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コメント数 45
性別 男性
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1.  ラスト・ワルツ
溢れるリリシズム。古き良きロックの時代が幕を閉じていく哀感。錚々たる面々との夢のような競演に、ただただ感動すべし。一流の表現者には一流の理解者がいるんだということがよーく解る、極上のコンサートフィルムここにあり。
10点(2003-07-15 12:44:23)(良:1票)
2.  ユー・ガット・メール
大型ディスカウント書店の御曹司トムハンクスと、街角の小さな本屋の店主メグライアン。もちろん二人は商売敵。一方、AOL のメールで繋がっている親友でもある。ピー!ガガ~という音を発するダイアルアップでネット接続する時代の映画なので、小道具としてはかなり古いが、この映画の魅力は決して色褪せない。劇中に流れる音楽も良い。オープニングの「Dreams」、Xmasの飾り付けの時の「Remember」、エンディングの「Anyone at All」どれも良い。10年ほど前にニューヨークに遊びに行った時には、かみさんと一緒に撮影に使われたロケ地を巡った。二人の生活圏であるセントラルパークとハドソン河に挟まれたアッパーウエストは、映画の雰囲気をそのまま感じられる場所だった。その後この映画を見る度に、まるで自分もマンハッタンの片隅に暮らしているような気分にさせてくれる。いつかまたトム&メグのコンビでラブコメをやってほしい。60代のおいらくの恋も、この二人が演じれば、きっと素敵なコメディーになるに違いない。
[DVD(字幕)] 9点(2014-11-09 12:31:47)
3.  橋の上の娘
落ち目の大道芸人と身投げ未遂娘の純愛という、何とも陳腐なストーリーだが、物語に一貫するファンタジーのレベルが安定しているので、緩み無く心地よく観ていられる。ルコント特有の、いかにも肩の力を抜いた演出が粋だが、一方、映像、台詞、音楽など、もの凄くディテールに凝っている箇所もあり、この監督のセンスに改めて敬服。お奨めの一本!
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-17 13:28:23)(良:1票)
4.  星願 あなたにもういちど
不覚の落涙を爽やかに白状できちゃう佳作。登場人物のキャラが香港テイストが色濃く、最初は少々戸惑うものの、それに慣れてしまえば、あとは彼方の思うがままに操られるだけ。ツボの押さえ方、伏線の引き方、引き際のさり気なさなど、とにかく巧い。映画が大好きな人たちが本気で楽しみながら作ったんだろうなという印象。
9点(2005-01-12 12:54:11)
5.  太陽がいっぱい
学生時代、当時付き合っていた女の子とビデオでこの映画を見た後、耳元で、「マルジュ~」と囁いて、「バカ」と怒られたことを思い出す。何も手に入れることが出来ず、眼だけがギラギラしていた青春時代、この映画の屈折した美しさに酔いしれた記憶がある。アロンドロンは言うに及ばず、モーリスロネ、マリーラフォレも相当にアダルティで成熟した美を醸し出し、やはりヨーロッパのデカダンは違うぜ!と感じた一本
9点(2003-07-04 12:37:30)
6.  さらば友よ
学生時代、俺が咥えたタバコにいかに格好よく火を灯けるか研究していていたIという男がいた。偶然CD屋で「さらば友よ」のDVDを見つけ、懐かしくて見直した。やはり、このラストシーンにはシビレてしまう。フィルムノワールづいていたI、今は愛息と一緒に年賀状の写真に収まり愛想よく笑っている。聞いた話ではタバコも止めたらしい。こんな映画が作られ、それを見てハードボイルドに憧れる若造が粋がっていた時代も、遥か遠い昔になってしまいつつあるのかなーとしみじみしちゃいましたとさ
9点(2003-06-17 13:06:40)
7.  都会のアリス
フテブテシく我侭なアリス、イェラ・ロットレンダーが何とも魅力的。パリテキのハンター少年くらい素晴らしい。ヴェンダースは金髪の子供に相当なこだわりがあるのでしょうね。空撮のラストの余韻に酔いました。〝天使の視点〟とはよく言ったものです
