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1.  インソムニア
まず言いたいのは、「日本の映画会社の宣伝文句が悪い」ってコト。 「髪を洗われた少女の死体」だの「アル・パチーノが久々の刑事役を演じた」だの、「犯人に追いつめられた不眠症の刑事」だの、 まるでサイコ・サスペンスのよーな売り文句。で、いざ見ると、主題は全然別なトコロにあるんです。 なめんな! これは、"高潔さ"を守るのがいかに難しいか、そして大切かを示す映画です。 いかにもタフでキレ者に見えるアル・パチーノが、コソコソと証拠隠滅する姿は衝撃的でした。 罪にさいなまれ、じっと自分の手を見つめたまま夜を明かすあのまなざしは、まるで昔の自分を見ているかのよう。そして、ラスト。 過ちを隠すのをやめて現実に立ち向かう決意をした、彼の迷いのない背中。 これはそういう映画です。それなのに...ああ、みなさんの声が聞こえてきそうです。 「犯人、すぐわかっちゃったよ~」「つまんない映画。これじゃ、不眠症(インソムニア)じゃなくて、過眠症になっちゃうよ。」 「退屈だったぁ。銃撃戦もないんだもん」...ああっ、ちゃうねん! そういう映画とちゃうねん!!
9点(2004-02-13 10:57:57)
2.  ニューヨーク 最後の日々
暗いぜ。リストラされた後なんかに見ると自殺しちゃうも。私もストレスが溜まると 消化器系にクるタイプなので、「血尿が出る~」などと苦しむ主人公に 感情移入しまくりである。程度差はあれ、現代社会に生きてると彼のような 苦しみは誰しも感じるだろう。ドライな人間関係、磨り減る神経、健康不良に、 仕事への不満。夢は持ち続けるが、決して叶うことがない。大切なモノは目の前にあるのに (キム・ベイシンガー演じる彼女のコトだ)、自分には決して手に入らない、手に入れてはいけないと知っている...。 この映画は、そんな現代人たちの苦しみを、集めて圧縮してからまき散らしているかのようだ。 でも、私は思う。愚痴だけなら誰だって吐ける。私たちが見たいのは、その苦しみから きっと脱却できるという希望の光で照らされたラストなのだ。
7点(2004-02-13 10:44:52)
3.  シモーヌ
デ・ニーロと双璧をなす個性派俳優の最高峰のアル・パチーノが、 「俳優なんているか~!」なんて雄叫ぶんだから、もう笑うしかないでしょ。 かっちょよくていつも自信満々な(役をしている)アルさまが、情けなくオロオロ、オタオタしながら バカをやりまくるのだから、もう爆笑(苦笑?)の連続である。意外とコメディ の経験が少ないアル・パチーノだが、そうとは思えないほどのハマリっぷり。ウィノナ・ライダーのセルフ・パロディ (万引き事件の直後ですもんねぇ)も、失笑を誘いました。そんな渋い笑いのツボをつきつつも、 しっかり"フランケンシュタイン逸話"をやっているのも偉い。そして、ラストは驚愕の 開き直りっぶり!! パチーノ・ファンの貴方! 一見の価値はありますよ。
8点(2004-02-13 10:34:48)
4.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
クリント・イーストウッドは"上品"な監督だ。『目撃』や『トゥルー・クライム』、『スペース・カウボーイ』にいたるまで、 犯罪や陰謀に触れながらも、きちんと人間愛や高潔さを謳い、エグい演出は絶対にしない。 それが、この作品のラストはどうだろう! あの後味の悪さ、「これでよかったのか」という疑問、やりきれなさ。 しかも、それが名優たちの圧倒的な演技力で突きつけられる。あのマシャ・ゲイ・ハーデンのオロオロとした表情が目にこびりついている人も多いのではないだろうか。これは、イーストウッドの監督としての大胆な冒険で、"美しい"ストーリーや"奇抜な"演出に慣れきった私たちへの、力強い挑戦だと思う。 
9点(2004-02-13 10:11:13)
5.  マグダレンの祈り
久々に、"映画を見ている"というのを忘れさせてくれた。画面に映っているのが、演技をしている役者ではなく、虐げられる少女たち本人に思えてきた。そんな、ドキュメンタリー映画のような迫力と生々しさがこの作品にはある。
8点(2004-02-13 10:00:55)
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