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虚学図書之介さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 146
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 はじめまして、虚学図書之介です。
なんと読んでもらってもかまわないのですが、
一応「きょがくずしょのすけ」と読みます。
単純な感想が半分と、物書きを目指しているので
作品の簡単な分析のメモが半分といった感じです。
ちなみに哲学専攻で、ニーチェの研究などしておりました。
最近は推理小説ばかり読んでいたりします。
よろしくお願いします。
好きな俳優:アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン
好きな作家:ドストエフスキー、夏目漱石、村上春樹

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1.  スタンド・バイ・ミー
原作は未読です。が、残念ながら原作つきの映画にもれなくつきまとう散漫さと希薄さは今作でも健在でした。原作自体がこんな感じなのかもしれませんが、各個のエピソードの素材自体は質の高く印象にも残るですが、いくつか削ってでもそれぞれをもう少し膨らまし、情感を込めて撮ったほうが良かったのではないでしょうか。また、ゴーディとクリス以外の二人の友人も添え物的に描かれるだけですので、ラストのテキストがいまいち活きてきません。さらに個人的には後味の悪い結末は好かないので原点1です。ただ、「死体」を「そばにいて」に変えたのはすばらしい。印象がだんぜん違います。
[地上波(字幕)] 6点(2005-05-02 01:53:33)
2.  大空港
小さなイベントが連続しているので退屈はしないのですが、大きな盛り上がりもクライマックスもなく終わってしまいます。
4点(2005-01-26 14:47:51)
3.  中国の鳥人
ありがちな文明批判の域を出ていないので主題はかなり弱いです。自然豊かな舞台の中、淡々と―ともすればするすると―話が進んでいきます。歌のギミックは面白いですが…。
3点(2005-01-19 23:39:57)
4.  オーシャンズ11
ジョージ・クルーニーも、ブラッド・ピットも、ジュリア・ロバーツも、アンディ・ガルシアも出ていなかったとすれば、内容的に凡作であることに疑いはない。しかし、その程度の内容でも続編を製作させるハリウッド・スターの集客力をもまざまざと見せ付けられる作品。11人でやるこの作戦、ルパン3世なら1人で事足りるなあ、などと思いつつ鑑賞しました。
4点(2005-01-17 14:49:54)
5.  ムーンライト・マイル
結局、何が言いたかったのか。「真実」、もしくは「正直」ってことなんでしょうか。だったら、もっと法廷ドラマを前面に押し出しても良かったような。検事がホリー・ハンターだったのでもっと話に絡んでくるのかと思ったら、そうでもなかったですし。全体的に抑えて作っているのか、ドラマが弱いのか…。いずれにせよ、歯切れの悪い感想しか浮かばない微妙な作品でした。
3点(2005-01-13 00:24:03)
6.  ライ麦畑をさがして
悪くはない。さりとて取り立てて良いというわけでもない。「このあとどうなるの?」という緊張はあるけど、主題の焦点化がうまくいっていない、あるいはパンチが弱い。おそらく主人公が抱えている苦悩が、一般人が持つものとかけ離れたものだから。主人公と同化できる境遇の人には面白いのかもしれませんが…。この内容でこういう題をつけられると、どうしても『ライ麦畑』と比べてしまうわけで。
5点(2005-01-13 00:13:30)
7.  ワイルド・ワイルド・ウエスト
レトロなとんでも発明とスタイリッシュな西部劇の絶妙な組み合わせ。惜しむらくは物語的盛り上がりに欠ける点。それでもエンターテイメントとしては十分に及第で、正月に見る映画にぴったり。
6点(2005-01-02 18:43:14)
8.  グリマーマン
目的のためには手段選ばずの胸糞の悪くなる主人公。相棒の黒人のほうがキャラクターとしては面白い。敵役も小さくまとまってるし…。シナリオライターが「やってはイケナイ例」として見る以外ない作品です。
2点(2004-12-26 23:42:12)
9.  ふしぎの国のアリス(1951)
ルイス・キャロル6:ディズニー4、といったところでしょうか。あの夢のような『不思議の国のアリス』を鑑賞にたえる作品として仕上げた手腕は見事といわざるをえません。ディズニーランドに行ったとき(当時、私は高校生でした)にも思ったのですが、こういうものは子供のころに体験し、夢見ることの素晴らしさ、そして夢見せることの素晴らしさを知っておくべきなのでしょう。個人的にはディズニーが大嫌いなのですが、本作は素直に楽しく、刺激的です。ここで横道にそれますが、本作の直前に『フリクリ』という和製アニメを見ました。アリスはトーンが柔らかく、動きが滑らかで、表情が大変豊か。フリクリは実験的な部分も多く、動きはシャープ、カメラワーク(というより視点の設定ですが)も凝っている。時空の違いはあれ、同じアニメーションというジャンルで、こうも違いが出るものか、と興味深いものがありました。興味のある方は比較してみると面白いかもしれません。
7点(2004-12-12 03:23:23)
10.  愛さずにはいられない
凡庸の一言に尽きる。同内容でも「フレンズ」でなら、30分~1時間でより面白く作っているでしょう。
4点(2004-12-08 00:44:44)
11.  フル・フロンタル
見せ所が分かりません。メタ映画になっている点も意味が不明ですし、主人公が脚本家を兼業しているのも理由がないように思われます。中年カップルの危機やらを描き出したいのなら、もっと適当な設定もあるでしょうし…。商業映画であり、金を取る以上は何でも「実験的」の一言で済むものではない。
