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コメント数 1697
性別 男性
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1.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
面白すぎてニヤニヤが止まらなかった。あそこはアドリブで、あれは本音が出ちゃったシーンなんだ。あの不自然な間はそういう事だったんだ。と、答え合わせが楽しいこと。ユーモアのセンスと内田けんじ張りにきっちり計算された脚本の融合。もう一つの大きなポイントはもの作りに対する熱い思い。大人数が一丸となって大きな仕事に挑む。ちょっと嫌な奴だった神谷さん含め、みんな頑張ったし、監督だけならいつものごとく諦めていたであろう場面でも、今回はそこを突破していく存在がいて嬉しかった。チームでやり遂げた達成感、なんて気持ちがいいんだ。あの後、呑んだ酒は間違いなく美味かっただろう。低予算&無名キャストで大ヒットし、日本の映画界にもまだまだ夢があると教えてくれた「カメラを止めるな!」は紛うことなき傑作だった。
[映画館(邦画)] 10点(2018-10-12 23:36:51)(良:1票)
2.  セッション 《ネタバレ》 
主人公とはいえニーマンは好きじゃないし、フレッチャーに関しては「いつ撃ち殺されるんだろう?」とゲスなことを期待しながら観ていた。だけど、そんなことはもうどうでもいいんだ。究極を追い求めた者同士が、ついに憎しみすら超えていく最後の数分間…。間違いなく映画史に残ると断言できる。あ~~ まだ興奮の中にいるんだな。ちょっと10点以外つけられないです。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2016-04-02 22:34:00)
3.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 
<原作未読、オリジナル版(1939年版)も未見> 伏線があっての最後、この流れは見事だが、決してそれだけではない映画。二人の、いろいろ問題はありつつも、なんだかんだで幸せな日々。爺さんを加えて三人で語り合った夢の農場のこと、忘れられない。悲しい結末だからこそ、あの日々が殊更輝いて見えるのかな。一切の無駄がない脚本、俳優陣の素晴らしい演技、そして美しい映像、これぞ名画だとしみじみ感じ入った。満点です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2015-10-14 19:21:02)
4.  機動戦士ガンダムUC/episode 7 虹の彼方に 《ネタバレ》 
ガンプラ一つ持っていない、機体の名前も覚えられない、「F91」や「閃光のハサウェイ」も見ていない、もちろんこの原作も未読。そんな極めてライトなファンとしての感想だが、この出来に感嘆した。ガンダムがテーマに置き続けた「ニュータイプ」、それは「人の可能性」。人類は第二次世界大戦の惨劇を目の当たりにしたにも関わらず、その後も戦争を繰り返してきた。ことに宗教戦争となると、絶対に相容れないのではないかと絶望するときもある。だが、そんな難題をも乗り越えていける者をニュータイプと呼ぶなら。オールドタイプからニュータイプへ、親から子へ。『我々が残した課題も、次の世代ならきっと解決してくれる』 『より良い世界を作ってほしい』 そんな希望、祈りが込められた存在。1st~逆シャア世代の心をくすぐる演出も多い、だが本当は若い世代こそ見るべき作品ではなかったか。「もういいのか?」「あとは彼らに任せよう」「ウフフフフフ」… 富野氏以外の手によって作られたものでありながら、一つの区切りと認められる完成度である。この仕事をやり遂げた後、あの世へ旅立たれた永井一郎氏をはじめとする1stガンダム出演者にとっても35年越しの完結編になったと信じる。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2015-03-08 21:22:38)
5.  偽りなき者 《ネタバレ》 
怖いなぁ…。怖さゆえ、もう二度と観ることはないと思うけど、良い映画だった。ルーカスと同じ苦しみの中にいる冤罪被害者は世界中にたくさんいるはずで、彼らの叫びを代弁したかのような重苦しい空気が胸にのしかかる。そしてルーカスと同じくらい気に掛かるクララのこと。誰が悪いかと言えばそりゃクララが悪い。が、この嘘がどんな結果を招くのか4~5歳の少女に分かるわけもなく、また彼女なりに罪の意識を感じ、なんとかしようとしていたのも事実…。しかし大人は相手にしてくれない。これほどのトラウマを抱えたまま育ったらどうなるんだろう…。何か残り続ける気はするんだよな…。ルーカスにしても疑う奴は疑い続ける。人生では取り返しのつかないことも多々ある。そんな社会に生きていることを思い知らされる。その中でどうやって生きていくのか…。と、いろいろ考えさせられる映画だった。でもこれだけは言わなきゃならない 「犬に罪は無い」。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2014-11-28 18:16:39)(良:1票)
