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1.  太陽の王子 ホルスの大冒険
現在放送中の朝ドラ「なつぞら」、そのヒロインのモデルと言われる奥山玲子の名前を見つけたときには「おっ」となった。そのほか高畑勲、大塚康生、宮崎駿、森康二、小田部羊一と次々に大物が表示されてなかなか壮観。物語の感想としては、1968年という時代に随分ダークなものを作っていたんだな~という驚きが第一。全体的に暗く、ワクワク感等はほとんど無いが、ヒルダの心理描写という面においてはまずまずおもしろい。また名優たちによる声の演技も楽しく、見る価値はあったかなと。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-05-10 21:33:12)
2.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 
姉ブランチへの嫉妬から凶行に及び、下半身の自由と女優生命を奪った妹ジェーン。そのうえ家を売るという話が出てからというもの、それを阻止するために電話を取り上げ、お手伝いさんを遠ざけ、嫌がらせを繰り返す。このジェーンをベティ・デイヴィスがノリノリで演じていて面白い。しかし面白いだけで終わる映画ではなかった。死にかけのブランチはついに真実を告白する。ただの悪魔だと思っていたジェーンに同情の念が…。妹は姉を、姉は妹をそれぞれ苦しめていたとは。憎しみが生んだ悲劇。自業自得と自分を責めるブランチ。気が触れ、少女に返ったジェーン… 痛々しい、そしてやりきれない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-11-15 22:05:51)
3.  コレクター(1965) 《ネタバレ》 
テレンス・スタンプ演じるフレディー・クレッグが良いね。自分のことを知ってもらえれば「Maybe, 君はオレを好きになる」と本気で考えてる訳でしょ…。初日はルンルン気分、最終日にはむしゃくしゃして噛み付く。どうしようもない。それなりに隙があり、やりようによってはうまく逃げられそうなところも面白い。そのためにどんな受け答えが正解なのか? どんな態度でいるのが正解なのか? そんな目線で見ていくとミランダに非は無いことは重々承知ながらも、もう少し賢さ…というか狡猾さみたいなものがあればまた違ってたんだろうな…と。女優さんが好みのタイプじゃなかったけど、引きつった表情等は良かったと思うんで減点材料にはせず、8点です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-05-31 23:36:09)(良:1票)
4.  網走番外地(1965) 《ネタバレ》 
いくつか印象的な場面がある。鎖を切る場面もいいが、やはり脱獄決行日のアラカンが凄まじい。その迫力に依田たちと同じく圧倒されてしまった。往年の大スターの使い方、活かし方が上手いやね。逆に不満な点を挙げるとすれば権田との逃走劇。橘の苦悩や、妻木夫人に怪我を負わせた権田への怒りなどがあまり伝わってこない。「なんか面倒なことに巻き込まれちまったな~」くらいの感じ。ついでに最後の妻木とのやり取りもベタすぎてどうも…。普通に楽しめる映画であるけど、傑作とまでは思わなかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-02-11 15:49:08)
5.  清作の妻(1965) 《ネタバレ》 
<原作未読・オリジナル版も未見>孤独を味わった者でなければ分からない孤独への恐怖。そして究極の愛…だろうか。村社会のダークサイドや戦争が生み出した空気感も歴史の真実であり教訓だと思う。良くできた脚本だと頭では理解できる。しかし… この映画はどうも好きじゃない。これが実話だというなら話は別だが、創作でこれはやりすぎだと思う。ここまで嫌なものを見せられては感動より嫌悪感が上回る。お兼をリンチする場面で本当に嫌になっちゃったんだ…。でも新藤さんはすべて計算尽くでやってるんだろうから恐ろしい。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-01-06 22:22:59)
6.  婚期 《ネタバレ》 
夫から「(結婚した理由は)見掛け倒しに引っかかったんですよ」と言われ「うふふ」と喜んでしまう京マチ子。若尾文子と野添ひとみはコンビ芸のような掛け合いを見せ、船越英二はお得意の(?)ダメ男ぶりで女のバトルの中で光る。そして影のMVPと言っていいのが北林谷栄で、お手伝いさんという少し引いた立場からこの家庭を見つめ、愚痴をこぼす。この婆やがいるのといないのとでは大違いだろう。こういう面々による一悶着がコミカルに描かれる。いや、もちろん本来これは兄嫁いびりどころの話ではない。次女&三女は本気で兄夫婦を離婚させようとえげつないことをしているのに、それでも確かにコメディに仕上がってるんだよな~。そして少々意外な結末と…。少し変わった作品だけど、なかなか面白かった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-17 17:37:41)(良:1票)
7.  タイム・マシン/80万年後の世界へ 《ネタバレ》 
