、アル・パチーノのタンゴはまさに久しぶりに目にした「名人芸」でした (タンゴに詳しい方にとっては、細かい未熟さが目に付くのかも知れませんが) 。ホテルのロビーでタンゴを踊るアル・パチーノとガブリエル・アンウォー、その2人を見守るクリス・オドネル、そして美しいタンゴを奏でる楽団。この3つを収めたロングショット、音楽のタイミングも完璧で、非常に美しいと思いました。
[地上波(字幕)] 9点(2004-04-18 11:39:43)
7.  雲の中で散歩
 僕にとって、アンソニー・クイン演じるとぼけた祖父が何とも良い味を出して忘れられません。キアヌ・リーヴスが初めて家に来て、ぽつねんとそれを虚ろな目で見ていたお祖父さん。キアヌを明らかに嫌っている主人から、「パパも何とか言ってやれ」とけしかけられるや、何と「よく来たね」と答えて「落とす」所には、大笑いしました。他にも、大好物のチョコレートを食べると、しみじみと喜びの呻き声を上げたり…。『ナバロンの要塞』でも、ほんのちょっぴり垣間見せた意外な三枚目ぶりは、34年経っても健在でした。
[映画館(字幕)] 5点(2004-03-04 12:23:48)
8.  ホット・ショット2
 前作に比べると、ほんの僅かに切れが落ちている感じはしますが、パンフォーカスで撮られた画面の隅々にまでギャグが満載されている愉しさは、相変わらずお見事。それにしても、英語の同音異義語を活用したギャグ、ジョークが光ります。字幕も、それを活かすべく結構工夫されていますね。いわゆる「駄洒落」もちょっと含まれているのですが、全然寒くなく、例えば駅の場面での「ボード!」など (→探してみてくださいね) 、視覚的な笑いへ増幅されているのには、大笑いしながらも感心してしまいました。
[映画館(字幕)] 8点(2004-03-03 09:11:24)
9.  ホット・ショット
 いいですねぇ、こういう馬鹿まっしぐらな映画は!日本のTVや映画だと、ジョークを言う時に無駄にクロースアップで撮ったり大声で一発ネタをやって、いかにも「コメディやってますよ!笑って!」と必死にアピールしていることが多いような気がするのですが、この映画ぐらい伸び伸びと明るく割り切っているからこそ、どのギャグやジョークもさり気なく感じられるのでしょう。ベンソン提督は最高!
[CS・衛星(字幕)] 9点(2004-03-03 08:48:06)
10.  天国に行けないパパ 《ネタバレ》 
 ダブニー・コールマン演じるパパ・バートが最高です!バートは、どう見ても敏腕タイプのエリート刑事ではありませんが、長年に亘って職務を忠実に遂行して来た、経験と円熟味溢れる実働部隊という感じ。そして、仕事が終われば一人息子の野球の練習場まで迎えに行く、というマイホームパパぶりを遺憾なく発揮。それだけに、余命を宣告されて抜け殻のように駐車場に辿り着き、遠い目をして車のカギを開けようとすると、実はそれはよく似た他人の車で、中にいた犬に激しく吠えられた挙句我に返ったり、ダギーのいつもの練習場に車を横付けして、彼を車の中からこっそり見守る時の表情…!共に台詞がないシーンなのですが、ダブニー・コールマンの泣き笑いの表情には、思わず涙をそそられます。また、彼の相棒役のマット・フルーワーも良い味をだしています。バートの病気のことを知らないため、彼の突飛な行動の数々に戸惑ったり、事ある毎に「食うか?」とスナックやヨーグルトを勧めて来たり、と細かい場面が印象に残っています。
[地上波(吹替)] 10点(2004-02-27 09:45:36)(良:1票)
11.  プロポーズ 《ネタバレ》 
 僕が最も注目したのは、2人の脇役: 1人は、前半途中からずっとジミーのプロポーズ珍道中に黙々と付き添う長身の牧師。次に向かう元彼女を相談するシーンに変わる度に、必ずぽつねんと座っている姿は笑えます。しかし終盤、彼が湖上のボートでジミーにしみじみと語るシーンは、まるで別人のような穏やかで温かい人柄を描き出していました。そしてラストで、「神により与えられた権限により…2人を夫婦であることを宣言します!」という宣誓がカッコ良い!その瞬間、千人の花嫁が、街が目を覚ますような大歓声と拍手で祝福するシーンには、感動しました。そしてもう1人、忘れてならないのが、ジミーのお祖父さん。いつも分厚いステーキを食べていて、何故か常にハンドスピーカーを携帯して (彼の死後、ジミーがその「遺品」を玩んでいると、たちまちハウリングする) 、その必要もないのに大声で毒のある掛け声を入れる、高齢故にぶっ飛んだキャラクターは、何度も巻き戻して観て大笑いしています。
[ビデオ(字幕)] 10点(2004-02-10 13:32:46)(良:1票)
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