6.  桐島、部活やめるってよ
<原作未読>バレー部の絶対的存在であり校内のスターでもある桐島が突然部活をやめた。大なり小なり影響を受ける同級生たち。その少しの変化が、学校、とくにクラスという狭い枠内で絡み合い、ちょっとしたドラマを生んでいく。もし自分がこの中にいたら?と考えてみたが、これは全然面白くない。自分がどんな立場であっても、自分にとって桐島がどんな存在であろうとも、自分目線でしか事態を捉えられないから。しかしこのように多角的に見せることで、高校生のちょっとした騒動がエンターテインメントへと昇華していく。みんなが屋上に集結するクライマックスは何かとんでもないものを目撃している気分になった。またスクールカーストという少し嫌なものを見せつつも、10代の繊細な心、恋のほろ苦さや甘酸っぱさ、さらには爽やかさなどが全体の印象としては強く残り、青春群像劇として完成している点も見事。そういえば「日本よ、これが映画だ」と言ってきた某アメリカ映画に「ハリウッドよ、これが日本映画だ」とパロディで返していたが、このキャッチコピーを使う資格は十分に、いや十二分にあると思った。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2014-11-24 15:20:39)
7.  別離(2011)
凄い…。宗教的な面も上手く取り入れ、活かしてはいるが、柱は普遍的なテーマであり、世界中の映画祭で高く評価された事実がそれを表している。人は皆、時に嘘をつきながら生きてきた。その嘘によってむしろ事態が悪化したり、誰かを傷つけ罪悪感に苛まれたり、正直に言えなかったことを悔いたり…。ここまで深刻ではないにせよ、身に覚えがある感覚。だから多くの人がこの映画に引き付けられるのだろう。こんな人間ドラマが見たかった。ありがとう監督。そして俳優たち。素晴らしい映画です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2014-04-17 17:33:54)(良:1票)
8.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 
花はよくやりました。頑張る母の物語です。と同時に親のエゴに近いものもテーマになっていて考えさせられた。おおかみとして生きていく決意をした雨をどうにか引きとめようとする花。人間としてはまだまだでも、おおかみとしては十分に生きていける。そのことを感じ取っていながら、「まだあなたに何もしてあげてない」という言葉が出る。もっと子供でいてほしいし、もっと母親をしていたいと…。引っ越す理由を「人間とおおかみ、どちらでも選べるように」と説明していたが、実際は人間として育てる気満々だったんだよね。これは親というより人間の自惚れなのかもしれない。しかし雨は巣立っていく。この後のシーンが最も印象的だった。そう、見送る花は笑顔になったんだ。この時、花に芽生えた感情は寂しさを一気に凌駕した。これが親の役目であり、幸せでもあるんだよ。そんな作者のメッセージ。映像は綺麗だし、宮崎あおいをはじめとした声優陣も素晴らしいし、これはもう満点。何もかもが太陽に輝いていた朝の空気、しっかり伝わってきました。
[ブルーレイ(邦画)] 10点(2013-12-05 00:51:01)(良:2票)
9.  妻は告白する 《ネタバレ》 
登山中、宙吊りになった滝川夫妻。妻の彩子はザイルを切って夫を死なせてしまう。それは殺人か、緊急避難だったのかで争われる裁判。しかし、そのどちらでもないもっと大きな理由があったことが明らかになる。愛にまつわる殺人がある、愛にまつわる自殺がある。奥さんと幸田の対比は愛情と同情の対比。雨の日、着物姿で幸田の職場に現れた奥さんの表情が忘れられない。「増村保造+若尾文子コンビの最高傑作」の呼び声は伊達じゃなかった。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2013-07-21 11:08:27)
10.  大人の見る絵本 生れてはみたけれど 《ネタバレ》 
和製サイレント映画を初めて観た。1932年当時の子供たちの日常がいきいきと描かれていて楽しく、興味深い(あの妙な遊びは本当に流行ってたのかな?)。主人公兄弟は「父は偉い」と信じていたが、ある日、職場を映した活動写真でペコペコする父の姿を見て失望する。思わずその場から飛び出した二人のとぼとぼ歩きが何とも印象的。家庭では威厳のある父親がいわゆる「変顔」で笑いを取っていれば、そりゃショックだろうけど、それもいつの日か必ず理解できるようになるし、そんな未来を想像するとまた笑みがこぼれてくる。そして父、母の優しさ。何を言われても(お尻ぺんぺんくらいはするけど)二人を温かく見守る姿は泣ける。そして翌朝の清々しさったら無い。家族の素晴らしさ、子供の成長、友達との仲直り、そして日本人の礼儀正しさかな。斎藤達雄、吉川満子の表情演技の素晴らしさにも触れないといけないな~。とにかくさすが名作、大傑作ですよ。唯一の不満といえば、どういう訳か後世に作られた音声が被せてあった事だけど、これは放送局の問題で作品自体に罪は無いので満点としたい。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2013-02-14 17:04:24)