9点(2003-02-25 13:00:46)
8.  日の名残り
大人が充分に堪能できる綺麗な映画でした。原作、映画とも素晴らしい。英国マナーハウスの厳格さ、執事とは何かという哲学、その矜持を揺らす淡い恋愛感情。アンソニーポプキンズが完璧に演じてます。彼の右に出る性格俳優はいないのでは。 
9点(2003-02-06 12:41:07)
9.  テス
亡き妻、シャロン・テートへのオマージュの言葉から始まるのが悲しい。この映画は何と言ってもナスターシャ・キンスキー扮するテスの魅力に尽きる。上映時間3時間弱とかなりの長編のため中弛みしてしまうという意見もあるようだが、極力冗長な状況説明を排し、簡潔にストーリーを紡ぐポランスキーの演出はいつもの如く冴えわたり、観るものを放さない。そしてやはり映像美だ。夕暮れの草原で村の娘たちがダンスを楽しんでいるシーンの美しさに初っ端から打たれ、ラスト、逃亡の旅の果てに辿り着く月光に照らされたストーンヘッジと、朝の淡い光の中で巨石に身を横たえるキンスキーの美しさにため息が出る。こういう女性の描き方が好きな人は多いと思うなあ。
9点(2002-07-30 13:05:13)
10.  サムシング・ワイルド
↓同感。羊たちの沈黙を作る前のジョナサンデミ。やっぱりに才気に溢れてる。楽しめるよ、これ。
9点(2002-06-28 12:40:09)
11.  カッコーの巣の上で
管理社会の権力装置の象徴として、M・フーコーにより告発された精神病院を舞台に、服従の要請、抵抗、懲罰、反抗、去勢に至る経緯を描いた作品。正しくフーコーが追求した狂気と監獄がテーマであり、多少あざとさも感じられるが、俳優陣の秀逸な演技と冴えた演出で、その通俗性を差し引いても余りある。境界線の侵犯者マクマーフィが実にパワフルで痛快。その動物的な勘で、完全なる援助と施しを行う治療者、ラチェッド婦長の中に隠蔽された欲望を精確に見破る。誇りを傷付けられ、次第に冷静さを失い正体を曝してしまう彼女の焦燥を描くあたりの演出は見事。
9点(2002-02-19 12:37:22)
12.  天国と地獄
堤防の上、列車から犯人?が一瞬見えそうになる...このシーンにすごくドキドキした。
9点(2001-07-04 22:54:26)
13.  グロリア(1980)
乾いた暴力性とそれに背反する情緒を表現することに成功している。 ウンガロに身を包み、ピンヒールでニューヨークの街を走り回るマフィアの元情婦グロリアが、とにかくカッコいい。決して美人ではなく、愛想笑い一つしない彼女の、タクシーを呼び止める姿、38口径リボルバーを構える立ち姿、問答無用にブッ放つ姿に、思わず惚れ惚れとしてしまう。  「腰抜けめ!それでも男か、かかってこい!」もー鳥肌モンだ。 どうにも解釈のできるラストシーンだが、恐らく鑑賞者の多くが、そこに、ある祈りを込めるに違いない。 ラストの静止画で、グロリアは初めて穏やかな笑顔を見せる。 「自分の人生をしっかり引き受けなさい。」グロリアがそう言っているような気がした。
[DVD(字幕)] 8点(2007-11-12 12:31:15)
14.  白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々 《ネタバレ》 
ゲシュタポ尋問官がゾフィーを取り調べるシーンが圧巻。それにしても二十歳そこそこの少女が、実際あれほど泰然自若としていられるものだろうかと訝しがってみるが、監獄の小さな鉄格子から太陽を縋るように見つめる姿や毅然とした態度の合間に見せる悲しみの表情などを見ると、彼女が正義のために身を投げ打つ殉教者などではなく、ごく普通の少女であることが分かる。しかし、裁判が終わり死刑執行室へ向かう途中ふと空を見上げ、太陽が輝いていていることを認めた瞬間に、彼女は真の神々しさを身に纏っていた。断頭台に頭を置いた途端に落下。ダンサー・イン・ザ・ダークとは違い、一切の感傷の余地を挟ませない一瞬のカットで、この映画は終わる。  自分自身の生き方を問い直すために、この映画は観るに値する。そして自分たちの歴史を真っ向から見つめる勇気のあるドイツに、そうしたことを語ろうとする映画人を育ててその映画を賞賛できるドイツに、日本には決して感じられない、国家というものの成熟を見る。真善美を求めて散ったゾフィーの魂が、もしこの映画を観たなら、現在のドイツをきっと誇らしく思うことだろう。
