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1.  007/ゴールドフィンガー
古今東西のスパイ映画の原点のような1作。すぐに捕まるボンドも、敵ボスがなぜか寛大なのも、美女が揃いもそろってボンドにクラクラきちゃうのも、どう考えても無駄な美女パイロット軍団の存在も、やたら頑丈で寡黙な敵の部下も、すべての「お約束」を確立した映画だと思えばやっぱりすごい。その分、今見ればただの「おバカ映画」と切り捨てることもできるけれど、やはりこの映画では、この「様式美」を堪能したい。あと、このタイトルは「ゼロゼロセブン」と読みたい。かっこつけて「ダブルオーセブン」とかいっちゃダメ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-01-06 14:53:22)
2.  椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 
予想よりコミカルな展開でちょっと戸惑ったが、これはこれで面白い。コミカルであるだけに、三十郎が逃げ回る敵方の侍たちをあっという間に切り殺すシーンや超有名なラストシーンでは、殺陣の爽快感よりも「人斬り」の哀しさのようなものがいっそう際立つ。そういう三十郎や室戸半兵衛の生きる世界と、若い侍たちの生きる世界は全く異なっている。そのコントラストが喜劇にもなるし悲劇にもなる。短くあっさりしているが深い。さすがの名作。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-21 16:43:50)
3.  キューポラのある街
高度経済成長の時代のど真ん中に存在していた「貧困」の世界を描く、いかにも文部省推薦な一作。組合運動やら在日朝鮮人の帰国事業というものが、ふつうの日本人が生きた日常のなかに当たり前のように存在していた時代とその世界を、しっかりと見せてくれます。でも、やっぱりこの「貧困」の世界に吉永小百合は合ってない。あの父と母から、どうやってこの娘が生まれたのかとどうでもいいことが気になってしょうがない。酒を飲んでも、学校をサボっても、その「清く正しく」の雰囲気は全く揺らぎません。ただ、1960年代の映画館で観客が望んだことは、おそらく、貧困のリアルな現実の描写なんかではなく、厳しい日常にさっと光を射してくれるような、現実離れした「理想の娘」であり、「理想の姉」だったのだろう。その意味では、吉永小百合というキャストは大正解だったのだと思います。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-06-24 17:55:08)
4.  2001年宇宙の旅
初見は映画館でのリバイバル。その後もDVDで何度か見ましたが、大画面TVを購入したので再見。この映画ほど宇宙への「畏怖」を感じさせる映像は、これ以前も以後も存在しないと思う。エイリアンやら巨大宇宙船やらモンスターやらなくても、未知なるもの、未知なる場所、未知なる出来事への恐怖で満たされている。そして、未知なるものを飼い慣らすための科学までもが、人間を裏切っていくことの恐怖。とくかく恐ろしい映画でした。すでにハリウッド的エンタメ映画の手法にズブズブに浸かってしまった私は、ゆったりとしたテンポには苦戦しましたが、この凄い映画をリアルタイムで「体験」できなかったのは残念です。
[映画館(字幕)] 9点(2009-04-02 11:29:13)
5.  天国と地獄 《ネタバレ》 
冒頭の勘違い誘拐から物語にぐいぐい引き込まれました。緊迫したシーンが続いた前半と比べると、後半は主役の三船敏郎の出番は激減しテンポもダウンしますが、そのぶん「天国」に対する犯人の歪んだ感情がずっしりと重くのしかかります。今見ても、黄金町のシーンは衝撃的です。高度経済成長に取り残された人々の怨念が若い医師を狂わせたのかなと勝手に解釈しています。一級の娯楽作でありながら、日本が「豊かさ」を知り始めた時代の「天国と地獄」を見事に切り取った傑作だと思います。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2009-02-13 23:49:10)(良:1票)
6.  用心棒
三船敏郎の魅力、個性的な脇役たち、電光石火の殺陣、効果的な音楽。ストーリー的には王道の娯楽映画ですが、個人的には、人物の立ち振る舞いから宿場町のセットまで、すべてが「美しい」映画という印象が残っています。余談ですが、60年代アメリカの学生運動のパンフレットに、『用心棒』の三船敏郎風のイラストが使われていたのを見たことがあります。この映画の美しさと力強さが世界共通であることを実感して、なんだかうれしくなりました。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2009-02-13 23:30:50)
7.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
全体を支配する緊迫感の割には、物語そのものがゆったりと展開しているので少し退屈もしますが、ブラックなジョークの切れ味はさすがです。事件のきっかけとなるリッパー将軍の抱える「恐怖」は、テロの恐怖を煽りながらいつのまにか思い通りの政策を実践している(そして再選してしまった)某国大統領をめぐるアレコレを彷彿させます。映画の内容そのものは冷戦時代の核抑止政策を皮肉ったものですが、そこで描かれる恐怖に支配される人間の姿は、現代でも色あせることはないでしょう。笑いながら背筋が凍る思いをするという貴重な体験を味合わせてくれます。それでも、満点からマイナス2点にしてしまったのは、肝心のストレンジラブ博士の役回りがよくわからなかったためですが、たぶん何度見ても新しい発見がある映画だと思います。というわけで、現段階の評価ということで8点です。
8点(2004-11-23 20:49:59)
8.  悪い奴ほどよく眠る
社会派サスペンスのお手本のようなスリリングな展開。40年以上前の作品とは思えないリアリティのある脚本、そしてあっけない最後が残す余韻。面白かったと素直にいえる作品でした。ただ、三船敏郎って、この手のホワイトカラー・サスペンスをやらせるには、ガタイがよすぎた気が・・・。スーツが窮屈そうでした。
8点(2004-03-13 23:57:18)
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