11.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
面白い。十二人十二色の陪審員、二転三転する議論。その面白さはもちろん偉大なオリジナル「十二人の怒れる男」あってこそだけど、それにプラスして日本人の特徴が良いスパイスになっていた。多少の誇張はあるし、俳優陣の演技も舞台用の演技に近いものだが、「こんな人いるよな~」っていう親近感が本家よりも湧いたのは自分が日本人だからか。評決が出て、廊下に出てきた陪審員に見られた充実感のようなもの…(落ち込んでる人もいたけど)。その充実感を観ているこちらも少しおすそ分けしてもらった。いい映画を観たな~。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2012-12-30 12:12:10)
12.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 
脚本・編集の妙。クレジットタイトルを見終えて、すぐに最初の15~20分間を見直した。「気持ちを変えて振り返ってごらん 気持ちが違えば世界も変わるから」の歌詞の通り、同じ内容なのに1回目と2回目でこれほどまでに違うものかと驚いた。人が人を好きになり、やがては別れる。その記憶とは何なのか? なぜ記憶を消してはいけないのか? この映画は明確な答えを出す。記憶消去後、想い出の場所で再び出会い、惹かれあった二人。運命的でありながら、やる瀬なさを感じたのは遅かれ早かれ同じ結果にたどり着くのが明らかだから。喜びも悲しみも怒りも後悔も自分を成長させる糧なのに、記憶を消せばリセットされてしまう。だから同じ事を繰り返して終わる。これではただのバッドエンド。これをハッピーエンドとまではいかないが、希望を持たせてくれたのがメアリーの暴走だった。二人が上手く行くかは分からない。でも(不完全ながら)過去を取り戻した二人は少なくとも以前の繰り返しではない次のステージに進んでいる。過去があるから次に進める。大切なメッセージがこの映画にはあった。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2012-09-20 18:08:38)(良:1票)
13.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
逮捕されたらどうなるか、起訴されたらどうなるか、がよく分かって面白い。99%以上が有罪になるという日本の刑事裁判、警察・検察の取調べ、遡れば駅員の対応のまずさなど様々な問題点がクローズアップされる。今すぐできる事としては、少なくとも否認している者についてはもっと人権を尊重してあげてほしいと…。リアルを追及しているからこそ考えさせられることが多い。そのリアルは脚本はもちろんだが、もう一つ良かったのは俳優陣。加瀬亮や役所広司はもちろん、尾美としのり、光石研、面白い役の本田博太郎、失礼ながら名前は知らなかったけど正名僕蔵など、脇役も素晴らしく、演出側の本気度が伝わってくる。大傑作。
[DVD(邦画)] 10点(2012-06-13 17:06:14)
14.  ミスト 《ネタバレ》 
外の強すぎる怪物と戦う映画ではなく、中で起こるドラマを中心に、極限状態に置かれた人間を描いた映画。外があんな事になればただでさえ面白いはずだけど、集団の中に偶然にも宗教おばさんがいたことで、その面白さが跳ね上がった。ラストは賛否あるようだけど、単純に、惨状を目撃し精神的に追い詰められた人間が取る行動として説得力があったし、逆に5人全員が助かる展開では物足りなさを感じたかもしれない。このオチだからこその満点。凄い映画を見ちゃったな~。
[DVD(字幕)] 10点(2012-05-13 10:02:54)
15.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
最近の流行りなのか、DVDにはいろいろなバージョンの結末が収録されているらしいが、劇場公開版がその時点での答えとすると、恐らく二人は別々の道を歩んでいくものと思われる。その切なさが画になって素晴らしい。いろいろなオチの中に病院でドクターから言われた「罪悪感からの妄想オチ」が含まれなかったのは監督が妄想、夢オチを否定したと考えて大丈夫かな。何はともあれ、時間を忘れて夢中になれるってのは素晴らしいものだ。興奮と余韻、これぞ映画!