2点(2004-12-06 02:37:30)
12.  悪魔が来りて笛を吹く(1979)
原作未読です。何やら脇まで豪華キャストで固めておりますが、犯人が発覚するまでの中間部が退屈です。人死にの扱いが小さいからでしょうか。記憶によりますと、かのアリストテレスが『詩学』の中で悲劇の手段として痣などを用いるのは下策だとしていたと思いますが、本作を見て合点しました。西田=金田一はちょっと恰幅が良すぎだったでしょうか。
4点(2004-12-05 17:19:46)
13.  レスリー・ニールセン 裸のサンタクロース<TVM>
「裸の~」というタイトルとレスリー・ニールセン主演ということで手っきりコメディかと思いきや、直球のホームドラマでした。まあ、それはいいとして。んー、ポールがねえ。ちょっと自分のトラウマに対して反応過剰で不自然になってしまっているのが、ちょっと。子供に対する振舞い方とか、恋人への対応などに頭悪さと狡猾さが見え隠れして嫌です。それをすべて過去に起因させてしまうというのも、安易だし、主人公格の設定として情けなさすぎます。
3点(2004-12-05 01:55:00)
14.  ブラボー火星人2000
所々に面白い個所もありますが、どこかで見た気がする話。元がTVシリーズとのことですので、その類似品が多いだけなのかもしれませんが…。ラストあたりの切れがいまいちでしたので、1点減点。
5点(2004-12-05 01:45:25)
15.  ゴジラ×メカゴジラ
劣化した『新世紀エヴァンゲリオン』を思わせますが、良くも悪くも『ゴジラ』です。だらり、まったりと時間を潰したいときによいかも。「これはこういうものだ」と思ってみれば、そんなに悪くはない出来です。宅間伸がずいぶん丸くなっていたのが印象的でした。一つ疑問に思ったのは、本シリーズが誰を対象に作られているか、です。今日の小中学生がゴジラを見るとも思えないし、特撮マニアが対象なら、構成や設定がチャチすぎる。んー…?
5点(2004-11-29 00:09:06)
16.  生きる
多分、『ファウスト』が下敷きでしょうか。作中でも言及されてますし。それに後半部分、『十二人の怒れる男』を足したみたいな感じ。自分なりに人生を振り返り、たしかにいろいろと考えさせられますが、結局主人公にとって「公園を作る」が善行ではなく、自分の生を意義あるものとするための行為であったことを考え合わせると、「めでたしめでたし」とはいかないラストシーンもあれで正解のなのでしょう。残念ながら通夜以降が冗漫でしたので1点減点。
7点(2004-11-29 00:01:56)
17.  悪霊島
原作は未読です。ですから、ひょっとすると原作事態に問題があたのかもしれませんが、いまいちでした。まず、大柄な鹿賀丈史はちょっと金田一のイメージとはズレてるように思います。さらにあのアフロ(?)がどうにも『野獣死すべし』のワイルドな役を思い出させて、最後まで違和感がありました。また死ぬだけの端役といってもよい娘に岸田佳代子を持ってきてしまっては、ちょっと気が散ります。あるいは当時は新人だったんでしょうか?いずれにせよ、もっと気配を消せる人を選んだほうがよかったかと思います。閉鎖された孤島ならではの後ろ暗い因襲などといったものも、『犬神の一族』に比べると弱い。オープニング・エンディングでのアレンジのかかったビートルズもなんか居心地が悪い。ただ、若かりしころの岩下志麻は大変美しい。極妻のイメージしかなかったので驚きました。彼女に1点献上いたします。
4点(2004-11-13 23:53:19)
18.  ディープ・インパクト(1998)
津波のシーンの他には見るべきところがありません。作業の片手間や暇つぶしにはもってこいかと。一番印象に残ったのは、地下都市に避難できる限られた人間のなかに大統領をはじめとした政府高官が混じっていたところ。「おまえらに生き残る価値はあるのか?」と問いたいですが、現実でもこんなものでしょう。気持ち悪いですね。
4点(2004-11-07 23:25:41)
19.  マルコヴィッチの穴
邦題がたいへん魅力的なんですが、内容はギミックだけの一発勝負。ネタは面白いのですが、一本まるまる引っ張るほどの力はなかったように思います。もう一捻り欲しかった。
3点(2004-11-07 21:35:18)
20.  さくや妖怪伝
キャストロールまで……、パーフェクトですね。とまあ、これだけというのもあれなので、ちょっと分析を。まず、第一の難はどこが眼目なのかがわからない点にあると思われます。妖怪退治のアクションなのか、河童を中心にしたビルドゥングスロマンなのか、美少女退魔師萌えのプロモーションビデオなのか。せめて、シリアスかコメディかくらいはきちんと分けるべきだったのでは?単純なシナリオ運びから推すに、おそらくは魅力あふれる主人公を前面に押し出したヒロイックサーガというのが一番近いのでしょう。しかし残念ながら主人公役が演技力不足。冒頭での丹波哲郎なんかは流石に雰囲気あるなと思わせますが、皮肉にも脇役陣の奮闘が主役姉弟の拙さを際立たせます。ビジュアルと実力とを若いうちから兼ね備えるのは至難ですが、主人公咲夜がそれを達成している役柄である以上、頑張って欲しいところです。いっそのこと、主人公は極度に無口な娘に設定したほうがミステリアスな面が強調されて面白かったのではないでしょうか。さらに妖怪の造詣はこのご時世では悪ふざけにしか見えず、CGを使っての効果・演出も大変センスが悪い。アクションを前面に出すなら、カメラワークももっと研究されたい。きわめつけは明らかにミスマッチなエンディングテーマ、そして奇妙なダンス。何がしか心を動かさしめようという意図も感じられず、B級映画特有の開き直っての笑いもない。まともな神経を持った人間なら、世間に出すことすら憚られる作品と言えるのではないでしょうか。最後に、こういう作品はアニメーションで作るほうがうまくいくと思います。
0点(2004-11-06 01:54:30)
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