[DVD(吹替)] 8点(2006-12-22 21:20:49)
15.  ニライカナイからの手紙
竹富島の人々が持つ「うつぐみの心」とは、お互いの生活を確認、励まし合う風習であるという。忘れかけていた大切なものを再び発見したような懐かしさで胸がいっぱいになった。東京で真実を知り戻ってきた風希が、島の皆から慰められるシーンは本当に泣ける。当初、オジィの表情の乏しさに戸惑った。嘘を吐き続けなくてはならなかった無表情、また思いを上手に表現できない不器用さと捉えることもできるが、なぜこの俳優を起用したのか疑問に思えた。しかし最後、風希が島に戻った翌日に、ふたりで朝食をとるシーンでの繊細な眼差しの演技に、それまでのモヤモヤしたものは、すっかり晴れてしまった。心憎い演出でした。
[DVD(邦画)] 8点(2006-10-21 12:14:12)
16.  火火(ひび) 《ネタバレ》 
求道者の激しさを表現したいのか、清貧の美徳を説く物語なのか、いやもしかしたら、骨髄バンクの紐付き映画かもしれないぞと、一瞬戸惑うところもあったが、それでも終わりまで淀み無く見せ切ってしまうのは、ひとえに田中裕子の演技力の賜である。「女性版ハードボイルドが作りたかった。」高橋伴明はそう言っている。この映画、確かにハードボイルドの真髄である「覚悟」を描いている。田中裕子という女優は「覚悟」を表現するのが上手で、その反面、時に冷酷さを感じさせる所のある人だが、高橋伴明の丁寧な演出がそれを救っている。例えば、結婚式に欠席したこと、孫の誕生に祝福の態度ひとつ見せない母親に対して、娘が苦言を呈した後の切り返しのシーン。清子は「この金をきれいにしてからものを言え!」と、これまでに娘にかけた全経費が記されたノートを眼の前に叩きつけて啖呵を切る。このシーン、これで終わっては、田中裕子のキツさだけが残るところだが、監督は次のような場面を繋ぐ。夕焼けの庭を、子守唄を謳いながら孫を負ぶって歩く清子の遠景。その姿を、軒下で寝そべりながら団扇を仰ぎ、ちょっと恨めしそうな目つきに見ている娘のカット。台詞はないが、全てをフォローしているのである。思わず巧いと唸ってしまった。
[DVD(邦画)] 8点(2006-07-24 12:49:54)(良:1票)
17.  灰とダイヤモンド
誤解を畏れずに云うなら、こんな抜き差しならない状況に憧れる。地下水道で痛めた目をサングラスで覆いながら自由を求めたい。
8点(2003-04-28 12:56:33)
18.  ショコラ(2000)
愛すべき珠玉の名編。チョコレートの甘さと、隠喩としての欲望が、ジュリエット・ビノシュの情感と放逸さにぴたっとマッチ。寝物語の北風のエピソードが、チリペッパーのように効いています
8点(2003-02-12 08:38:26)
19.  リトル・ダンサー
ジェンダーや古臭い慣習やイデオロギーは新しい時代の波に飲み込まれ、人々の希望として残っていくのは、〝ダンスへの欲望〟〝才能への賛美〟となる。親父や兄貴の厳しい現実。彼等を愛しながら自分の才能に気づき始めるビリーの心の揺れを描く当たりが繊細でいい。女コーチに悪態を垂れて、その後彼女の肩で泣くシーンなんか、いいシーンだと思いました。演技も上手。
8点(2002-07-08 12:34:05)
20.  白い家の少女
一流のサスペンス。瞬きするのも惜しむように画面に釘付けだった理由は、その脚本の優秀さだけではない。ジョディ・フォスターとマーティン・シーンのただならぬ存在感によるところが大きい。特にジョディについては圧倒されてしまう。それにしても、この年(1976年)のジョディの出演作(タクシードライバー、ダウンタウン物語、白い家の少女)の質は素晴らしい。
8点(2002-03-19 12:52:52)
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