[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-09-05 17:32:47)
16.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
正直、ゴミ処理場をくぐり抜けるまでの話は「1」、「2」と比べて特別優れているとは思わなかった。しかしウッディたちが家に戻ってからが素晴らしい。これはもう涙が止まらなかった。こんなに泣けたのは何年ぶりだったろう…。「1」、「2」も傑作だが、こればかりは完結編だけに許された特権だと言える。アンディの思いはボニーに受け継がれ、さらにこの映画を見た子供たちに受け継がれていく…。こんなに美しい物語を見せていただいて感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。
[ブルーレイ(吹替)] 10点(2011-07-11 18:13:25)(良:1票)
17.  山椒大夫 《ネタバレ》 
童話、小説、映画だからこその奇跡の物語とともに、普通とされることを変える難しさも描かれる。おそらく貴族に生まれ、貴族として育った者には奴隷を救うという発想そのものが無い。奴隷の苦しみを味わった厨子王だから奴隷を救えた。現代の政治においても国民が抱える苦しみを政治家が知ることが基本中の基本だし、それは上に立つ者が忘れてはならないこと。山椒大夫にきつい罰が与えられるところまで見せてくれれば文句なしだったが、だからといって10点以外は付けられない。芸術性の高さはもちろんだが、厨子王が逃げると決断してからのスリルはそう味わえるものじゃない。奴隷が一人、二人逃げたからってあんなに全力で追ってこなくていいだろうにと思うんだけど…。おっそろしいな~、ホラーだよ。俳優陣は田中絹代、花柳喜章、香川京子(お美しい!)はもちろん、山椒大夫役、進藤英太郎の上手さも印象的。とにかく凄い映画を見てしまった。
[DVD(邦画)] 10点(2011-06-26 14:02:03)
18.  ヒトラーの贋札
自分が同じ立場に置かれたらブルガーほどじゃないけど、最後通告が出るまではなんやかんや言い訳をしながら、偽札完成を遅らせるかもしれないな~、と考えたけど、死の恐怖に晒されてれば何にでも「はい!」と従ってしまうかもしれないし、機嫌取りのために急いで完成を目指すかもしれない。そこは実際に経験してみないと分からない(そんな経験は絶対にしたくないが…)。偽札を作る者、それを妨害する者。どちらか一方が間違ってるとは言えないだけに、観ていて苦しかった。直接的な虐殺描写に頼らずとも、悲劇を伝えることはできる。というお手本のようにも感じます。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-05-26 19:33:35)
19.  牛泥棒 《ネタバレ》 
これは小中学生に教材として見せてもいいと思う。「疑わしきは罰せず」の大原則を破る重さと、集団が振りかざす暴力の怖さを説教臭くなく(例の手紙には多少そういう要素もあるけど)、凄まじい人間ドラマの中に盛り込んだ傑作だ。みんながバーに戻った頃からだろうか、必死に抗議していたドナルド・マーティンの姿が思い起こされて、呆然とする自分がいた。そんなパワーを持ったこの映画は素晴らしいのだと思う。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-03-19 00:00:28)
20.  御用金 《ネタバレ》 
いや~~ 面白かった。鯖江藩に仕える家老・六郷帯刀は苦しい藩を救うため江戸幕府へ納められる御用金を横領し、さらに証人となる村人全員を殺害した。これが“神隠し”と呼ばれる事件。その神隠しを目撃した脇坂孫兵衛と、その妻で、帯刀の妹でもあるしの。神隠しで婚約者や父を亡くしたおりは。そして謎の浪人・藤巻左門。ただでさえ面白くなりそうな登場人物たちだが、さらに演じているのが順に丹波哲郎、仲代達矢、司葉子、浅丘ルリ子、中村錦之助と来たもんだ。その他、脇も実力者揃い。話は神隠しから3年後、侍に嫌気が差し、刀を売り払おうとしていた孫兵衛が突然命を狙われた。二度目の神隠しを計画する鯖江藩の高力九内(夏八木勲)が孫兵衛の口を封じるために刺客(西村晃など)を送り込んだわけだ。孫兵衛は一度目の神隠しを黙認した過去をずっと後悔していて、あの時から自分は死んだ人間だと語る。そんな孫兵衛が二度目の神隠しだけは自分の手で阻止すると決意し、多勢に無勢の中、左門、おりは、六造などの力も借りて、村人を守るために奮闘する…。仲代達矢と中村錦之助の共闘や雪の中で繰り広げられた丹波哲郎との一騎打ちなど見所満載でまさに目が離せない状態。印象的な最後のシーンはもちろんCGなどではないし、ヘリを飛ばしたわけでもなく、ただの偶然らしい。別のシーンを撮影中だったが、慌てて仲代と司を呼んで撮影したとの事。映画の神様も味方につけた一本って事で… 満点です。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2011-02-14 20:03:59)
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