期待していたものと少し違った。なんと言っても寂しいのは1960年地点から見て、描かれる近未来が1966年だけというところ。1960年の人が想像した1980年、2000年、2020年なんかも見てみたかった…。その後は一気に時代が進んで邦題の通り80万年後の世界へ。そこでもイーロイの見た目は現代人と変わらず、英語を話すなど、やや面白みに欠ける印象。加えて地下でのぬる~い戦いは「やめときゃよかった」レベル。振り返れば1917年がピークだったな~と思う次第。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-11-20 18:03:54)
8.  徳川家康
秀吉の配下に甘んじる日々から、関ヶ原、さらに大坂の陣へと続く「たぬき」家康については、好き嫌いは別にしていつも面白さを感じるのだが、さすがに10代の家康ではそういった要素は無く、どうにも物足りなかった。それでも最後の「桶狭間の戦い」はなかなかの出来。画面が青に染まって異様な空気が醸し出される中での義元の最期は恐ろしい感じがした。ちなみに北大路欣也は46年後に再び家康を演じている。特殊メイクなどに頼らず青年期から老年期まで演じたことになるが、これは役者として喜びや、相当のやりがいを感じたのではないかと想像する。そして我々観る側も楽しいものがある。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-11-07 17:42:56)
9.  東京おにぎり娘 《ネタバレ》 
タイトルからなんとなく想像できる通り、明るく、ほのぼのした映画。それだけに後半の展開は少々意外だった。「飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで 飲んで 飲みつぶれて眠るまで 飲んで…」「泣いて 泣いて ひとり 泣いて 泣いて 泣き疲れて眠るまで 泣いて…」 故・河島英五の名曲から引用させてもらった訳だけど、その先には何が待っているのだろう? いやいや、そう大層なものは待ってないんだよね。なんていうか… やっぱり日常があるだけ。いろいろあるのが人生だから引きずってもしょうがない。切り替えていきましょうや。そんな“からっ”とした感じが好き。爽やかな人生応援映画といったところ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-03 14:13:19)(良:1票)
10.  雁の寺 《ネタバレ》 
<原作未読>あ~ 安心した。やはりこの映画の感想としては「訳がわからない」でいいんだ。特にわからないのは慈念にとって里子がどんな存在であったかということ。仮にも若尾文子主演でありながら、慈念の行動に彼女がどんな影響をもたらしたのか不明瞭。結局、慈念としてはどうなるのが最良だったんだろう? なかなか難しい映画なんだけど、だからつまらないかと言ったらそうじゃない。むしろ慈念という人間が分からない故の面白さがあった、という言い方もできるかな。突然里子が嫌がるような話をしてみたり、鼻息荒く先生に思いをぶつけてみたり、これをどう解釈すべきかという楽しさ。里子さんの「雁が鳴いてる」や、最後の絵にしてもそうだけど、分かるようで分からない感じが絶妙。たまにはこういう映画も良いなー。もう一つ言うなら、これはモノクロで撮って大正解。またカメラワークも素晴らしかった。 
[CS・衛星(邦画)] 9点(2014-09-24 23:03:58)
11.  人生劇場 飛車角 《ネタバレ》 
<原作未読>「時代劇の東映」が「任侠映画の東映」に変わるきっかけとなった作品だそうで、さすがに面白かった。この手の映画はほとんど見てこなかったから断定的には言えないが、恐らく後の作品に比べて暴力性は控え目なんじゃないかな。だからか見やすい感じがした。映像もなかなか凝っていて上質。時代設定は大正時代で、その古い町並みに鶴田浩二、高倉健、佐久間良子、そして月形龍之介がよく映えること。死ぬほど好きな女を不幸にしてまでやらなきゃならない事がある…。そんなやくざの悲哀を描いた傑作。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-05-09 22:38:59)
12.  白い巨塔
<原作未読、ドラマ版も未見>このたび2003年版の再放送があったのでとりあえず録りためておいて、まずは映画版を観ようと思った次第。田宮二郎はもちろんとして小沢栄太郎がいいな~。好きだな~。この二人(と加藤嘉)は1978年のドラマ版でも同じ役で再起用されているが、それも納得のハマり具合。ストーリーは次期教授選がメインで、裏工作に奔走するおっさんたちを見て楽しむ映画といった感じ。医療ミスについてはおまけ程度だからドラマ版で観るとして、教授選だけでも一本の映画として十分に見応えがあった。これはこれで満足だ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-02 23:06:15)
13.  女系家族
<原作未読・テレビドラマ版等も未見>山崎豊子原作ということは例によってモデルが存在するのだろう。えげつない…。この時代の8000万円、9000万円といえばとてつもない額だけど、長女の意地みたいなものがあって妹より1円でも多く!みたいな醜い争いも、第三者の目から眺める分にはまあ面白いかな。最後どうなるか大体予想がついてしまうのは残念な点だけど、役者はみんな上手いし、楽しめる映画になっていると思う。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-01-18 19:06:44)
14.  五十万人の遺産
三船敏郎唯一の監督作品だそうで…。唯一ってことは一度やってみて自分は監督向きじゃないと感じたのかな?。確かにぱっとしない映画ではあった。前半はそれなりに期待できたし、フィリピンロケの甲斐もあって洋画のような雰囲気も悪くはなかった。しかし後半はどうも期待外れ。一応サスペンスということになっているが緊張感が不足していて「ゆるい」。男の友情も描かれるが、これはこれであまりに唐突な印象だし、アクションという訳でもないし、アドベンチャー映画としても物足りない。どれをとっても中途半端で残念な感じ。三船さんの演技もあまり良くない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-12-28 13:11:20)
15.  ふるえて眠れ 《ネタバレ》 
「何がジェーンに起ったか?」は未見。1964年ともなればこれで新しいってことは無いんだろうが、3人の女優(ベティ・デイヴィス、オリヴィア・デ・ハヴィランド、アグネス・ムーアヘッド)の存在感によって面白く観ることができた。一つだけ気になったのは○○が倒れてきそうになること。あれはひょっとして映画的に反則なのでは?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-15 09:31:44)
16.  ある殺し屋の鍵 《ネタバレ》 
朝倉殺しがメインだと思い込んでたから、あっさりサクサクでちょっと驚いた。それはそれとして、分からないのはなぜ新田がこの件に深入りしていったのかという事。新田は刑事ではなく殺し屋なんだから、金さえ貰えればそれでいいはずなのに…。いずれまた狙われるだろうから関係者みんな始末してやる!ってことかな? 引き際を誤った間抜けに見えてくるから困るんだけど、オチから言うとそういう話だったのかも。う~ん。主演の雷蔵さんはあまり腕っぷしは強そうに見えないので、素手の格闘より銃でスマートに決めてほしかったなぁ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-09-08 15:32:54)
17.  妻は告白する 《ネタバレ》 
登山中、宙吊りになった滝川夫妻。妻の彩子はザイルを切って夫を死なせてしまう。それは殺人か、緊急避難だったのかで争われる裁判。しかし、そのどちらでもないもっと大きな理由があったことが明らかになる。愛にまつわる殺人がある、愛にまつわる自殺がある。奥さんと幸田の対比は愛情と同情の対比。雨の日、着物姿で幸田の職場に現れた奥さんの表情が忘れられない。「増村保造+若尾文子コンビの最高傑作」の呼び声は伊達じゃなかった。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2013-07-21 11:08:27)
18.  濡れた二人 《ネタバレ》 
人妻と青年の身を焦がすような激しい愛を、タイトルから想像できるようにエロスも盛り込んで描いた60年代後期のメロドラマ。とにかくギラギラしていて暑苦しいなー。っていうのは北大路欣也演じる繁男のことだけど、石原裕次郎を思わせる風貌で、(平泉成共々)若いのにやたらとイイ声で、ストレートに想いをぶつけてくるから、30過ぎの奥さまもメロメロになっちゃうという…。バスを待つ野崎夫妻の周りをバイクでぐるぐる回り続けるとか、笑っちゃいそうなこともド真面目にやってるんだから、こっちもねじ伏せられた気分。しかし、二人に立ちはだかる壁と、それを乗り越えられなかった男の弱さ、そして女の自立とは…。夢のような時間から現実に引き戻された後の万里子が良い。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-28 18:02:40)
19.  女は二度生まれる 《ネタバレ》 
やっぱり若尾文子いいな~。でも映画自体もとても良かった。芸者さんの悲哀を描いているのに、あまり湿っぽくなくて良い。自由奔放だった小えんが筒井の妾になる。浮気によって刃物を持ち出される。筒井の喪失。奥さんとの大喧嘩。牧に対する失望…。一連の出来事による心情の変化はもはや「女は二度生まれる」と表現してもいいくらいだけど、最後にもう一つ。孝平を山に誘うも、結婚して幸せそうにしてる文夫を見かけると、彼女の中で何かが変わった。孝平と別れる。筒井からもらった時計も手放す。孝平が乗ったバスを見送って一人になった小えん。しかしなぜだろう、少しばかり笑みを浮かべている。新しい生き方を決意したということか。この瞬間、女は二度生まれた訳だね。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-06-13 17:10:11)
20.  バニー・レークは行方不明 《ネタバレ》 
タイトルの通り、バニー・レークちゃん(4歳)が行方不明になってしまう。これを見ていて思い出したのが本作から40年後の2005年に作られた「フライトプラン」。娘が失踪し、やがて娘の存在自体が母親の妄想だったのではないかと疑われる流れが共通。さらにあまり良くない面で共通してるのが真実が明らかになってから面白さが急降下すること。しかもこちらはやや無理があったのではないかと思う。計画的に物事を進めてきたこれまではなんだったのか…。もう別人。急にその人格が出てきた訳でもなさそうだし、はっきり言って矛盾が生じちゃってる。1時間47分のうち1時間30分くらいは楽しめたんだから、良いといえば良いんだけど、終盤のガッカリ感はやはり痛い。「サイコ」などと並ぶ…と言われているらしいけど、個人的にはそこまでじゃない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-14 11:33:18)
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